ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

米国 "once in a blue moon" 事情

2012年08月31日 | 米国○○事情
旦那は時々、「once in a blue moon」と言う。
なにかすごく珍しいことがあったり、したりした時に。



ひと月のうちに満月が2回ある場合に、その2つ目をブルームーンと呼ぶようになったそうな。
今年はこの8月がそうだったらしく、一回目は2日に、そして二回目が今夜31日。

外に出て見に行ったけど、う~ん……青くは見えなかったなあ……。
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今や、原発即時全廃を実現するべき時が来た!本気の1千万人デモやろう!ど~ん!

2012年08月31日 | 日本とわたし
関電、需要ピーク時も原発不要 今夏、大飯再稼働に疑問

関西電力管内でこの夏(7~8月)の最大電力需要となった8月3日は、
大飯原発3,4号機(福井県おおい町)が再稼働していなくても、他の電力会社から融通すれば十分に供給できたことが、共同通信の分析で31日、分かった。

政府と関電は「再稼働しないと大幅な電力不足になる」として再稼働させたが、当初から政府の需給見通しを疑問視する声は強かった。
再稼働は必要ないと反対する声が多い中、「私の責任で判断した」と強調した、野田佳彦首相への批判も高まりそうだ。

関電によると、最大需要は8月3日の2682万キロワット。
この日の供給力は、大飯原発3,4号機の計237万キロワットを含む、計2991万キロワットだった


供給が需要を309万キロワット上回っていたが、
関電は「大飯原発がなければ、火力発電所のトラブルや気温の急な上昇があった場合に需給が非常に厳しくなっただろう。
不測の事態が重なることもあり、安定供給のために再稼働は必要不可欠だった」とする。

だが、周波数が関電と同じ60ヘルツで、電力を融通しやすい中部電力以西の電力5社への取材で、
この日の供給余力が、計約670万キロワットあったことが判明。
2基が稼働していなくても、供給力に問題ない状況だった


共同通信 (2012年8月31日)

以上、転載終わり。


↑こんなこと、とっくの昔っからわかってたことやん。
それを、人間棄ててるおっさんが『私の責任で判断』するのんを黙って放っといたくせに、
なにを今さら、わかりきってたことを調査して、原発再稼働は必要なかったやの、首相への批判が高まりそうやの、
ボケたこと言うな!!

モントリオールではこの夏、大学の受講料が上がるからと、学生のデモが毎週のように行われてた。
その数十万人単位。
その話をカナダ人の友人としてた時、日本でもやっと、万単位のデモが行われるようになった、と旦那が言い、
すると、そのカナダ人の友人は、デモる問題が問題だけに、その数がどうにも物足りない、ような顔をしてた。
もちろん、言葉にしてはなんも言うてへん。
けど、大学生の死活問題と、国全体の死活問題では、その問題の規模と深刻さが全くちゃうやろ、という思いが、さっと表情に現れた。

国の中でも特に、弱いもん、子供らが、とんでもない状況に閉じ込められてるってことがわかってるのに、
それを見て見ぬふりできる大人、見ようともせん大人、しゃあないとあきらめる大人が多過ぎる。
日本で、今この問題で揺れに揺れてる国で、20万や30万は少な過ぎる。
毎週のように、100万、1000万もの大人が、津々浦々の街角に立ち、なめとんのかコラっ!!と声を張り上げなどうにもならん。

原発は不必要で、これ以上カスもゴミも増やしたらあかんし、地震の活動期に入ってしもて、どこの原発も皆危ないことがわかったんやから、
まず今、止まってる原発の燃料を引き続き冷やして冷やして冷やしまくっていかな、どこで地震揺ってもドカン!やで。

もうなめられんのは終わりにしような。
日本の大人がしっかりしてるとこ、世界に見せような!
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広瀬隆より「今だ電力不足や節電キャンペーンに脅かさてる多くの方々に、この実証データを届けて欲しい」

