イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

加太沖釣行と船底塗装

2022年10月16日 | 2022釣り
加太沖釣行と船底塗装

場所:加太沖
条件:中潮 3:37干潮 10:42満潮
潮流:7:22転流 11:35 上り3.0ノット最強
釣果:真鯛2匹 イサキ1匹 ハマチ5匹(内、2匹放流)

今回も昨日の話から・・・。
2週連続で船底塗装をやった。いつものとおり、ちからさんにお願いをして午前7時に上架予定で行動開始。午前4時50分に家を出てスーパーでお茶を買ってから和歌浦漁港へ。
バイクを置いて港へ移動。いつもなら暗い時間に移動をするのだが、昨日は早朝では潮が低すぎて船台に乗せられないので遅めのスタートなのだ。まあ、あんまり早い時間からお願いするのも申し訳ないというのもある。
船を和歌浦漁港に向けたころにはすっかり辺りが明るくなってきていた。



和歌浦漁港に到着したのは午前6時50分頃。すでにちからさんは出動してきてくれていて船台を降ろす作業をしてくれている。ついでにタコ釣り名人のおじさんにも声をかけてくれたようで、前乗りをしてくれるという。これで安心だ。
時間通りに上架も完了。
小船もそうであったが大きいほうもかなりフジツボが付着している。特にスクリューや舵板周りにはびっしりとフジツボが着いている。



いつもより力は必要だが、手順通りに作業を続けてゆく。ちょっとした手違いは隣に上架している船が同じく船底の塗装を始めたので仕上げの水洗いが遅くなってしまったことくらいだ。
すでに作業を終えているように見えるほど船底がきれいに赤くなっていたのですべての作業はきのうのうちに終わっているのだろうと思って隣のことを気にせずに派手に水をかけていたら、やってきたおじさんが、「あれ~、これから塗ろうと思てたのに濡れてしもてるやないか!」と言っている。謝ってはみたものの、叱られるかと思ったが何事もなく終わった。これはきっと、ちからさんの「顔」のおかげだろう。もう、5年近くここで作業をしているのでなんとなく誰の知り合いかということが認識されているのだろうと思う。
隣の船の作業が終わるのを待って作業を続行。塗る作業以外は何もしない予定なのでなんとかお昼過ぎに終了。



そして翌日、午前7時に降ろす予定でお願いしていたが潮位が低すぎる。30分待って作業をスタート。
観光客らしき二人連れが進水作業を興味深そうに見ている。



僕のことも漁師のひとりと思っているのだろうか。それならそれで光栄なことだ。

進水も無事に済み、和歌浦漁港から加太に向けて出発。



塗りたての船は快調に加太を目指す。



この時が一番気持ちがいい。おまけに今日は気温が高くも低くもなくそれもここちい。

さて、今日はどんな釣りで挑もうかと考えていたら、港に来ていた菊新丸さんから真鯛が好調だという情報をもらった。ちょうどこれからは上り潮に入る。テッパンポイントが熱くなりそうだ。

加太に到着してみると、田倉崎の前とテッパンポイントの南に船団ができている。しかし今日も船が多い。やっぱり土日の釣りは嫌なものだ。



僕はテッパンポイントの南に入り釣りを開始。
釣り竿を持ちながら船縁に落とされた鳥の糞をブラシで擦っているといきなりアタリ。小さくてツバスと言えるかもしれないがハマチが上がってきた。釣れるときはこんなものだ。

その後もアタリは続く。魚探の反応もまずまずだ。なかなか鉤には乗らないのがくやしいが時折鉤に乗ってくれる。菊新丸さんは、魚は上ずっているということだったが、まったくその通りでほとんどの魚は上3本のうちのどれかに食いついてくる。ビニールは鈴鹿市のピンクがよかった。

同じ場所を行ったりしながらハマチと真鯛を釣り上げる。その間にイサキが釣れたのだが、これは大きい。推定40センチ近い。これはかなりの値打ちものだ。もう1匹来ないものかと思ったが残念ながらその後はハマチばかり。
毎回のことで、お昼までには戻りたいと思っているので午前10時半に終了。2時間ほどの釣果としてはまずますだろう。もっと早く出ていればまだまだ釣れていたと思うが、今日は小手調べ程度だからまあ、こんなものだろう。

コメント
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