一部大手メディアから朝日新聞慰安婦報道への攻撃がなされる中で極めて不当なバッシングを受けた元朝日新聞記者・植村 隆さん。ジャーナリストの青木理さんが7時間に渡って植村さんをインタビューした「抵抗の拠点 朝日新聞「慰安婦報道」の核心」(14年12月、講談社)の中の言葉。
「植村氏が何かを捏造したわけでもなければ、事実を意図的にねじまげたフシもない。むしろジャーナリズムの原則から言えば「ごく普通」と評すべき元記者に対し、決して見過ごしにできないほどの重大な人権侵害が私たちの眼前にたち現れている」(p94)。植村さんの熱弁、大いに納得。