2012年08月31日 | 日本とわたし
知りたい情報をたくさん載せてくださる『日々雑感』のかずぽんさんが、広瀬隆さんからの呼びかけを記事にまとめてくださいました。
広瀬さんはいつも、わたしなどには到底説明のできない事柄を、とても解りやすく話してくださいます。
そして、その膨大な作業の根底には、原発というバケモノを退治しようという、揺るぎのない信念が存在します。

以下、転載します。

【広瀬隆さんから】最重要・関西電力と全電力会社の2012年夏の電力需給実績

危機迫る大飯原発をはじめとして、全土の原発の再稼働を阻止するために活動されてきた全国のみなさま、日々、本当にご苦労さまです。
8月19日の「伊方原発再稼働阻止」松山集会に参加されたみなさま、昨夜の首相官邸前デモの参加者みなさま、頭が下がります。
 
今回は、今一度、関西電力と政府の電力不足の嘘を正確な計算で示すだけでなく、盛夏も過ぎ去って、
日本全土のすべての原発がまったく不要であることが実証されたので、添付ファイルを必ずご覧ください。
 
私たちの仲間だけでなく、いい加減な経済新聞しか読まず、NHKのでたらめニュースしか見ずに、
電力不足や節電キャンペーンにおびやかされてきた企業関係の多くの方に、広めていただければ幸いです。
 
関西の人は、このファイルを、大阪府市エネルギー戦略会議と、関西広域連合の首長に届けてください。
原発自治体のみなさんも、地元の知事に届けてください。
テレビと新聞の、報道界の知人にも届けてください。
よろしくお願い致します。
        
草々不一   広瀬隆




























http://www.dailymotion.com/video/xsptc4_yyyyyyyyyyy-yyyy-yyyy-yyyyy_news



















































































08月25日関電需給状況.pdf


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韓国が、中国が、米国が、ロシアが、輸入禁止にしているものを日本国民は食べている?!

2012年08月30日 | 日本とわたし
ツィッター仲間の金吾さんが、ご自身のブログ『放射能メモ』の記事として、まとめてくれはりました。
農林省が発表した、諸外国・地域の規制措置(平成24年8月27日現在)からの、食品輸入禁止食品の内容です。
↓以下、転載させてもらいます。

韓国が、中国が、米国が、ロシアが輸入禁止にしているものを日本国民は食べている

農林省の「諸外国・地域の規制措置(平成24年8月27日現在)」より、輸入禁止の食材を抽出
http://kingo999.web.fc2.com/PDF/kensa.pdf

【韓国】
福島

ほうれんそう、かきな等、梅、ゆず、くり、キウイフルーツ、米、原乳、きのこ類、たけのこ、青わらび、たらのめ、くさそてつ、こしあぶら、ぜんまい、わさび、わらび、コウナゴ、ヤマメ、ウグイ、アユ、イワナ、コイ、フナ、アイナメ、アカガレイ、アカシタビラメ、イシガレイ、ウスメバル、ウミタナゴ、ムシガレイ、キツネメバル、クロウシノシタ、クロソイ、クロダイ、ケムシカジカ、コモンカスベ、サクラマス、シロメバル、スケトウダラ、スズキ、ニベ、ヌマガレイ、ババガレイ、ヒガンフグ、ヒラメ、ホウボウ、ホシガレイ、マアナゴ、マガレイ、マコガレイ、マゴチ、マダラ、ムラソイ、メイタガレイ、ビスノガイ、キタムラサキウニ、サブロウ、エゾイソアイナメ、マツカワ、ナガヅカ、ホシザメ、ウナギ、飼料

群馬
ほうれんそう、かきな、茶、ヤマメ、イワナ、飼料

栃木
ほうれんそう、かきな、きのこ類、たけのこ、くさそてつ、さんしょう、こしあぶら、茶、たらのめ、ぜんまい、わらび、ウグイ、イワナ、飼料

茨城
ほうれんそう、かきな等、きのこ類、たけのこ、こしあぶら、茶、原乳、メバル、スズキ、ニベ、ヒラメ、アメリカナマズ、フナ、ウナギ、コモンカスベ、イシガレイ、飼料

