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語学留学でセブに行く36  海とハト

2020-04-19 15:48:45 | Weblog
写真は語学学校併設の宿舎のあるホテルのビーチにて。上からマングローブ(根にからまっているのは、ゴミのペットボトル)
そのマングローブの下で顔を出す鮮やかな色のシオマネキのようなカニ
サンゴ礁で生息するといわれるコブヒトデ


写真は宿舎となったホテルの建物。丸をつけた部分がエアコンの室外機が入っているところ。そこから部屋には風通しがよくなっていて、虫が入ってくるような予感があった。

【熱帯の海にて】
上記のヤギ以外にも観察にいそしんでいた報告を少し。

まず以前に書いたムツゴロウ。ユーモラスなお顔立ちに惹かれて、小さな海辺をじっと見つめていました。

マングローブがいつの間にか大きくなってきて、その下に色鮮やかなシオマネキ、大きくて存在感のある肌色のコブヒトデなどもいました。

鳥もずいぶんいました。一番身近だったのがハトのような地味な鳥。日本でよく見る灰色の土バトやこげ茶色のうろこ状の斑紋が美しいキジバトとは違っていて、体の色は灰色よりも薄いものや、白ベースに薄茶色が羽の部分に載っているものがいました。

私の住んでいた宿舎は12階建てで、私は9階にいたのですが、マクタン島自体がのっぺりとしたサンゴ礁が隆起した島なので高い建物は貴重なのでしょう。時折、その壁に沿って急降下する影が窓を横切っていきました。見ると、ハトが地面に着くギリギリのところで体勢を立て直し、また飛び上がって行きます。まるでスリルを楽しんでいるかのようです。野生で暇、という状況があるのか不明ですが、「カモメのジョナサン」を地で行っている風景でした。

お昼どきのカンカン照り、食後のまどろみタイムを迎えているとバタバタッという羽ばたきとともに「ポー、グルッグルッ」という鳩笛のような鳴き声でよく目を覚ましたものです。私の部屋のエアコンの室外機が彼らの憩いの場所になっているのです。動物が好きとはいえ、野生のあまりの近さに鳥についた虫が部屋に入ってきてはいやだなあ(粗い柵しかさえぎるものがない)と迷惑でもあったのですが、

これについては杞憂でした。ハトは同居人のままでしたが、学校では部屋を週に2度、掃除してくれ、さらにリクエストを出しておくと、虫の駆除目的の作業もしてくれていたので、日本の家にいる時よりも虫が部屋にいない生活になりました。薬剤の心配がないわけではないのですが、熱帯の風土病も怖いので。

ちなみに「鳩、急降下」のワードで検索をすると、急降下が得意のハヤブサなどの猛禽類の餌食になる話ばかりが出てきます。動画で鳩の急降下、と書かれた映像をみてもセブ島で見た、あの角度での降下は見当たりません。鳴き声も姿も鳩だと思うのですが、鳩は崖を急降下するような習性があるのでしょうか? どなたかおしえてください。
(つづく)

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