写真は文山州の近く、ごく最近まで近くの村とも全く交流がなく、ひっそり暮らしていたというミャオ族の村の入り口で見た竹。これ以上に太くて鮮やかな黄色い竹も、他の村で見た。多くが村のお偉いさん(長老など)の家にあったため、遠慮もあって、写真に取り忘れていた・・。
【竹にペンキ?】
雲南の農村を旅すると、目にするのが黄色い竹だ。
最初は、あまりにわざとらしい黄色と緑のコントラストに
「竹にペンキを塗るなんて」
とあらぬ疑いまで抱いてしまったが、中国各地に存在することが調べて、わかった。
ただ黄色い竹にも色の入り方や、その鮮やかさ、太さの違いなどで、品種が10種類以上はあるらしい。雲南で見かけるものは野生のもの、というより「庭園用、観賞用」としてより進化させたもののようだ。
ではどこで見かけるかというと、雲南では庭園、というより、人里離れ山間をしばらく進んだ村で見ることが多かった。険しい山道を進んで、ようやく樹間が開けた、と思うと黄色い竹。もしくはカルスト地形から抜けた日当たりのよい村の入り口ににょっきり。
そういえば、宋代より生き続ける村の親睦・古茶樹へと続く道への鍵を握る人物の家の前にも黄色い竹はあった。村長の家の前に生えていたこともある。これだけ並べれば、黄色い竹が村にとっての大事な指標らしく思われてくる。
『中国竹類植物図志』(朱石麟・馬乃訓・傳懋毅主編、中国林業出版社、1994年)によると雲南の竹は「黄金間碧竹」(別名、挂緑竹。B.yulgaris Schrader ex Wendi)と呼ばれているらしい。広東、広西、雲南、東南アジアに分布するというこの黄色い竹が、他の地方でも同じ使われ方をされているのか、興味がある。どなたが、ご存じの方はいませんか?
【竹にペンキ?】
雲南の農村を旅すると、目にするのが黄色い竹だ。
最初は、あまりにわざとらしい黄色と緑のコントラストに
「竹にペンキを塗るなんて」
とあらぬ疑いまで抱いてしまったが、中国各地に存在することが調べて、わかった。
ただ黄色い竹にも色の入り方や、その鮮やかさ、太さの違いなどで、品種が10種類以上はあるらしい。雲南で見かけるものは野生のもの、というより「庭園用、観賞用」としてより進化させたもののようだ。
ではどこで見かけるかというと、雲南では庭園、というより、人里離れ山間をしばらく進んだ村で見ることが多かった。険しい山道を進んで、ようやく樹間が開けた、と思うと黄色い竹。もしくはカルスト地形から抜けた日当たりのよい村の入り口ににょっきり。
そういえば、宋代より生き続ける村の親睦・古茶樹へと続く道への鍵を握る人物の家の前にも黄色い竹はあった。村長の家の前に生えていたこともある。これだけ並べれば、黄色い竹が村にとっての大事な指標らしく思われてくる。
『中国竹類植物図志』(朱石麟・馬乃訓・傳懋毅主編、中国林業出版社、1994年)によると雲南の竹は「黄金間碧竹」(別名、挂緑竹。B.yulgaris Schrader ex Wendi)と呼ばれているらしい。広東、広西、雲南、東南アジアに分布するというこの黄色い竹が、他の地方でも同じ使われ方をされているのか、興味がある。どなたが、ご存じの方はいませんか?
NHKを始め多くの民放は、たえず、コメントコメンとおっしゃいますが、いったい語源内容は何なのでしょうか。
interveiw cueshonierがアンケートに通じるなら、フランの語の探りでしょうか?
立派な論文に近いご投稿恭しく拝見仕りました。やはりJICAのような大きな団体に所属しなければ、探査はたまた身分保障はされないのでしょうか?身の危険を冒してしたためた論文が多くに方々に認められる。コンナ誇りはありません。URLは持ちませんがmailaddressを書き込みます。
杭州在住 hajime@giganet.net
杭州匯誠生命科学研究有限公司總経理
山内 一
また山内さんが「ここでお話を許されない」の「ここ」がどこを指すのかもよくわかりませんが、察するところ、日々、身の危険を冒しての「探査」活動をされているのでしょうか?
やはり、異国の地、とくに中国では何らかの所属機関をバックに調査するのと、そうでないのとでは現地への入り込み方は変わってくるでしょうね。一度、研究者集団と雲南大学の共同研究にご一緒させていただいたときは、なんの前振りをしなくても雲南大学と外事弁公室の完璧なアテンドで、調査したいことはズカズカ聞ける環境で取材しやすさに驚いたことがあります。ただし、そういうときでも、お世話になった村の人たちへ写真を後ほど送るなどのサービスは必要だと思い、実践しています。
とはいえ、現地のごく普通の方々と接する分には何の所属もない方が、学術方面とは違った広がりのある話が聞けることもあると思いますよ。
杭州には私の友人もおりますので、もし、行く機会がありましたら、メールします。山内さんの会社の研究内容もよろしかったら、お知らせください。
いま、このブログの左端に「URLをメールで送信」とありました。このことを指しているのですか? 本当に機械にうとくてすみません。ご指摘の内容が具体的にわからないので、あやふやな返答になってしまいました・・。
そこで思い出しましたが、日本には金明竹(キンメイチク)という、真竹の種類があります。調べていると、金目孟宗竹(キンメモウソウチク)という、やはり金明竹と同じく黄色と緑色の二色に分かれた竹があります。
どちらも中国から伝来した竹で、庭園用、観賞用に使用されるようです。
大理でもこの竹を見かけたことがありますが、ホテルに植えられていたので、やはり観賞用ですね。
他で見つけてまた報告できたらと思います。
漢方薬の記事もとても興味深いです!楽しみにしています。
いつごろ、日本に入ってきたのでしょう。
ただ、雲南ですべてが赤っぽいほこりにまみれている中でも、なぜか竹には埃が付着せずに、つやつやと輝いているのが不思議でなりませんでした。
ご報告楽しみにしています。ありがとうございます!