一日一言
思う存分
思い切り満足するまで、と言う意味で、
遣りたいと思う限り、気が済むまで十分
に物事を行う場合に用いる。
★今回の新企画の実行に当たっては、
思う存分に腕が振るえた。
秋の七草「すすき」
秋の月見のおそなえとして欠かせないもの。
【中秋の名月】には収穫物と一緒に供えられるが
収穫物を悪霊から守り、
翌年の豊作を祈願する意味がある。
(【中秋の名月】は下記参照)
・屋根材のほかにも、炭俵用、家畜の飼料用
などとしてもよく利用される。
・ススキの「スス」は、葉がまっすぐに
すくすく立つことを表わし、
「キ」は芽が萌え出でる意味の「萌(キ)」
だと言われている(諸説あり)。
・箱根の仙石原や、奈良の若草山で行われる
「山焼き」は、ススキを野焼きすること。
春先に行う。この野焼きをしないと、
ススキの草原には次第に樹木が侵入し、
ススキの原として維持することができなく
なるので、一年に一度全部焼き払って
ススキ草原を残すようにしている。
・「常磐(ときわ)すすき」という種類は
「すすき」に比べて開花が早いため、
真夏の頃から穂を楽しめます。
・「すすき」は「芒」とも書く。
・別名 「尾花(おばな)」
花穂が獣の尾に似ていることから。
「茅(かや)」。
民家の茅葺き屋根(かやぶきやね)は、
この薄などの茎や葉を用いて
葺(ふ)いた屋根。
・9月7日の誕生花(薄)
・花言葉は「心が通じる」(薄)
■【中秋の名月】(ちゅうしゅうのめいげつ)
(または、中秋の満月)
旧暦(1872(明治5)年まで使用された暦)での
「秋」は、7月=初秋、8月=中秋、9月=晩秋 を指した。
また、毎月一律、 1日=新月、15日=満月 と呼んだ。
よって、8月15日
=【中秋の満月、中秋の名月】となった。
1872年以降の新暦は、旧暦より約1ヶ月以上後ろに
ずれることになったので(旧暦の8月 = 新暦の9月)、
【中秋の名月】は
新暦では「9月10日頃 ~ 10月10日頃 の間の満月」を
指すようになった。
(日にちは年によっても少しずつずれる)
・「秋の野の 美草(みくさ)刈りふき 宿れりし
宇治の京(みやこ)の 仮いおし思ほゆ」
(美草=薄) (額田王、万葉集)
「人皆は 萩を秋といふ よし我は
尾花が末(うれ)を 秋とは言はむ」
万葉集
「狐火の 燃(もえ)つくばかり
枯尾花(かれおばな)」 与謝蕪村
「山は暮れて 野は黄昏(たそがれ)の
芒(すすき)かな」 与謝蕪村
(季節の花300より)