※プレゼントいただいた台湾マスクで集合写真※
実に話題豊富な女性処長の張さん、女性が活躍する台湾社会を垣間見た感じでした。静岡市が、静岡マラソン交流やオリンピック陸上選手受け入れ、WHO加入支持表明などこれまでの経過を踏まえての表敬訪問でした。今日のトピックは何といっても「台湾のコロナ対策」の紹介です。昨日も横浜市議会議員の方々への講演など、いま15の講演が予定されているとのこと。台湾の感染者は517名で死者は7名。
対策の要点5つ。
1、 コロナ感染症は非常事態、12月31日大晦日だったが中国からの渡航禁止措置。18年前のマースの教訓。医療チームを中国に派遣し人から人への感染をいち早く把握、正しいデータを把握していた。中国発表をうのみにしない。実は、中国は1月の国政選挙で經濟圧力として台湾観光を禁止していたが逆にそのことで感染拡大を防止でき「功」を奏した。
2、 1人目の感染者以降、厚生大臣の毎日2時間以上にわたる記者会見、情報公開。
3、 自粛でなく、外出禁止への罰則規定。
4、 感染者、隔離者への3食提供。
5、 コロナ感染までマスクは90%を中国に依存していたが、国営のマスク会社設立。日本と違い国民統一番号が確立しており個人にマスク提供連絡が可能であったこと。これまで日本、静岡県、静岡市含め世界に200万枚を寄付している。