まつや清の日記 マツキヨ通信

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中国政府によるチベット弾圧続く

2008年03月19日 | アジア諸国関連
 中国政府によるチベット弾圧が続いています。自治区当局が設定した暴動関与者の自首期限(18日午前0時)が過ぎ、すでに約150人に対して逮捕状が発行された、との報道があります。今後の展開が心配されます。

 ダライラマ14世は、チベット急進派および中国政府へのメッセージとして、自らの退位を示しながら双方に自重を求めているとの解説です。ダライラマ14世は、単に独立を求めるのでなく「高度な中国政府との分離・自治」を掲げています。

 今回の中国政府の対応に断固とした抗議を、と私は考えます。しかし、私の周りには中国政府を全面支持しないまでも、チベット独立に違和感を持つ人々も少なからず存在します。「第2の天安門か」についても「果たしてそうか?」と。

 ここの意見の分かれ目はどこにあるのかと、自らに問いかけたいと思います。主義主張、イデオロギーによって立場が違えば弾圧は当然という考え方が、容認派にはあるのでしょうか。人権はいかなる場合でも守られるべきものです。

 確かに中国政府の統治の難しさは理解をしても、果たしてこのチベット弾圧が許されるのか。ロシアのチェチェン弾圧が許されないように、チベット弾圧は許されないと考えていますが、是非とも意見を求めたいと思います。

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