2週間ほど前からほぼ毎日のように書いていた依頼原稿ですが(1)
やっと峠を越えたので、明日、最後に読み直したら提出をします。
筆が進むようになったのは、やっぱり夫や恩師など、書いたものを誰かに読でもらい、
客観的なアドバイスをもらうようになってからでした。(2)
意見をしてもらえたことに感謝です。
読み聞かせボラの練習などもそうですが
読んでいるのを誰かに聞いてもらい、意見してもらうだけで
かなり読み方を改善できますが、あれとも似ていますね。
書いた文章の説明がくどかったり、わかりにくいところがあったり、
いろいろ書いてみたものの、最終的には誰が読んでも
わかりやすいものに仕上げることを目標に設定。
そのプロセスの中で、これは大切!伝えたい!という部分の伝え方に苦戦し、
何度も何度も書き直しながら、文章全体のバランスを大切にし
微調整をすることを繰り返し、完成原稿に近づけていきました。
夜、帰宅した夫と、書いた原稿の話をしていたのですが
何も見なくても、原稿に書いた文章を話すことができてビックリ!
何度も手直しし、読み返していたからか、書いた文章を
ほとんど覚えてしまっていたのです。
なんだかストーリーテリングでいう、おはなしを語るために
何度も何度も文章を読んで語る練習をしているのと似ています。
それだけ、自分が真剣になって原稿執筆に取り組んでいたことがわかり
少し嬉しい気持ちになりました。
きっとゲラ(3)が送られてくる頃には、書き直したい!!
といった衝動に駆られるかもしれませんが、その時の自分なりに
試行錯誤して書いたものなので、それはそれで納得したいです。
まだ1つだけ、変更を迷っている箇所があるのですが
小さな変更は、ゲラが送られてきてからも大丈夫なので
少し時間をおいてから決める予定です。
時間をかけてじっくり原稿と向き合ってよかったです。
そして改めて、短い文章はおはなしや絵本と同じで、難しいと思いました。
少しは成長できたかな・・・
明日の夜は久し振りに早く寝ることができそうです。
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【注】
(1)原稿についての詳細は、過去ログ
「原稿執筆宣言!!」 参照。
(2)夫や恩師に書いた原稿を読んでもらい、意見を求めた。 過去ログ
「ラブレターだと思って原稿を書く!」 「恩師からのアドバイス」 参照。
(3)原稿が本に載った時、どんな風になるかを試しに印刷した紙のこと。誤字脱字などがあった場合、訂正して送れば直してもらえる。
【今日読んだ本】
アーマ E. ウェバー 文・絵/藤枝澪子 訳 『じめんのうえとじめんのした』 福音館書店、1968年。
「ずっと気になっていた科学絵本。すべてが厳選されている。普遍性あり。」(47/100 絵本)
菅原久夫 文・石部虎二 絵 『はながさいたら』 福音館書店、1984年(かがくのとも傑作集)。
「違う絵が右左にあるので少しわかりにくいページがあるが、工夫次第でボラの時に読めそう。」(48/100 絵本)
高家博成 文・横内襄 絵 『ありのごちそう』 新日本出版社、1979年(新日本動物植物えほん3)。
「ありのことがよくわかる。文章も絵も素晴らしい。読みごたえあり。」(49/100 絵本)
たかどのほうこ 作・太田大八 絵 『みどりいろのたね』 福音館書店、1988年。
「絵本や本が苦手な子もこれなら大丈夫!小1の子が一人で読める長めの絵本」(50/100 絵本)