まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

ドミニカ共和国訪問その2

2008年05月05日 | ニュース・関心事
 この貧富の格差と教育・社会保障の脆弱さの中で、海岸一体を独占する海外資本によるリゾート地の活況に目を奪われます。ドミニカ共和国のもう一つの姿、貴重な1日半をエンジョイする機会をえました。

 一番東のサンタ・プナという海岸のサンスケイプというリゾートホテル。ヨーロッパ系外国人ばかり。1日6,000円で食事、プール、海岸でのひなたぼっこやスポーツ、ディナーショーなど様々な「楽しみ」を提供。

 日本人は中国人として見られ「チーノ」「チーナ」と差別言葉で呼ばれることしばしば。働いているのは、全国各地からの若い男女で2ヶ月、6ヶ月、2年、6年など雇用期間はまちまち、みんなの陽気さには驚き。

 5月16日大統領選挙に向け国上げての「お祭り騒ぎ」。22の政党があるとのことで主要政党は3つ、紫、赤、白など色で自分たちを表現。選挙集会は「昔ながら」のカネとモノがばら撒かれての動員。

 選挙CMでヘリから20ペソのお金をばら撒くシーンも使われ「尋常な」選挙運動でなさそう。選挙結果で相当数の幹部入れ替えがあり官庁も選挙現場。あるJICA支援プロジェクト機関でも「仕事」への影響も懸念。

 地方の道路構造にはびっくり。排水路は水が流れていくとは思えないような造りで、雨が降るとすぐに道路は水浸し状態。現大統領派の帽子をかぶっていたら「チーノは現職支持か」と抗議される場面も。