フルーツの季節になりました。
たにしの爺が、めったに買うこともない高級メロンを頂きました。
お付き合いしているご近所のご夫妻が、
あちこち調子が悪いということで、二人揃って入院されていました。
気持ちばかりのお見舞いを差し上げました。
このほど快気祝いということで届いたものです。
お気遣いさせてしまって申し訳けない次第です。
お二人とも爺より年配で、80歳半ばになっていられる。
この歳になれば、身体の軋みはあちこちあるでしょう。
これからは、労わって長生きされることを祈念します。
メロン美味しくいただいています。ごちそうさまでした。
今日は中学時代のクラスメイトから電話があって、
「富士山に登らないか」という内容でした。
もう一人の同級生が今春「大学学長が定年になった」ので、
彼から誘いの電話があったのだという。
その彼、宇宙線の研究者で、研究助手時代に幾度も、
富士山頂から観測気球を上げてデータを採っていたので、
若いころの研究現場だった、富士山頂に行きたということでした。
平地でさえ1万歩けば、ひざ腰がガタガタしてくる。
とても、一歩一歩高度を上げる登山なんて無理。
「二人で行ってください」と辞退しました。
われら13年生まれで、80歳になりつつあります。
この歳まで、地方の私大とは言え、学長でいられるなんて、
何とも羨ましい次第で、人徳業績が素晴らしいのでしょう。
電話してきた彼も、公務員定年後、四国お遍路に打ち込んで、
いまも知り合いに頼まれて案内を引き受けて、
4回目の四国遍路をはじめているという。
ご同輩たち、鬼籍に入った方も幾人か居られますが、
元気な人は、いつまで元気ですね。
爺は96歳の夢を見たことがあります。
正夢になるといいなー、と妄想しています。
ところで、メロンを頂く際、
外皮にどこまで近く食べるかが、微妙ですね。
熟し加減にもよりますが、上の部分だけ一口、三口食べていれば、
あまく、とても美味しいです「これぞメロンの味」。
貧乏性のたにしの爺、外皮近くまで齧っていくと、
それまでの甘さが消えて、青臭くなってしまいます。
甘く、美味しい境界と、青臭くなる境界の限界が悩ましい。
完熟過ぎるとまた、微妙な味になってしまう。
高級メロン、美味しく味わうには、本当に微妙です。