
53%の米軍基地を抱える北谷町議会議員の方々4人が参加があり、阿部さんからの「本土側の当事者性」巡る議論に大きな期待が生まれましたが午後のオプショナルツアーのために中断せざるを得ませんでした。ただ、小豆島島含め搬出反対の全国連絡協議会が、搬出する土砂に含まれるゴケグモなど外来生物を規制する沖縄県外来生物に関わる条例に「搬入を中止」「罰則」規程を入れ込む条例改正陳情を提出されているとの活動報告には勇気を貰いました。また、大浦湾における軟弱地盤を政府が認めたことにより7万7000本の砂杭を90メートル下の海底に打ち込まなければならない事態が発生しています。建設費が5兆5000億円にも膨れ上がることに対して税金の使い道としても妥当なのか「本土側の当事者性」が試されます。そして、砂杭の海砂の供給は全国で880万トンほどで福岡県、長崎県で440万トン、沖縄県で110万トンを供給していることで、650万トンが必要となる砂杭は新たな難題に直面します。海砂採取による環境破壊含めて更なる「本土側の当事者性」問題が示されました。まさに辺野古問題は私たちの問題です。小金井市議会で米須さんという沖縄青年に触発された静岡の沖縄を語る会など市民グループによる3月市議会での辺野古中止請願、6月議会での地位協定陳情、そして22日に第1回目となる静岡県議会への地位協定請願呼び掛け人会議が持たれたことを報告しました。