宮城
きのこ類、たけのこ、くさそてつ、こしあぶら、ぜんまい、スズキ、ウグイ、ヤマメ、マダラ、ヒガンフグ、イワナ、ヒラメ、クロダイ

千葉
ほうれんそう、かきな等、きのこ類、たけのこ、茶
ほうれんそう、かきな等は3市町(旭市、香取市、多古町)のみが対象。

神奈川


岩手
きのこ類、こしあぶら、ぜんまい、わらび、せり、たけのこ、マダラ、イワナ、ウグイ


【中国】
福島、群馬、栃木、茨城、宮城、新潟、長野、埼玉、東京、千葉(10都県)

全ての食品、飼料


【ブルネイ】
福島、東京、埼玉、栃木、群馬、茨城、千葉、神奈川(8都県)

全ての食品


【ニューカレドニア】
福島、群馬、栃木、茨城、宮城、山形、新潟、長野、山梨、埼玉、東京、千葉(12都県)

全ての食品、飼料


【クウェート】
47都道府県

全ての食品


【サウジアラビア】
福島、群馬、栃木、茨城、宮城、山形、新潟、長野、山梨、埼玉、東京、千葉(12都県)

全ての食品


【レバノン】
福島、群馬、栃木、茨城、千葉、神奈川(6県)

左記県における出荷制限品目


【シンガポール】
福島、群馬、栃木、茨城(4県)

食肉、牛乳・乳製品、野菜・果実とその加工品、水産物


【香港】
福島、群馬、栃木、茨城、千葉(5県)

野菜・果実、牛乳、乳飲料、粉ミルク


【マカオ】
福島

全ての食品

千葉、栃木、茨城、群馬、宮城、新潟、長野、埼玉、東京(9都県)
野菜・果物、乳製品


【台湾】
福島、群馬、栃木、茨城、千葉(5県)

全ての食品


【フィリピン】
福島

ヤマメ、コウナゴ、ウグイ、アユ


【米国】
福島

米、ほうれんそう、かきな、原乳、きのこ、イカナゴの稚魚、アユ、ウグイ、ヤマメ、ゆず、キウィフルーツ、牛肉製品、クマ肉製品、イノシシ肉製品、畑わさび、ふきのとう、わらび、こしあぶら、ぜんまい、たらのめ等

栃木
茶、牛肉製品、シカ肉製品、イノシシ肉製品、クリタケ、ナメコ、タケノコ、シイタケ、さんしょう、わらび、こしあぶら、ぜんまい、たらのめ

岩手
牛肉製品、タケノコ、シイタケ、せり、わらび、こしあぶら、ぜんまい、マダラ、ウグイ、イワナ

宮城
牛肉製品、クマ肉製品、シイタケ、タケノコ、こしあぶら、ぜんまい、ヒガンフグ、スズキ、ヒラメ、マダラ、ウグイ、イワナ、ヤマメ

茨城
茶、シイタケ、イノシシ肉製品、タケノコ、こしあぶら、ウナギ、シロメバル、ニベ、アメリカナマズ、スズキ、ヒラメ、ギンブナ

千葉
茶、シイタケ、タケノコ

群馬
茶、ウグイ、ヤマメ

神奈川



【ロシア】
福島、群馬、栃木、茨城、東京、千葉(6都県)

