武田祐吉/訳注 中村啓信/補訂・解説 「新訂 古事記」読了
年末、古事記を読んでいた。
もちろん、古語では読めることもないので現代語訳の部分だけを読んでいた。
この本には選民思想の大元だとか帝国主義を国民に植え付けたとか問題視する人々もいるようだが、思想的なことは別として、この国土は伊耶那岐命と伊耶那美命ことが作り人間に引き継がれた。さまざまな人間に有用な植物も神様から発せられたという神話を思うと、我々はただ、この国や自然を神様から預かっているだけだ。そう考えると自然をどう利用してゆかなければならないかということがもっとわかるのではないだろうか。
僕の住んでいるすぐそばにも古事記ゆかりの場所がある。ここは竈山神社。
この神社は、神武東征の際、大和の国の那賀須泥毘古から矢傷を受けた神武天皇の兄、五瀬命が命を落としてお隠れになった場所だそうだ。
神話の世界ではあるが、現実の世界がそれにつながっているのはなにやらうれしいものがある。
年末、古事記を読んでいた。
もちろん、古語では読めることもないので現代語訳の部分だけを読んでいた。
この本には選民思想の大元だとか帝国主義を国民に植え付けたとか問題視する人々もいるようだが、思想的なことは別として、この国土は伊耶那岐命と伊耶那美命ことが作り人間に引き継がれた。さまざまな人間に有用な植物も神様から発せられたという神話を思うと、我々はただ、この国や自然を神様から預かっているだけだ。そう考えると自然をどう利用してゆかなければならないかということがもっとわかるのではないだろうか。
僕の住んでいるすぐそばにも古事記ゆかりの場所がある。ここは竈山神社。
この神社は、神武東征の際、大和の国の那賀須泥毘古から矢傷を受けた神武天皇の兄、五瀬命が命を落としてお隠れになった場所だそうだ。
神話の世界ではあるが、現実の世界がそれにつながっているのはなにやらうれしいものがある。
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