まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

政令市の介護保険行政の実像

2007年05月18日 | その他
 市民派議員「するが湾ネットワーク」主催の介護保険勉強会に参加しました。講師は、静岡市保険福祉子ども局福祉部 介護保険課長の鈴木宏明さん。全国の政令市担当者との会議や国との直接の協議の経験を踏まえて、自信にみちた意見を述べてくれました。

 テーマは、1、主な改正内容、2、軽度者への給付(制限)、予防給付、予防事業の創設ー将来予測、3、持続可能の為の制度改正―方向性は、4、最新情報についてで約1時間の講演でした。話すだけでなく、何回も議員の意見を聞きたい、も繰り返しました。

 聞いていて、県での議会での議論の中身と現場を抱え県並権限を持つ政令市担当者の違いも感じました。やはり、県は広域行政専門。従来の要支援、要介護1が要支援1、2、要介護1に変わり、どういうことが起きているかの説明は具体的です。

 地域包括支援センターに委託するケアマネージャー的専門職員の人件費の算定方法や一人あたりの担当数100人メドがオーバーした時の対応策、予防事業と介護予防の違い、介護給付を受ける高齢者の状態・・・・、市と県の扱うテーマは異なっています。