イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

初島沖釣行

2017年06月22日 | 2017釣り
場所:初島沖
条件:中潮 4:06満潮 10:48干潮
釣果:マルアジ 2匹

毎年、夏を迎えるころになると、サビキに食いついたイワシに青物を食わせるという釣りを加太や初島でやっているという。
数年前から知ってはいたが、この季節だと南風が強くなり船足も遅くなるので僕がやれる釣りとは思っていなかった。

しかし、周りの人たちがどんどん釣果を上げているのを見ているとやっぱり僕も行きたくなってきて、とうとう、今日、それを敢行した。

出発まではドタバタだった。
数日前から家の床の張り替えをやっている。家の中の荷物があちこちに移し替えられてしまっていてチョクリの仕掛けを入れた袋も行方不明になってしまった。飲ませサビキがダメならチョクリ釣りに転進しようと考えていたのにそれができなくなる。
とりあえずストックに残っているチョクリ仕掛けと見よう見まねで作った飲ませサビキの仕掛けを持って出発。



昨日の朝は台風並みの強風でデッキのキャプテンシートが倒れてしまっていた。相当な風が吹いたらしい。



しかしながら心配した波はまったくと言っていいほど穏やかで水潮も大したことがない。



あとは初島の沖ノ島を目指すのみだ。今日はあの島の南側まで行く。僕にとっては月の裏側を見に行くような大冒険だ。(ちょっと大層か・・・。)

小さな島影が少しづつ大きくなってゆく・・・。

  

そしていよいよ島の南側へ!



到着してすぐに魚探にはイワシの群れと思しき巨大な影が映しだされている。
おお、これが噂に聞くイワシの群れなのか!



急いで仕掛けをセットしてこの群れの中に落としてゆくと竿の先にわずかだが手ごたえがある。
イワシが食いついているようだ。
ためしに引き上げてみるとたしかにイワシが食いついている。これにブリが食いつくのを待つのだ。



そして、本当に何かの魚が食いついた。が、使っているハリがあまりにも華奢だったようだ。
秒殺でハリが伸びてしまった。



う~ん、残念。2回のアタリは魚とのやり取りをすることなくあっけなく終わってしまった。

加太でハマチを狙おうと作ったサビキを持っていたので取り替えて使ってみたがこれでは大きすぎるのかイワシが掛からなくなった。
これではまったくダメだ。残念だがここをあきらめてチョクリに変更。
しかし、魚の影もなく、1匹目のマルアジを締めている間に掛かったマルアジに2本の仕掛けを絡まされ、これが引き際と午前9時に終了。

港に帰り、イワ〇キ釣具で本格的な飲ませサビキ用のハリを購入。船速が遅くなってしまう前に再挑戦したいと考えている。




初島まで来れば宮崎の鼻はすぐ目の前のように見える。そしてその先は白崎だ。
ひとりで船に乗り始めてどれくらい経ったのだろう、思えば遠くまで来たものだ・・・。(ちょっと大層か・・・。)



記録:


コメント (2)
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