全ての食品


【ギニア】
47都道府県

牛乳及び派生品、魚類その他の海産物

以上、転載終わり。


日本のすべての食品が、どの国にも輸入禁止なんかになったら……。
こんなすばらしい文化やのに……こんな残念なことはない。
けど、そうなってしもた時は、日本で暮らしてるみんなはいったい、何を食べたらええのん。
政治家の中に、まともな人間がいるんやったら、この事態がちょっとでもマシになるようどうにかしてよ。
なんの手だても無いはずがない。
必死で探ったら、いや、そんなことせんでも、人としてまともな考え方で問題に対峙したら、すぐに見つかるはず。
「もう日本なんか、どうにでもなったらいいんだ」
こんなこと、オフレコで口にした政治家がいるって聞いた。
口に出さんでも、そう思てる輩がウジャウジャしてるんやろ。
そうでない限り、ここまでどうしようもない最悪な状況に、市民が巻き込まれ続けてるわけがない。

まともなことしようとしたら、家族の安全を脅かされて、動きが止まった政治家もいる。
市民の側に付いた途端に、嫌がらせが頻繁に起こったり、やってもせえへん軽犯罪をやったみたいに偽装されて、立場を奪われた政治家もいる。
もうほんまに腐ってる。とことん崩れてる。
日本が世界から逆鎖国される前に、なんとかせなあかんと、この表見て思う。
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放射能汚染土の最終処分場に選ばれた、世にも美しく自然豊かな鹿児島の南大隅?!

2012年08月30日 | 日本とわたし
家に戻って来る道中で、一週間分の、たまりにたまった情報を読んでいると、
『放射能汚染土の最終処分場を鹿児島に造る』というニュースが目に飛び込んできて、思わず「はぁ~?!」と大声を上げてしもた。
それで、詳しい事情を知りとうて、いろいろと調べているうちに、この記事に行き着いた。

『山のツバル』というサイトに詳しく載せられていた文章と、美しい山や海の写真を見ているうちに、ふつふつと怒りがこみ上げてきた。
紹介させてもらいます。


>鹿児島に最終処分場???


↑写真は候補地としてあげられている、南大隅町辺塚エリア。

鹿児島の南大隅に、福島で除染した放射能汚染土の最終処分場を造る、というニュースが、8月23日に、TBS系列だけで放送されました。
次の日の、県庁前の原発反対のイベントでは、この最終処分場のニュースへの反対意見が次々と飛び出しました。
僕は、福島県いわき市の出身ですが、福島の事故からの放射性物質が付着した、瓦礫や土やその他の廃棄物を、
県外に持ち出して、処分の責任を他府県の人に押しつけたいとは、これっぽっちも思いません。
多分、福島の住民の気持を、代弁していると思います。
しかし、福島県と国の政府は、放射能物質を、全国に拡散させたいようです。

25日(土)に、南大隅の自然を守る会が、この最終処分場計画反対の説明会を急遽開く、という連絡を受けて、
予定を色々変更して、僕たちも南大隅町役場に行くことにしました。

財部町から鹿屋を抜けて、根占港までは車で約2時間ほど。
遅れて到着すると、80名程度の人が、大きな会議室を一杯にしていました。



それぞれ、最終処分場への反対の気持ちを熱く語る中に、
「遠方から応援に駆けつけてくれた人には恐縮だが、地元のことはまず地元で決めるので、よろしくお願いします。」という、
的外れな発言をする男性がいて????となりましたが、後から聞くと、どうやら地元の推進派のよう。
福島のあれだけの事故の後に、核や原子力が一度コントロール不能になると、
「地元」などという小さな境界を大きく飛び越えて、被害を拡散させるという事実を、まったく理解できていないのだな~……と驚きました。

でも、田舎に住む人の世界観は、「地元」が、思考の中での一番大きな枠になっている場合が多々あるので、しょうがないのかも?とも思いますが、
その、最大で、地元を考えることが精一杯の人たちに、原発誘致の判断を任せてきてしまったツケが、
今、日本に50数基もの原発を存在させてしまった、一番大きな要因であるとも考えられます。

この最終処分場計画への反対運動をするなかで、地元の南大隅町を2分するようなことは避けたいですから、
そうならない反対の方法を模索しなければ行けないのかな?と思いながら、皆さんの話を聞いていました。

