今回は頑張って、太郎さんの質疑の一言一句を、何回も聞き直しながら文字起こしをしました。
「大量破壊兵器を持ってないなら持ってないで、それをちゃんと証明しなかったイラクが悪い」
えっ…。
安倍氏の答弁は往々にして、一国の総理大臣として本当に大丈夫か?と、非常に疑問を抱かざるを得ないものが多いのですが、
これには本当に開いた口がふさがりませんでした。
イラクに侵攻し、戦争を起こすことに躍起になっていたブッシュ政権の、きな臭い行動の一部始終を知るわけではありませんが、
毎日夕方のニュースで流れてくる政府側の目論見と、身の回りの空気が急激に、戦争に反対しにくいものになっていったことを、今でもはっきり覚えています。
ウィキベディア
『イラク戦争』より
https://ja.wikipedia.org/wiki/イラク戦争
『ブッシュ政権は、「開戦の理由はイラクが無条件査察を認めないことであって、イラク国内に大量破壊兵器が存在するという理由ではない」と主張しているが、
開戦前に、ブッシュ大統領やチェイニー副大統領が、
「イラクは大量破壊兵器を保有している」と、メディアを通して繰り返し広言していたため、
開戦後に大量破壊兵器が発見されなかったことで、この戦争の『大義』が失われた、という批判が巻き起こる結果となった』
まさに上記の通りで、メディアが繰り返し、その様子を伝えていましたし、パウエル長官なども、写真パネルをわざわざ用意して、嘘をついていたのでした。
それらのことは、今ではもう、世界の常識になっているのですから、まさか日本の総理大臣が、今だにあのようなことを公言するなんて…イカれてるにも程があります。
太郎さんが質問の中で、米国軍が兵士に、どのような教育をして戦地に送り込んでいるのかが、生々しく語られていました。
「武器を持つ人間をみたら殺せ。
双眼鏡を持つ人も殺せ。
携帯電話を持つ人は殺せ。
何も持たず、敵対行為がなかったとしても、走っている人、逃げる人は、何か画策しているとみなし殺せ。
白旗を掲げ、命令に従ったとしても、罠とみなし殺せ、と指示した。
ファルージャで僕たちは、その交戦規定に従った。
米兵たちは、ブルドーザーと戦車を使って、家屋を一つ一つ轢き潰し、
人間は撃ち尽くしたか、犬や猫やニワトリなど動くものは何でも撃った。
動物もいなくなったから死体も撃った」
こんな惨たらしいことを指示として授け、それを実行させる人がいる。
こんな惨たらしいことを指示として受け、それを実行する人がいる。
「大義」は大量破壊兵器の保有…。
わずか1年の間に、1447回もの爆撃をし、罪のない民間人の大人や子供を殺戮しました。
そんな蛮行を、『人道復興支援』などというもっともらしい名前をつけて、日本は殺人鬼たちを輸送し、支援しました。
正当性の全く存在しない人殺しの、片棒を担いだのです。
その罪の大きさ、業の深さ。
取り返しのつかない大きな過ちを犯したというのに、その総括すらしようとしない。
「アメリカに民間人の殺戮、当時やめろって言ったんですか?そしてこの先、やめろと言えるんですか?引き上げられるんですか?」
「無理矢理踏み込んだのは、アメリカとイギリスじゃないですか。
で、その片棒を担いだのは日本なんですよ。
その総括がなされずに、自衛隊をまた外に出す?遠くに出す?拡大させる?
これ、総括必要ですよ。
総理、総括する必要あるでしょ?あなた自身が。
だって、ずっと、その決定してきた組織の中にいて、良いポジションにいたんですから」
わたし、山本太郎さんを全力で応援します!!
その気持ちをガツンと込めて、文字起こししました!!
↓以下、文字起こしはじめ
(作業の無駄を省くため、安倍氏をはじめ、大臣方の口癖である「⚪︎⚪︎ですね」と、えー、あー、おーなどの伸ばし部分を省略しました)
山本太郎議員:
『生活の党と山本太郎となかまたち』共同代表の山本太郎です。
安保法案について質問いたします。
総理、よろしくお願いします。
航空自衛隊がイラクに派遣されていたことは、総理はご存じですか?
