TakaPの数学日記

数学を教えていて感じたことや日常の感想などを記録しました。

10進Basicでプログラム

2008年06月13日 18時31分44秒 | 数学
 以前UBASICで組んでいたプログラムを10進Basicに移植。成功。
 UBASICで乱数を発生させて、展開と因数分解の問題作成プログラムを作ったことがある。問題はテキストファイルとして出力。そのファイルをTeXでコンパイルすれば、展開と因数分解の演習問題が出来上がるという仕掛け。問題は中学校レベルだから
(x+a)(x+b)の範囲。

 つまり、こうだ
 乱数発生 発生させる範囲を入力。たとえば「5」を入力すると
(x+a)(x+b)の形の展開でa,bの数は-5から+5までとなる。
問題は20問。同じ問題が出てこないように、プログラムで調整。
入力する数が3以上でないと問題は20題作れないのでことわりを入れる。

 展開問題に対応して因数分解問題もつくる。同じ問題番号で、展開と因数分解になっている。例えば

(4) (x+3)(x-7)
に対して、因数分解問題では
(4) x^2-4x-21
となっている。お互いに問題と答のプリントが2枚できるわけ。

(x+5)(x+5)などと言う場合は(x+5)^2 に調整。
もちろん、(x+0)(x-3) はx(x-3)に調整。
if文でできる。
因数分解では以前x^2+1x-12などという出力だったが、これも
x^2+x-12に直す。

UBSIC の他にN88BASIC くらいしか知らなかったので、テキストファイルを作るのは
OPEN 命令とPRIT # 命令を使ってテキストファイル(TeXのファイル)を出力していた。

 先日、このプログラムを動かしているとき、ふと10進Basicのことが浮かんだ。10進BasicはPRINT 文にかけば自動的にテキストを出力するのでこの機能を利用できそうだと思った。 
 で、やってみたら、案の定TeXのテキストファイルができた。ファイルを保存するときに拡張子をTEXにするだけでよく、うまくいったのだ。このプログラムは長い70行くらいになるので、ここには書かないでおく。もう少しプログラムを直したら、FC2にアップしておく。乞うご期待。


コメント
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