ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

ゴーヤとザクロと年金と

2018年05月30日 | ひとりごと
去年育てたゴーヤから採った種が、元気いっぱいに芽を出してきた。


この季節になるとザクロがお店に並ぶ。
面倒だけど、こうやっておくと食べやすいと好評なので。ちょっと殺人現場みたいな恐ろしい状態になるけど…。


こちらのブラックベリーの実もいっぱいなりそう。




お隣のモモ子ちゃんも、また少し背が伸びた。


ついでにちょいときれいな花も。


まだ天気がおかしいから、心身ともに落ち着かない。
だからというわけではないけれど、作曲の作業も停滞している。
頭の中で音符がクルクル回っているのだけど、それをすくって捕まえようとしてもスルスルと逃げられる。
もう6月になってしまうのに、ピアノのパートの楽譜が10%ぐらいしか書けていない。

うわ〜!

年金のお知らせが来た。
62歳(来年ダァ〜!)からもらえるのだけど、もし66歳と6ヶ月まで待てば、62歳でもらう月額より300ドルほど多い金額が振り込まれる。
う〜ん…これは思案六法だなあ…。

暇もないくせに、ちょっと計算してみると、もしも80歳まで生きたとしたら、62歳でもらい始めてしまうとすごく損をする(約2万2千ドル)っぽい。
だからもし90歳まで生きたとしたら、その差額の300ドル×120月だから、さらに3万6千ドル損をする。
でももし、事故や病気で、70歳ぐらいであっさり死んじゃったら…あ〜年金もらっときゃよかったな〜などと思うかも。

実に悩ましい夜なのだった。

でも、日本って、年金は何歳からだっけか?
確か65歳からだったと思うけど、去年だったかに、日本老年学会と日本老年医学会ってところが、高齢者の定義を「75歳以上」に引き上げるべきだって国への提言してた。
それって、今の65歳から一気に10歳も繰り上げることだよね。
そんなことしたら、年金や社会保障や雇用制度に影響が出る(多分困らされる方)。
でも、今の政権なら平気でやるだろうな。
ほんとに1日も早く退場させないと。

ああ、さらに悩ましくなっちゃった。

安倍政権に、そして安倍政権を支援する自民党と公明党と維新に、とどめの一撃を!さあさあ早く!

2018年05月28日 | 日本とわたし
国会答弁というのは、公文書に基づいて行われるべきなのに、国会答弁に合わせて公文書が改ざんされていたのだから、もうこれでアウト。
なのにどうして終わらないのか…。

何かというと「通告が無かったから答えられない」「仮定の質問には答えられない」と逃げ、答えざるを得なくなったら、あからさまなウソをつく。
聞かれてもいないことを長々と説明し、論点をはぐらかし、自分でも何を言っているのかわからないような意味不明の話をする。

この男は、極右団体『日本会議』が総出で支援し、その思想にどっぷりハマっている自民党議員によって選ばれた首相です。

自分の議員生命を賭けるような真剣さも根性も無いくせに、その場その場の気分で言いたい放題。
国会をみるみるうちに劣化させた張本人が、ちょっと気に触ることを言われたからと、声を張り上げて宣言した言葉のせいで、議会政治が無残な姿に変わり果ててしまいました。

「私や妻が関係していたということになれば、首相も国会議員も辞める」

これがすべての元凶です。

そして今、証拠物件が次々と出され、どうにも誤魔化しきれないとなるや否や、

「私があの時言った関わりというのは、お金のやりとりがあって頼まれて行政に働きかけた」という意味での関わりだと言い出しました。

こんなアホらしい、どう考えたって真っ黒なのに、報道が今ひとつ手緩いですね。
ウソはウソ、ウソつきはウソつき、思いっきり怪しいんだから、限りなく黒に近いと言えばいい。

野党は懲罰動議を発動せよ
元参議院議員・平野貞夫氏:
今の総理や周辺は、嘘をついて国会を混乱させている。
憲法58条に基づく、嘘で院内の秩序を乱した『懲罰動議』に値する。
衆院40、参院20議員で提出できる。
野党は、安倍を退陣させると腹をくくるべきだ。

布施祐仁氏:
最低限のルールも守れないのであれば、証人喚問だけではなく、国会での故意の虚偽答弁には罰則を設けるべき
これでは議会制民主主義は機能しない。

佐川前理財局長の国会虚偽答弁は43回


もう次から次へとウソや誤魔化しが出てくるので、どれもこれも信じられなくなりました。

『高度プロフェッショナル』って名称で誤魔化す与党と、しっかり誤魔化されちゃってる少なくない人たち。
『働き方改革』って名称もそう。
『働かせ方』ってのが見え見えなのに、思いっきり誤魔化されてる。

選挙で選ばれた野党の数が少な過ぎるから、どんなふうに頑張ってもいずれは強行採決に持ってかれて、くそったれの法案がどんどん通されていくのを、もう何回見せつけられてきたか…。

ウソつき野郎の安倍首相が、意味不明の話をくどくどと言い続けるのを、いつまで聞かされなければならないのか…。

もうほんとにうんざりです。
山本議員が短い質疑時間の中で、安倍首相本人に向かって言い放った「総理、膿はあなた自身なんですよ」を、国民が数の力を合わせて、大声で、安倍首相の耳にしっかり届くよう、叫ばねばなりません。

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6月の中旬まで、ブログにかけられる時間が圧倒的に足りないので、すみません、ツイッターで見っけた賛同ツイートを、順不同で、ダダッとここに載せさせてもらいます。

まずは『働き方改革関連法案』
































































つぎに『加計学園疑惑問題』












































さらに『森友学園疑惑問題』














昨日も国会の中継を、真夜中に観ていました。
安倍首相の答弁がひど過ぎて、このままだと眠れずに夜が明けてしまうと思い、途中でやめましたが、この内閣はもう終わってると心底思います。
内閣だけでなく、それを支持している与党もまた終わっています。
ガラリと入れ替えなければ、国会はますます劣化してしまうと思います。

罰則や規則の制定と実施を、心の底から願います。




映画とジャズと友だちと

2018年05月26日 | ひとりごと
金曜日の夜、前に住んでいた隣町の映画祭で上映されている、平柳敦子監督の作品『Oh Lucy』を観に行った。
主演は寺島しのぶさん。
そして共演した主な役者さんたちは、役所広司さん、南果歩さん、忽那汐里さん、そして英会話教室講師役のジョシュ・ハートネットさん。

会場はこんな感じ。







しのぶさんが演じるのは、満たされない日々を過ごす、43歳の独身OL・節子さん。
英会話教室のアメリカ人講師のジョンと出会い、単なる授業中の挨拶のハグに胸をときめかせ、クラスで使う金髪のカツラと与えられたルーシーという名前に、別の自分を投入し、恋にのめり込んでいく節子さん。

うーん…なんか生々しくて…。

日本の田舎暮らしを経験したいからと、うちにやって来た25歳の青年に、会ってまだ1週間しか経っていないのに、多分あなたはわたしのソウルメイトだと思う、などというトンデモな内容の、しかも辞書の例文を適当に組み合わせた破茶滅茶な手紙を手渡した33歳だったわたし…。