安倍総理:
航空自衛隊は、イラク特措法にもとづきまして、平成16年3月から平成20年12月までの間、クウェートを拠点として、イラク国内の飛行場との間で、人員、物資を輸送していました。
具体的には、イラクの復興状況や、国連、多国籍軍の輸送ニーズ等を踏まえまして、
国連、米軍等の要員や、事務機器、医療機器、車両、航空機部品、テント等を輸送したわけでありまして、
その際、
輸送対象となる人員が武器を携行することについては、それが常識的な範囲で、通常携行するものであれば、移送の対象としていたわけであります。
これらの内容は、活動期間中や活動終了後に、国会に説明、報告するとともに、適切に公表をしております。
山本議員:
丁寧にご説明ありがとうございました。
それはそうですよね。
空自の先遣隊がクウェートに出発した時には、内閣の官房副長官であられたんですもんね。
ありがとうございます。
航空自衛隊、イラクで何を運んでいたんでしょうか、というお話です。
平成19年4月24日、衆議院本会議にて、総理は、
「航空自衛隊のイラク派遣について、国連、その他の人道復興支援のための人員、物資の輸送を行っている」と説明されました。
これに間違いございませんか?
安倍総理:
それに間違いはないわけでありまして、今、ご答弁申し上げた通りでございまして、
国連や多国籍軍の輸送ニーズを踏まえまして、国連、米軍等の要員や事務機器、医療機器、車両、航空機部品、テント等を移送したわけでございます。
山本議員:
そうですか。
皆さんのお手元の資料で1になります、円グラフをごらんください。
航空自衛隊がイラクでの活動を開始した2004年3月3日から2008年12月12日までの、空輸実績の全記録のグラフ化
元データは2009年10月、防衛省が開示したもの。
航空自衛隊がイラクでの活動を開始した2004年3月3日から、最後の空輸となった2008年12月12日までの、空輸実績の全記録をグラフ化しました。
全体で46,000人、輸送いたしましたと。
先ほどの、平成19年の総理の国会答弁だけを聞くと、
『輸送したメインは国連の関係者がほとんどなのかな』と勘違いしそうになりますけれども、
実際は、
国連の関係者はたった6%ほど。
その10倍、約60%以上が、米軍や米軍属だったということなんですけども、
これ、
何の目的だったんですかね?おうかがいしていいですか?
中谷防衛相:
あの数字の話でございますが、ご指摘の通り、
総人員が46,479人、米軍人が約半数の23,727人でございます。
この活動につきましては、特措法にもとづいて、人道復興支援活動を政策的に重視をしましたが、
基本計画において、派遣部隊の編成規模については、人道復興支援活動を実施するために必要な規模という観点から定めるとともに、
派遣部隊は、人道復興支援活動に支障を及ぼさない範囲で、安全確保活動、これを実施することといたしておりました。
イラクに派遣された航空自衛隊、こうした方針のもとで活動を実施いたしまして、
米軍は、類似の安保理決議にもとづいて、治安維持活動のみならず、復興支援活動にも取り組んでいたということで、
この2つの任務の中で活動した、ということでございます。
山本議員:
蓋を開けてみたら、
60%がアメリカの軍人だったり軍属だったという結果があるわけですよね。
じゃあ、
どうして、国会の答弁において『国連、その他の人道復興支援のための人員、物資の輸送を行っている』という答えをするのかって。
どうして一番多い人たちが、その他という部分に込められるのかって、意味がわからない。
「“等”と一緒だよ」(議場より発言あり)
そうですよ。
いちいち法律みてたら“等”と書いて“など”?
結局そこに全部集約されているんだろって。
国連関係と言いながら、メインは米軍の輸送に使ってたんじゃないかって。
お手元の資料でございますけども、2枚目の表と裏に、『週間運輸実績の一例』、黒塗りの資料、そして裏が、黒塗りが外された開示文書がご覧いただけます。
国連職員を運んでいると言いながら、その中身は実際ほとんどが米軍関係、自衛隊関係の人員だった。
人道支援と言いながら、戦闘員を輸送してたんじゃないの、って話だと思うんですけれども、
「自衛隊が運んだ米軍兵士も、復興支援のための人員だった」と、総理、そういうふうに宣言なされますか?
