市民グループはある意味で「配布中止でなく公平な放射線教育」と、静岡県原子力災害対策、避難計画、福島市の甲状腺がんに関する公表数値などを副読本活用時に活用して欲しいと現実可能で柔らかなスタンスを示していた。にもかかわらず「文科省からの副読本だからと聞く耳持たずの強硬な(建前的な)態度」で終始したことは本当に残念です。静岡県では浜岡原発を抱えているということで原発5k圏内はヨウ素剤配布、30キロ圏内では公民館などに配備していることを伝え、静岡市にも影響ある時もありヨウ素剤の役割を「放射線防護」の必要性として伝えて欲しい、の要望には「児童生徒に発達段階があり難解な知識はバランスを欠く」と。「ヨウ素剤の役割は難解な知識ではなく日常の防災対処術」は通用せず。
やむなく中学編のp11の「放射線被ばく早見図」にある「ICRPの一般公衆の年間線量限度1mSv」を児童生徒にどう教えるかのまつや質問に「日本の平均自然放射線2.1mSv」と自然放射線と人口放射線の区別も出来ていない実態に悲しくなりました。福島市の空間線量は、被災前0.04から被災時2.74→2018年8月0.15、確かに減少しているが年間にすると0.788mSvとけっして低い値ではないがどう伝えるか、病院の放射線管理区域の限度が5mSvをどう理解するか、こうした中で避難解除の基準を1mSvから20mSvに緩和していることをどう考えるか、質問しても質問しても「文科省が作った副読本」だから問題ないの一点張り。疲れて途中で質問をするのはやめました。賛成討論で意見は述べました。