とてもリアルで迫力のあるお話だった。立憲民主党立ち上げにいたるそのひとつ一つのエピソードはそのど真ん中にいた中野さんでなければ語れないものばかりであった。どのような力が彼らを支えたか、安保法制をめぐる国会を取り囲んだ市民が作り出した政治空間が大きな土台となっていると指摘。今日のテーマともからむ北朝鮮の核ミサイルをめぐる朝鮮戦争が「合理的に見れば起こりえない戦争」とする楽観的意見に対して、トランプ大統領の国内政治の不安定さが戦争を求めている、再び核実験、ミサイル発射が行われれば北朝鮮への先制攻撃は起こり得ないことではない、と危機的状況を強く示唆した。時間の関係で来年の安倍首相の改憲戦略や市民連合の今後のあり方についての議論ができなかったことは残念だった。司会はもとシールズメンバーの法月君。