見出しの写真は今から20年前の風工房での週末の光景です。
オカリナを吹いているのは杉山さん(日立市)、
テーブルの端のフクロウのとなりには1升瓶が置いてあります。
何でこんな写真を出してきたかと言うと、
前回の投稿で「20年ぶりに菊池さんがやって来た」と書いていたので、
その頃の写真を探していたら、この写真が出てきたという訳です。
('02.11.30 撮影)
逆光ですが、テーブルの反対側はこんな感じです。
左から2番目が谷力さん、真ん中が菊池さんです。
ピンボケですが、菊池さんと谷力さんのデュエットです。
多分「埴生の宿」を吹いていると思われます。
この頃は、週末になると仲間が風工房に集まって来て、
谷力さんとおしゃべりしたり、
オカリナの練習成果を聴いてもらいアドバイスをもらったり、
仲間のオカリナを聴いて刺激を受けたり、
演奏会と言うか飲み会と言うか交流会みたいになるのが常でした。
初めて風工房を訪ねてきた人も「来るもの拒まずウェルカム」で、
ほぼ強制的にこの会に巻き込まれ谷力ファンになっていきます。
この頃自分は週末になると、
焼酎とつまみを持って谷力さんの風工房に行く事が楽しみでした。
自分が谷力さんに勧められてギター伴奏を始めたのもこの頃からでした。
前置きが長くなりました。
本題に入ります。
先日、菊池さんがオカリナの里に来た時に谷力さんから、
「菊池さん、オカリナで『家路』と『埴生の宿』の2曲を(譜面無しで)吹く事が出来れば、世界中どこへ行っても通用するんだよ!」って言わたので一所懸命練習したという話を聞きました。
まさに谷力さんが言いそうな話だな、
つとむちゃん良い事言うよなと思った次第です。
『家路(Goin' Home)』は、
ドボルザークの『新世界より』の中に出てくる曲です。
『埴生の宿(Home! Sweet Home!)』は、
日本で親しまれているイングランド民謡です。
何が言いたいかって言うと、
オカリナに合う曲と合わない曲があるって事です。
もちろんこの2曲はオカリナに合う曲なので、
谷力さんのCD「オカリナの里」にも収録されています。
あの曲も吹けます、この曲も吹けます、
何でも吹けますって事も良いのです。
でもね、上手に吹けると言う事よりも、
谷力さんのように心に染みる音を出す事のほうが大切だと思います。
自分の得意な(好きな、鉄板の)もちろん楽譜無しで吹ける曲を、
最低3曲くらい持っている事が必須だと思います。
と、偉そうに言ってますが、自分がそれを出来るかって言われると、
残念ながら出来ませんけどね。
1 コメント
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- 演奏曲 (伊藤)
- 2022-10-14 09:00:16
- 30日の水辺の楽校で「ちいさな秋の演奏会」が開催されます。浜松で演奏させていただいた「花咲く旅路」を演奏させていただきます。もう一曲は、「里の秋」を演奏します。季節的にもいいし、暗譜しました。うまく表現できるかの問題は残りますが、頑張りたいと思います。童謡、唱歌は、オカリナに合う気がします。今後も、オカリナのお話聞かせてください。
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