まつや清の日記 マツキヨ通信

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みどり的成長経済はありうるのか、丸山仁教授の話を聞く

2008年02月18日 | 虹と緑 緑の党
 17日の丸山仁岩手大学教授の「持続可能なみどりの社会に向けて」の講演は極めて刺激的でした。みどりの政治を目指す人々が「脱成長」を掲げるだけでは不十分で、みどり的成長の路線があることを検証すべき、との展開でした。

 ロハス的な生活スタイルはカッコいい、おしゃれ。このセンスをある意味。組織化することで環境ビジネスが成立する、それは成長経済、だと。この政治選択が日本ではまだ主流になっていない。まずは、この成立を目指すべきでは。

 しかし、一方で、それはあくまで先進国内部での現状維持と環境の関係であって、発展途上国との平等な関係にいたっていない、だから総量抑制が必要、これは脱成長。ここをどう政治が解決するのか。緑政党の社会的ニーズだと。

 丸山さんとはローパス時代からのお付き合い。名古屋大学に緑の党の論文を書いている若手研究者がいると、ということで「コンコン」と勝手に研究室のドアを叩いた10年以上前の記憶が蘇ります。

 畑山、丸山両学者は、緑の政治にとって必須な方です。参加者一同、今度は東京で、静岡で、長野で、丸山さんの話をじっくり聞いてみようと。今日は、緑の党を国政選挙の場でたちあげていこう、という討論会もありましたが、気分上々です。

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