関係者から色々聞くと、最終処分場候補地になっているのは、太平洋側の辺塚というエリアである、と言うことを教えてもらって、早速辺塚に向かいました。



南大隅町町役場がある根占から、辺塚に続く県道563号線は、花瀬という、美しい段々畑が広がるエリアを通って山道に入ります。
ここには、花瀬自然公園という観光地があり、その真ん中を流れる花瀬川の千畳敷の石畳は、一見の価値があるところです。



563号線の山道の、終点を右に折れて74号線に入り、しばらく南下すると、辺塚漁港がある集落に着きます。
船が4艘ばかりの、本当に小さな漁港です。
周辺の自然は、手つかずの照葉樹林に囲まれた美しい海!
豊かな海産物が、目の前の海に沢山いる気配が、ひしひしと伝わってきます。

しかし、何でこんな処に漁港が?と思ったら、ちゃんと石碑が建っていました。



山中貞則という自民党議員が、防衛庁長官時代に、近くに自衛隊の施設を造るので、その迷惑代としてプレゼントしてくれたものだと説明があります。
まるで、山中という議員の、ポケットマネーで造られたような書き方ですが、いえいえ、違いますよ!
税金です、税金!! 
残念ながら、僕が住んでいる曽於市の出身……。
自民党はこうやって、田舎の人々をてなづけて、原発を54基も造ることに成功したわけです。
福島の事故ではまず、自民党が謝罪するのが、責任ある大人の対応だと思いますね。

この漁港、ざっと見た感じでは、今は漁業はしていないようなイメージでした。



で、これが、漁港を造る口実となった自衛隊の施設。
佐多射撃場です。
的になる断崖などが見あたらないので、海に向かって射撃をするのだろうと思います。



こんなへんぴな場所に、こんなに沢山の自衛隊の人がいます。
近くにはヘリポートや宿舎もあるようです。

ここで、地理的な条件を、少し整理してみようと思います。



南大隅町は、鹿児島の南端。
種子島や屋久島を望む位置にあります。
その自然資産のボリュームからみて、「九州の知床」と言っても間違っていないような場所です。
赤枠が、問題になっている辺塚エリアです。
この部分を拡大してみます。



左下に辺塚漁港、その隣に、射撃場、右上に稲尾岳、射撃場と稲尾岳の間の、急峻な山岳エリアが、計画の候補地になっているようです。



同スケールで、青森の六カ所再処理工場群をみてみると、候補地の辺塚エリアには、充分な面積があることが分かります。
地層処分での処理を考えている、という説明もありましたが……。
除染土の受入を認めてしまえば、その後は、高濃度汚染物質、そして、廃炉後の汚染廃棄物、挙げ句の果てには、使い残された燃料棒までが持ち込まれることになるでしょう。
もし、何かが漏れ出せば、黒潮にのって、日本の太平洋沿岸の漁業は壊滅です。
そればかりか、九州を北上し、瀬戸内海、日本海へと流れ出ていく可能性もあります。

辺塚漁港の漁業権を買いあげ(多分簡単に買い取れるでしょう)、専用港を造り、道を整備し、労働者の宿舎を造り、処分場を建設する。
これは、土建屋にとっては、喉から手が出るほど欲しい事業です。
輸送関係も大喜び。
情報筋によると、この周辺の土地の買い取りを進める動きもあるようで、下地整備は着々と進んでいるようです。

