季節の花と言葉の花束

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季節の花「馬酔木 (あせび)」

2016-03-06 03:34:51 | 暮らし
愛と励ましの言葉(渡辺和子著より)

「信じる愛を持っていますか」


人格的な言葉とは、本能的、衝動的に口からついて出る

言葉でもなければ、動物のような叫び声を多く含む言葉

でもない。考えた後のものであり、自分の言葉が招来する

であろう結果を予測した上のものでなけえればならない。

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3月から咲く花「馬酔木 (あせび)」

開花時期は、 3/ 5 ~ 4/15頃。
・「あしび」とも呼ぶ。
・壷形の花をいっぱい咲かせる。
・色は、うす紅色のものと
 白色のものがある。
・かすかに香る。


・枝葉に「アセボチン」という
 有毒成分を含んでいる。
 馬が食べると
 酔って足がなえることから
 「足癈(あしじひ)」
 と呼ばれ、
 しだいに変化して
 「あしび」そして
 「あせび」となった。

 漢字の「馬酔木」も
 その由来による。
 また、このことから、
 葉を煎じたものは
 殺虫剤としても使われている。


・「池水に
  影さへ見えて 咲きにほう
  あしびの花を
  袖に扱入(こき)れな」
   万葉集
   大伴家持
   (おおとものやかもち)

 「磯の上に
  生ふるあしびを
  手折らめど
  見すべき君が
  ありといはなくに」
   万葉集
   大来皇女
   (おおくのひめみこ)

 「わが背子に
  わが恋ふらくは 奥山の
  あしびの花の 今盛りなり」
   万葉集

 「河蝦(かわず)鳴く
  吉野の川の 瀧の上の 
  馬酔木の花ぞ
  末(はし)に置くなゆめ」
   万葉集

(季節の花300より)


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