ルーシーほど性急ではなかったものの、何度後ずさりされても、頑なに断られても、絶対に諦めようとしなかったわたしは、その当時の夫にとってどれほど厄介な存在だったのだろう…。
しかも節子さんのように独身ではなくて、義父母と同居している、二人の幼児がいる、だから当然既婚者だった中年の女だったのだから、厄介を通り越して恐ろしかったかもしれない。

全てはわたしのひらめき(他人からすると自分勝手な思い込み)から始まったのだったと、映画を観ながら思い出していた。

まだ観ていない方はぜひ。
いい映画です。


そして昨日は、やっぱりせっかくだから、結婚記念日っぽい時間を過ごそうと、マンハッタンに出かけた。


お目当ての場所は『JAZZ STANDARD』。




Sullivan Fortnerは、若手ジャズピアニスト。
彼のトリオに、昨夜はトランペッターの​​Peter Evansが急遽加わって、クァルテットバンドで演奏した。
Peterとは本番の4時間前に初めて会ったそうで、はじめはお互いのスタイルを探り合っているような緊張感が、舞台のすぐそばで聞いてるわたしたちに、ビシバシと伝わってきた。

本音を言うと、Sullivanのピアノをもっと聞きたかったのだけど、Peterの独創的な演奏と凄まじいテクニックとエネルギーに圧倒されて、呆然と興奮を交互に感じながら聞き入った。





すぐ隣に座ったおばあさんと仲良くなり、いろんなことを話した。
アーティストだと言うので、どういうものですか?と尋ねると、「アートはアート、すべてよ」と言う。
スケッチをよくすると言うので、画家なのかもしれないと思ったりしながら、話に耳を傾けていた。
「木を見るとね、わたしはその中にすっと入っていくの。すると地面から芽を出した時からのことがわかって、今の姿になるまでが全部見えるの」
 
木のことを話し始めたらわたしも止まらない。
二人で意気投合して、音楽のこと、作曲のこと、作詞のこと、写真のこと、家族のことなどを、あれやこれやと話した。

演奏が始まると、もうノリノリで、合いの手を入れるのがすごくうまくて、ああ、聞き慣れてる人だなあと思った。
別れ際に名刺をもらい、また会いましょうと言って別れた。

でも、なんか見たことがあるような人だなあと気になったので、家に戻ってから調べてみたら、

Ann Grifalconiさんは、75冊もの絵本の挿絵を描いた、挿絵だけでなく話も書いた、88歳の大御所さんだった。

これは多分今よりずっと若い頃の写真だと思うけど、今も88歳だなんて絶対に思えない、すごーくチャーミングな人だった。




日本の版画はすごいって何度も言ってた。


彼女は作家であり、画家であり、詩人であり、写真家であり、そして市民運動家でもある、とてもパワフルで可愛い人。
「作曲は心と脳を鍛えてくれる、とてもいいものだから、曲を仕上げるまでは大変だけど、最後まで頑張るのよ」と、手をぎゅっと握って励ましてくれた。

この日も朝から作曲に取り込んでいて、だけど何度も書いた音符を消してたら、五線譜の五線までが薄くなってしまって、キィ〜っとなっていたのだけど、
なんかいい気合を入れてもらったような気がして、今日は彼女のちいちゃな手を思い出しては書き直している。


そしてこの日曜日は、大好きな友人夫婦、かおり&ジョージ一家が遊びに来てくれた。
今日の夫の漢方クラスはインターネットクラスなので、彼はクラスを受けながら、インド料理のレシピ本を見い見いチキンをディップするソースを作り、バーベキューコンロで焼いてくれた。
生後7ヶ月の杏ちゃんは、今人見知りの真っ最中。
でも、なぜか夫があやすとよく笑った。
お兄ちゃんの海くんは、当たり前だけどすっかりお兄ちゃんらしくなって、同じ名前のうちのやんちゃ坊主海と会うのを楽しみに来てくれたのに、とうとう会えずじまいで帰らなくてはならなかった。


それぞれに楽しい週末を過ごせたけれど、気温の上下が激しくて、どうも上手に眠れない。
こんな時は英語の本に限るのだけど、今読んでる『PACHINKO』が面白すぎて、とうとう昨日は夜中の2時から6時まで、延々と読み続けてしまった。
明日はMemorial Dayなので、もう一日ゆっくりできる。
でも多分、楽譜に向かってウンウン唸っては、どこかの掃除をして気を紛らわせることになるだろう。

あ〜、曲が仕上がる日はいつかなあ…。

「あなたの生活を今より楽にするために!山本太郎が実行したい3つの提案!」ど〜ん!

2018年05月25日 | 日本とわたし
心から応援している政治家、山本太郎参議院議員が実行したい3つの提案を、ここで紹介させてもらいます。



『ウソつき大王』、または『断言魔』と揶揄されている安倍首相…そんな人物をいまだに支援すると公言している自民党議員たち。

これは、野党合同の緊急街宣の場で行われたシールアンケートの結果です。




安倍さん、顔にまでベタベタと貼られてますね。
枠を他の人の3倍ぐらいにしておかなければならなかったのかも。
でも、なんでこんな人が中心にいる内閣が、今だにあんな高い支持率を出しているのでしょう…報道にもウソがあるのでしょうか?

とにかくこの男は、何かというと「私は責任者だ」「責任を果たして参りたい」などと言いますが、これまでに一度として、責任を取ったことはありません。


いくら働いても、いくら頑張っても、なかなか暮らしが良くならない。
何かがおかしい。
何かが間違っている。
もやもやとした疑問が浮かんでは消え、また浮かんでは消え、けれども生活していくことが大変なので、そのもやもやを解決する気力もわいてこない。


このチラシを読んでください。
そして、お知り合いや家族の方々にも、読んでもらってください。

↓ここをクリックすると、このチラシのネットプリントの予約ができます。(5月26日まで)
http://www.taro-yamamoto.jp/daily-activities/8166

あなたの生活が苦しいのは、あなたが悪いのではない

国が機能していないから、生活が厳しいのです!!

そんなあなたの生活を、今より楽にするために!!
山本太郎が実行したい3つの提案


01 消費税はまず5%へ!廃止を目指す!
02 デフレ脱却給付金・成長分野へ投資!
03 安定した雇用・処遇で景気への貢献!


