MAYU CLUB ~学校司書まゆみの絵本棚~

子ども達が小さい頃から、絵本の読み聞かせを続けてきた、本について学び続ける学校司書MAYUの絵本リビング育児★

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“MAYU CLUB” ~まゆみの絵本棚~ は絵本の読み聞かせにハマったMAYUが、絵本やインテリア、自分の育児などについて思ったことを綴っています。 高3の息子と中1の娘の母で、現在は学校図書館で司書として働いています。

語り中心のおはなし会へ

2014年04月12日 | ストーリーテリング(おはなし)
今日は、少し離れた図書館でやっているおはなし会の見学に行ってきました。

今度、その図書館でお話を語ることになったので、(1)
語る場所の雰囲気を確認したく、足を運んだのです。

ストーリーテリングがメインのおはなし会で、
いつもそこそこ人数がいるのですが、
今日は天気がよかったこともあり、聞き手がものすごく少ない日でした。

けれど、語る方は動揺せずにおはなしを語ってくれたので、
私はすっかりおはなしの世界の中へ・・・

語る場所の雰囲気確認はどこへやら、
何度も聞いたことのあるお話なのに、気づけば泣いていたり、
ドキドキしたり、笑ったり、楽しいおはなし会でした。

おはなしが終わった後、語り手さんに

「いい聞き手ですよ~~!!」

と冗談交じりで言われたのですが、この1年くらい、
そう言われることが多かったので、ちょっと嬉しかったです。

語る側はまだ初心者マークですが、聞く側は回数を重ねているからか、
おはなしの楽しさが、わかってきた気がします。

語り手さんは、とても上手に語る方だったので、どのくらい語っているか聞いてみました。
すると、まだ10年くらいだと恥ずかしそうに答えました。

10年で「まだ」の世界です・・・

数ヶ月後、素人の私が子ども達を前に、おはなしを語ることができるのか、
とても不安になりましたが、なんとか練習を積むしかありません。

この図書館には、利き手として何度か足を運んでいるからか、
場所に対する不安はなかったので、あとはおはなしを語る練習を重ね、
自分を信じて語ろうと思います。

「鉄は熱いうちに打て」ということで、早速来週から練習を開始予定です。

今日、おはなし会を見学してよかったです。やる気も出てきましたしね。
やっぱりおはなしを聞くことも大事だと、改めて感じた一日でした。

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【注】

(1)数ヶ月後に、過去ログ 「ストーリーテリングの会に参加して――発見の連続」 参照。

【今日読んだ本】

村山桂子 作・堀内誠一 絵 『たろうのともだち』 福音館書店、1977年(こどものとも傑作集)。
「たろうシリーズで、ややまじめな内容。学校や幼稚園向け。ボラでもOK。」(62/100 絵本)

寺村輝夫 作・長新太 画 『おしゃべりなたまごやき』 福音館書店、1972年。
「絵と文のバランスよし。聞き手の共感を誘う内容。絵も大きくボラ向き。」(63/100 絵本)

東君平 作・絵 『くろねこかあさん』 福音館書店、1990年(幼児絵本)。
「白黒のかわいい切り絵。シンプルなのに凝っている。文のリズムもよい。」(64/100 絵本)

いわむらかずお 作・絵 『かんがえるカエルくん』 福音館書店、2005年年。
「4コマ漫画みたいな絵本。興味深い内容。絵本が苦手な子や、漫画に関心がある子に。」(65/100 絵本)

中川李枝子 作・大村百合子 絵 『てんじつき さわるえほん ぐりとぐら』 2013年、福音館書店。
「目をつぶり、誰かに読んでもらいながら絵を触ると感動!服の模様でぐりとぐらが判断できるようになっている。」(7/100 再読)

★ 柴田晋吾 作・野坂勇作 絵 『うたえ ブルートレイン』 1999年、金の星社。
「主人公をを応援したくなる。聞き手の共感を誘う絵本。乗り物好きな幼稚園児と低学年の子に。」(8/100 再読)