まつや清の日記 マツキヨ通信

静岡市議会議員 まつや清の日常を毎日更新!

JR東海への申し入れに「沢の遡行調査はやる方向で準備、35の沢のどこまでやれるか調整中」と回答!

2024年12月23日 | 市政

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JR東海への申し入れに「沢の遡行調査はやる方向で準備、35の沢のどこまでやれるか調整中」と回答!
12月17日の森副知事へのボーリングに関する私たちの要望は夕方の専門部会で実現しました!
南アルプスを愛する「山やさん」たちの想いが、JR東海公表数値を監視する市民の願いが叶いました!
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JR東海への要望書提出について、記者会見のLIVE配信です

https://www.facebook.com/groups/408451843630301/permalink/1309801293495347/?mibextid=wwXIfr

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2024 年12月23日 東海旅客鉄道株式会社 代表取締役 丹羽俊介様 南アルプスの全ての沢の遡行調査と 高速長尺先進ボーリングのリスク管理についての要望書 南アルプスとリニアを考える市民ネットワーク静岡 共同代表:有元利通、八木功、服部隆、増田和明、松谷清 大井川の水を守る62万人運動 世話人 村野 雪 私たちの市民グループメンバーである服部隆による呼びかけで行われた「蛇抜沢遡行調査」動 画は、市協議会及び県の二つの専門部会委員によって視聴されています。JR東海の皆さんも視聴 されています。動画においては沢にあふれ出る湧水が被圧地下水と関係することが確認されます。

遡行調査は御社が 35 の沢調査をドローンと衛星写真で終わらせようとするその姿勢に対する南 アルプスを愛する山岳メンバーの想いと怒りによって実行されました。御社の組織力と資金力が あれば全沢についてそうした専門家への委託によって遡行調査ができるはずです。地球温暖化防 止策としての性格を持つネーチャーポジティブを悪用しようとする姿勢についても私たちは厳し く監視をしています。

また、今回の高速長尺先進ボーリングの失敗とそれによる先進坑工事着手へという悪意は、市 民による監視により「不十分である公開情報」からも把握されていました。静岡県との約束を反 故にするかのように県境手前から計画を変えてスピードを上げた高速長尺先進ボーリング、湧水 圧試験結果の公開引き延ばし、国モニタリング会議での先進坑工事の再開確認という流れのなか、 その悪意への疑念は確信に変わりました。私たち市民グループで何度も会議が持たれ様々な観点 から議論が行われ11月17日、森貴史中央新幹線対策本部長の面談において要望書(別紙)を提 出しました。

そしてその日の地質構造・水資源専門部会において県境 300mまでの先進坑工事は 容認されたものの、静岡県境300m手前からの高速長尺先進ボーリング再開前に、改めて科学的・ 工学的なリスク管理を専門部会で行うことや、利水協にも説明することなどが確認され、私たち の県への要望は実現しました。県専門部会と利水協は、「 調査は必要」として県境を越えての高速 長尺先進ボーリングを承認しました。ところが、17日の専門部会の説明は、調査より削孔を前に 進めることを優先したとも受け取れるもので、岐阜県での軟弱地盤と知りながらトンネル工事を 強行し水枯れを引き起こした事態と何ら変わっていないと感じさせられます。

また、17日の専門部会でツバクロ残土についても議論となりました。活断層ではなかったも ののその断層構造が明らかにされ市協議会での盛土の構造設計議論とも重なり曖昧さは許されま せん。 これらを踏まえ以下の要望をいたしますので1月15日までに回答をしてくださるようお願い 申し上げます。


1,35の全ての沢について専門家への委託による遡行調査を行い専門部会に報告すること。

2,高速長尺先進ボーリング調査について
(1). 保護管を外して削孔した理由の説明を求める。

(2). 12 月6 日を持って調査を中止した理由と、その判断がいつの段階で誰の判断であった のか。県にどのような説明をしていたのかの説明を求める.

(3). 水質検査はモニタリング会議で指摘された翌日に行っているが、適切に行われたのか。

(4).湧水圧測定については専門部会委員の指導の下、破砕帯のピンポイントの湧水圧を測 定することが合意されていたがそのように行われなかった理由の 17 日資料の更なる説明 を求める。このことも含めて調査が県との合意通りに進行していないことは、社長にはい つの段階で報告しているのか。

(5).昨年はコアボーリングを行っているように、県境まで300m区間でのコアボーリングを 求める。

(6). 調査結果いかんによって、田代ダム案によるトンネル工事における減水対策として有 効であるのか、どうかの再検証を専門部会委員と行うこと。

(7). 掘削エネルギー値など他の情報も適宜適切に報告すること。 (8).専門部会でリスク管理について改めて協議し合意するまでは、県境まで 300m 以内の 調査は行わないこと。

(9).県民に分かりやすい報告形態に改めること。

3,ツバクロ盛土の設計は、専門部会委員が指摘したように正確な位置や特性を把握するため の追加調査を行うこと。 以上 【回答期限】 2025年 1月15日(水)

【連絡先】 松谷清 南アルプスとリニアを考える市民ネットワーク静岡 静岡市葵区鷹匠3-3-1 地球ハウス気付 Tel 054-209-5676 Mail:chikyu_house@yahoo.co.jp


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