詳しくは、以下のチラシを読んでください。
とてもわかりやすくまとめてくださっています。





約束が違う!!消費税サギ!!
「2014年4月から消費税は8%に。この3%の増税分を、政府は『全額社会保障の充実と安定化に使う』と約束」

大企業が儲かり、働く人々には還元されない
「組織票や企業献金をくれる人々には至れり尽くせりですが、関係ない者には超ドケチ。これが国の姿」

ドケチを20年間続けた結果が、現在の格差社会です

26年経ちました

2018年05月24日 | 家族とわたし
26回目の(公的な書類上の)結婚記念日。
1回目のが13年だったから2倍の長さになった。
誰かの妻っていうのをもう40年近くもやっているのか…はじめは味噌汁の作り方もわからずに、焦りまくって伯母に電話をかけていた。

木曜日は漢方のクラスが夜の9時まである夫は、記念日どころではないので、明日の夜、隣町でやってる映画祭に行くことにした。
寺島しのぶさんが主演した『Oh Lucy』、楽しみにしている。

はじめの数年は、極度の貧乏を経験した。
こちらに来てからも、生活保護のお世話になった時期があった。
気持ち圧が上がったり下がったりはしたけれど、なんとかなるさ〜と前を向いて生きて来た。
記念日が来たからって、別に何にも特別に変わらないのだけど、こんなふうに、今まで通りに、お互いが健康で過ごせていることに感謝したいと思う。

味噌汁の作り方さえ知らなかったわたしが、今では手前味噌の壺を、地下室で大事に保管している。


子育ての真っ最中にしなかったことを自分の不甲斐なさを思うと、心の中がチクチク痛むのだけど…。

これまでずっと、わたしを妻として愛してくれる夫よ、わたしを母として愛してくれる息子たちよ、心からありがとう。


いい加減にしろ!!

2018年05月23日 | 日本とわたし
今日のニューヨークタイムズにデカデカと載っていました。



この学生は代理人と会見に出席し、反則行為に至った経緯などを話したのですが、読んでいるうちに胸が苦しくなりました。
簡潔にまとめたものがこれです。





その後、日大側も会見を開きました。こちらでご覧ください。

悪質タックル問題 日大前監督とコーチ会見 全文1(18/05/23)




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こちらは、今になってやっと出し始めた、モリカケ疑惑で政府が散々隠匿し続けてきた書類から、露呈したことについて。
(露呈といっても、ネット上ではもう随分前から語られてきたものばかりですが…)

毎日新聞が、財務省が国会に提出した交渉記録をまとめて報じてくれています。

森友学園
財務省が国会に提出した交渉記録(1)

【毎日新聞】2018年5月23日
https://mainichi.jp/graphs/20180523/hpj/00m/010/002000g/1



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ところが、その本省相談メモのうち、肝心の、籠池氏から昭恵夫人の写真を見せられたとされている、平成26年4月28日のメモが無いのです。

どういうことでしょうか?

消された「安倍昭恵」文書 財務省4000枚の森友文書公開も無意味
【AERA】2018年5月23日
https://dot.asahi.com/dot/2018052300099.html?page=3

引用はじめ:

すでに報道されているとおり、公開された文書には、安倍昭恵首相夫人や、当時の夫人付き職員だった谷査恵子氏の名前が出てくる。
土地取引について問い合わせた内容も、これまで公開された資料の内容と合致するものだ。

だが、4000枚もの文書には、森友問題の核心に触れる最も重要な、「安倍昭恵文書」は含まれていなかった
むしろ、昭恵夫人の関与について、財務省による新たな“隠蔽”が疑われる痕跡が残されていたのだ。

「安倍昭恵文書」とは、公文書で昭恵夫人の名前が初めて出てくる、2014年4月28日に関する記録だ

国有地の賃貸契約を望む籠池氏に対し、大阪府の担当者が、
「都合の悪い話になると怒り出すため、建設的な話し合いにならない」(14年3月27日)など、籠池氏への不信感を露骨に記していた

同年4月15日の、籠池氏らと財務局の担当者との面会記録でも、会談後の「担当者心証」との項目では、
「自己の主張の妥当性を一方的に述べるのみであり、今後も、当方指示に真摯に対応することは期待し難い」と、ひどい書かかれ方をしている

ところが、同年4月28日を機に財務局の態度が一変する

3日前の4月25日、籠池夫妻は、昭恵夫人を、建設予定地の国有地に案内、3人で一緒に写真を撮影した。
4月28日について短く書かれた資料では、昭恵夫人との3ショット写真を見せ、森友学園側が、
「(昭恵)夫人からは『いい土地ですから、前に進めてください』とのお言葉をいただいた」と述べた、と書かれている。


<まうみ注・3ショット写真>


昭恵夫人の関与が明らかになったことで、難航していた交渉に変化が出た

今回公開された4000枚の文書には、核心である14年4月28日の「安倍昭恵文書」は含まれていなかった




この量です。







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そもそも、この森友学園が新設しようとしていた小学校は、『安倍晋三記念小学校』という名前がつけられていたのです。






それを報じた朝日新聞を、この議員はしつこく責めていましたが…。


もっと情けないことに、安倍晋三氏本人もこんなことを…。


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新聞報道の様子。




テレビ報道の様子。








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で、どうやらやっとのやっと、籠池夫妻の釈放が決定したというニュースが流れてきました。


安倍昭恵氏の証人喚問の場に出席してもらい、同時に質疑を受けると、問題解決がうんと早くなると思います。

<森友交渉記録>麻生財務相の引責焦点 与党、世論を注視
【毎日新聞】2018年5月23日
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180523-00000112-mai-pol

財務省が、学校法人「森友学園」との交渉記録の廃棄を進めていたことが明らかになり、野党は麻生太郎副総理兼財務相の辞任要求を強めた。
安倍晋三首相は、政権のキーマンの麻生氏を守る構えだが、加計学園による獣医学部新設問題も再燃する中、
すべてを官僚の責任にして、世論を納得させるのは難しくなりつつある。

国民民主党の玉木雄一郎共同代表は23日、
「1年にわたる政府の説明は虚偽だった。歴史に残る大事件だ。財務省の最高責任者である麻生氏の辞任は免れない」と記者団に語った。

9月に予定される自民党総裁選で、3選を目指す首相にとって、盟友の麻生氏の支援は欠かせない。

23日の衆院厚生労働委員会で、首相は、
「(記録が)残っていないというこれまでの財務省の答弁と異なっており、誠に遺憾だ」と財務省を批判したが、麻生氏を続投させる考えは変えなかった

菅義偉官房長官は記者会見で、
「国民から厳しい目が向けられていることを真摯(しんし)に受け止め、麻生氏の指揮の下で徹底調査を行い、再発防止に努めてほしい」と改めて表明した。

首相に近い自民党議員は、
「首相は麻生氏を最後まで守り、麻生氏も辞める気はないだろう」と語る。

自民党麻生派と二階派の幹部は、23日夜、東京・赤坂の飲食店で会合を開き、麻生氏の続投を前提に、両派で政権を支えることを確認した。

ただ、麻生氏は、前財務事務次官によるセクハラ疑惑を巡る一連の発言で、物議を醸しており、首相が麻生氏をかばうことへの懸念は、与党内にもある。
公明党の石田祝稔政調会長は、記者会見で、
「省のトップにはすべてにおいて責任はある。麻生氏は説明責任を果たしたうえで、さまざまなことを考えるのではないか」と距離を置いた。

財務省は近く、森友学園に関する決裁文書の改ざん問題で、内部調査結果を公表する予定で、麻生氏の進退が引き続き焦点になる。
自民党関係者は、
「交渉記録にそれほど新しい内容はなかった。今後、各社の世論調査がどうなるかだ」と語った。

防衛省の、イラク日報問題に関する調査結果も、23日に公表された。
政府関係者は、「首相官邸と自民党が調整し、財務省と同じ日にした」と明かす。

立憲民主党の辻元清美国対委員長は、党会合で、
「疑惑のてんこ盛り定食だ。資料をいっぺんに出せば、ごちゃごちゃにしてごまかせるという意図ではないか」と安倍政権の手法を批判した。【村尾哲、立野将弘】


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ですってよ!!
じゃあ、世論がどう言ってるか、聞かせてやろうじゃありませんか!!見せてやろうじゃありませんか!!



