今日はさすがにサウナ入らず自宅風呂。
しかし、なんか身体からかすかにしきじの薬草サウナ臭がするよーな??
で、先日見てきました。
韓国映画の『感染家族』
そーいや、その前に見た韓国映画って『新感染』だったよーな気がする^_^;;
どちらも、韓国製ゾンビ映画です。
とある韓国の田舎町。
とある製薬会社が極秘に違法な人体実験してたらゾンビウイルスが出来ちゃいまして、それに感染した被験者が脱走して、その田舎町に出現。
田舎町の寂れたガソリンスタンドの親父に噛み付いた!あーら大変!つう感じかな?
ゾンビ映画っていろんな国で作られてるグローバルなネタですねー。
日本でも『カメラを止めるな!』が、言ってみればゾンビネタだし。
思うにゾンビネタって、日常から恐怖に満ちた非日常に突き落とされるホラー系映画の中でも低予算で出来る、派手な映像とかよりもメイクや動作でカバー出来る、ってあたりから作りやすい、わりには色々な切り口から作れる可能性を秘めたジャンル?なんかなー?と思います。
吸血鬼もゾンビと同じ型なんだが、どうしても吸血鬼イコール美形イコールお耽美な世界、つう図式があるし、なんか背景にキリスト教的思考図式が見え隠れしてるあたりからちょっと作りにくいと思う。
対するゾンビは宗教が根底にはあるが、道徳的な意図があまりなくて、かつシンプルで基本ルールがわかりやすい。
ゾンビに噛まれたらゾンビになる、ゾンビには思考や感情がなく、ひたすら食欲のみ、とかとか。
思うに、ゾンビの怖さってGの怖さに通じると思うんだよねー。
で、ゾンビはゾンビ自体の怖さ(?)より、ゾンビにまだなっていない人間のドラマでもあり、そこに真の恐怖があったりするわけで。
そのあたりが、ロメロ監督以降のゾンビ映画の真価ではなかろうか?と思います。
ロメロ監督以前にもゾンビ的映画はあったそうだが、それはあくまでも悪の存在・魔術師だったり呪術師が自分の野望を叶えるための手段として使う、言ってみれば戦隊モノの雑魚戦闘員、仮面ライダーならショッカー的な使われ方で、悪の親玉を倒せば一緒に滅びて消え去る存在。
ロメロ監督のゾンビは、その親玉がいなくて目的は単に生存本能=食欲だけ、の存在になった事でより怖くなるんだよね、しかも人海戦術でわさわさ増えるし。
私が一番最初にゾンビ映画見たのは、ロメロ監督作品なんだが、レンタルのを小さいテレビ画面で見てたんで全くゾンビそのものに対しては怖さを感じなかったです。
ラーメン食いながら見てたからのー。
その後、大人になり映画関連の勉強をして映画の見方、深読みの仕方を学んでからはゾンビ映画の真価が少しわかるようになりました。
ゾンビはゾンビそのものではなく、ゾンビを通して透けてみえる何かを探るのを楽しむ(?)映画ジャンルなんだなー、って。
この感染家族は、なんつうかゾンビを通して愛が生まれ絆が生まれていく、って感じかなあ。
一番怖いのはゾンビよりも長男の嫁だしね、まあギャグ半分ですが。
韓国のやや野暮ったい、日本で言ったら昭和的雰囲気が面白かったです。
私もそんなに韓国映画見てるわけではないが、韓国映画はソウルとかの都会的なトレンディなアーバンな場が舞台よりも、こういう美しくない古臭い田舎町とか下町舞台の作品の方が面白い話が多いような気がするなあ。
韓国語の響きって個人的にはあんまり好きではないんだが、ハングルは面白そうだ。
ハングルは文法的には結構日本語と近いらしい。
中国語の文法は、日本語よりも英語的って言われてるから、なんか不思議だねー。
と、話はズレまくりですがゾンビ映画って案外見逃しちゃいかんよ!という話でありました。
私、年に1回くらいはゾンビが出てくる夢を見ます。
ゾンビが襲ってくるので、生き残った人々と建物に逃げ込みドアを閉めて皆一安心しちゃうんだが、いやいやまだ待って!窓全部閉めた?上の階の窓は?って気にしてるのは私だけで、私だけが慌ててあちこち閉めて回るんだが間に合わずそのうちどこかからゾンビが建物内に侵入してくる!
逃げるんだが逃げ場はない!あー噛まれちゃう!これで私もゾンビかー(O_O)
でも、ゾンビになったらもう逃げ惑う必要もないし、恐怖や怒りを感じる事も無くなるし、まあそれはそれで楽になると言えるかも、って思ったあたりで目が覚めます。
夢判断的にはあんまりよろしくない夢みたいだがねー、ゾンビ夢。
たしかに疲れるからあんまりみたくない夢ですな。