雲南省中部の個旧山麓にある野菜畑の一角にて。紫がかったトウモロコシの他、その畑に生るエンドウ豆の表面などにも紫色の色素が見られた。
●雲南のとうもろこし
米に「もち米」とうるち米があるように、雲南には「もちトウモロコシ」が存在します。日本にもないわけではないそうですが、雲南ではごく普通に栽培されているのです。色は白、紫とさまざま。けれど地元の人はその違いを気にすることはなく、すべて「玉米」と呼んでいました。
昨夏、個旧の山麓で見かけたトウモロコシ畑は茎も葉もヒゲもトウモロコシを包む部分もすべて紫がかっていました。けれど一皮むくと、中身はまぶしいばかりの白色。もちトウモロコシです。
雲南では鉄分の多い紫色がかった赤土の土壌が多いのですが、もちろん、紫のトウモロコシ畑も例外ではありません。
ふもとの市場に顔をだすと、白いトウモロコシに混じって紫の粒が混じった不思議なものもありました。まるで土の紫が作物に乗り移ったかのようです。雲南産の米やサツマイモなどの農作物に赤色や紫色が普通に見られるのも、土壌のせいもあるのかもしれません。
●雲南のとうもろこし
米に「もち米」とうるち米があるように、雲南には「もちトウモロコシ」が存在します。日本にもないわけではないそうですが、雲南ではごく普通に栽培されているのです。色は白、紫とさまざま。けれど地元の人はその違いを気にすることはなく、すべて「玉米」と呼んでいました。
昨夏、個旧の山麓で見かけたトウモロコシ畑は茎も葉もヒゲもトウモロコシを包む部分もすべて紫がかっていました。けれど一皮むくと、中身はまぶしいばかりの白色。もちトウモロコシです。
雲南では鉄分の多い紫色がかった赤土の土壌が多いのですが、もちろん、紫のトウモロコシ畑も例外ではありません。
ふもとの市場に顔をだすと、白いトウモロコシに混じって紫の粒が混じった不思議なものもありました。まるで土の紫が作物に乗り移ったかのようです。雲南産の米やサツマイモなどの農作物に赤色や紫色が普通に見られるのも、土壌のせいもあるのかもしれません。