それからこれも、とっても大事な案件です。



自浄作用の無い、自分たちさえ良ければいい、腐りきった自民党とそれを支える公明党、そして事あるごとに擦り寄る維新と希望に、でっかい鉄拳を振り下ろしてやろうじゃありませんか!!

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ついでに載せるようなものではありませんが、もういっぱいいっぱいなので。







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なんと、これだけ大きな騒ぎを起こしている中心人物で、国会への証人喚問が取り沙汰されている昭恵夫人が、夫が表彰されるというので、国会に来ていたようです?!


こんなふうに来られるんだ昭恵さん、証人喚問カモンカモ〜ン!!

愛媛県知事さん、加計孝太郎さん、安倍晋三さん、3人ご一緒に証人喚問カモンカモ〜ン!!

2018年05月21日 | 日本とわたし








愛媛県新文書 “3年前 加計氏が安倍首相に獣医学部構想説明”
【NHK NEWS WEB】2018年5月21日
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180521/k10011447081000.html

加計学園の獣医学部新設をめぐる問題で、愛媛県は、3年前に、柳瀬元総理大臣秘書官が、官邸で学園側と面会したことに関連する県の新たな文書を、21日に国会に提出しました。
文書には、学園側からの報告内容として、
「3年前の2月末、加計理事長が安倍総理大臣と面談し、獣医学部の構想を説明した」などと記載されています。

加計学園の獣医学部新設をめぐる問題で、柳瀬元総理大臣秘書官は、今月行われた衆参両院の参考人質疑で、
愛媛県今治市が、国家戦略特区に提案する2か月前の平成27年4月2日に、官邸で学園側と面会したことを認めました。

愛媛県は、担当者が、この面会に同行したと説明していて、参考人質疑を行った参議院予算委員会が、県に対して、面会の内容や経緯が把握できる文書を提出するよう、求めていました。

これを受けて、愛媛県は、当時の資料を調べ直した結果、平成27年2月から3月にかけて作成した新たな文書が見つかったとして、21日午後、参議院事務局に提出しました。

愛媛県は内容を明らかにしていませんが、NHKが入手した文書には、当時、県が学園側から受けた報告の内容として、

「平成27年2月25日、理事長が、首相と15分程度面談。
理事長から、獣医師養成系大学空白地帯の今治市に設置予定の獣医学部では、国際水準の獣医学教育を目指すことなどを説明。
首相からは、『そういう新しい獣医大学の考えはいいね』とのコメントあり」
と記載されています。

さらに、同じ年の3月に、学園と今治市が協議した結果の報告として、
「加計理事長と安倍総理大臣の面談を受けて、柳瀬氏から資料を提出するよう指示があった」と記載されています。

このほか、4月2日に総理大臣官邸で面会した際の、柳瀬氏の発言をまとめたとするメモには、柳瀬氏が、
「獣医学部新設の話は総理案件になっている。
なんとか実現を、と考えているので、今回内閣府にも話を聞きに行ってもらった」
と発言したと記載されています。

今回、新たな文書を提出したことについて、中村知事は午後5時半すぎに取材に応じ、
「国権の最高機関の国会から、与野党合意のうえ、関連文書を出してほしいと要請があったので提出した」と述べ、
文書の今後の扱いは、国会に委ねる考えを示しました。


安倍首相の説明

安倍総理大臣は、加計学園の獣医学部新設の計画について初めて知ったのは、学園が国家戦略特区の事業者に選定された去年1月20日だと、国会で繰り返し説明してきました

また、去年7月の衆議院の予算委員会で、加計学園の理事長が長年の友人であることを問われると、安倍総理大臣は、
「『時代のニーズにあわせて、新しい学部や学科の新設に挑戦していきたい』という趣旨の話は聞いたことがあるが、
『獣医学部をつくりたい』、さらには『今治市に』といった話は一切無かった」
と述べました。

さらに、今月14日の衆参両院の予算委員会で、柳瀬氏が、獣医学部新設をめぐり、3年前に学園側と3回面会したことを問われると、「柳瀬氏から報告は受けていない」と述べました。


柳瀬元秘書官の説明

柳瀬元総理大臣秘書官は、今月10日に行われた衆参両院の参考人質疑で、3年前の4月2日に、総理大臣官邸で、加計学園の関係者と面会したことを認めました

しかし、面会した一行の中に、愛媛県と今治市の担当者がいたかについては、「会った記憶はない」、「10人近くの随行者の中にいたのかもしれない」と述べていました。

一方で、学園の関係者とは、詳しい日付は覚えていないとしたうえで、3年前の4月2日以外にも、同じ年の2月か3月に1回と、今治市が国家戦略特区に提案する6月4日の前後に1回の、合わせて3回、総理大臣官邸で面会したことを明らかにしました


自民 二階幹事長「疑念残らないよう対応を」

自民党の二階幹事長は記者会見で、
「機会を得て、報告を聞いてみたいと思っており、これからの国会審議でも、疑問や疑念が残らないようにしっかり対応していきたい。
疑問があれば、しかるべき時に尋ねてもらえれば、安倍総理大臣が、納得のいく答弁をすると思う」
と述べました。

また、二階氏は、愛媛県の中村知事の国会招致について、
「それぞれの委員会が判断して、お越しを願いたい時には、そういう意見を言ってもらえばいい。われわれの側から直接、意見を申し述べるべきではない」と述べました。


立民 辻元国対委員長「柳瀬氏の証言がうその濃厚な証拠」

立憲民主党の辻元国会対策委員長は、国会内で記者団に対し、
「『柳瀬元総理大臣秘書官の証言がうそだった』という濃厚な証拠が出てきたと思うし、『1国の総理大臣が国会や国民に対し、うそをつき通してきたのではないか』ということにつながると思う。
『うそをうそで上書きして、書き直そうとしても無理だ』ということだ」
と述べました。


国民 玉木共同代表「核心的な疑惑出てきた」

国民民主党の玉木共同代表は、国会内でNHKの取材に対し、
「『加計ありき』がより鮮明になったし、『一連のストーリーは、安倍総理大臣の指示から始まったのではないか』という極めて核心的な疑惑が出てきた。
この疑惑を明らかにすることなく、ほかの重要法案の審議は到底できない。
安倍総理大臣、加計理事長、愛媛県の中村知事ら関係者に、一堂に、予算委員会の集中審議に集まってもらい、真実をしっかり話してもらわなければならない」
と述べました。


公明 石田政調会長「国会審議の中で議論に」

公明党の石田政務調査会長は、記者団に対し、
「詳しく把握していないので、これから精査をしないといけない。
文書自体が、どういうものなのか、よくわからないので、国会審議の中で議論をしっかりしていくことになるのではないか。
国民の中では、ふに落ちていないと思うので、国会でしっかり説明していかなければならない」
と述べました。