一言でお願いします。
安倍総理:
これは、イラク特措法に基づく活動として、このクウェートを拠点としたイラク国内の飛行場との間で、人員、物資の移送をしたわけでありまして、
あくまでも、この特措法に基づく活動をしていたわけでございます。
山本議員:
なるほど。
そうおっしゃるならば総理は、自衛隊がバグダッドまで輸送した兵士たち、お届けした兵士たちが、
その後何をしたのか、ということの詳細まで把握されている、ということでよろしいですよね?
ということは、
それらの兵士の所属部隊であるとか、従事した作戦まで知っていたという話になります。
それが把握していたということになりますから。
もう一度おうかがいします。
把握していたということでよろしいですか?
内容は結構です。
把握していたかしていなかったか。
安倍総理:
この法律によって、まさに、これは人道復興支援活動と安全確保支援活動を行う、ということになっているわけでありまして、
そしてまた、自衛隊の部隊は、物品の輸送に際しては、武器の輸送は行わないことにしているわけでございますが、
今、
私は、その詳細について承知しているわけではございません。
山本議員:
なるほど。
詳細はわからないんですよね、要は。
そういうふうに聞かされている、というお話ですよね?当時も。
そういう話に聞かされていた、ということじゃないんですか?
先に進みましょうか。
総理は、航空自衛隊がバグダッドに…ああ、そうや、これ資料請求したいんですけど資料請求できますかね?
総理これ、把握されてて、今は把握していないけれども、昔聞いた話によるとそういうことだ、ということだと思うんですけど、
これ、
本当に、平和活動のみに、そういう人たちが旅立って行ったのか、バグダッドに、
ということの話の詳細というのはこれ、資料請求できますかね?
隠したりしないでしょう?
出してくれますか資料、いかかでしょう?あ、すみません、委員長に直接。
安倍総理:
輸送した米兵については、イラク国内において復興支援、または治安維持、いずれかの活動に従事していたというふうに認識をしております。
山本議員:
へー、なるほどそうですか。
じゃ、総理は、
航空自衛隊がバグダッドに、米軍兵士らの輸送活動を行った2006年から7月以降、
それによってといいますか、市民、米兵の犠牲者数がどのように変化していったかということを、把握されていますか?
外務省・上村司中東アフリカ局長:
お答え申し上げます。
米軍の犠牲者数に関しましてでございますが、ある一定の期間をくぎって米国が発表しているものではございません。
我々が持っております数字は、米国国防省の数字でございますけれども、
2003年3月19日から2010年8月31日までのイラクの重要作戦全体の総数でございますが、4,424名の犠牲者が出ているという数字を持っております。
山本議員:
フリップお願いします。
こちらグラフ、お手元の資料3です。
イラクで犠牲になった亡骸、この亡骸の数をカウントしているNGO『イラクボディカウント』が発表しているものをご覧になればわかる通り、
2007年の民間人の犠牲死亡者数、24,000人にも上っている。
で、
自衛隊のクウェートへの移送が始まったのは、2006年の7月だと。
この当時は、安倍官房長官時代ですよね。
これ以後の約1年間、開戦直後の空爆が激しかった頃を別にすると、
もっともイラク市民の犠牲が多かった時期であり、米軍兵士の犠牲も一番多かった時期だったそうです。
で、総理にお聞きしたいんですけれども、2007年の1年間ですね、まあ
2007年の1年間といえば、総理が第一次安倍政権で総理になられたときですよね。
この2007年の1年間で、米軍が爆撃した回数ってご存知ですか?
