ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

すごく嬉しくて思い出深い旅になるはずだったのに

2020年02月24日 | ひとりごと
タイトルの画像は、この九大の学生さんが一人で作ってくださった感染マップの画像です。


明日の朝早く空港に向かい、日本に旅立ちます。
結局、米国CDCの警戒レベルが2に引き上げられたことから、夫の両親、そして姉一家は、今回の旅行をキャンセルしました。
我々も、長男くんの挙式の前後に日を取って、合計10日あまりの観光をしようと計画していましたが、帰りの飛行機をキャンセルして式が終わり次第こちらに戻ることにしました。
あまりのことにガッカリして落ち込んでいる義母の顔が、電話の向こうから聞こえてくる声だけで十分わかりました。
もちろん一番ガッカリしているのは当事者の長男くんとフィアンセです。
二人は日本とこことで連絡を頻繁に取り合い励まし合いながら、式の準備をコツコツとやって来たのですから。
でも、本当にこればっかりは、相手がウイルスだけにどうしようもありません。

行けなくなった夫の両親が、長男くんとフィアンセに渡すはずだったお祝いと、義母がそれはたくさんの情報を吟味して自分で調合したマスクに吹きかけるハーブオイル、そしてマスクを渡しにわざわざペンシルバニアからやって来てくれました。

おまけに彼らが乗るはずだったファーストクラスの席(わたしたちも同じ飛行機に乗ることになっていました。もちろんわたしたちはエコノミー!でしたが、キャンセルが相次いだからか、エコノミープラスに昇格していました)に、なんとわたしたちが座れるように手続きしてくれたのでした!
いやもうびっくりです。
生まれて初めて、体を横にして寝ながら日本に行くことになりました。
ちゃんと座れるだろうか…あちこちいじって壊さないだろうか…ザ・場違いな二人にならないだろうか…。


このタイミングでのCDCの警戒レベル引き上げは、もしこの人が首相にふさわしい人格と知能と判断力を持ってたら、起こらなかったかもしれないと思うので、記念にこのページの最後に載せておきます。


対策会議に専門家を誰一人呼ばず、集まっても意味の無いお仲間を座らせ、そこで数分かけて報道用の写真を撮らせたら退席。
そのあとはいつも一人何万円もする場所で舌鼓を打ちながら何時間も過ごす首相。
新型肺炎の感染者が続々と増え、死亡者も出てきているというこの最中に、首相たる者がすることでしょうか?
などと呆れ果てていたら、なんと近々ミャンマーに外遊するそうです。
もう帰って来なくていいよって心底思います。
コメント (4)
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