通販で絶版本をゲットの記事に丁寧なコメントがあった。「かえるさん」からだが、通りすがりのかえるさんだそうだ。わたしの知っているかえるさんは。こちら。
コメントの紹介。
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私も買いました。 (かえる)
2008-06-01 11:42:22
著者の大槻富之助先生は2世代以上前ですが、微分幾何学の大家であった方です。外国の数学者の解けなかった問題や、解決の不十分な点を指摘するなどし、それなりに名をなした方です。
私が15年前に大学院(修士)で学んだ先生は、大槻先生の弟子の方でしたのでこの本を薦められましたが、その時すでに絶版になっており、2冊とも指導教官のコピー機でコピーし実家においてあります。
購入された本およびシリーズは、数学者の一部からも名著とされていたので、復刊したのだと思います。
とりあえずご参考まで。
このかえるさんは・・・ (TakaP)
2008-06-02 09:24:07
かえるさん、コメントありがとうございました。このかえるさんは、関西のいつものかえるさんでしょうか?
とおりすがり?のかえるです (かえる)
2008-06-02 23:59:16
いつもコメントされるかえるさんがおられるようですが、すみません、別人です。私はソフトウェア開発関係の仕事をしており、関東在住です。
さて、私の大学同期で、数学者になった友人に復刊した「微分幾何学」の売れ行きを聞いてみたところ、それなりに企業の研究者に売れている、だそうです。
私も近くにいる画像処理関係の仕事をしている若手に勧めておきました。この本で述べられている具体的かつ地道な曲面論が、画像処理や応用物理などに、一番応用範囲が広いです。
なお、私は指導教官に「高校の数学で証明できることは、高校の数学を使って証明しなさい。むやみに難しい証明手法をつかうな!!」と怒られることがよくありました。さすがに?大槻先生の弟子さんだったと、今になれば思います。大槻先生は、地道な証明を重視されことで有名です。
なお、私の方も微分幾何学演習を昨日、古本で注文しました。それでは。
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私は大学3年のときにこの本に出会った。大学の卒業生の先輩が講師を務めていた。「微分幾何学」という授業。
この授業はたいそう面白くしかも難解でした。そのころ、微分幾何といえば、多様体や位相といった構成が流行しており、この本のように、素朴な書き方の本は少なかったと思います。3次元の曲面を微分を用いて解析する。そしてやがては多様体やテンソルの話題に導く。具体的な展開手法が気に入っておりました。本当に19世紀の雰囲気のある、味のある本だと思っています。
できれば、この手法を用いたトーラス面などのことが解説してあるような本に巡り会いたいと思っています。旧制高校の数学科の学生はそうした古典的な微分幾何学を学んだと聞いております。
コメントの紹介。
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私も買いました。 (かえる)
2008-06-01 11:42:22
著者の大槻富之助先生は2世代以上前ですが、微分幾何学の大家であった方です。外国の数学者の解けなかった問題や、解決の不十分な点を指摘するなどし、それなりに名をなした方です。
私が15年前に大学院(修士)で学んだ先生は、大槻先生の弟子の方でしたのでこの本を薦められましたが、その時すでに絶版になっており、2冊とも指導教官のコピー機でコピーし実家においてあります。
購入された本およびシリーズは、数学者の一部からも名著とされていたので、復刊したのだと思います。
とりあえずご参考まで。
このかえるさんは・・・ (TakaP)
2008-06-02 09:24:07
かえるさん、コメントありがとうございました。このかえるさんは、関西のいつものかえるさんでしょうか?
とおりすがり?のかえるです (かえる)
2008-06-02 23:59:16
いつもコメントされるかえるさんがおられるようですが、すみません、別人です。私はソフトウェア開発関係の仕事をしており、関東在住です。
さて、私の大学同期で、数学者になった友人に復刊した「微分幾何学」の売れ行きを聞いてみたところ、それなりに企業の研究者に売れている、だそうです。
私も近くにいる画像処理関係の仕事をしている若手に勧めておきました。この本で述べられている具体的かつ地道な曲面論が、画像処理や応用物理などに、一番応用範囲が広いです。
なお、私は指導教官に「高校の数学で証明できることは、高校の数学を使って証明しなさい。むやみに難しい証明手法をつかうな!!」と怒られることがよくありました。さすがに?大槻先生の弟子さんだったと、今になれば思います。大槻先生は、地道な証明を重視されことで有名です。
なお、私の方も微分幾何学演習を昨日、古本で注文しました。それでは。
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私は大学3年のときにこの本に出会った。大学の卒業生の先輩が講師を務めていた。「微分幾何学」という授業。
この授業はたいそう面白くしかも難解でした。そのころ、微分幾何といえば、多様体や位相といった構成が流行しており、この本のように、素朴な書き方の本は少なかったと思います。3次元の曲面を微分を用いて解析する。そしてやがては多様体やテンソルの話題に導く。具体的な展開手法が気に入っておりました。本当に19世紀の雰囲気のある、味のある本だと思っています。
できれば、この手法を用いたトーラス面などのことが解説してあるような本に巡り会いたいと思っています。旧制高校の数学科の学生はそうした古典的な微分幾何学を学んだと聞いております。