石油と中東

石油(含、天然ガス)と中東関連のニュースをウォッチしその影響を探ります。

北欧が上位を独占、アラブ諸国トップは世界119位のカタール:報道の自由度 (4完)

2023-12-31 | その他

(注)本レポートは「マイライブラリー」で一括してご覧いただけます。

http://mylibrary.maeda1.jp/0593WorldRank10.pdf

 

(世界ランクシリーズ その10 2022年版)

 

(ノルウェーが5年連続世界一位、世界最低レベルを抜け出せない中国!)

4.日米中と中東主要国の世界ランクの推移(2019年~2023年)

(図http://rank.maeda1.jp/10-G01.pdf参照)

 2023年世界一位のノルウェーに加え日本、米国、ロシア、中国及び中東3か国(イスラエル、カタール及びサウジアラビア)の2019年から2023年までの5年間の世界ランクの推移を見ると、ノルウェーは5年連続でトップを維持している。

 

 米国の世界順位は48位(2019年) →45位(20年) →44位(21年) →42位(22年)→45 位(23年)と40位台が続いており、2019年以降は毎年少しずつ順位を上げたものの、今回(23年)は少し下がっている。日本の順位は67位(19年) →66位(20年) →67位(21年) →71位(22年) →68位(23年)と変化しており、米国とは反対に昨年まで下がっていた順位が今回は3ランク上がっている。

 

 中東のイスラエルは2019年から22年まで80位台後半であったが、今回は昨年より11ランク下がり97位に後退している。イスラエルとは対照的にカタールは128位(19年) →129位(20年) →128位(21年) →119位(22年) →105位(23年)と直近3年間で大きく躍進している。ロシアとサウジアラビアと中国は過去5年間150位以下にとどまっており特にロシアは2021年から23年にかけて大きく落ち込んでいる。中国は2019年から2021年まで世界177位を続けた後、2023年は世界180カ国中179位と言う世界最低のレベルに落ちている。

 

(完)

 

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