天野礼子「川は生きているか」読了
南方熊楠に続いてあまり知っている人は少ないだろうと思われる人の本を読んだ。
僕の知っていることは、同志社大学の釣り同好会に所属していた人で
開高健と親しく、彼とともに長良川の河口堰の反対運動の先頭に立っていた人ということだ。
「関西の釣り」に連載している森茂明という人がいるのだが、彼女とのNHKでの対談番組がこの人の民宿で収録されたそうだ。
もちろん僕も当時見ていた。いろいろな人のつながりが本を通してわかってくるのだ。
これも楽しみの一つだ。
本の内容はたくさんのダムが作られ続けた日本の川の惨状をルポしたものだ。
少しは読み聞きしたこともあるから知っていることもあるがまあまあ悲惨な状態だ。
この本の出版から8年がたっているが今はどうなのだろう。吉野川の河口堰はまだ作られていないようだが・・・。
身近でも紀ノ川の田井ノ瀬のワンドはことごとくなくなり、寂しい限りだ。30年近く前は泥と草で魚がいっぱいいたし楽しみがいっぱいあったところであったが・・・。ブラックバスもいなかったからタナゴもたくさんいたし、雷魚なんかもいたものな。いまもうあそこでは見ることは絶対にないだろう。
日高川の一番奥にも砂防ダムができてしまって、あんなの何の意味で作っているのかさっぱりわからない。
外国ではダムの開発はもうやめてしまっているらしいのに日本ではまだまだ作る予定があるらしい。吉野にも大滝ダムができてしまったし。
やっぱり、日本人はバカな人たちが多いのだろうな。
反対運動をしている方々、がんばってください。
この本は1998年の出版だ。本の中に出版を祝う会の世話人と本人のメッセージが入っている。
これを買った人はその祝う会に出席した人なのだろうか。
この人とどんなつながりがあるひとなのだろうか。
南方熊楠に続いてあまり知っている人は少ないだろうと思われる人の本を読んだ。
僕の知っていることは、同志社大学の釣り同好会に所属していた人で
開高健と親しく、彼とともに長良川の河口堰の反対運動の先頭に立っていた人ということだ。
「関西の釣り」に連載している森茂明という人がいるのだが、彼女とのNHKでの対談番組がこの人の民宿で収録されたそうだ。
もちろん僕も当時見ていた。いろいろな人のつながりが本を通してわかってくるのだ。
これも楽しみの一つだ。
本の内容はたくさんのダムが作られ続けた日本の川の惨状をルポしたものだ。
少しは読み聞きしたこともあるから知っていることもあるがまあまあ悲惨な状態だ。
この本の出版から8年がたっているが今はどうなのだろう。吉野川の河口堰はまだ作られていないようだが・・・。
身近でも紀ノ川の田井ノ瀬のワンドはことごとくなくなり、寂しい限りだ。30年近く前は泥と草で魚がいっぱいいたし楽しみがいっぱいあったところであったが・・・。ブラックバスもいなかったからタナゴもたくさんいたし、雷魚なんかもいたものな。いまもうあそこでは見ることは絶対にないだろう。
日高川の一番奥にも砂防ダムができてしまって、あんなの何の意味で作っているのかさっぱりわからない。
外国ではダムの開発はもうやめてしまっているらしいのに日本ではまだまだ作る予定があるらしい。吉野にも大滝ダムができてしまったし。
やっぱり、日本人はバカな人たちが多いのだろうな。
反対運動をしている方々、がんばってください。
この本は1998年の出版だ。本の中に出版を祝う会の世話人と本人のメッセージが入っている。
これを買った人はその祝う会に出席した人なのだろうか。
この人とどんなつながりがあるひとなのだろうか。