ITSを疑う

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二輪車ETCとゲート事故

2006年12月02日 | ITS
二輪車ETCが本格的に始まったが、読み取り不良でゲートが降りた場合バイクでは転倒事故の恐れがあるとおもう。
読み取り不良はドライバーやライダーにとってまったく予期せぬ事態だ。
4輪車の場合はまだせいぜい急ブレーキですむ。(まあ、これも多くの追突事故を誘発しているのだが)
しかし、バイクにとってのそれはあまりに危険なのではないか。

と思っていたら、どうも「ゲートを閉めない」ということを検討しはじめているようなのだ。これは聞いた話で信憑性は保証できないが、大手二輪車メーカー2社がある東名浜松インターではすでに読み取り不良ではゲートを閉めていないらしい。

そもそも何で二輪車ETCがこんなに遅れたかということだが、車載器(日本無線)の開発が結構大変だったこと(振動、防水、盗難などの対応)と、もうひとつは読み取り機の調整だったようだ。
以前のゲートは、バイクがぴったり並走すると二台通過できてしまったらしい。

不正使用防止が大切なのはよくわかるが、事故に巻き込まれているのは善意のミスや第三者だろう。
くれぐれも人命第一で運用して欲しいものだ。