共産 小池書記局長「総理の進退に関わる重大な文書」

共産党の小池書記局長は、国会内で記者団に対し、
「安倍総理大臣の進退に関わる重大な文書だ。
文書を見ると、安倍総理大臣と学園の加計孝太郎理事長の会談が、すべてのスタート台で、安倍総理大臣が『いいね』と答えたことで、すべての話が始まった。
『加計ありき』どころか『安倍ありき』だ。
国会で虚偽答弁を続けてきた安倍総理大臣の責任は極めて重大で、解明なしでは何も進まない」
と述べました。


維新 馬場幹事長「特別委で集中審議を」

日本維新の会の馬場幹事長は、国会内でNHKの取材に対し、
「資料の事実関係は確認していないが、事実であれば、今までの安倍総理大臣の説明が違っていることになる。
説明の場を作り、きちんと真相究明していくことが必要で、国会に特別委員会を設置して、集中的に審議すべきだ」
と述べました。


加計学園 首相との面会否定

加計学園は、
「一部報道で伝えられているような、理事長が、2015年2月に、総理とお会いしたことはございません。
今治市の国家戦略特区申請にかかる手続き及び、本学園の獣医学部開設設置認可手続きが、適正に行われ、その結果、昨年11月14日に設置が認可され、今年4月3日に晴れて入学式を迎えることができました」
とするコメントを出しました。


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ちなみに、今回愛媛県が提出した、2015年4月2日に首相官邸で行われた、柳瀬唯夫・元首相秘書官と同県職員らの面会に関連する新たな記録文書の全文は、こちらでご覧ください。

安倍首相の”虚偽答弁”裏づける愛媛県の官邸訪問”爆弾記録”全文入手
【AERA dot.】2018年5月21日
https://dot.asahi.com/dot/2018052100090.html

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愛媛県、新たな文書を国会提出 柳瀬氏面会に関する記録
【朝日新聞】2018年5月21日
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180521-00000055-asahi-pol

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この加計孝太郎氏と安倍首相が、どんなふうに付き合ってきたかというと…、





年間1億円ぐらいもたかっていたんですね…。
そりゃ便宜を図ってやろうと思うはずです…。









加計理事長と面会 新文書 安倍首相、答弁と“ズレ”
【FNN NEWS】2018年5月21日
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20180521-00392532-fnn-pol

加計学園の獣医学部設置をめぐり、加計理事長が、2015年2月に、安倍首相と面会し、獣医学部の設置について話したとされる資料を、愛媛県が国会に提出した。

愛媛県が提出した資料によると、加計学園の加計 孝太郎理事長が2015年2月25日に安倍首相と面会し、今治市に設置予定の獣医学部について説明した

これに対し、安倍首相は、「そういう新しい獣医大学の考えはいいね」などと応じた
また、当時の柳瀬首相秘書官からは、あらためて資料を提出するよう指示があったという。

安倍首相はこれまで、加計学園の獣医学部設置を知ったのは、2017年1月だと答弁していて、今後、国会で議論になることが予想される。

安倍首相は21日午後、「首相、2015年2月に加計さんから聞いた?」「獣医学部いいねって言ったんですか」などの記者団の質問には答えずに、首相官邸を後にした。


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加計問題、愛媛県が新文書 首相、15年に構想認識か
【東京新聞】2018年5月21日
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018052101002300.html















愛媛県知事さん、加計孝太郎さん、安倍晋三さん、証人喚問カモンカモ〜ン!!

安倍政権の『トホホ閣議決定』と『強行採決』の数々から見えたもの

2018年05月20日 | 日本とわたし
安倍政権のトホホ閣議決定一覧

「失言、ミス、無知を隠蔽」パターン
 ○「そもそも」という言葉には、「基本的に」という意味もある
 ○ 森友学園の国有地払い下げで、政治家からの不当な働きかけはなかった
 ○ 安倍首相の妻・昭恵氏は、公人ではなく私人
 ○ 島尻沖縄北方大臣が、「歯舞」の読み方を知らないという事実はない
 ○ 安倍首相は、ポツダム宣言を当然読んでいる
 ○ 自衛隊は、国際法上、一般的には軍隊と取り扱われる

「批判や異論を封殺」パターン
 ○「2020年改憲発言」は自民党総裁としてのもので、首相の職務として行われたものではなく、立法府軽視には当たらない
 ○ 安倍首相が国会演説中に自民党議員らが起立、拍手したのは、自衛隊員などに心から敬意を表そうと呼びかけたもので、猛省すべきとの指摘は当たらない
 ○ 憲法9条は、核兵器の保有及び使用を禁止しているわけではない

「持論やイデオロギーをゴリ押し」パターン
 ○ 銃剣道は、軍国主義の復活や、戦前回帰の一環との指摘は当たらない
 ○ 教育勅語を教材に用いることは、憲法や教育基本法に反しない形である限り、否定されない
 ○ 警察庁は、現在も、共産党の暴力革命の方針に変更はない、と認識している
 ○ 集団的自衛権は、憲法9条の下で許容される自衛の措置


そして最近では、

 ○ セクハラ罪という罪は存在しない

 ○ 柳瀬元首相秘書官と愛媛県の面会確認は困難


閣議決定というのは、出された質問主意書に対する見解、答弁を示すもので、だからこんな閣議決定を引き出すような質問をする方がどうかしている、という人たちもいます。

でも、そうでしょうか?

閣議決定の一つ一つを読んでいくと、その内閣の質や常識がどんなもんであるかが明らかに見えてきます。
それに、こんなアホらしいことをわざわざ聞き質さなければならないような、答弁や行動をしている方が悪い。

確かに、セクハラ罪なんていう罪はありません。
だからといって、他の人を不快にさせる性的な言動が許されていいわけはない。
そもそも、そのような行為は、法の上に立つ憲法に違反しています。
内閣は、刑法上セクハラに対する罪は無いが、憲法上許される行為ではないことから、処罰を下すべきものだと考えられる、という閣議決定をしなければなりません。

そして国会議員はもちろんのこと、どの人にもその責任を問うべきだし、憲法違反をした者として処罰を受けさせるべきです。

安倍内閣が「柳瀬元首相秘書官と愛媛県の面会確認は困難」の閣議決定!
裏で今治市の2つの証拠文書を隠ぺい

【LITERA】2018年5月19日
http://lite-ra.com/2018/05/post-4019.html

なんでも言い切れば許されるとでも思っているのだろうか。
18日におこなわれた閣議で、政府は、麻生財務相の「セクハラ罪っていう罪はない」という、発言の撤回と謝罪を求めた質問主意書に対し、
「現行法令において、『セクハラ罪』という罪は存在しない」との答弁書を、閣議決定した。

「セクハラ罪」がこの国にないことくらい、誰でも知っている。
問題となっているのは、麻生太郎財務相が、「殺人とか強制わいせつとは違う」などと述べたように、セクハラを軽んじる趣旨の発言だったからだ。
それを撤回も謝罪もせず、政府も麻生大臣と同じように、ふてぶてしく「そんな罪は存在しない」とダメ押しするとは……。
 
