ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

学生達にタダ働きさせたい東京五輪組織委員会の事務所家賃、なんと年間5億1600万円!総額30億円!

2018年07月27日 | 日本とわたし
<東京五輪・パラ>「授業避けて」国通知、ボランティア促す
【毎日新聞】2018年7月28日
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180727-00000006-mai-spo

スポーツ庁と文部科学省は26日、2020年東京五輪・パラリンピックの期間中に、ボランティアに参加しやすいように、
全国の大学と高等専門学校に、授業や試験期間を繰り上げるなど、柔軟な対応を求める通知を出した


多くの大学は、7~8月が試験期間となる。
通知では、学生がボランティアをすることへの意義を説き、大会期間中は授業や試験を避けることを促した。
授業開始時期の繰り上げや、祝日の授業実施は学則などに基づき、学校の判断で特例措置を講じることができる。

首都大学東京は、昨夏、期末試験を大会前に終了させるなどして、大会期間中に原則、授業や試験を行わないことを決めている。
国士舘大も26日、同様の方針を発表した。【田原和宏】


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本間さんが言う『インパール作戦』とは?

【悲惨】太平洋戦争インパール作戦
https://matome.naver.jp/odai/2140931110887793901より

インパール作戦とは、1944年(昭和19年)3月に、日本陸軍により開始され、7月初旬まで継続された、援蒋ルートの遮断を戦略目的として、インド北東部の都市インパール攻略を目指した作戦のことである。

補給線を軽視した杜撰(ずさん)な作戦により、多くの犠牲を出して、歴史的敗北を喫し、無謀な作戦の代名詞として、現代でもしばしば引用される。

68年前の昭和19年3月、日本軍は、3個師団を繰り出して、連合軍の反攻の中心地であるインド・マニプル州の州都インパールを、攻略する作戦を開始した。
前年から始まった連合軍の反攻を食い止め、中国・国民党政府への援助を遮断するためだった。

インパール作戦は、当初から、無謀な作戦であると反対意見が多かったにもかかわらず、牟田口軍司令官によって強引に進められ、
戦闘中に、師団司令官が独自に撤退を決めたり、更迭されたりするなど、特異な事態が出現、戦後も長きにわたって批判された。


インパール作戦を始め、ビルマで命を落とした日本軍将兵の数は、16万人におよぶ。

牟田口は、1943年(昭和18年)3月に、第15軍司令官に就任し、1944年(昭和19年)3月から開始されたインパール作戦では、ジャングルと2,000m級の山々が連なる山岳地帯での作戦を立案した。
この作戦に対しては、当初、上部軍である南方軍司令官や第15軍の参謀、隷下師団のほぼ全員が、補給が不可能という理由から反対した。
しかしながら、戦局の打開を期待する軍上層部の意向に後押しされる形で、最終的には、この作戦の実施は決定されることとなった。


ジンギスカン作戦
昭和19年1月7日に、「インパール作戦」が正式に発令されたのち、第15軍下の3個師団は、急ぎその準備を進めていた。
いちばん険しい北側のルートを進むことになっていた第31師団は、補給のための自動道路の開設と、物資の集積に懸命だった。
それともう一つ、五千頭もの牛の訓練に追われていた。
牟田口司令官は、現地の農民から、一万頭以上の牛や羊を調達せよ、という命令を出していた。
それらの動物に物資を運搬させ、目的地に着いたのちは食糧にしようという計画で、「ジンギスカン作戦」と自画自賛した。
だが、この牛の群が、逆にイギス軍に作戦を察知される要因にもなった

白骨街道
インパールを攻める目的で派兵された(インパール作戦)日本軍10万人のうち、ほとんどの兵は飢餓と病気で亡くなり、退却路に白骨を晒したということからついた名称。

飢えで自決
ラングーン港からビルマ各地を移動中、トラに食われた無惨な戦友の姿を見た。
悪性マラリアのため、高熱と下痢で奈落の底に突き落とされた。
死の谷といわれたアラカン山脈の中ほどにあるシンゴダインでは、やっとたどりついた戦友がつぎつぎと死んでいった。


出典
「ビルマの戦い~インパール作戦」 「白骨街道」と名付けられた撤退の道|特集|NHK 戦争証言アーカイブス
インパール作戦(ウィキペディア)
https://ja.wikipedia.org/wiki/インパール作戦

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飢えと自決で死体散乱 
ビルマ・インパール作戦 - 「岩国 原爆と戦争展」 岩国原爆展を成功させる会
https://iwakuni-genbaku-sensouten.jimdo.com/展示内容/第二次世界大戦の真実/ビルマ-インパール作戦/

シッタン河の渡河作戦では、50%は流され、下流には万を超える死体が流され、黒いハゲタカがその死体に群がった。
また、先行していた兵士が地雷にやられ、死体があちこちに散らばっているなかを移動したときは、足が飛ばされ上半身だけが倒れぬままの死体に、ハエが群がり、黒いダルマのようになっていた。
仰向けの死体の口から、稲が生えていたものも見た。
私は偵察任務に出て、ついに歩けなくなり、座り込んでしまい、自決を決意し、手榴弾の安全弁をぬいてたたきつけようとして昏睡した。


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こちら↓に、さらに詳しい内容が報じられています。

無謀と言われたインパール作戦 戦慄の記録
【NスペPlus】2017年9月28日
https://www.nhk.or.jp/special/plus/articles/20170922/index.html

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前置きが長くなりましたが、決して大げさなことを言っているのではないと思うのです。

海外の主要メディアが、強烈な熱波の中で競技をする選手や観客が、危険な状態に直面する可能性を心配し、東京五輪・パラリンピックの開催時期の再検討を提案しています。



その当事国の責任者の考えはどうなのかというと、





こんなものが世界に通用するとは思えませんが、準備は着々と進められています。
なぜか。
もちろん巨大ビジネスだからで、そのビジネスに便乗して儲けを得ることができる者たちが、このチャンスと逃すまいとしがみついているからです。



オリンピックという、一見華やかで気持ちが高揚する行事を成功させるためにと言って、どんどんと要請や命令が下されてくるはずです。






この、東京のみならず全国の大学に向けて送られた、東京五輪開催中の学生ボランティアを促す通知について、ツイートがたくさんよせられています。




















一方で、このようなアイディアを次々に考え出し、人にタダ働きを強要しようとしている本人たちは…。



こんなの絶対にあり得ないですよね〜!?

いくらなんでも酷すぎる!国民の命と暮らしに危機が迫っていても、総裁選3選に夢中?!

