今日の昼飯。
ボルチーニのスフレオムレツ。
白はんぺん以上のフワフワで噛み応えがないのに何故かくどい・・・
胃もたれしてる・・・
さて、今日も行ってきました、「しずおか猫アートコレクション2017」!!!
懐かし~系映画だけかと思ったら、最近の映画もあったよ。
他にも、いわゆる皆が知ってる名画に猫をねじ込んだ、っていうか違和感なく溶け込んでるシリーズ
MELANO MUSEUM~イタリニャ大公国、猫の名画コレクション (TH ART SERIES)
もあり・・・
絵葉書と本も買いました~、気づいたらやはり大人買いでしたナ。
撮影禁止だったけど、シンゴジラのみんな大好き蒲田君にゃんこバージョンもあったぞよ!!!
で、本日はこの先行上映があったのだ。
キャサリン妃がプレミアに来場!『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』予告編
これ、数年前に日本のネットニュースで実際に読みました。
ミュージシャン志望だったけど、薬物中毒でホームレス、人生ギリギリって感じの生活を送っていた青年が1匹の猫と出会いそこから、真面目に生きる事、目標を見出し、頑張って治療を受け薬を断ち、自立していく・・・という実話。
その映画化です。
先行上映で、しかもネコイベントの同時開催なので集まってくる客は100%猫の僕!!
そして、95%女性でしたよ。
映画上映前には「紙芝居狂言」
なんと、上記の猫絵の作者さん自らが舞台で美声を披露し、魅惑の猫紙芝居・・・
猫版桃太郎とかで、しかも結構特撮アニメ系が好きな方のようですね~、本日の観客層とマッチしてるかはよく判らんが、私にはドンピシャ!にカブってます、カブってます^_^;
で、楽しい舞台の後は、いよいよ映画です。
これがなんつうか、観客の一体感がハンパ無い!上映会でした。
例えば・・・
人間の主人公の悲惨な境遇の場面→(観客の思い)早くボブを出せ!
一人暮らしの部屋に怪しい物音→(観客の思い)き、キタ━━━(゚∀゚).━━━!!!
ボブに薬を飲ませようとするが激しい抵抗→(観客の思い)あるあるあるっ!!!!
ボブといっしょにキャットフート選び・好き嫌いが結構ある→(観客の思い)あるあるあるっ!!!
犬が来る→(観客の思い)ボブ、危なーいっ!!!
悪そうな人間が来る→(観客の思い)ボブ、危なーいっ!!!
車が通る→(観客の思い)ボブ、危なーいっ!!!
・・・とかいう態度を皆、露骨ににじませている上映会でありました。
そういえば、本編前に岩合さんの世界ネコ歩き映画の予告編が入りましたが、皆、喰いつきが違うっ!!!!
前売り買いましたが。
で、ボブは茶トラのオス。
エンドロールを見ると、6,7匹で演じているそうで、その中にはボブ自身もいるとか!!
まぁ、ビミョーに柄とか白の入りが違うネコがいるんで複数ネコが演じてるのはわかるけど、そのネコも可愛いからまぁいいか(爆)
でも、そういえばホームレスに雑誌を売らせて・・・っていうの、私大阪で見たよ!
ネコ連れてる人はいなかったけどさ。
日本でもやってるんだ!
お金を与えるんじゃなくて、労働の対価として支払うっていう運動。
これはこれでいろいろ難しいんだろうけどね。
今、ちょうどホームレスっていうか移民とか定住が難しい人々についての勉強を始めたとこだから、なかなか興味深かった。
舞台がロンドンなので、ちょっと懐かしかったねぇ~
(ロンドンには2週間弱行ってたことがある)
コヴェントガーデンとかトラファルガー広場とか、ロンドンブリッチとかさ。
でも、ロンドンではネコはあまり見なかったねぇ、犬は結構見たけどさ、野良じゃなくて飼い犬だけど。
あと、リスと野鳥が沢山いたなぁ~
でもさ、やっぱり人間って「助けてもらう」よりも、「助けたい」のかも。
っていうか、助けたいという思いが反対に助けられていたとかって対立する立場じゃなくて表裏一体って感じでさ。
日本で、福祉とかで公金をもらうような立場になると、動物飼うとかっていうと、贅沢、娯楽、その分を返せ税金なんだからっ!!みたいな風潮があるけど、かえって動物といっしょに暮らす方が助けになって自立につながり、精神も安定するっていうのもあるんだよねぇ。
まぁ、こういうのってなかなか判って貰えないかもしれないけど、決定権のあるような上の人にはね。
野良猫にエサをあげにくる、っていう人の中には結構自分もギリギリ、病気だったりする人も結構いたりする。
自分の食費を削ってもネコにはごはんをあげたい、って思う人にも結構私は会ってきました。
自分よりも弱い立場の者を助ける事で、自分自身の心や精神が救われる、それは恵んであげるとかの優越感に浸ってるというわけじゃなくて自分が必要とされている事で自分が救われる、そういう人も沢山いるような気がします。
「猫が幸せになれば人間も幸せになる、そして地球も幸せになる」という岩合さんの名言を、感じた映画でもありましたな。