季節の花と言葉の花束

写真付きで季節の花や言葉の意味をを書くならgooブログ

季節の花の紹介と言葉の花束を書いています。

季節の花「イタドリ [虎杖]」

2022-08-16 04:46:05 | 暮らし
一日一言(346)

強い人が勝つとは限らない。

すばらしい人が勝つとも限らない。

私はできる、と

考えている人が結局は勝つのだ。

ナポレオン・ボナパルド(政治家)

==============================

8月に咲いている花「イタドリ [虎杖]」


花の特徴 雌雄異株である。 白い小花を穂状にたくさんつける。 雄花は漏斗形で先が5つに裂け、花粉が見える。 雌花は先が5つに裂け、中に3本の花柱(雌しべ)が見える。

葉の特徴 葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。 葉のつけ根の部分は水平である。 近縁種のオオイタドリは心形なので、ここで見分ける。

実の特徴 雌花の後には、3つの稜がある長いハート形のそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)ができる。

この花について 茎には節ごとに赤い斑紋が入る。 この茎に入る模様を虎の縞模様に見立てたのが「虎杖」の文字を充てた由来である。

その他 茎は太く中空で、春に出始めた茎は生食したり漬け物にしたりする。 若い茎はかじると酸っぱいので「スカンポ」とも呼ばれる。 和名の由来は、疼(いた)みを取り去る効果があるので「疼取」と名づけられたとされる。 根茎は生薬で虎杖根(こじょうこん)といい、利尿、通経剤として用いられる。 俳句では、「虎杖」が春の季語、「虎杖の花」が夏の季語である。 属名の Reynoutria は「Reynoutre」という人名に由来する。 種小名の japonica は「日本の」という意味である。

(花図鑑より)
       


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

季節の花「アンデスノオトメ(カッシア) [アンデスの乙女]」

2022-08-15 04:34:28 | 暮らし
一日一言(345)

ハングリーでいこう。

アーネスト・ドンフン・シートン(博物学者)

ウォーキングの思い出


========================

8月に咲いている花「アンデスノオトメ(カッシア) [アンデスの乙女]」

花の特徴 葉の脇から散房花序(柄のある花がたくさんつき、下部の花ほど柄が長いので花序の上部がほぼ平らになる)を出し、マメ科特有の黄色い蝶形をした花を咲かせる。 花径は3センチくらいである。

葉の特徴 葉は偶数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。 小葉の形は細長い楕円形である。

実の特徴 豆果(莢の中に種子が入るもの)

その他 日本へは昭和時代の初期に渡来した。 「アンデスの乙女」は流通名である。 和名はハナセンナという。 属名の Senna は生薬の「旃那」を意味する。 種小名の corymbosa は「散房花序の」という意味である。 

(花図鑑より)
      

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

季節の花「アンゲロニア(サマースナップドラゴン) [アンゲロニア]」

2022-08-14 04:36:43 | 暮らし
一日一言(344)

笑うことができる限り、

人はまだ貧乏でじゃない。

アルフレッド・ヒチコック(映画監督)

ウォーキングの思い出



=============================

8月に咲いている花「アンゲロニア(サマースナップドラゴン) [アンゲロニア]」

花の特徴 花の色は青、紫色、白、ピンクなどのものがある。 花径は1センチくらいだが、たくさんの花がつく。 花冠は5つに裂け、喉の部分には模様が入る。 花はよい香りがする。

葉の特徴 葉は披針形で、向かい合って生える(対生)。 葉の先は尖り、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。

実の特徴 さく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)

この花について 花茎が次々と伸びて、こんもり茂る。その他英名はサマースナップドラゴン(summer snapdragon)である。 スナップドラゴンはキンギョソウのことである。 種小名の angustifolia は「細葉の」を意味する。 

(花図鑑より)
      



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

季節の花「アラゲハンゴンソウ(キヌガサギク) [粗毛反魂草]」

2022-08-13 04:33:46 | 暮らし
一日一言(343)

自分の中に光を持っているのに、

「私はダメかもしれない」ってね。

それはせっかく懐中電灯を持ちながら

眼をつぶって歩くようなものです。

尊いものを持っているのに、

そのありがたさに気づかない。

贅沢ですよ。

淡谷のり子(ミュージシャン)

======================

8月に咲いている花「アラゲハンゴンソウ(キヌガサギク) [粗毛反魂草]」

花の特徴 花径が4~6センチくらいある頭花で、舌状花は黄色く、真ん中の筒状花は黒紫色をしている。

葉の特徴 根際から生える葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。 縁には不揃いのぎざぎざ(鋸歯)がある。

実の特徴 そう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)この花について全草を硬く粗い毛が覆い、葉質はざらつく。

その他 日本へは大正時代に観賞用として渡来した。 昭和時代の初期に北海道や東北地方で野生化が始まり、現在では関東地方から四国にかけて帰化している。 その繁殖力にはすさまじいものがある。 近縁種のオオハンゴンソウの筒状花は黄緑色なので区別ができる。 別名をキヌガサギクという 

(花図鑑より)
            

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

季節の花「アメリカフヨウ [アメリカ芙蓉]」

2022-08-12 04:23:55 | 暮らし
一日一言(342)

晴れた日は晴れを愛し、

雨の日は雨を愛す。

楽しみあるところに楽しみ、

楽しみなきところに楽しむ。

吉川英治(作家)

===================================

8月から咲いている花「アメリカフヨウ [アメリカ芙蓉]」

花の特徴 上部の葉の脇に花径10~20センチの大きな花をつける。 花びらは5枚で重なり合い、全体として円く見える。 花の色は、ピンクや白で濃淡に変化があり、花の真ん中が暗色になるものとならないものがある。 花は一日花で、朝開いて夕方にはしぼむ。 花の中央で突き出ているのは、雄しべと雌しべの集まりである。 たくさんの雄しべが集まって筒状になり、雌しべを包んでいる。

葉の特徴 葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。 葉の先は尖っており、ぎざぎざ(鋸歯)がある。 長さは20センチくらいで、裏面には白い軟毛が生える。 通常は裂けないが、浅く3~5裂することがある。

実の特徴 実はほぼ球形のさく果(熟すと果皮が裂開する果実)である。

この花について 葉や茎、萼片などには毛が生えている。その他フヨウ属には木本性のものもあるが、本種は草本性である。 そのため、クサフヨウの別名もある。 

(花図鑑より)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする