本日、下記の申し入れ。人事一心か新しい副長・大橋哲也氏含む3名の対応。有識者会議の非公開については「特殊東海と合意に至ってはいないので非公開をを要請した。最終判断は静岡市」。
「特種東海の乾燥堆肥の運び入れについては関知していない」「仮に燕沢に360万㎥なら、1mに1.8mの勾配+踊場という階段状で最高で50mくらい。擁壁は作らず。二山もありうる」。
※※申し入れ
東海旅客鉄道株式会社
代表取締役社長 柘植康英様 2015年9月15日
静岡県山岳連盟 代表 滝田博之
静岡市山岳連盟 代表 松永義夫
静岡県勤労者山岳連盟 代表 竹本幸造
公益社団法人 日本山岳会静岡支部 代表 大島康弘
連絡先 427-0011島田市東町1584
電話0547-34-3032
南アルプスとリニアを考える市民ネットワーク静岡
共同代表 有元利通 八木 功 服部 隆
増田和明 松谷 清
連絡先 静岡市葵区鷹匠3-3-1 地球ハウス内
リニア新幹線建設の実質先取りに対する抗議申し入れ
私たちはこれまで、貴社が建設を予定しているリニア新幹線に関して、南アルプスのトンネル工事等による渇水問題、残土問題を憂慮しています。
貴社は、これまでも工事による影響等について限定的にしか情報を公開していないことも問題ではありますが、加えて「渇水対策」とした導水路トンネルについては環境大臣が指摘した「新たな自然改変」に当たり環境影響評価に準ずる対応が必要であることを改めて指摘しておきます。
こうした中で、静岡市による環境影響評価有識者会議が立ち上がり、貴社は、第1回会議において、残土予定地の可能埋設量を提示しました。静岡市は貴社の「非公開の要請」があったとして傍聴を許可しませんでしたが、記者会見においてマスコミからの厳しい公開の求めに可能埋設量を示しました。
一方、地権者である特種東海製紙が、今年の7月から自社のスラッジから作られた乾燥堆肥1万7千立米をリニア新幹線建設の残土処理に関係する「緑化」に備え、南アルプス燕沢に仮置き場として運び込んでいること、がマスコミ報道によって明らかになっています。
以下の2点を要望します。
1、 貴社の有識者会議における情報公開についての考え方を明確にすること。
2、 有識者会議においての残土処理の環境への影響にかかわる議論もされていない段階での「先取り」とも言える特種東海製紙による乾燥堆肥の搬入についてどのような協議をしているのか、明らかにすること。
以 上