しかし、18日の閣議ではもうひとつ、度肝を抜くような決定がなされた。
なんと、柳瀬唯夫・元首相秘書官が、2015年4月2日に、官邸で愛媛県関係者と面会していたのかを確認することは、「困難」だというのである。
 
いやいやいや、しっかり面会記録を作成し、交換した名刺もきちんと保存していた愛媛県職員の証言を、精査すればわかることだ。
曖昧な記憶しかない柳瀬氏とは違い、愛媛県の中村時広知事は、
「県の職員は、まさにメインテーブルに座っていた。
こちら側は6人で、真ん中を含めて右側3人が愛媛県職員。
後ろじゃなく対面。
一番真ん中のうちの一人が県職員」
と、具体的に対面時の配置まであきらかにしている。
 
しかも、中村知事は、要請があれば国会に出る意向まで示しているのに、与党がそれを強固に拒否。
にもかかわらず、愛媛県関係者との面会確認は困難だ、と閣議決定してしまう。
──「決定したんで」という一言で押し通し、幕引きしようという魂胆がみえみえだ。
 
だが、2015年4月2日の官邸訪問を裏付ける文書は、まだある。
この問題があきらかになる発端となった、今治市の「復命書」だ。
 
この復命書は、今治市の企画財政部企画課長と課長補佐が、4月2日の東京出張を、市長に対して報告しているもので、
そのなかの「旅行行程」のページには、15時〜16時30分まで、首相官邸で、「獣医師養成系大学の設置に関する協議」がおこなわれたと記されており、
今治市も、「2015年4月2日に愛媛県職員と本市職員が官邸を訪問したことは事実」と認めている
(AERA dot.4月16日更新記事より)。
 
しかし、問題は、この文書がほとんど黒塗りとなっている、ということだろう。
すでに獣医学部が開学しているいま、黒塗りにして隠す理由はないにもかかわらず、今治市は昨年、情報公開請求に対し「全面非開示」を決定。
愛媛県文書が出てきたときには、菅良二市長は、市職員が官邸で柳瀬氏と面会したかどうかについて、「コメントは控える」とし、
「国と県は一緒に取り組んできた仲間なので、迷惑をかけることができない」と述べた。


今治市が隠した国家戦略特区WG「復命書」の“加計ありき”記述

さらに、今治市は、2015年6月5日におこなわれた国家戦略特区ワーキンググループによるヒアリングに、市職員が出席した際の「復命書」を、“改ざん”した可能性も指摘されている。
加計疑惑発覚前の2016年12月に、情報公開請求で部分開示されたものと、発覚後の2017年6月に全開示されたものでは、押された印鑑の数や位置が違うだけでなく、
出席者を記した行が、14行から9行に減っており、さらには約3ページにわたって綴られている議事要旨が、全開示された際には、なぜか1ページでおさまっているのだ。
 
しかも、「今治市民ネットワーク」共同代表の村上治氏は、この文書を起案した今治市の企画財政部課長補佐は、「内閣府の指示を受けて書き換えた」と話していた、と証言している。
 
すでに、この2015年6月5日のWGによるヒアリングには、加計学園関係者が出席していたこと、そしてWGの議事要旨では、そのことが伏せられていたことが、昨年8月に判明している。
つまり、今治市は、加計学園関係者が出席していたことを復命書に記載していたが、それではWGの議事要旨と整合がとれなくなるために、今治市に書き換えさせた、ということだ。
 
そして、ここで問題となるのが、3ページから1ページに書き換えられた、今治市文書の議事要旨の内容だ。
ここには、WGの議事要旨には書かれていない加計学園関係者の発言、あるいは「加計ありき」を裏付ける内容が、記載されていた。
その可能性が非常に高い
のだ。

「膿を出し切る」と言うのであれば、「面会を確認できない」などと閣議決定する前に、まずは中村知事を国会に招致し、
さらに、この今治市に残された2つの「復命書」を、黒塗りを取り除き、改ざん前のバージョンで開示することを要請するべき
なのだ。


室井佑月「口にきな粉ついてるのに『食べたとこ見てないだろ』と言い張ってる」

だが、安倍首相は、もはや“加計問題は終わった”という態度に終始。
その上、17日おこなわれた衆院内閣委員会では、
「前川前次官も含めて、私から指示や依頼を受けた人は一人もいない」と答弁した。
前川氏は、15日に文書で、
「私は、加計学園獣医学部新設を、安倍首相自身の強い意向だという認識をもっていた」とする反論文を出し、
「私の名前に言及することは、極めて心外であり、私の名前をこのように使わないでいただきたい」と公表したが、

安倍首相はそれを無視して、またも前川氏の名前をもち出して、加計問題を正当化したのだ。
 
部下に無理筋の答弁をさせ、謀略によって貶めた相手の主張をねじ曲げて、自己正当化の道具にし、誰もが虚偽とわかる嘘を吐きつづける。
──この異常な状態を、的確に言い表した者がいる。
作家の室井佑月氏だ。
 
室井氏は、2018年5月11日放送『大竹まこと ゴールデンラジオ』(文化放送)で、柳瀬氏の国会答弁を、このように表現した。

「その場に一人しかいなくて、テーブルの上のきな粉餅がなくなってて、そいつの口のまわりにきな粉がいっぱいついてるんだけど、『食べたところ見てないだろ!』って言われたら。その感じなんだよ」
 
まさに言い得て妙であり、これは、「加計孝太郎理事長と獣医学部の話はしていない」などと言い張る安倍首相にも、同じことが言えるだろう。
しかし、膝を打っている場合ではない。

この室井氏の発言を受けて、ジャーナリストの青木理氏は、こうつづけた。
「口の周りにきな粉をいっぱいつけているくせに、『俺は食っていない!』って言うようなことが、一般でも通らないのに、
国会や国政の場で通ってしまうと、この社会の根本的なモラルもそうだし、民主主義社会の基盤が壊れていっちゃうという意味でいうと、ものすごく重大なこと」

 
公文書の改ざんしかり、セクハラ暴言しかり、この加計問題での政治の私物化しかり。
一般社会ではけっして許されないのに、国の中枢が「やってない」「問題ない」「わからない」などという強弁や言い訳でやり過ごそうとしている。
いま、日本大学アメリカンフットボール部の問題と、安倍政権の対応の類似性が指摘されているが、
安倍首相を黙認するということは、不正義がまかり通る社会を許すことになるのだということを、よくよく考えなければいけないだろう。
(編集部)


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なにはともあれ、安倍内閣は政治を私物化し、公文書の改ざんを引き起こし、それにもかかわらず、誰も責任をとっていません。
国会では、意味不明の答弁で時間をつぶし、多数を盾に強行採決を繰り返すという暴力行為がまかり通っています。
メディアを操作し、数値を誤魔化して首をつないできたアベノミクスは、とうの昔に破綻しています。

日銀がついに「敗北宣言」
物価目標2%を諦めるほど、日本は貧乏になっている=斎藤満

【BLOGOS】2018年5月20日
http://blogos.com/article/298439/?p=1


まあとにかく、政府高官による女性記者へのセクハラ防止策として、
「次官の番(記者)をみんな男にすれば解決する」と発言するような下衆な人(この人の口からは、数えきれないほどの呆れる言葉が発せられていますが)を、財務相だの副総理だのという立場から下ろすべきだし、
証人喚問が必要な人は全て、国会の証人席に座らせなければなりません。

