★Megu’s Sports
*カリフォルニア、例年以上の雨と風で、今年の初めから、至る所で被害が出ている。シリコンバレーと言っても、停電が多く、長い時では、72時間ほど電気が戻ってこない。先進国のはずなのにって思うけど、これがアメリカの現状。
*さて、昨年の年末、法政大学スポーツ健康学部で講義をさせていただいた。今年の初めに、その講義を聞いていた一年生の生徒から連絡があった。将来、パーソナルトレーナーになりたいんだけど、今、何をしたらいいかって。日本でアスレチックトレーナーの資格も取りたいとのこと。私のアドバイスとしては、トレーナーでも、各々が専門にしていることが違う(オリンピックリフティング、出産前後、リハビリ、各スポーツなど)から、違った専門のトレーナーについて、”Shadowing”をしてはどうかと。その中で、自分の興味のあること、自分に合っていそうなことを見つけ出す。彼は、どこから始めていいかわからないって言うから、東京でパーソナルトレーニングジムを持っている先輩を紹介するから、連絡取ってみたらって。
*その後、私の先輩から連絡があり、その生徒と面接をしたけど、断ったとのこと。
理由は、挨拶とお礼が言えないって。これを聴いて思ったこと:
1)親が挨拶とお礼をすることを、教えてないのか?
2)18歳の時、私自身、これが十分にできていたか?
3)彼は、断られた本当の理由を聞いたのか?
4)社会人と対応できる準備が、まだ出来ていない子にとって、早すぎたかな?
と言うことで、その生徒に、連絡とってみた。断られた理由は、聞いたかって。そしたら、“現在において、当社に向かない”とのこと。言われる方も、良い気がしないのは当然だけど、正直にモノを言うことは、伝える方も、容易じゃない。特に、よく知らない人には。だけど、本当の理由を知らないと、直せない。ので、この生徒に、断られた理由を伝えた。また、礼儀としても、紹介した人には、成功した・しないに関わらず、報告をすると。彼、良く受け取ってくれたけど、18歳じゃ、難しいかな。私自身、体育会にいたから、挨拶は出来てたと思うけど、このネットワーキングマナーを学んだのって、アメリカに来てからだろうな。
誰でも、断られるのって、良い気はしない。特に、初めての時は。失敗は成功のもとで、うまくいかなかったことから学んで、次に繋げてほしい。ないことには、越したことはないが、何回か拒否されると度胸もついてくる。拒否にめげないで、これからも、キャリアだけじゃなくて、色々な面で、図太く、積極的に進んで行って欲しい。歳を取ったからって、教える立場にいるって言うのではなく、年に関わらず、人は、教える・教えられる立場の両方にいる。教えることも、教えられることも同じくらい、難しいんだな。
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