今回の投稿は「うたをうたう」と「耳コピー」と「譜面」についてです。
先日投稿した「里の秋」と「星月夜」で「うたをうたう」と言う言葉を思い出しました。
「歌を歌う」「歌を唄う」「唄を歌う」「唄を唄う」どれが正解だろうか?
それと「耳コピー」ってどうやるのって事に関する投稿です。
以前にも紹介したことがあるのですが「107 SONG BOOK」と言う、
高石ともやとザ・ナターシャー・セブンのソングブックがあります。
1976年夏、足利市民会館で行われた「宵待ちコンサート」に行って購入した本です。
自分はこの本から多くの事を教えてもらいました。
この本に「うたをうたう」と「耳コピー」のヒントになる事が書いてあります。
① 裏表紙に書いてあるのが高石ともやさんの言葉 ↓
ギターがうまくなるにはギターが何より好きになること。
ギターがうまくなったら、今度はそれを聞いてくれる人、人間を何より好きになることです。
これって、ギターをオカリナに変えても言えることだと思います。
② はじめにに書いてある高石ともやさんの言葉 ↓
譜面はどこまでも譜面であって音楽ではありません。
譜面が読めることは自慢にはなりません。
耳だけでプレイできるにこしたことはないのですから・・・
譜面が読めないことは自慢にはなりません。
読めるにこしたことはないのですから・・・
耳だけでプレイするってことは「耳コピー」することに繋がります。
③ 最後のほうに書いてある「譜面とは単なる符号です(木田たかすけ)」と「歌と唄(高石ともや)」については、PDFをダウンロードして読んでください。
今まで自分が常々言ってきた事と、同じことを言っていると思います。
そんな訳で、自分が譜面があってもあえて見ないのにこだわる理由がここにあります。
そんなことを続けているうちにいつの間にか、知らない曲でもキーとメロディーラインがわかれば、ほぼギターで合わせる事が出来るようになっていました。
でも、歌を忘れちゃったらどうするのかって?
忘れてしまったら、その歌はあきらめます。
1度歌を覚えてしまえば、忘れていてももし一節でも出てきたらだいたいは思い出します。
そして全然思い出せない曲は、自分にとって大した曲ではないのだと思っています。
それは「耳コピー」についても同じことが言えます。
高校の時にエレキギターが滅茶苦茶上手い同級生マサキ君がいました。
どうしたらそんなフレーズが弾けるのか聞いてみたことがあります。
その時に「鼻歌を唄えればそのフレーズは弾けるんだ」と言われました。
そのフレーズが弾けないのはそのフレーズをちゃんと唄えて(覚えて)いないからだ。
思わず納得しました。
これが「耳コピー」の肝です。
「うたをうたう」は「歌を唄う」が正解だと思っています。
高石ともやさんらしい文章で
嬉しくもあり楽しく読みました
皆さんの頑張りに力をもらってます
コメントありがとうございます。
自分も色々な人の音楽聴いたり演奏したりしていますが、根っこのところには、高石ともやとナターシャセブンの107SongBookいます。
今回、すごく久し振りに目を通していたら、そう言う思いがよみがえって来ました。