そのためにもやはり、『いい加減にしろ!デモ』が、ますます必要なのではないかと思うのですが…。

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■ 第一次安倍政権による主な強行採決

○ 改正教育基本法
○ 2006年度補正予算
○ 地方交付税法 
○ 2007年度予算(関連法) 
○ 国民投票法
○ 在日米軍再編特措法 
○ 改正少年法
○ 更生保護法
○ 国民投票法 
○ 改正イラク復興支援特措法
○ 社会保険庁改革関連法
○ 年金時効撤廃特例法
○ 改正政治資金規正法
○ 電子記録債権法
○ 改正イラク復興支援特措法
○ 改正学校教育法
○ 改正地方教育行政法
○ 改正教員免許法
○ 社会保険庁改革関連法
○ 国家公務員法改正(天下り自由化)


■ 第二次安倍政権による強行採決

○ 社会保障プログラム法
○ 特定秘密保護法
○ 医療・介護総合法(19本)
○ 改正地方教育行政法 
○ NHK予算案
○ 労働者派遣法改正
○ 自衛隊法
○ 国際平和協力法
○ 重要影響事態安全確保法
○ 船舶検査活動法
○ 事態対処法 
○ 米軍等行動関連措置法
○ 特定公共施設利用法
○ 海上輸送規制法
○ 捕虜取扱い法
○ 国家安全保障会議設置法
○ 国際平和支援法


そして今、「高プロ制度」を導入した『働き方改革関連法案』が、強行採決されようとしています。
これは、経済連が前々から熱望していた悪法です。



国会ではずっと、厚生労働省の不適切データをもとに審議されてきました。
これが通されてしまうと、労災申請さえもできなくなり、死人は増えても過労死は減る、という事態が起こります。
過度に働かさせられた挙句に死んでしまっても、自己責任で片付けられてしまうのです。

高プロ制で言われている年収額(1千万強)は、この法案が通ったら徐々に下げられていくでしょう。
そして、労災申請時に必要な労働時間の証明が、とても難しくなっていくでしょう。

労働者派遣法のことを思い出してください。
あの法律が施行された後、どうなりましたか?
対象年収や職種を限定していたはずが、いまではほぼ全職種に広がってしまっています。
そして社会には、働いても働いても暮らしがちっとも良くならない!という人がいっぱいいます。
日銀も白旗を上げました。

やはり、こんなひどい内閣なんだということを、もっともっとたくさんの人たちに知ってもらうためにも、
『いい加減にしろ!デモ』を全国津々浦々でやることが、とても必要だと思います。

音符だらけ

2018年05月20日 | ひとりごと
今年の長かった冬がやっとのことで終わり、いよいよ春がやってくるぞ〜と楽しみにしていたが、ああ春だなぁ〜と顔を空に向けてうっとりした日が、いったい何日あっただろう…。
寒すぎる…暑すぎる…これって梅雨?…な日々を過ごしているうちに、5月の3分の2が過ぎてしまった。

オリンピアから戻ってからは、バイオリンコンクールの伴奏の仕上げに追われ、

コンクール会場に向かう途中のソフィアとご両親。


ソフィアはたった1ヶ月のレッスンでみるみる上達した。すごい吸収力のある子だ。
この日もとても良い演奏をして、100点満点の演奏評価をもらったのだけど、苦手の初見演奏でミスを連発してしまった。
来年までにその弱点を克服できたらいいなあ。

コンクールの次は、来月の中旬にあるオーディションに間に合わせるための曲作りと、指揮する曲の勉強。
頭の中は既成の音符と、濃い霧の中で身を潜め、けれどもわたしに見つけて欲しいと待ち焦がれている音符とで、ごっちゃごちゃになっている。

隠れているくせに見つかりたい音符たちは、頭の中を空っぽにするような作業をしているときに、ふいふいっと尻尾を現してくる。
それを書き留めるまで覚えていられたらいいのだけど、作業が終わって一段落したときにはもう、すっかり忘れてしまうことも多々ある。
すご〜くガッカリするけれど、そんなふうに簡単に忘れるんだから、その程度のもんだったんだろうとあきらめる。


裏庭は、若者たちの憩いの場。


一日中くつろいでいる。




そういう日は、空も海も居心地が悪そう。




ラオス旅行から戻ってきた友人夫婦と一緒に、初めてのラオス料理を食べに、マンハッタンに行った。




ラオスでは米というともち米で、指でつまんではディップをちょいとつけて食べるそうな。


どれもこれも美味ぁ〜い!!












テーブルゲームのジェンガを思い出してしまうようなビルディング。



せっかくなので、片手の指で数えられるほど少なかった春の日に撮った花や雑草さんたちを。






















ちっちゃな友だちも。






ついでにうちのヤンチャ坊主も。




ご飯くれ。

鎌田慧氏「一本一本はかぼそい明かりだが、ろうそくデモの美しさで国会前を埋め尽くし、議場を浄化しよう」

2018年05月15日 | 日本とわたし




ろうそくデモが日本でも行われたらなあ…下劣な発言を繰り返したり、あからさまなウソをつき続けたり、市民に負担がかかる法律を強行採決したりする人間を、政治の舞台から引きずり降ろすためにも。

だって、わからないし伝わらない。
ただニュース見ても周りの人としゃべっても、今社会で起こっていることがいいことなのか悪いことなのか、
無視しててもいいことなのか、無視してはいけないことなのか。

でも、市民が何人も、それこそ数えきれないほどのとてもたくさんの人が集まって、デモをしたり集会を開いたりして大きく動き出すと、

ああ、今自分たちが暮らしている社会は、こんなにもおかしくなってしまってるんだと、たくさんの人にわかってもらえるようになります。

平和で大規模なデモは、とても大きな力になります。

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その詳しい様子がしっかりと書き記されていました。



本日、西田さんと京都府副知事さんと共に、京都産業大学獣医学部設置構想に向けて、山本幸三国家戦略特区担当大臣に要望に行ってきました。

国の方針で、医師他、新設は当面不可能であることから、京都府では将来を見据えてiPS細胞や創薬等の先端技術開発を支える獣医師を育成し、製薬業界、研究機関で活躍することを目的とし、健康・医療分野における国際的イノベーション拠点の育成を目指すためにも国家戦略特区に新しく設置について提案してきました。

大臣のご意見を聞きながら熟慮する西田さん。

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【加計学園問題】加計学園ライバルの京都府に圧力?共産・田村氏が疑惑指摘



共産党の田村智子議員が、参院予算委員会の質疑で明らかにした疑惑は、以下の通りです。

国家戦略特区による獣医学部新設を1件に限定する方針が決まる前に、政府が加計学園の計画のライバルだった京都府側に対し、構想を断念するよう圧力をかけていた。

山本幸三・地方創生相(当時)が、2016年10月、京都府の副知事から獣医学部新設の要請を受けた際、
「1校しか認められない。難しい状況なので理解してほしい」と求めた。