計画候補地となっている急峻な山間部には、県道74号線がクネクネと蛇行しながら、20km先の、船間という集落まで続いています。
いったい、どんな山なのか。
74号線に踏み入れてみると、その道は、県道とは思えないほどの細さと整備状態。
切り立った崖の縁を、クネクネと進んでいくような道です。
途中、打詰(住人は10人以下と思われる)という集落の脇を通り、肝付町に入って、辺塚海岸に出るまで1時間以上の山道、すれ違った車は1台。
人の気配はなく、僻地の中の僻地。
こんな場所がまだあったんだ、と思うようなエリアです。
海岸に降りていくような、林道すらありませんでした。
急峻な山、ゆえに、開発や利用の余地もなく、今回のような、処理場建設候補地にはうってつけの条件だと思います。
町長も県知事も、あの場所から、数十億単位の税金を、毎年永遠に巻き上げられるのであれば!と考えると、心が揺らぐと思います。
しかし、今のところ、そうはしないと、両人は公言していますが、
田舎の町長の発言など、まったく信用できないし、官僚下がりの伊藤知事の発言は、とくに信頼がおけません。
法的な担保が、必要になってくると思います。



辺塚漁港をさらに南下すると、本土最南端の佐多岬にでます。
写真は、佐多岬の展望台から、薩摩富士と呼ばれる開聞岳を望む様子。
海が美しい!
周辺の山々も、熱帯性の植物が生い茂り、逞しい自然の美しさを見ることができます。



こちらが佐多岬、太平洋に向かって伸びていく様子が美しい岬です。
霧島錦江湾国立公園に指定されています。

現在、青森の六カ所に押しつけている核廃棄物の問題は、今後、僕たちが、原発廃炉とともに、熟考して、解決策を生み出していかなければならない課題だと思います。
一般的に、有害な廃棄物には、「管轄エリアを越境しない」という大原則があります。
例えば、国際法では、有害廃棄物の輸出入は、厳しく規制されています(バーゼル条約)。
同様に、有害どころか毒物、もしくは劇物である、放射能に汚染された土、瓦礫、廃棄物も、
その廃棄物を発生させた都道府県から、外に出すことを禁止すべきだと思います。
そして、それぞれの原発の敷地内で、処理・保管ができる方法を開発するべきです。
もともと、ハイリスク・ハイリターンを承知の上で、原発誘致を行った、それぞれの「地元」が責任を取って、
残った燃料棒までも管理するのが、正論だと思います。

その為には、県条例として「放射能物質越県禁止条令」を制定し、採択する方法もあるのかな、と思います。
鹿児島県であれば、川内原発から出る、放射能物質や放射能に汚染された廃棄物は、県外に持ち出さない。
川内の原発内で、処理保管を行う。
しかし、県外からも、一切持ち込まない。
そういう条例です。

持ち込ませない条例は、過去にも幾つか例がありますが、それではフェアーではありません。
持ち出さない、持ち込まない。
これをセットで立法化できれば、説得力があると思います。
しかし、問題は、現在原発を抱える自治体が、運営破綻した場合です。
この際には、「東京都が保管する」という附則を、記載しておけばいいのではないでしょうか?

今までの「自治体の放射性廃棄物拒否条令」は、下記リンクから参照できます。

れんげ通信 by 市民ネット・岐阜 http://www5b.biglobe.ne.jp/~renge/jyoeiindex.htm

以上、転載終ります。


この方の提言する『放射能物質越県禁止条例』というものについて、持ち出させない、持ち込まないをセットでという考え方に賛成する。
無主物、なんていうふざけた名前をつけて、責任を回避しまくるのが政治家と企業やということを、いやというほど思い知らされた。
こういうまともな条例を通せる政府にするためには、どないしてもやっぱり選挙が大事になってくる。

日本にはまだまだ、素晴らしい自然と食べ物が存在してる。
それを守らんでどないする。
これ以上汚してどないする。
ボケてる人に、根気よう伝えていこう。
あきらめんと続けよう。
このちっちゃいけどしつこい根気こそが、市民の力になるんやから。

絶対に許すまじ!
泣けてくるぐらいの美しい自然を、毒にまみれさすのはもう、六ヶ所村で充分懲りたはず。
最終処分場は、事故を起こした原発の敷地内。
それ以外のどこでもない。

