今日は魚釣りを一休みして小船の船底塗装をやった。
例年は秋にやっているのだが、今の季節から船足が一気に落ちてくるので早い目に作業をやってみた。
そして今回は秘密兵器を準備している。
いつも山菜採りでお世話になっている森に暮らすひまじんさんに切り出してもらった丸太と手回し式のウインチだ。
いつも大潮の日を選んで満潮のうちにコンクリートブロックを沈め、その上に船を留めておいて潮が引くのを待ってコンクリートブロックの台に乗せるというパターンでカキ落としを始めるという流れであったのだが、時間がかかるし体が濡れてしまう。
毎年、ひまじんさんのお宅にお邪魔するたびに、奥の杉林にはコロに使えそうな木がたくさん生えているよな~と思っていて、今年は無理をお願いして切り出してもらった。
人力ではスロープを引き上げるのは無理そうなのでメルカリで手回し式のウインチも調達した。
これで潮の満ち干をあまり気にせずに引き上げることができるのではないかという目論見だ。
船を2艘も抱えているとお金がかかるというのもあるが、この船では自力でどこまでのことができるかということにも挑みたいと考えている。
お金のない分を知恵でカバーしていこうということだ。
今日の干潮時刻は午前9時26分。午前6時に家を出て港に行くと思いのほか潮が引いてしまっている。引きすぎると台車のレールの残骸が海底に残っているので引き上げられなくなる。急いでウインチをロープで固定し、コロをセットして船を回送してきて着岸。
ウインチで巻き上げ始めるがウインチは後ろからロープで引っぱって固定しているだけなので浮き上がっててしまって力が入らない。ここで渡船屋のモトヒロ君が登場して手助けをしてくれる。
(今日を選んだのは彼が営業する日だったのもある。いざというときは助けてもらおうという他力本願作戦なのだ。)
引っぱっているロープを足で踏んでもらうとやっとウインチが回り始めた。コロが2本噛むと一気に船が動きはじめる。エジプトのピラミッドの時代からの知恵は素晴らしい。人間は偉大だ。(僕以外は・・)
ジャッキで船を浮かせ、下にコンクリートブロックを入れて船を固定しカキを落とし始める。
まだまだ成長途中のフジツボは簡単に落ちてくれる。これは楽ちんだ。
1時間足らずでカキを落とし終えて塗装も30分かからずに終了。ウインチをセットしてからわずか2時間半で作業を完了してしまった。
ウインチの固定方法には課題が残ったが、すばらしい効率だ。こういう工夫を仕事のうえでも一所懸命やってればもっと出世もできそうなものだが、いかんせん仕事ではまったく頭が働かない。まあ、仕事ができすぎて出世しちゃうと遊ぶ時間がなくなってしまうのでそれはごめん被りたい。
潮が満ちてきたときを見計らって進水。舳先を持ち上げると一気にスロープを滑り降りてゆく。ちょっと危険な気もするが、コロの回転力はなかなかのものだ。
試しに運転してみると水面を滑るようなあの感触がよみがえっていた。
こういうのを感じると、大きい方の船も掃除をしたくなってくる・・・。
例年は秋にやっているのだが、今の季節から船足が一気に落ちてくるので早い目に作業をやってみた。
そして今回は秘密兵器を準備している。
いつも山菜採りでお世話になっている森に暮らすひまじんさんに切り出してもらった丸太と手回し式のウインチだ。
いつも大潮の日を選んで満潮のうちにコンクリートブロックを沈め、その上に船を留めておいて潮が引くのを待ってコンクリートブロックの台に乗せるというパターンでカキ落としを始めるという流れであったのだが、時間がかかるし体が濡れてしまう。
毎年、ひまじんさんのお宅にお邪魔するたびに、奥の杉林にはコロに使えそうな木がたくさん生えているよな~と思っていて、今年は無理をお願いして切り出してもらった。
人力ではスロープを引き上げるのは無理そうなのでメルカリで手回し式のウインチも調達した。
これで潮の満ち干をあまり気にせずに引き上げることができるのではないかという目論見だ。
船を2艘も抱えているとお金がかかるというのもあるが、この船では自力でどこまでのことができるかということにも挑みたいと考えている。
お金のない分を知恵でカバーしていこうということだ。
今日の干潮時刻は午前9時26分。午前6時に家を出て港に行くと思いのほか潮が引いてしまっている。引きすぎると台車のレールの残骸が海底に残っているので引き上げられなくなる。急いでウインチをロープで固定し、コロをセットして船を回送してきて着岸。
ウインチで巻き上げ始めるがウインチは後ろからロープで引っぱって固定しているだけなので浮き上がっててしまって力が入らない。ここで渡船屋のモトヒロ君が登場して手助けをしてくれる。
(今日を選んだのは彼が営業する日だったのもある。いざというときは助けてもらおうという他力本願作戦なのだ。)
引っぱっているロープを足で踏んでもらうとやっとウインチが回り始めた。コロが2本噛むと一気に船が動きはじめる。エジプトのピラミッドの時代からの知恵は素晴らしい。人間は偉大だ。(僕以外は・・)
ジャッキで船を浮かせ、下にコンクリートブロックを入れて船を固定しカキを落とし始める。
まだまだ成長途中のフジツボは簡単に落ちてくれる。これは楽ちんだ。
1時間足らずでカキを落とし終えて塗装も30分かからずに終了。ウインチをセットしてからわずか2時間半で作業を完了してしまった。
ウインチの固定方法には課題が残ったが、すばらしい効率だ。こういう工夫を仕事のうえでも一所懸命やってればもっと出世もできそうなものだが、いかんせん仕事ではまったく頭が働かない。まあ、仕事ができすぎて出世しちゃうと遊ぶ時間がなくなってしまうのでそれはごめん被りたい。
潮が満ちてきたときを見計らって進水。舳先を持ち上げると一気にスロープを滑り降りてゆく。ちょっと危険な気もするが、コロの回転力はなかなかのものだ。
試しに運転してみると水面を滑るようなあの感触がよみがえっていた。
こういうのを感じると、大きい方の船も掃除をしたくなってくる・・・。