今日遭遇したハートちゃんネコ。
ハートが2つもあるよ!!
ハートが2つもあるよ!!
で、今日はこれを見てきたよ。
『新感染 ファイナル・エクスプレス』予告編
韓国映画、久しぶりだなぁ~。
かなりあちこちで評判よくておススメされてたので、見てきました。
いやぁ、ホント良かったよ!!
かなり「泣ける」映画ですよ、コレ。
客席あちこちから「グズっ、ズズっ」って音が漏れてきてたよ~、いやぁまさかこんなに泣かされるとはねぇ、ゾンビ映画でっ!!(爆)
いや、私は泣きませんでしたが、それでもこれは上手い映画だと思ったよ!!
泣かせる定番ポイントではあるだが、それを手を抜かず丁寧に作ってるので、計算通りなのに自然に泣けるっていうね。
このあたりが最近のこの手のハリウッド映画との違いかな?
マイケル・ベイとかローランド・エメリックとかがよく作る、災害系映画にゾンビをプラスした感じなんだが、前出の2監督なんかの作品だとなんか「こーやっとけば泣けるんでしょ?」的な上から目線っていうか簡単に泣かせりゃいいんでしょ?的思考がミエミエなんだけど、この新感染はそのあたりの人物描写なり展開を丁寧にやってるので、説得力があるのですよ、同じ泣かせ展開にしてもね。
夫婦仲がギクシャクしていて別居状態、その娘と父親との関係がメイン。
それにたまたま乗り合わせた人たちのドラマが重なるんだけど、メイン以外の人もしっかり描いているところがいいよね。
で、ゾンビ映画でもあるんですが、ゾンビと一言で言っても(?)その生態には結構差がある。
今回のゾンビは噛まれたら即感染ゾンビ化、なので動きは素早い、っていうのが特徴かな?
なので、特殊メイクはわりと簡単で済むがその分動きがエイリアン的っていうのか、素早いのでヤバさは高まっている。
それに、弱点もあるわけでそれを発見利用して戦い、逃げる、その方法も観客もいっしょに頭を捻る感じもあり。
結構ギクシャクしている感じもあるけどまあゾンビだからいいか~とも思うねえ。
今回のゾンビはとにかくスピードが特徴なので、普通の(?)ゾンビみたいに噛まれた!いずれは感染してゾンビ化するけどまだ今は人間、助けたい、助かりたいけど・・・っていう葛藤の時間があまりないのも特徴かな?
もう即決で諦めるしかない!っていうのがね。
政府の対応なんかも、実際のセオヴォン号事件とかと重なるような所もあったりしてね。
ゾンビ映画の生みの親、ロメロ監督が先日お亡くなりになってたわけなんだが、彼はこの映画見たのかなぁ?
見てたらいいなあ、とつくづく思った。
見たらきっとすごく喜んでくれたんじゃないかな?
自分が生み出したゾンビが遠い東洋の国で、こんな発展系になって面白い映画となっている!って知ったらとても嬉しかったと思うよ。
しかし、こんな感動路線のゾンビ映画が存在するとは思わなかったですねぇ~。