季節の花と言葉の花束

写真付きで季節の花や言葉の意味をを書くならgooブログ

季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「イロハカエデ(イロハモミジ) [いろは楓]」

2022-05-26 04:48:00 | 暮らし
一日一言(265)

明日とは

人生でもっとも大切なものなんだ。

夜中にきれいな状態で訪れる。

そのときは完璧な状態で、

われわれの手にゆだねられ、

昨日から何かを学んだかと

願いながら。

ジョン・ウェイン(俳優)

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5月に咲いている花「イロハカエデ(イロハモミジ) [いろは楓]」

花の特徴 若葉の展開と合わせて、柄のある小さな花を下向きにつける。 花は雄花と両性花が交じるが、両性花の数は少ない。 萼片は暗い紫色を帯びており、5枚ある。 花弁は黄緑色で萼片よりも短く、やはり5枚ある。 雄しべは8本ある。

葉の特徴 葉は向かい合って生え(対生)、手のひら状に5つから7つに深く裂ける。 裂片には不規則なぎざぎざ(鋸歯)があり、先が長く伸びる。 この裂片を「いろはにほ」と数えたというのが名の由来である。

実の特徴 花の後につく実は翼果(翼のある実)である。この花について秋の紅葉が美しい。

その他 別名をイロハモミジ、タカオカエデともいう。 タカオカエデは京都の高雄に多いことからきている。 俳句では「紅葉」が秋の季語である。 属名の Acer は「裂ける」という意味のラテン語に由来する。 種小名の palmatum は「手のひら状の」という意味である。

(花図鑑より)
      
 

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季節の花「モカタバミ(フシネハナカタバミ) [芋片喰]」

2022-05-25 04:38:25 | 暮らし
一日一言(264)

耐えずあなたを

何者かに変えようとする

世界の中で、

自分らしくあり続けること。

それがもっとも

すばらしい偉業である。

ラルフ・ワルド・エマーソン(哲学者)

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5月に咲いている花「モカタバミ(フシネハナカタバミ) [芋片喰]」

花の特徴 花茎の先に十数個の花が散形につく。 花弁は5枚である。 花の色は濃い紅紫色で、濃い紅色の筋が入る。 花の真ん中も濃い紅色をしている。 雄しべの葯の色は黄色い。

葉の特徴 根際から生える葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)である。 小葉の形はハート形をしている。

実の特徴 花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。

その他 和名の由来は、芋のような塊茎によって増えるところからきている。 別名をフシネハナカタバミという。 日本へは戦後に渡来した。 現在では、栽培されていたものが逸出して各地で野生化し、道ばたなどに生える。 ムラサキカタバミに似ているが、こちらは花の真ん中は黄緑色である。 また、雄しべの葯の色は白い。 属名の Oxalis はギリシャ語の「oxys(酸っぱい)」に由来する。この属の植物にはしゅう酸を含み酸っぱいものが多いことからきている。 種小名の articulata は「節目のある」という意味である。 

(花図鑑より)
      


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季節の花「 イヌビワ [犬枇杷]」

2022-05-24 04:48:25 | 暮らし
一日一言(263)

信念のない人生は空虚であり、

実にみじめなものだ。

結城豊太(実業家)

ウォーキングの思い出

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5月に咲いている花「 イヌビワ [犬枇杷]」

花の特徴 雌雄異株である。 花は果実状で、花は外からは見えない集合花となっている。 イチジク属に見られる花序で、隠頭花序と呼ばれている。

葉の特徴 葉は長い卵形で、互い違いに生える(互生)。 葉の先は尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない(全縁)。 葉の表面は濃い緑色で艶があり、裏面は灰白色を帯びる。

実の特徴 結実期は9~12月である。 実は秋に熟すると濃い紫色になる。 このような果実はイチジク状果と呼ばれる。 植物では「犬」の文字は「食べられない」という意味でつけられるものが多いが、このイヌビワは熟すと食べられる。 食感はイチジクに似ているという。 なお、食用とする部分は果肉ではなく、花托といわれる部分である。

この花について 枝を傷つけると白い乳液がでる。

その他和 名の由来は、果実がビワに似ているが味は劣るというところからきている。 属名の Ficus はイチジクを意味するラテン語である。 種小名の erecta は「直立した」という意味である。 

(花図鑑より)
       


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季節の花「イチハツ [一初]」

2022-05-23 04:42:22 | 暮らし
一日一言(262)

人生そのものが

試行錯誤の過程である。

アルフレッド・スローン(実業家)

ウォーキングの思い出


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5月に咲いている花「イチハツ [一初]」

花の特徴 茎先に花径10センチくらいの青紫色の花をつける。 外側の大きい花びら(外花被)には、つけ根の部分から真ん中にかけて、鶏の鶏冠のような白い襞がある。 これが仲間と区別するポイントになる。 雄しべは3本である。 花柱(雌しべの一部で柱頭と子房とをつなぐ部分)は3つに分かれる。

葉の特徴 根際から生える葉は艶のない剣状である。 アヤメに比べると葉の横幅が広くて短い。

実の特徴 さく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)

その他 アヤメの仲間の中で一番早く花をつけることから「一初」の名がついたという。 根は民間薬で鳶尾根(えんびこん)といい、吐剤や下痢とされる。 俳句では、「一八」や「鳶尾草」が夏の季語である。 属名の Iris はギリシャ語で虹を意味する。 種小名の tectorum は「屋根の」という意味である。魔よけとしてかやぶき屋根に植えらた。 

(花図鑑より)
  
        

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季節の花「アンゲロニア(サマースナップドラゴン) [アンゲロニア]」

2022-05-22 04:40:52 | 暮らし
一日一言(261)

喜びとは、

何かの内側にあるのではなく、

私たちの内側にある。

リヒャルド・ワーグナー(音楽家)

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5月に咲いている花「アンゲロニア(サマースナップドラゴン) [アンゲロニア]」

花の特徴 花の色は青、紫色、白、ピンクなどのものがある。 花径は1センチくらいだが、たくさんの花がつく。 花冠は5つに裂け、喉の部分には模様が入る。 花はよい香りがする。

葉の特徴 葉は披針形で、向かい合って生える(対生)。 葉の先は尖り、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。

実の特徴 さく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)この花について花茎が次々と伸びて、こんもり茂る。

その他 英名はサマースナップドラゴン(summer snapdragon)である。 スナップドラゴンはキンギョソウのことである。 種小名の angustifolia は「細葉の」を意味する。 

(花図鑑より)
       


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