けども、長年かけて、政治家が、特に自民党が、着々と狡賢く準備立ててきたことが、日本の過疎地のあちこちに根強く残ってる。
それをまず白紙にすること。撤回すること。訂正すること。
わたしも思う。
この原発の無責任な乱立については、民主党なんかより、自民党が、徹底的に断罪されるべきやと。
ええこともしてきた。
けども、この核施設のおびただしい量と、立地地域の危なっかしさは、そのええことを羽根のように吹き飛ばすほどの悪行の結果。
よう平気な顔して、なにもなかったかのような態度で、今も政治家やれてるもんや。
自民党、ほんで、自民党の言いなりになってきた与党、やりたい放題させてきた野党、
元政治家、市民の前に出てきてあやまれ!
責任とれ!
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Summer Vacation in 2012『湖畔の家』

2012年08月29日 | ひとりごと
着いた日は寒かった。
なので、薪を焼べて暖をとった。


ほんでもって外では焚き火。


コッテージの蛇口から出てくる水は、湖の水そのまんま。なので飲めない。
食器洗いやシャワーぐらいはオッケーやけど、そしてわたしは歯磨きだってオッケーやけど、
炊事と飲み水は、近くの沢の水を汲んできて、それを使う。




一日のほとんどを過ごすデッキ。


窓にも林。


料理はここ。めちゃくちゃアンティーク。


今回は、排水タンクに問題が生じたので、洗いものはこの二つの桶でやり、水をその都度外に捨てに行かなければなかなかった。


水をどういうふうにうまく使うか、それをすごく考えて工夫するのが楽しかった。
帰ってからも、その癖がついて、それをある程度続けていこうと思っている。

旦那の楽しみワインとお茶。紙パック入りのんが意外とうまかったらしい。


一旦モントリオールに戻ったルーが、買ってきてくれた名物のベーグル。


この美味しさをなんと表現したらええのやら……美味過ぎて泣けてしまう。


お月さんも一緒に。


この林の中の干場を見たら、胸がきゅんとする。


時計も電話もテレビもインターネットも無い、なんとなく過ぎていく時間の中で、いろんなことを考えた。
答はなにも出なかったけど、いい時間だった。
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Summer Vacation in 2012『ともだちになったいきものたち』

2012年08月29日 | 友達とわたし
毎日やって来てはコンコンコンコン。律儀な職鳥きつつき君。


その仕事っぷりというたら……。


さらに近づいてみたら……。


この仔は見事な赤い帽子をかぶってるのやけど、残念ながら撮れなかった。


さてこのお方。ウズラをそのまんま十倍ぐらいでっかくしたみたいな鳥さん。


クローバーを突いて食べてたと思たら……旦那が花を守ろうとガン見中。


けども、ちょっと目を離したら……あらら。


全然人を恐がらないようなので、カメラウーマンは近づいてみた。


まんまる!


カワイ仔ぶりっこ。


なかなかのべっぴんさん。もしかしたら男前さん。


こちらはお腹がきれいな黄色の鳥。めちゃくちゃ忙しなく飛ぶ。


我々がのんびりデッキで座ってたら、突如現れたあひるトリオ。


なあなあ、鬱陶しいのんがおるけどどないする?


まあ、ちょっと様子見てみよか。


オイラのびゅーちふるな青い羽根、ご披露中。


アタシかて地味やけどあるねんで。


ちょっとあんたら、いつまで待たせるねん!


めちゃくちゃ珍しいルーンの会議。


3人と1匹で、のんびりお茶を飲みながら本を読んでたら、カサッと音がした。


突如、バーディがワンワン吠えてる先を見たら、よだれがあちこちにべっとりついた松ぼっくりが……。


や~いや~い、捕まえられるもんなら捕まえてみなはれ~!


