一日一言
采(さい)を振る
「采」とは、「采配」も略で、大将が戦場で
兵士を指揮する道具を意味するところから、
物事の先頭に立って大勢の人を指揮する
場合のたとえに用いる。「采」は「ざい」とも
読む。
★自民党政権のアベノミクスは安倍晋三首相
が自ら采を振っている。
類語:①采配を振る ②采を採る
3月から咲く花「辛夷(こぶし)」
開花時期は、 3/15 ~ 4/15頃。
・「北国の春」(千昌夫)の
歌詞にでてくる。
♪ こぶし咲く
あの丘 北国の
ああ 北国の春 ♪
・昔の人は、この花の開花時期から
農作業のタイミングを判断したり、
花の向きから
豊作になるか否かを占ったりした。
(種まき桜と呼ぶ地方もある)
・つぼみが開く直前の形が
子供のにぎりこぶしに
似ているところから
この名前になったらしい。
また、辛夷の実は
ゴツゴツしており、
その実の具合から
「こぶし」と命名されたのでは、
との説もある。
・白い花で、花びらの幅は狭い。
全開する。
白木蓮より小さい。
葉に先立って開花。
・花の下に小さい葉を一枚つける。
・細長い花びらが10数枚あって
垂れ下がるさまが、
神前に供える玉串の
「四手」に似ている、
「四手辛夷(しでこぶし)」や、
ピンク色の
「紅辛夷(べにこぶし)」
もある。
・花のつぼみを摘み取り
乾燥させたものを、
同じ漢字で
「辛夷(しんい)」といい、
生薬(しょうやく)の一つに
数えられる。
風邪による頭痛や
鼻づまりなどに効く。
・別名
「田打桜(たうちざくら)」
昔は、コブシが咲くと
田植えを始めたことから。
・3月24日の誕生花(辛夷)
・花言葉は「信頼」(辛夷)
(季節の花300より)