イレグイ号クロニクル Ⅱ

魚釣りの記録と読書の記録を綴ります。

加太沖釣行

2023年04月02日 | 2023釣り
場所:加太沖
条件:中潮5:03満潮
潮流:4:41 上り3.0ノット最強 8:39転流 11:18下り2.0ノット最強
釣果:ボウズ

二日目は加太へ。
夜明け前に船を出して禁断の仕掛けを流すが不発。



今日は釣り公園の前まで流したが、閉鎖されているにもかかわらずたくさんの人が釣りをしていた。よく見ると自転車が数台置かれていた。車は無理でも自転車ならここまで来ることができるのだろうか。
そして、僕の仕掛けには喰ってこないのに、ひとり、魚を掛けている人がいた。

防波堤の先っちょまで行って加太へ。

午前6時半ごろに加太に到着。天気予報を確かめずに、今日はいい天気だと思ってやってきたが、ものすごい風が吹いている。いつもはへにゃっとなっているフラッグもずっとたなびいたままだ。



まだ上り潮が残っている時間なので船が集まっている第2テッパンポイントに入ったが、まったく仕掛けが立たない。ギアを前進に入れっぱなしにしながら高仕掛けを操る。
こんな日はまったくダメだとあきらめていると、アタリが出た。
感じでは青物っぽい。上に上がってくるにつれて引きが強くなる。意外と大物かと慎重に引き上げていくと本当に大物のサワラだ。これはもう、サワラと言っていいほどの大きさだ。水面下までハリスを切られることなく引き上げられたのであとはタモ入れだけなのだが、タモに比べて魚が大きすぎる。おまけに風で船は流されているし、当然魚も暴れる。
身体の半分くらいはタモ入れできたがその後スルッと抜けてしまった。そしてそのまま逃げていってしまった・・・・・・。

こんなに悔やまれることはない。今日、唯一のアタリで、しかも飛び切り美味しい魚で、しかも超大物だ。なんと言ってもサワラは魚偏に「春」と書くくらいだ。
潮が下りに変わる頃、コイヅキには大きな船団ができていたので僕もそこに移動していたが今日は落胆の度合いが強すぎた。



風はどんどん強くなり、逃した大物を悔やみ続け、やる気がなくなり、安全面にも不安が出てきたので午前9時半に終了。
今日も桜だけはきれいだが、二日続けてボウズというのはなんとも立ち直れない・・。



なんとかとれたのは和歌山港に入港する豪華客船の写真に偶然映ったボラだけであった・・・。



コメント
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