実際に1校に絞る方針が正式に決まったのは、17年1月だった。





また「加計ありき」 山本幸三前大臣が京産大を“門前払い”
【日刊ゲンダイ】2018年5月15日
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/229073

獣医学部新設で“加計ありき”の証拠がまたひとつ暴露された。

14日の参院予算委員会で、共産党の田村智子氏が、
京都府が、2016年10月に、山本幸三地方創生担当相(当時)に対して、獣医学部新設を認めるよう求めた際、山本氏が、
「経緯もあり、1校しか認められない。2校は難しい状況なので理解してほしい」と発言したと記載された、内閣府の文書を入手したと爆弾発言。

この陳情に同席した、自民党の西田昌司参院議員(京都選挙区)が同日、東京新聞の取材に対して、「2校は難しい」という趣旨の発言があったことを認めた

西田氏によると、同月24日に、京都府の山内修一副知事と山本氏を大臣室に訪ね、
「京都産業大学だけ認めろとは言わないが、加計学園の定員数を減らすなどして、2校認めてくれないか」と求めたところ、山本氏は「2校は難しい」と断った

内閣府と文科省が、国家戦略特区での獣医学部新設は、「1校に限り」認める告示したのは17年1月。
山本氏は、その2カ月も前に、加計と競合する京産大を、事実上“門前払い”していたわけで、“加計ありき”以外の何物でもない。


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今治市では今、加計学園裁判が行われています。

加計裁判があったことを知っていますか? 記者クラブという情報隠蔽装置
【田中龍作ジャーナル】2017年12月21日
http://tanakaryusaku.jp/2017/12/00017178





昨年の7月26日に開かれた今治市議会において、出席していた15名の市議(実際の市議人数は32名)のうち13名が、市長や加計学園から「1000万円のワイロ」を受け取っていたと認めました。

同市議会の国家戦略特別委員会委員長をつとめる寺井政博議員にあっては、
「今治市は、加計学園ありきでこれまでやってきた」と断言までした。
 
これにより、加計学園が、今治市への獣医学部新設にあたり、菅良二市長に約3億円の現金贈賄を行い、
それによって、市議会議員が反対意見を言わないよう、菅良二がその収賄資金をもって、市議会議員を買収していたことが明白となった。
悪質であるので告発する。


告発に至る詳しい事情はこちら↓で。
加計学園誘致で菅良二今治市長から「1000万円のワイロ受領」を認めた今治市議13名 内海新聞
【さてはてメモ帳 Imagine & Think!】2017年7月27日
https://blog.goo.ne.jp/beingtt/e/fea2f1846eb15c20fdf00436e9c74c9d

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さて、再開した国会では相変わらず、閣僚や官僚の、それらをいちいち書いていたらキリがないほどのウソが横行しています。

いなかった人を「いた」と、それも「自分の正面に座って話していた」などと言い、


それが実はこんなだったと、実際に出かけてその場に居た県や市の担当者からの証言を受けて、県知事が訂正する。


でもそれで話が途切れてしまっているという、とにかく嘘デタラメでも言ったもん勝ち、みたいな状態が続いています。



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安倍政権と与党は、疑惑を追求するために野党が要求する証人喚問を、頑なに許可しようとしません。
自分たちに都合の悪い証言をしそうな人間を、国会に呼ぶわけにはいかないのです。
将棋ならもうとっくに詰んでしまっている、裁判ならもうとっくに有罪の判決が出ている、そんな状態だからです。



ウソはウソを呼び、周りの人間をどんどんと巻き込んでいきます。





安倍首相が集中審議で前川前次官の発言を捏造!
「前川も京産大は熟度が十分でない、加計しかないと認めた」と大嘘!

【LITERA】2018年5月15日
http://lite-ra.com/2018/05/post-4011.html

少しだけ引用します。

安倍首相の発言:
「前川前次官ですらですね、京産大はすでに出していたんですが、そのことはまだ準備がまだ十分じゃないという認識の上に、熟度は十分ではないという認識の上に、加計学園しかなかったとおっしゃっていたわけであります」

で、実際はというと:

前川氏の発言は、2016年9月9日、和泉洋人首相補佐官に呼び出され、「総理は自分の口からは言えないから、私が代わって言う」と言われ、
獣医学部設置の特例について、文科省の対応を早くしろと圧力をかけられたことについての、説明のなかで出てきたもの。

自民党の小野寺五典衆院議員から、「(和泉補佐官の発言を)なぜ加計学園と指したものだと確信したのか」という質問に対して、
「その時点では」、京産大の計画が具体化していると認識していなかったから、加計学園のことだと受け止めたと答えただけ。
 
じつは、前川氏はこのとき、さらに小野寺議員から、
「前川さんも実は、獣医学部をつくる、その成熟した計画があるのは、加計学園の岡山理科大しかなくて、京産大もある面ではまだそこまでいっていない、そういう認識だったということか」と、揚げ足を取るような質問をされていた。
(実際、小野寺議員は質問の前に、「これはちょっと言葉をやったとったかもしれませんが」と、揚げ足取りを認めるような発言をしている)。
 
しかし、前川氏は、
「実際に、京産大がどの程度の具体化した計画を持っていたかということは、その時点で私は承知しておりませんでした」と、これをきっぱり否定している。
 
つまり、前川氏の発言は、準備や計画の熟度が低いという意味ではまったくなく、前川氏自身が、9月9日時点で、具体的な計画を知らなかった。
そう言っているにすぎない。

引用終わり


いやもう本当に恐ろしい、病的というより確信犯。
こういうウソを放置していてはいけません。

前川喜平氏、安倍首相答弁に「私の名前使わないで」
【産経新聞】2018年5月14日
https://www.sankei.com/life/news/180515/lif1805150017-n1.html




ろうそくデモ
(ルポライター・鎌田慧)

森友、加計問題のテレビの国会中継を眺めている。
身を寄せ合って座っている安倍総理と麻生副総理の挙動に目を凝らして、飽きることがない。

言論の府の中心にいながら、質問者が発する言葉に、さまざまな人々の希望や願いや疑問がふくまれていることへの、想像力と謙虚さがまったくみられない。
相手の言葉ばかりか、自分の言葉にさえ愛情がない。

柳瀬唯夫元首相秘書官は、加計学園関係者と官邸で面会していたことを、国会の場で告白させられた。
一年以上も隠していた秘密だったのに、首相は「問題ない」と冷酷に切り捨てた。
屈辱的な否認は、誰のためでのない、首相のウソをかばうためのウソだったはずだ。

「妻や自分が関係していれば、総理も議員も辞任する」。

エエカッコシの極地。
幼稚なミエに、森友の佐川宣寿前国税庁長官や加計の柳瀬さんは、全国中継された国会の場で、ウソの上乗りをさせられた。
恥辱だったろう。

国会は暗い。
その行方はますます不安だ。
ウソが憲法を侵蝕している。
韓国では、国政私物化を照らし出したろうそくデモが、希望の光明となって道を埋め尽くした。

一本一本のかぼそい明かりは、無数の光の帯となり、抗議の海となって圧倒した。
日本にも、灯籠流しで、被爆者を弔う伝統がある。
ろうそくデモの美しさで、国会前を埋め尽くし、議場を浄化しよう。