これ(事前に質問を)通告していません。
ご存知かご存知でないかだけで結構です、ありがとうございます。
安倍総理:
爆撃した回数までは今、お答えすることはできません。
山本議員:
すみません、突然の質問。
1,447回。
2007年の1年間で、1,447回も爆撃された、というのがイラクの現状だ、と。
いわゆる
『テロとの戦い』と先進国が始めた戦争によって、子ども、女性、お年寄り、多くの市民が犠牲になった、と。
イラク戦争に賛成したんですよね、安倍総理は?
してなかったら、多分ここまでこれなかったですもんね総理までね、途中で。
で、
アメリカ兵の輸送に関しても、賛成されたわけですよね?
これ賛成されてなかったら、ここまでこれてないですもんね?
我が国の総理が、イラク戦争の実態をあまり詳しくはご存じないようなんですね。
その一方で、自衛隊の活動を拡大しようとしているって、アラブの人々、世界の人々が聞いたらどう思うんですか。
航空自衛隊のイラクでの空輸活動については、2008年の名古屋高裁で、違憲判決、憲法違反だという判決が確定しています。
このことについてはご存知ですか?
ご存知かご存知ないかだけでお答えください。
中谷防衛相:
平成20年、
山本太郎議員:
総理です!
中谷防衛相:
平成20年の4月17日に、名古屋高裁における判決について、違憲の確認、および差し止めを求める訴えは、不適法なものであると却下されました。
また、損害賠償請求は法的根拠がない、として棄却をされておりまして、国側が全面勝訴の判決でございました。
山本議員:
総理と、お願いしたんです。
総理にお答えいただきたい。
最高責任者なんでしょ?
この違憲判決。
要は、
イラクでの空輸はこれ、違憲だ、憲法違反だという判決が出た。
その要旨、中身を見てみると、
『
政府と同じ憲法解釈に立ち、イラク特措法を合憲としても、憲法9条1項に違反する活動を含んでいることが認められる』。
人道支援といわれるものの実態は、結局、米軍との武力行使一体化であったと。
それがはっきりと、司法によって判断された。
イラク戦争でも、我が国は、多くの民間人を殺すことに加担していた可能性が高いということを、これ、伝えているわけですよね。
輸送した米兵の中では、ひょっとしたら戦場に向かって、人道復興支援だとかいうような話になってたかもしれないですけど、表向きは。
でも、その中身はわかんないってことですもんね?
総理は、衆議院での質疑で、
「国際憲章上、違法な武力の行使を行っていれば、それは国際法上認められないことであり、我が国はそのような国を支援することはない」と答弁されました。
総理、我が国が、
ジュネーブ条約や国際人道法や国際人権法に反する行為、つまり、戦争犯罪に協力することなんて有り得ませんよね?
一言でお願いしたいです。
有り得るか、有り得ないか、お願いします。
安倍総理:
えーそれは、我が国は、我が国として
国連憲章上、違法な武力の行使を行う国に対して、支援や協力を行うことはないわけです。
山本議員:
ありがとうございます。
夏休みで、たまたま中学生がテレビを見てて、国会やってたって方もいらっしゃると思うんですね。
今、私と総理との間でどういうやり取りがあったかと言いますと、
『戦争には最低限ルールがある』んだよってことなんです。
もちろん皆さんご存知だと思います、中学生になれば。
攻撃するのはあくまで戦闘員、軍事拠点であり、一般市民や民間施設は攻撃しちゃ駄目。
当たり前ですよね?
これに反するものは戦争違反(犯罪?)とする。
当然です。
アメリカが批准しているジュネーブ条約では、
『民間人に対する攻撃、殺人、傷害は禁止、病人の保護、文民病院の攻撃禁止』が定められております。
そして今、総理が言われたことは、『ルール違反は許さないよ』と、そういうことですよね。
で、おそらくそういった、そういう違反をするような連中とは一緒にやっていかないから、という強い意思を示してくださったと思うんです。
今までの委員会での発言でも。
でもですね、総理。
一番、一体化…一体化って言ったらおかしいですか?