こんな音も出せるもんね~(注・ガシャガシャ言うてます)。


そろそろ取りにいったろかな~。


チャチャッと下りてきて、サッとひっつかみ、夢中でガリガリ食らうの図。


リスってやっぱ、どこのんでも性格悪いのんかな?
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Summer Vacation in 2012『心にとまった植物』

2012年08月29日 | ひとりごと
どう見ても、うまそうなシイタケとしか思えんかったキノコ。生えてるとこはフカフカの土。


ルーのおかあさん、リンダが植えた花々。


花壇はコッテージの真正面にある。


そのコッテージから見える景色。


湖に下りていくフカフカの道には、いろんな苔が一面に生えている。


こんな苔玉もある。


今回、コッテージに着いて一番に見つけた異変がこれ。


そのすぐ下に、木屑がいっぱい落ちていた。


次の日の夕方、ルーが見つけたものは……、


今だ正体不明のままなのである……。


3人で散歩に出かけた時に出会ったもの。






道ばたで死んでいた蝶。この蝶は、海を超えて越境する。


自分の子供を思うように、どの子供にも注意を払って守りましょう。


スズランもいっぱい。


ちっちゃい松ぼっくり。


紅葉が始まっている。
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Summer Vacation in 2012『愛しのバーディ』

2012年08月29日 | 友達とわたし
バーディ9才。
ルーとイライザがシェルターで出会った。
頭でっかちで、ちょっと歩くと頭からつんのめるみたいな、奇妙な歩き方をした。
ジャーマンシェパードといろんなのが混じった雑種犬。
人が争う素振りを見せるとダダッと駆け寄ってきて、まあまあ、となだめる仲裁犬。
この仔の可愛さったらもう、別れる時に、ちょっと涙ぐんでしまうほどなのである。

まずはとうちゃんのルーと一緒に飛び込みますっ!


犬かきは得意中の得意!


ちょっと一休み。


とうちゃん、もうそろそろ上がりぃな。


旦那の相手もしてくれる。


どっかから盗ってきた古~いテニスボール。ボクちんの宝もんやもんね~、あげへんもんね~。


旦那がチョッカイ出して、


かなり盛り上がっている男たち。


ったくもぉ~、ボクのんっちゅうてるやん!ガシガシガシ……あ、食べてもた!


あのさ~、昔話されてもさ~、ボクちんにはわからんちん。


哲学する犬。


と思いきや、こんなつぶらな瞳で見つめたりもできるのだ!


とうちゃんの安全はボクちんに任せなさい!


リスにおちょくられてるの図。


以上、バーディ劇場でした。
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一日にダウンロードできる写真の枚数を超えてしもたので、独りゴチて候

2012年08月28日 | 友達とわたし
と、次は我らが名犬バーディと、遊びに来てくれたいろんな動物の写真を紹介しようと思て、いそいそ準備してたら……、

一日にダウンロードできる写真の枚数を超えてます、と言われてしもた……。
そんな決まりがあったとは……。

ということで、また明日、時間を見つけて載っけます。

こんなことをのんきに、休み明けにしてるうちに、

本日29日付けで、ACTAをゴリ押しで政令してしまおうとしてるし、
原発周辺の活断層が連動して、想定を超える地震の揺れを起こすと指摘されていた、
北海道電力泊原発、北陸電力志賀原発、中国電力島根原発、四国電力伊方原発の、取扱い責任社の4電力会社が、
重要施設の耐震安全性に影響はないって……そんな、誰にもわからんようなことを、『評価結果』とか言うて発表するし、
野田のおっさんは焼き鳥屋で、「安全保障の問題が絡むので、簡単に原発ゼロとは言えない」とか言い出して、
結局はもう、原発は、電気のためとかと違て、思いっきり政策物やって公言してる。

そんなこんなの、ものすごく大切な、ほんでとんでもなく矛盾してたり間違うてることを、
なんでもないことのようにサラッと報じてる、相変わらず阿呆で無責任な報道屋。

ぎょうさん休ませてもろたことやし、また今日から独りデモ、再開します。
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