なかなかに厳しい寒さが続いている。
零下は当たり前、今夜はマイナス12℉の予報が出ていて、毎晩寝る前にセントラルヒーティングの室温設定を下げるのだけど、今夜は昼間とほとんど変えないでおこうと決めた。
昼間の室内の設定温度は20℃。
だけどもここ数日は、地下のボイラーがほぼ休みなく働いてくれているのにも関わらず、設定温度より5℃ほど低いままだ。
こんな寒波に覆われている時に停電になったりしたら大変だけど、今年の雪はいつも超細かい粉雪で、屋根や木の枝にはうっすらとしか積もらないので、停電の心配はしなくていい。
家猫の空と海は、こんな日でも外に行こうと、一応はする。
まずは海。
彼が躊躇している間に、スッと横から飛び出た空。
玄関マットの上の数歩が海の足あとで、他のは空の足あとだ。
しばらく躊躇い歩きをして、
そしてスタスタと降りて行ったのだけど、ちょうどその時に除雪車が通りかかってパニックに。
こちらの足あとはリスくんたちので、木から木へと続いている。
ムササビくんのように空を飛べたらいいのにね。
前回の記事で、J&Jのワクチンでは入国できないと書いたけど、いやいやそうじゃなくて、ワクチンは打ってなくても入国はできるけど、隔離日数がワクチンの無接種者と同じ扱いになるだけだ、と友人が教えてくれた。
おっきな勘違いをしていたわけなのだけど、それでもやっぱりモヤモヤする。
夫の両親や姉は、わたしの身の安全のためにも、ブースターを1日も早く打って欲しいと言う。
夫はまだ打っていないし、この先打つかどうかも決めていないけど、モデルナのワクチンを2回接種しているので、わたしよりはうんとマシだと思われているんだろう。
ここでJohnson&Johnsonを選んだ者は変わり者だと思われることが多い。
けれども少数派を尊重しないといけないと子どもの頃から教育されているから、嫌な反応で傷つけられることはない。
わたしの生徒や生徒の家族、そして学校のクラス友だちの中にも、感染や濃厚接触をした者がちらほらと出てきているから、もちろん注意しなければならないことは十分に分かっている。
だから検査を何回も受けているのだけど、毎回陰性の結果が出る。
政府は各家庭に、簡易検査キット4回分を無料で配布することを決めた。
夫はもちろんネットで注文したのでそろそろ届くだろう。
ウェブサイトにアクセスできない人たちのために電話回線での注文も用意されているらしい。
わたしたちはもうすでに、一時給付金を数回、特別臨時失業保険や家賃補償金などで、相当額のお金を振り込んでもらってきた。
この検査キットも全部で10億個用意するっていうことだけど、それでも足りないなんていう事態にならないことを祈るばかり。
オミクロン感染は勢いを失い、20日前のピーク時にはニュージャージー州全体で3万人を超えていたのが、5千人強にまで減ってきた。
夏の暑い時とは違い、ここまで寒くなるとマスクが防寒の役目をするのか、いつもはマスク嫌いの人でも積極的に付けている。
暖かくなるまでに更なる新株の登場も無く、ああやっと元の日常が戻ってきたねと笑顔で語り合えるようになったらいいなあ。
日本から持ってきた綿の洋服やパジャマが、そろりそろりとほころびてきた。
着心地がいいからと、家の中にいる間中はいていたスカートもこの通り。
パジャマやTシャツはもちろん、ちょっと引っ張っただけでピリピリと破れてしまう物も出てきた。
一番長い物は40年以上も前から愛用しているパジャマで、気がついたら大きな穴ができていた。
ここまで長い付き合いになると、たとえ洋服でも捨てられない。
そんな綿の元洋服さんが詰まっているゴミ袋が、ここ数年でみるみる膨らんできた。
断捨離とは真逆の自分の癖にため息が出る。
断捨離を検索していると、こんな記事を見つけた。
『断捨離』とは、やましたひでこさんという方が提唱している片付け論。
執着を手放すヨガの「断行」・「捨行」・「離行」という3つの考え方を日常の片付けに応用したものなんだそうで、
『断』不要なモノを断つ
『捨』不要なモノを捨てる
『離』物への執着から離れる
と書かれていた。
断つ、捨てる、離れる。
いつもだと同じような記事を読んでも自分にはできないと斜め読みしていたのだけど、この三つの言葉が妙に心に留まった。
やってみようかな、今年こそ。
今年はまさに鈴なりのキンカンの実。
ちっちゃな木に30個以上の実がぶら下がっている。
夫が年末に見つけた日本酒。近くの酒のチェーン店の棚に並んでいたそうな。
元旦の祝いに飲んだのだけど、とてもうまい!
空海のツーショット。