一番絆を深めたがっているアメリカ、米軍は、ジュネーブ条約など国際人道法、国際人権法違反の常習犯だそうです。
安倍総理にとっては、お祖父様の時代から深く縁があるアメリカかもしれない。
この法案が成立すれば、より一層その絆も深まるかもしれない。
そのアメリカの軍隊は例に漏れず、イラクでも戦争犯罪の常習犯との呼び声が高いそうです。
2004年4月、米軍は、イラクのファルージャという都市を包囲、猛攻撃を行った。
翌月、国連の健康の権利に関する特別報告官が、ファルージャの攻撃で死亡したのは、90%は一般市民だった。
約750人が殺されたという情報もある。
国連は「一刻も早く、人権侵害行為に関して、独立した調査を行うべきである」という声明も出している。
フリップをお願いします。
はい、先ほどお話ししました中学生の皆さんのためにも、出してください。
2004年6月イラク西部ファルージャ、ジャーナリスト志葉玲氏撮影・提供
救急車、攻撃されてますよ。
アメリカの攻撃ですよ、これ。
2004年6月、現地入りしたジャーナリスト・志葉玲さんが撮影したもの。
黒焦げになった救急車。
で、先ほどのお話です。
国連の方が言うには、
医療活動を妨害したのはアメリカ、そして救急車を攻撃したのもアメリカだという話なんです。
あまりにもひどすぎる。
じゃあファルージャ、どんな戦いだったのか。
2004年の11月から、米軍の大規模攻撃を受けたんですけれども、この作戦に参加した米兵がこう言っている。
『冬の兵士・良心の告発』というDVDの中で。
攻略戦の訓練を受けていた全員、みんなキャンプに行きますから、訓練を受けますから、
ある日、軍法(軍の法律)の最高権限を持つ部隊の法務会に招集され、こう言われた、と。
「武器を持つ人間をみたら殺せ。
双眼鏡を持つ人も殺せ。
携帯電話を持つ人は殺せ。
何も持たず、敵対行為がなかったとしても、走っている人、逃げる人は、何か画策しているとみなし殺せ。
白旗を掲げ、命令に従ったとしても、罠とみなし殺せ、と指示した。
ファルージャで僕たちは、その交戦規定に従った。
米兵たちは、ブルドーザーと戦車を使って、家屋を一つ一つ轢き潰し、
人間は撃ち尽くしたか、犬や猫やニワトリなど動くものは何でも撃った。
動物もいなくなったから死体も撃った」って。
これ、一部のおかしな米兵がやったことじゃないですよ。
米軍が組織としてやってきたことです。
ファルージャだけじゃない、バグダッドでもラマディでも。
総理、アメリカに、民間人の殺戮、当時やめろって言ったんですか?
そしてこの先、やめろと言えるんですか?
引き上げられるんですか?
お答え下さい。
安倍総理:
まず、そもそもなぜ、米国、多国籍軍がイラクを攻撃したかといえば、
大量破壊兵器、当時のサダム・フセイン独裁政権が、これはかつては間違いなく化学兵器を持ち、
そしてそれをイラン・イラク戦争で使用し、多くの人々を殺し、自国民であるクルド族に対してもこれを使用して、相当多くの自国民も殺したという実績があったわけでありまして、
そして、それを既に、化学兵器、大量破壊兵器は無いということを証明する機会を与えたにもかかわらず、それを実施しなかったというわけであります。
そこでですね、国連決議において、国連憲章第7章のもとで採択された決議、678、687および1441を含む関連の安保理決議によって、これは正当化されたと、考えているわけでございます。
「化学兵器は関係ない」「878は関係ない」(議場より発言あり)
山本議員:
ありがとうございます、今、ツッコミが入りました、878は関係ないというお話が入りました。
イラクに査察に入った国連の方々、700回以上ですよ、大量破壊兵器はなかったって話になっている。
でも、
無理矢理踏み込んだのは、アメリカとイギリスじゃないですか。
で、
その片棒を担いだのは日本なんですよ。
その総括がなされずに、自衛隊をまた外に出す?遠くに出す?拡大させる?
これ、
総括必要ですよ。
総理、
総括する必要あるでしょ?あなた自身が。
だって、ずっと、
その決定してきた組織の中にいて、良いポジションにいたんですから。
ありがとうございます。
質問を終わらせていただきます。