2018年07月26日 | 日本とわたし
もうこの男の名前に、首相とか総理大臣とかいう単語をくっつけて書くのも嫌だ!
自分がもういっぺん総裁に選ばれたい!
そのことで頭の中がいっぱいいっぱい!
災害が起ころうが、人が死のうが、家が壊されようが、町が沈もうが、そんなことは二の次三の次。
ここまで最悪だとはさすがに考えてなかった。
でも、ここまで最悪だったんだと、この報道を知って腹が決まった。

もう本当に辞めさせなければ。
こんな間に、国の最高権力者だなんて立場に居座らせてはいけない。
人としての心が無い。
知識も知能も欠陥だらけ。
うそを平気でついたり、わけのわからない話をだらだらだらだらだらだらだらだら(枝野さん、お借りしました)しつこく続ける。それも国会で。
自分ガ〜自分ガ〜自分ガ〜!!

もうほんとに終わらせよう。

”赤坂自民亭・酒飲んでワァ〜!&二次会”の翌日、もちろん豪雨真っ只中の夜に、安倍がコソコソやっていたこと。
それは、総裁選で私を選んで欲しい一心で、自民党の無派閥議員を大勢呼んで行われた極秘会合。

ここでもう一回、犬飼淳さんが作成してくださった、空白の66時間のタイムテーブル(7月26日更新版)を紹介します。





史上初めて、8府県に大雨特別警報が同時発令され、23府県264万人に、避難勧告が出されていた、まさにその時…安倍はせっせと丁稚の菅を使い、選対の会合を開いていたのです。

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赤坂自民亭だけじゃなかった!
安倍首相が、豪雨真っ最中6日夜も災害無視し、自民議員と総裁選対策の極秘会合

【LITERA】2018年7月26日
http://lite-ra.com/2018/07/post-4148.html

やはり安倍首相は、豪雨災害への対応をあえて無視していた──。
その証拠ともいえる新事実が発覚し、ネット上では再び怒りが噴き上がっている。
 
新事実というのは、24日放送の『news every.』(日本テレビ)が伝えた、今月6日の安倍首相の行動だ。

首相動静では、この日は公邸で、18時49分から、規制改革推進会議の大田弘子議長や議長代理のフューチャー会長・金丸恭文氏、梶山弘志規制改革担当相らと会食し、20時4分に終了。
安倍首相は公邸泊だった。
 
だが、同番組によれば、じつはこの日の夜、自民党の無派閥議員が乗った車が、公邸に入っていく様子が確認されたという。
その上、そこには、菅義偉官房長官の車もあり、公邸では、「菅長官が自らとりもった、安倍首相と無派閥議員の極秘会合」(番組ナレーションより)がおこなわれたというのだ。
無論、この極秘会合の目的は、総裁選3選に向けた、無派閥議員の囲い込みである。
 
つまり、安倍首相は、災害対応のために公邸に宿泊したのかと思いきや、実際は、総裁選に向けた極秘の会合を開くために、公邸にとどまっていただけだったのだ。
現に、災害対応に当たるならば、翌日も公邸に宿泊しているはずだが、翌7日朝は、官邸でたった15分だけ関係閣僚会議に出席すると、さっさと私邸に帰っている。
 
6日といえば、午後から、広島県内では土砂崩れがさまざまな場所で発生し、17時10分には福岡県と佐賀県、長崎県に大雨特別警報が発令。
気象庁は、
「これまでに経験したことのないような大雨」
「重大な危険が差し迫った異常事態」
「土砂崩れや浸水による重大な災害がすでに発生していてもおかしくない状況」と呼びかけていた。
その後も、この夜のうちに、広島県、岡山県、鳥取県、京都府、兵庫県に、大雨特別警報が出ている。
 
しかも、安倍首相は、こうした情報を知らなかったわけではけっしてない
事実、この6日の午後、安倍首相は、7・8日に、総裁選のための地方行脚として予定していた、鹿児島・宮崎県への訪問を、
〈現地での捜索活動などに悪影響を与えてはいけないと判断〉(時事通信より)して、取り止めたことを公表しているのだ。
 
ようするに、「捜索活動」がおこなわれる深刻な事態であることを理解していながら、自分は公邸で、総裁選のための極秘の選挙運動に勤しんでいたのである。
 
ご存じの通り、この極秘会合の前日にあたる5日夜には、安倍首相は、例の「赤坂自民亭」に、人気の日本酒・獺祭を持参して参加。
西村康稔内閣官房副長官の、〈笑笑 いいなあ自民党〉というツイートや、左藤章衆院議員がテレビの取材に答えた「酒飲んでワァー」という台詞が象徴しているように、内輪で和気あいあいと酒盛りに興じていた。
 
もちろん、安倍首相がわざわざこの宴会に出席したのも、総裁選を睨んでのこと
実際、「週刊ポスト」(小学館)8月3日号では、安倍首相が若手議員に対して、「全国どこにでも行くから、演説会や懇親会をセットしてくれ」と、売り込んでいたことが暴露されている。
 
西日本豪雨での死者は200人を超え、1982年の長崎大水害に次ぐ被害が出るという、平成で最悪の事態となった。
「安倍首相の初動がもっと迅速であれば、救えた命はもっとあったのではないか」という声はずっと起こってきたが、

まさか、6日夜という特別警報が発令されているなかでも、総裁選のことしか考えていなかったとは──。

もはやこれは、私利私欲でしか行動しない、総理の無責任さがもたらした“人災”だと言うべきだろう。
(編集部)


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総裁選3選へ着々 安倍首相の“戦略”は?
【日テレNEWS 24】2018年7月24日
http://www.news24.jp/articles/2018/07/24/04399585.html

自民党総裁選での3選に向けて、着々と支持固めを進めている安倍首相。
安倍首相の戦略を、日本テレビのカメラが捉えた。

    ◇

24日正午頃。
首相官邸に現れたのは、スーツ姿の一団。
外の通路を歩き、首相公邸へと向かう。
その数分後、姿を見せたのは安倍首相。
公邸で、自民党の熊本県の県議会議員らと、会合にのぞんだ。

実は安倍首相は、地方議員を「もてなす」会合を繰り返している(先月13日、宮城県議団と会合。今月5日、群馬県議団と会合。今月9日、静岡県議団と会合)。
中では何が行われているのか?

先月参加した議員のSNS(長谷川敦宮城県議のフェイスブック)を見てみると、安倍首相を囲んで昼食をとる様子が。
この日振る舞われたのはカレーライス。
気になる味は?

渡辺勝幸宮城県議のフェイスブックより
「少し冷めてしまったので、まあまあの味でした」

他にも、めったに入ることのできない執務室に入れたり、安倍首相とのツーショット写真を撮るなど、あの手この手のサービスが
安倍首相がこれほど地方議員を“おもてなし”する、そのワケは?

安倍首相周辺
「総裁選で、国会議員票も地方票も、対抗馬の石破元幹事長に圧勝する」

国会議員と全国の自民党員の票の合計で争う総裁選。
6年前、安倍首相は、石破氏に勝ったものの、党員票では大差で敗れた。
今回は、党員票でも石破氏を圧倒しようと狙っている。

さらに、選挙後の政権運営を盤石にするため、優勢とみられる国会議員票の支持拡大にも余念がない。

先週、通常国会最後の本会議で、自身の不信任案の審議中に、安倍首相が手にとったのは、一冊の本。
衆議院議員のプロフィルが掲載されている冊子だった。


ヤジ「何読んでるんだ!」

ヤジを受けても読み続ける、安倍首相。
国会議員の経歴を頭に入れ、支持固めの戦略を練っていたのだろうか?

中でも、囲い込みに力を入れるのが、約70人いる無派閥の議員。

今月5日には、西日本豪雨の発生当初に、無派閥議員を含む自民党議員が集まった懇親会に参加。



さらに翌日の夜。
首相公邸には、無派閥議員を乗せた車が。



同じ頃、別のカメラは、菅官房長官の車から降り、公邸に入る人物を捉えていた。



官邸政権の要である、菅長官が自らとりもった、安倍首相と無派閥議員の極秘会合。



安倍政権が総力を挙げ、「安倍3選」へと突き進んでいる。


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イライザとルエルとわたしたちと

2018年07月25日 | 友達とわたし
去年の末に、最愛の夫を失ったイライザ。
発症から1年半の闘病だった。
少しでも良さそうなこと、効果がありそうなことがあれば、どんどんと取り入れては試した。
話が大好きだったルエルを襲った悪性腫瘍は、事もあろうに脳の言葉を司る部分に居座った。
ものすごく大きな不安とストレスを抱えてもなお、ルエルはイライザを優しく愛し続けた。
最期の最期まで。

そんな彼が亡くなって、残されたイライザを支えようと、友人たちがそれぞれにできることをした。
イライザ自身も、喪失感と憤りと悔いを心に抱えながら、それでもなんとか大きな波に飲み込まれないようにと、いろんな公的支援や専門家に助けを求めた。
そんな毎日を数ヶ月過ごした頃、突然今度は母親が亡くなった。
そのショックから抜け出せないでいる彼女に、さらに追い打ちをかけるように、父親が余命2ヶ月の末期ガンであることがわかった。

夫とわたしは、そんな彼女の気持ちを支えたくて、スカイプや電話で話した。
でもやっぱり、近くで目を見て、声を聞きながら話したいな。
肩を抱いて、背中を撫でて、手をそっと握って、何も言わずに一緒にいたい。

イライザにとって、父親の看病が今一番の優先事項なので、彼女の都合に合わせ、急きょカナダに出かけることにした。


車の窓ガラスから容赦なく差し込んでくる太陽の光が、年々強くなっているような気がするのはわたしの錯覚か?


最近は、高速道路のサービスエリアに、マッサージ機が置かれるようになった。


週末なのに、国境がガラガラ?!


ラジオからはフランス語が、そして標識もフランス語。


道の両側はずっと、広々とした畑の風景が続く。


舗装されていない道路を15キロほど走った。時々、前の車が作る砂埃で、2秒ほど全く前が見えないようになった。



いつもと全く同じ湖がそこにはあった。


わかってはいたつもりだったけど、全く同じということに動揺した。


全く同じ風景の中にルエルがいない。


とても大切な人がいなくなった後に、いつも必ずその人がいた所に行くと、その場所で感じていた心地良さとか楽しさが、蜃気楼のように揺らぎながら消えていく。






ルエルがいつも座っていた岩。





翌日の土曜日は、朝からよく晴れた。










あ、チップモンクくん!


え?え?いいの?撮らせてくれるの?


こんなことは初めてだった。


と感動していたら、今度はリスくんが!


人間に近づかないはずのリスくんが、なぜかすぐ横にある薪の保管棚の所をチョロチョロし始めた。


ちょっとちょっと!


イライザが干しているタオルの上で…。






そうか!わかった!ルエルだ!


そう思ったら嬉し涙がこみ上げてきた。

糸トンボくんも登場。



湖畔の花たち。






















おまけ。





うがい水と飲み水をゲットしに、近くの湧き水の所に行く。蚊の総攻撃を一手に受けるわたしは、ちょっと離れた所から写真を撮るだけ。


イライザが設置してくれたハンモック。


気持ち良かねえ〜。




日がどんどん暮れてくる。




いつも金色に光る窓。小学校の時に、なんかそういう話を読んだような気がする。




夫が見つけたケムトレイル。


気を落ち着けよう。


いきなり賑やかになったと思ったら、


4羽のアヒルさんたちが、水中に頭を突っ込んで遊んでた。









三日目の日曜日は、天気予報通り、朝から曇り時々雨。

気温が一気に下がったので、薪ストーブをつけた。


モントリオールで大流行りのコンブチャ。いわゆる紅茶キノコ。


せっかくの雨なので、車で40分ほど走った所にある町のカフェに行くことにした。


来るたびに同じ写真を撮ってる気がする…。


イライザは、ずっとずっと話し続けた。
もう涙は出尽くしていて、わきあがってきても流れ落ちることはなかった。
彼女が抱えているのは、夫と母親の死と現在進行形の父親の死。
ルエルの発病から今までに至る2年と3ヶ月の間に、彼女は闘い、打ちひしがれ、倒れそうになってはまた立ち上がり、気持ちを強めるためにありとあらゆる事をした。
その歴史の所々を、彼女は思いつくまま話し、夫とわたしはただただ耳を傾けた。

夫にとって、ルエルのいない湖畔の家は、イライザとはまた別の悲しみを与えた。
『男の子は泣くんじゃない』、というタイトルの曲を教えてくれたのはルエルだから、だから僕は泣かない。
どうしても泣きたい時は独りで泣く。
と言う夫は、今回、車を停めて家の玄関まで歩いて行く途中で泣いた(らしい)。
だから、イライザの話は辛すぎて、何度も途中で姿を消した。
幼い頃から50年近く、兄弟のようにして遊んできた人を、夫は失くした。
大人になってから30年近く、魂と魂が触れ合うように愛し合ってきた人を、イライザは失くした。

そんな二人の、それぞれの悲しみが、湖の水に溶けていくよう祈った。


四日目の月曜日は、夫とわたしの二人だけになった。


家に帰るかどうか起きてから決めようと言ってたら、なぜか突然のめまいに襲われた。
ベッドで横になっている時には、ちょっと変だなと思うくらいだったのに、起き上がって立とうとしたら、いきなりグワ〜ンと世界がゆっくり回った。
これはやばいと思って、少し落ち着くまでベッドの端に腰掛けた。
しばらくしてトイレに行って座り、ちょっと頭を傾げてみたら、途端に強烈なめまいが…。

もう黙っている場合ではない。
帰るどころか、部屋の中を移動するのもおぼつかない。
夫にめまいのことを話すと、即、鍼治療開始。
鍼を入れたまましばらく眠った。

めまいがすっかり消え、食欲も出てきた。

ぐずついた天気になるはずが、暑くもなく寒くもなく、それほど湿気もなく、いやこれ、カヌーにぴったりちゃう?


夫に内緒でカメラをビニール袋に入れてカヌーに乗り込む。


シルバーレイクの主、ルーンの声を夜に一度聞いたっきりで、今回はまだ姿を見ることができないでいた。
カヌーを漕いでいる間にもし出会えたら…と願いながら、湖の半分を周ったけれどだめだった。
まあ、毎度会えるわけでもないしな、そう思ってあきらめた。

気温が昨日より上がったので、もう一度泳いで、その勢いでシャワーを浴びることにした。
どうして勢いでシャワーを浴びるかというと、実は今回、お湯が全く出ないのだった。
食器を洗うのは、よほどの油物でない限り全く差し支えがないのだけど、泳いで冷えた体で水シャワーを浴びると、石けんを洗い流す頃には全身寒イボだらけになる。
でも、入らないわけにはいかないので、よっしゃ、行くぞ!と独りでブツブツ覚悟を決めていると…、

え?あれ?もしかしてあれは?

ルーンだった!!


あんなに探しても見つけられなかったのに、向こうから来てくれた!!


ああルーン…会いたかったよぉ〜!!






と、そこに、でっかい灰色サギが飛んで来て!


いやあもう、全員総出という感じ。
きっとこれもルエルのおかげだな。






帰宅日は、朝から掃除に励む。
立つ鳥跡を濁さず!

また来年までバイバイ!


なぜか白猫のBLACK CAT車。


これまたスカスカの国境。


モクモク雲。



また会おうね、ルエル。

太郎さんの腹の底からの叫びに心を打たれた!文字起こしした!『7月19日カジノ実施法案・内閣委員会』

2018年07月18日 | 日本とわたし
今日の午前中に開かれた『カジノ実施法案』内閣委員会です。

山本太郎議員による、石井国交大臣への渾身の質疑は、1:04ぐらいから始まります。
時間の無い方は、1:13 あたりから観てください。
いくら尋ねても同じ言葉ばかりで答える石井大臣に投げかけた、太郎議員の腹の底からの叫びを聞いて心が震えました。

これは文字起こししなければと思い、ちょっと夜中まで頑張りました。

2018年7月19日午前「カジノ実施法案」 内閣委員会


1:04〜
各被災地で抱えている問題に対して、解決できるパッカー車などの配置について、効果がある省庁に話してもらったということだが、
その要請がきちんと叶えられているかどうか、週に2度、閣僚の懇談会が開かれているのだから、その場で確認してもらえないか、というお願いを、再三する山本太郎議員。

それに対して、

「すでに伝えている事柄なので、関係各省で適切に判断してもらえると思っている」と、同じ返答を繰り返す石井大臣。

「だからそれぞれの関係各省に、再度確認するということはしてもらえないのか?」

「繰り返し答弁させていただいてますが」…と答える石井大臣に対して。

1:13〜
うーん、冷たいなあ、うーん…。
やって欲しくないわ、そんな人に、災害対策とかいろんなこと。
なんなんだよそれ。
カジノでもろくな答弁してないのに、災害に対してもろくな答弁しないのか!
初動が遅かったじゃないか、確実に、政府は!
ウソでもいいから安心させろよ被災者を!
いや、ウソでもいいから言ってくれたら、そう言ったじゃないですかって後から言えるんですよ、こちらは。
ないでしょそんなの。
失礼だよ、よく言いますね自民党の方、やじで。
失礼だよとかルール守れとか。
失礼なのはどっちだ!
聞き違いじゃないでしょ、はっきり聞こえましたよ。
質疑質疑じゃない、おかしいこんなん。
もともとこの委員会開かれてること自体おかしいじゃないか!


質問者は質問してください。

してますよ、さっきから何回も。
全く心の無い、答弁されてるから言ってんじゃないですか。


はい質問続行(ヤジ)

はい質問続行じゃないですよ。
全く答えてないじゃないですか。
もう言ったからそれで終わり。
それで済むんだったら、大臣は石井大臣じゃなくてもいいですね。
そういうことですよ。
総理大臣はあの方じゃなくてもいいし、内閣は今の内閣でなくてもいいですよ。
そんな、そんな仕事で済むんだったら。
心込めて仕事してくれよ!
税金で食べてんだから!
心からお願いしてんですよ、こっちは!

皆さんも現場行って、声聞かれたでしょ?
それを伝える機会がここしかないじゃないですか!
延長国会なんのためにしたんでしたっけ延長国会?
ほとんどの法案、全部通った後で。
大企業が得するか、一部の既得系議の人間が得するような、そんな法案審議しか残されてなかった延長国会で、
これだけの災害が起こって、災害対応真っ先にやらずに、博打を解禁する?
内容グラグラ、ほとんど何も決まっていない、300を超えるような中身もスカスカ、
後で決めます後で決めます、先送り?
これだけの依存症者がいるのに、より依存症者を生み出すようなことを?
誰のために政治やってんだよ!

ちょっとぐらい、省庁が力合わせて頑張ったら実現できることぐらいやってくださいよ!
所管外じゃなくても。
やっているのは存じ上げてます。
先日お願いをした重機100台、100台は私お願いしてませんけども、小型重機に関しても、大臣はすぐ動いてくださった。
私がお願いしてることは所管外で、非常に申し訳が無いと思いながらも、ここしか言うとこ無いんだもん、直接言えるところ。
それに対して大臣は、お話をしますというお答えをしてくださった。
感謝してます。
でも言葉だけじゃダメなんですよ!
省庁には言ってくださいました。
やるとは言ってない。
省庁には私の名前から言ったと言った。
けれどもその先なんですよ。
もう一度、閣僚で集まる機会が週に二回、いまは定期的に開かれてるかどうかは存じ上げませんが、
その閣僚が集まった後に、

ちょっと待ってくださいよ、なんなんですか、人の、質問者の勝手でしょ、どんな質問すんのかは!
人の発言になんなんですか?
検閲するんですか?
せっかく時間作ったのにじゃないですよ。
せっかく時間作るんだったら、今一番この国で重要な問題、苦しんでいる人たちが多い、災害の対応ができるような委員会のみ開いて、この国会が存在するべきなんじゃないですか?
だって、この間も話したじゃないですか。
民主党政権時代、自民党、今の政権が、いちいち民主党政権の揚げ足を取ろうとするけれども、
はっきり言うわ、今の政権より100倍マシや!
そういう話なんですよ。
考えてみてください。
東日本大震災、3.11に起こった。
3.11の時期、一番国会が忙しい時期ですよ。
予算もやってる、ねえ、決算もやってる。
他の委員会も全部動いてる。
今とは180度違いますよ。
今これしかやってないもん。
3.11の時はどうしたかって。
発災から6日後までは、開かれなかったんですよ、国会。
6日後に開かれた時にも、審議した法案、被災者に関係する法案審議しか行われなかったんですよ。
何やってんですか今これ?
何が博打会議員(?)やねんて。
誰のためにやってんねんて。
トランプのためか、アデルソンのためかって。
それ以外の、日本の金融資産すすり上げるために、どんだけ頑張ってんだって!
共産党の辰巳さんからも指摘がありましたよね。
どれだけ血道を上げて、このセットで万博と、ごまかしの万博、博打万博だそんなもの!
はっきり言って。
日本の個人の金融資産を吸い上げさせるようなこと、大して入場規制にもなってないようなこと、結局6日間連続で入れるようになるじゃないかって。
何もやってないじゃないかって。
誰か説明できるんですか?!
詳しく、カジノの、このカジノ審議において喋られたこと、中身スカスカですよ。
時間食うばっかりで。
これを全くわかってない人たちを納得させられるぐらいに、自民党の皆さんはこのことについて知ってるんですか?!
カジノのことについて?
できますかね、指名したら答えてもらえますか?
委員長、指名したら、自民党の委員の方々に。
一応用意はしてるんですよ。
カジノについての。
指名して、その方に答えていただけるっていうケースでいいですかね?
私の、このような災害に対して。
カジノに対して、ね、こんな有り得ないような審議を強行する中で、災害の質問を、お願いをしている最中に、大臣の熱意が足りないということに関して、今ずっと時間取られてんですよ。


山本君に申し上げます。
時間を過ぎておりますので、質疑をおまとめください。

きちっと答えさせてください。
最初の言葉にも答えてない。
外野はうるさい!

外野はうるさいって、それ、ちょっと待ってください。
ねえ、他の党の議員がさっき、大きく野次ってた時は何も言わなかったのに、その政党の数の力で判断すんのか?
真っ当な声が飛んだだけじゃないか!
最初の言葉にも答えてないって。
最初の言葉にも答えてないから、ここまで引きずってんですよ。
ここでまとめろ?
何をまとめろっつうんですか、無理な話ですそんなの。


時間が過ぎておりますので、質疑をまとめてください。

まとめようがないんですね、まとめようがないです、はっきり言って。
だって、カジノのことまで行かなきゃダメでしょ?

資料の1。
被災地を訪れた安倍総理と被災者のやりとりです。
テレビ番組が捉えていたものを抜き出しました。
愛媛県西予市といえば、町が沈んだというダムの突然の放流による…


時間が過ぎております、質疑をおまとめください。

だって答えてもらってないんですもん、勘弁してくださいよ。
もう伝えたから終わりだっていうような話だったじゃないですか。


速記を止めてください。

山本太郎君、最後の質問をお願いします。

最後の質問というよりも、最初の質問において全く答え、もう言いましたから終わりですというようなね。
がっかりしますよ。
初動が遅れたっていうことを取り戻してくださいよ。
そのための応援の質問でもあるわけですよ。
それをずっとやってるわけですよ。
石井大臣、もうちょっと快く答えてくださいよ。
それ、安倍政権に対してマイナスイメージですよ。
前向きにやりますと、話し合いをしますと。
今愛媛なんか電車止まってんですよ。
寸断されてんですよ。
ボランティアなかなかは入れないんですよ。
そこにフェリー会社ね、半分金出してるんです。
ボランティアに行ってくれる人、みんな行ってくださいって、半分出しますからって。
これ、自主的にやられてるんですよ。
九州から、関西から向かうフェリー。
こういうとこに、国交相お金出したりとかしてほしいじゃないですか。


山本君、時間が過ぎておりますのでまとめて、

まとめてます今。
他にも、ね、J Rでもやってますよ。
こだまで新大阪からね、岡山から先のところまでは、帰り道半分出すってのをやってるんですけど、
そんなケチくさいこと言わんと、国交相全部付けてあげてよって。
ボランティアと言わず、日当払ってあげてほしいぐらいですよ、本当は。
せめて足代ぐらいは、50万人規模のボランティアが必要っていうときに、そこまでも自前でやんなきゃならないっつったら、行けない人も出てくるけど、足代持つわっつったら、行ってくれる人も出てくるかも知んない。
そういうところにまで気ぃ回していただきたいだけではなく、色々お願いいっぱいあったのに、
大臣、これまで言ったこと、もう省庁に話したっていうことでしたけど、これもう一回、先ほどから何回も繰り返している通り、大臣に直接言っていただきたいんですよね。
で、今私が、最後に申し上げた、J Rのこだま、フェリーについても、これ、無料化されるように、お話してもらえませんか。
お話ししてもらえませんかっていうよりも、これは石井大臣の所管の部分ですよね、いかがでしょう?


石井大臣の返答:
被災地へのボランティアの高速道路料金の無料化、民家の宅地内の瓦礫撤去のための、別途100台の重機の配置など、対策を行なっている。

ここで休憩になりました。

本当にやばいぞ、この総理大臣は!ウソつきだけじゃなくて悪人だ! 

2018年07月18日 | 日本とわたし
太郎さんの鋭い質問にびっくりしたのか、それともはじめっから大したことがなかったのか、
全然普通じゃないですか?安倍首相!


http://bogonatsuko.blog45.fc2.com/blog-entry-1574.htmlより



【IRカジノ法案】山本太郎質疑後に採決?!最新の面白い国会中継【アパッチのおたけび】



山本太郎議員は、昨日の記事で紹介した質疑の後半(実はこれが主だったものでした)で、被災しておられる方々への避難所として、宿泊施設を使用できるようにとの要望を伝えてくれたのでした。












昨日の質疑では、この件をいきなり質問して、議場をびっくりさせましたね。









これについて、長い間追求し続けておられるジャーナリストの山岡俊介さん。

安倍首相宅放火未遂事件「18年目の真実」●山岡俊介(前編)
安倍事務所が暴力団に通じる人物に選挙妨害を依頼していた決定的証拠!
「安倍代議士に選挙妨害を報告」の記述も

【LITERA】2018年7月6日
http://lite-ra.com/2018/07/post-4108.html



そしてこれが、1999年の下関市長選で行われたとされる、候補者だった古賀氏への選挙妨害ビラです。
このビラのタイトルは『号外』
「古賀敬章を絶対に下関市長にしてはいけません」




本当にひどい内容で、こんなものを書いて有権者に配るという行為は、許されるものではありません。



さらに、この件に、安倍首相の母親である洋子氏が関与している可能性もあると。



出目金さんの連続ツイート。















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今日も頑張ってる野党議員さんたち、応援してます!!

米国『ぶっ壊れた無料空気入れ』事情

2018年07月18日 | 米国○○事情
わたしが主に乗っている車は、義父からのお下がりで、かなり年季が入っている。
もう5年以上、タイヤ(?)に問題があって、4本のうちのどれか1本が必ず、ちびちびと空気が減っていく。
だから、極寒の冬も酷暑の夏も、雨の日も雪の日も、空気圧が低いぞ!の警告が出たら、ガソリンスタンドに行って空気を入れなければならない。

2年前までは、運転席側の前のタイヤだった。
修理工さんに修理してもらった後はすっかり良くなったのだけど、今度は同じ運転席側の後ろのタイヤが、2週間もするとプチパンク状態になってしまう。

ガソリンスタンドに、3分75セントの有料空気入れが設置されているので、それを利用しているのだけど、目盛りが読みにくい上に正確ではない場合が多い。
なのでこの、無料の上に空気圧の数字がデジタルで表示され、さらには設定した数値まで入れるとピッピッと音が鳴って知らせてくれるという、めちゃくちゃありがたい空気入れを見つけた時の嬉しさったら!

これはよく使う高速道路のサービスエリアのガソリンスタンドにあるので、そこを走る際はよく使うし、わざわざそれを目当てに用事を作ったりもした。

昨日、YMCAに行くのに車に乗り込むと、案の定、空気圧が低いぞ!の警告が出た。
もともとYMCAの帰りに買い物に行くつもりだったから、あのスタンドの空気入れを使えばいい。

意気揚々と、蒸し暑い天気の中、タイヤのエアバルブキャップを外し、数値を設定して空気入れ開始。
1本目はいつもの通りうまくいった。
2本目に移った時、あれ?なんか変…。
なぜかタイヤがみるみる萎んでいくのだ。
角度がおかしいからかな?なんでかな?
狼狽えながらも、とりあえずどうしようもないので、次のタイヤに移った。
そしたら、なぜかうまくいった。
なんだこれ?と思いながら、4本目のタイヤに移動。
あわわっ!
また空気が吸われてく!

結局、2本のタイヤがパンク状態になってしまい、それからは何を試しても機械自体が途中で止まってしまう。
かんかん照りで暑くてたまらない。
スタンドで働いている3人の男性たちは、見て見ぬ振りを決め込んでいる。
なのでスタスタと彼らのところに行って事情を説明した。
でも、彼らも全くのお手上げ。
「Good luck」とか言って仕事に戻ってしまう。
あんたとこの設備だろうが!と言いたかったけど、そんなことを言ってもまるで相手にされないことがわかっている。
すでに暑くてジメジメしてて、不快感マックスだったからやめた。

こいつが『空気入れ』、もとい『空気吸い』。
空気吸うなよぉ〜!!


ヘトヘトになって夫に電話した。
「こんな時はどこに電話したらいいか、知ってるだろう?」
事情を詳しく話したら、ちょうど通りかかるから現場に行くと言ったので、とりあえず待つことにした。

やって来た夫に、「なんで外で待ってんの?車は何にも故障してないんだから、冷房つけて車の中にいたらいいのに」と怒られた。
「用事があるので僕には何もできないから、今回は自分で頑張って」と、どこに電話をかけるかを教えてくれた。

車の保険会社が、牽引の費用を負担してくれることになっているはずなので、そこに連絡をした。
そしたら、わたしが走った高速道路はトラックが運転できないので、特別な許可が要るし、費用もまずわたしが払い、あとで申請して欲しいと言われた。
その特別な許可を得るための説明をしてくれるのだけど、それがどうにも理解できない。
わからない単語が出てくるたびに、ごめんなさい、その言葉の意味がわかりませんと言って、いちいち言い換えてもらわなければならなかったりする。
その度に、足元のアスファルトが柔らかくなって、ズンズンと体が沈んで行くような気持ちになる。

あれこれ回り道しながら、とりあえず向こうの言っている意味を理解して、牽引トラックを待つことになった。
用事を終えた夫から連絡が来て、経緯を説明していると、雷雨が来るぞと言うので空を見上げたら、重たい雲に覆われていた。

で、トラックが到着した時はこんな感じ。


なんてこった…。

トラックの運転手は大雑把だけど親切で、車の届け先までの車中ではいろんなことを話した。
途中で、パトカーがアイスクリーム屋さんに入って行くのを見て、
「日本じゃね、警官や消防士が、仕事中にああやって食べ物や飲み物を買いに行ったり飲食したりしていると、文句を言う人がいるんだよ」と言うと、
「はぁ〜?何が悪いんだ?こっちじゃコーヒーはもちろん、ドーナツだって当たり前だよな」と、目を丸くしていた。
「まあでも、ここ最近の警官の入れ墨の入れっぷりには、俺もちょっとどうかと思うんだけどな」

そういや、前はそれほどでもなかったけど、腕全体に入れてる警官や教師が増えてきたような気がしないでもない。

「うちの母ちゃんが反対するからさ、俺は入れられないんだよな。ほんとは入れたいんだけどさ、ガハハ!」
と言う楽しいトラック運転手と別れ、車は無事に修理工場に収まった。

やれやれ、マジで疲れた。
修理工場まで来てくれた夫は、やけに優しい。
こういう時の電話かけのストレスを知っているからね。
それと、ボキャブラリー不足でほとほと困ったことも。
さらには、無料ではないとわかってパニックになったことも。

なので、夏のスーパー貧乏はさて置いて、「今夜は外食しよう」と言ってくれた。
ありがとね。

それにしてもさぁ、『空気入れ』が『空気吸い』になったらあかんやろ〜!
頼むでホンマ!

「ズレまくる与党のK(小泉進次郎)君と、ずっと頼りになる少数野党のY(山本太郎君」by 斎藤美奈子さん

2018年07月17日 | 日本とわたし


K君は人気者だ。
評論家よろしく身内の批判もするので、メディアはK君の発言に群がる。

Y君は一部を除いて不人気だ。
政権批判を臆せずするので、メディアはY君を煙たがる。

12日、Y君は、参院内閣委員会で、西日本豪雨災害の被害が深刻であることを取り上げ、国会審議を一時中止し、行政の力を災害対応に注ぐべきだと訴えた。

「ばくち解禁法案の成立が、秋の臨時国会に先延ばしになっても、被災者は困りません」

同じ12日、K君は、自身が事務局長を務める会で、かねて提案していた国会改革の具体策を提示した。
夜間の党首討論の定例会際、タブレット端末の活用による国会審議のIT化推進、などだそうである。

「平成のうちに、一つでも実現できるように議論したい」

同日、Y君は災害の状況を説明し、土砂を除去する小型重機を配備できないか、と要望した。
石井国交相は検討を約束。
翌日、100台の小型油圧ショベルが緊急派遣された。
Y君の金星である。

他方、K君は、豪雨災害を見て、気象予報を含めた衛星の力を再確認したと言い、宇宙ゴミ除去に向けた提言をした。
災害ゴミより宇宙ゴミ?!

Y君は常にド真ん中狙いだが、K君はズレまくりだ。
K君とは小泉進次郎氏、Y君とは山本太郎氏。

一目瞭然、与党のK君より少数野党のY君のほうが、ずっと頼りになるやん。
(斎藤美奈子・文芸評論家)


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太郎さんの質問は、いつも直球ど真ん中。
と思えば、うまく答を誘導するひねりもあります。
そして、世間に晒さねばならない事柄を質問の中に忍ばせ、案の定のらりくらりとはぐらかす相手の答を辛抱強く聞いた後、すぐさま違う質問に切り替えるという技を、昨日は見せてくれました。

その様子がこの記事の中に。

山本太郎が安倍首相に、あの放火未遂スキャンダルを質問!
「暴力団と繋がる人物に、選挙妨害を発注する人間が総理なのか」

【LITERA】2018年7月17日
http://lite-ra.com/2018/07/post-4132.html

前略:

山本議員といえば、これまで、このカジノ法案を審議する内閣委員会において、
自治体や集落への小型重機の導入や、ボランティアの高速道路無料措置など、被災地復旧のための具体策を提案してきた。しかし、きょうは質疑に立つと、カジノ法案についての質問を開始。

「カジノ管理委員会を任命するのは総理大臣。任命者である総理にも、廉潔性が求められるのではないか」と述べ、安倍首相にこう質したのだ。

「総理ご自身は暴力団、またはそれら勢力と繋がりがある人物との付き合い、もしくは関係、仕事を発注などしたことなどありますか?」
 
安倍首相は「それはまったくございません」と短く答えたが、ここで山本議員は「いま巷で少し話題になっていることを調べてみた」と言い、“あの問題”に踏み込んだのだ。
 
あの問題──そう、本サイトでもお伝えしてきた、「安倍首相が、暴力団とも関係が深い前科8犯の男に、選挙妨害を依頼していた」という事件のことである。
 
詳細は過去記事に詳しいが、あらためて簡単に振り返ろう。
事の発端は、2000年。
当時、自民党幹事長だった安倍の地元・下関の自宅に、計5回にわたって火焔瓶が投げ込まれるという事件が発生。
それから3年後の2003年、この事件の容疑者として、特定危険指定暴力団「工藤会」系暴力団組長と組員、そして、元建設会社社長でブローカーの、小山佐市氏が逮捕された
 
のちに、小山氏らが安倍邸を放火しようとした理由があきらかになるのだが、それは驚くべきものだった。
1999年におこなわれた下関市長選において、安倍事務所は、安倍家や清和会と関係が深い現職市長の江島潔(現・参院議員)を支援していたが、
野党系の候補者・古賀敬章の追い上げもあり、江島の当選が危ぶまれていた。
そんななかで安倍事務所は、小山氏に、古賀を攻撃する中傷ビラを撒くなどの選挙妨害を依頼したのだが、
その後、安倍事務所は、小山氏らと交わした“見返り”の約束を破ったため、暴力団員を使って安倍邸を放火した
──というのである。


◾️安倍首相は「私は恐喝の被害者」と、籠池理事長のときとそっくりな言い訳

じつは、この内容は、当時月刊「噂の真相」(休刊)が記事にしたのだが、他のマスコミは完全に沈黙。
闇に葬り去られようとしていた。
しかし、最近になって、「噂の真相」の記事で現地取材を担当したジャーナリスト・山岡俊介氏が、今年2月に出所したばかりの小山氏との接触に成功。
安倍首相が選挙妨害に関与していた“決定的物証”を手に入れたため、ネット上では大きな話題となっていた。
 
そして、ついにこの問題を、山本議員が国会で、安倍首相にぶつけたのである。
 
だが、安倍首相は、「被疑者は処罰された者で、私どもは被害者だ」と言い張り、以下のようなゴマカシ答弁を展開したのだ。

「有罪判決が下った人物は恐喝をし、これは私どもだけではなくて、さまざまなそういう過去も指摘されているわけでございますが、
その人物がですね、こう言っていたということを紹介していただいたんだろうと思うわけでありまして、
私は一切、こうした恐喝には屈しなかったなかにおいて、先方がですね、私や妻が寝ていた家屋に、暴力団に依頼をして火炎瓶を投げ入れさせたわけでありまして、
そういう向こうからの恐喝・ゆすりに、私は一切屈しなかったから、このようなことが何回か起こったわけであります」
「これはむしろ、私が関わりがあるということではまったくなくてですね、私は一切の関わりを断ってきたなかにおいて、発生した事件であるわけであります」
 
恐喝されても屈しなかったから火炎瓶襲撃の被害に遭った。
むしろ自分は被害者だ──

安倍首相はこう、主張したのである。
 
言い訳が「自分は被害者だ」とは、まるで、森友問題で、籠池泰典氏に対してとった態度を彷彿とさせるが、その主張の嘘まやかしもまったく同じだ。
そもそも、小山氏は、安倍事務所への恐喝については、起訴猶予で釈放されている。
また、仮にそれが恐喝まがいの要求だったとしても、問題なのはそれ自体ではなく、小山氏にそういう要求をさせた原因ではないか
小山氏が放火未遂に及んだのは、安倍事務所から依頼された選挙妨害を実行したのに、見返りの約束が果たされなかったからなのである。
 
実際、これは、裁判でも認められている“事実”だ。
2007年に出た判決公判で、福岡地裁小倉支部の野島秀夫裁判長(当時)は、
「(小山被告は)事件の1年前に行われた下関市長選挙に関して、安倍総理大臣側に協力したのに、金銭の要求を拒絶された。
この恨みを晴らすとともに、暴力に訴えて多額の金銭を得ようと、つきあいがあった組長に犯行を依頼した」
と述べているのだ。


◾️安倍事務所から選挙妨害を依頼された、前科8犯の男が突きつけた証拠文書

しかも、山岡氏の取材に応じた小山氏は、選挙妨害の詳細から見返りの約束の内容まで、事細かに証言。
たとえば、小山氏に選挙妨害を依頼したのは、安倍事務所の佐伯伸之秘書だったというが、小山氏は「佐伯では信用できない」として、安倍の筆頭秘書だった竹田力氏に電話。
すると、竹田氏は、「この件は、安倍さんも含め、安倍事務所全員の総意」と述べたという。
 
さらに、江島が市長に当選しても、「見返り」が実行されないことに業を煮やした小山氏サイドは、筆頭秘書の竹田氏と交渉
その上で、安倍と小山氏が直接面会して、“秘密会談”をおこなったというのだ。
 
事実、今回小山氏は、証言と合わせ、小山氏サイドと安倍事務所双方が、交渉内容を確認して署名捺印した、記録文書を提示しているのだが、
その文書には、
〈古賀潰しの件(佐伯氏よりの依頼)安倍代議士に報告〉という文言のほか、
安倍氏と小山氏が直接話し合いをおこなうことを、安倍事務所が通知したり、
地元・新下関のジャスコ出店にかんする都市計画変更などといった、選挙妨害の具体的な見返りに対して、〈最大限努力致します〉と返答していたことが記されているのだ。
繰り返すが、これらの文書には、〈安倍晋三 秘書 竹田力〉というサインと捺印がある
 
つまり、安倍事務所が依頼した、違法な選挙妨害を口封じするために、安倍首相自身が、小山の突きつけた要求に応じる約束をおこなっていたのだ。
 
にもかかわらず、安倍首相は、きょうの国会で、この暴力団にも通じているブローカーである小山氏に、選挙妨害を依頼したという、そもそものはじまりをなかったことにして、「自分は被害者」「恐喝に屈しなかった」と、一方的に主張したのだ。
 
こうした安倍首相の態度に、山本議員はこう吠えた。

「『私たちは被害者である』という以前の問題で、暴力団員と繋がりがあるような人物に対して、民主主義の根底を覆すような選挙妨害を発注する、ということは大問題であると。
当然じゃないですか、これ。
当たり前ですよ? 
汚れ仕事を堂々と発注できるような人間が、この国の総理であり、
そして、博打を解禁するということにおいて、『しっかり暴力団員とか関わらないようにするね』という監視役、
その元締めであるカジノ管理委員会を、任命する立場にあるなんて、笑い話でしかないですよ。
現実なんですから、悲劇でしかないですね」

 
このあと山本議員は、被災地支援問題の質問に移ったため、それ以上、この問題を深掘りして安倍首相に問いただすことはなかった。
だが、安倍首相が、災害対策よりも重視するカジノ法案が、いかに馬鹿馬鹿しいものなのか、それを浮き彫りしてみせたと言えるだろう。
 
ちなみに、山本議員は、この問題を今後も追及するかのような構えも見せていた。
これからの動きにも注目したい。
(編集部)


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山本太郎 議員 内閣委員会 質疑(2018/07/17午前)


この質疑を文字起こししてくださった方がいらっしゃいます。
野良放送さん、本当にありがとうございました!

山本太郎 参議院議員、「安倍晋三自宅放火未遂事件」について安倍首相に質問
【野良放送】2018年7月17日
https://note.mu/nora_journal/n/nf7d836189788

2018年7月17日(火)、参議院 内閣委員会における「特定複合観光施設区域整備法案(通称: カジノ法案)」の審議で、
山本太郎 参議院議員が、安倍晋三 内閣総理大臣に対し、直接、「安倍晋三自宅放火未遂事件」について質問しました。

本事件が国会で取り上げられたのは、初めてのことです。

文字起こしを下記に記載します。

■ 2018年7月17日(火) 参議院 内閣委員会 山本太郎 参議院議員の質疑

(柘植芳文 参議院 内閣委員長「次に、山本太郎君」)

(山本太郎 参議院議員「(挙手をして)委員長」)

(柘植芳文 参議院 内閣委員長「はい、山本太郎君」)

自由党 共同代表、山本太郎です。
社民との会派「希望の会」を代表し、お訊き致します。
カジノへの懸念の1つ、これがマネーロンダリングだったりとか、暴力団の資金源になる可能性、こういうことが言われると思います。

資料の1と2、これまでの国会における、カジノへの暴力団排除に万全を尽くすとの、総理のご発言を集めました。
その監視強化を司る、カジノ管理委員会についても言及されています。
これは、総理のご発言では、えーとですね、何ですかね、あの、総理のご発言にもある通り、
本法案の法文上にも、暴力団員等を排除する部分というのは、カジノ事業を行うIR事業者、主要株主、契約先、従業員、施設の供用事業者、カジノ関連機器の製造・輸入・販売・修理業者、カジノ施設への入場者、滞在者に至るまで、暴力団を排除することが定められているんですけれども、ひとつ懸念があるんです。
ここは、総理にですね、短くお答え頂けると助かるんですが、暴力団そのものではなく、暴力団とつながりがある、そのような人もしっかりとチェックして、
もしも、まずい場合は、しっかりと取り締まって頂ける、ということで宜しいんでしょうか、総理。

(安倍晋三 内閣総理大臣と石井啓一 国土交通大臣が、顔を見合わせて相談、後ろから官僚が文書を持ってきてレクチャー)

(柘植芳文 参議院 内閣委員長「はい、安倍内閣総理大臣」)

この、犯罪の発生の予防その他、カジノ施設等における秩序の維持を図る観点から、カジノ施設の利用が不適切であると認められるものについて、カジノ施設の利用の禁止制限の措置を講ずることを、義務付けることとしておりますので、
そういう対象となるものであれば、それは禁止することができる、ということでございます。

(山本太郎 参議院議員「(挙手をして)委員長。」)

(柘植芳文 参議院 内閣委員長「はい、山本太郎君。」)

すみません、あの、これ前に振ってなかったので、ちょっと、あの、戸惑わせちゃったところもあるのかなと思うんですけれども、
まぁ、あの、暴力団関係者のみじゃなく、そことつながりがあって、何かその裏に何かあったりとかする場合にも、しっかりと対処して頂けるというような、法文上は、そのような取り決めになっているとは思うんですが、カジノ管理委員会を任命するのは、総理大臣です。
その任命者である総理ご自身にも、「廉潔性」、求められると思います。
カジノ管理委員会のメンバーにも廉潔性が求められるように、その任命者である総理大臣にも、廉潔性が求められるのではないかと思うんですけれども、
総理ご自身は、暴力団、またはそれら勢力とつながりがある人物とのお付き合い、もしくは関係、仕事を発注などしたことはありますか?

(柘植芳文 参議院 内閣委員長「はい、安倍 内閣総理大臣。」)

それは、全くございません。

(山本太郎 参議院議員「(挙手をして)委員長」)

(柘植芳文 参議院 内閣委員長「はい、山本太郎君」)

今、巷で少し話題になっていることについて調べてみたんですけれども、
1999年4月18日告示、4月25日投開票、総理のお膝元、山口県で行われた下関市長選挙、この選挙が終わった後、総理の身の回りで、様々な物騒な事件が起こったといいます。

資料の3、2000年6月28日、毎日新聞 西部夕刊、赤いライン部分を読みます。

『「安倍晋三 衆議院議員、今度は事務所被害。 窓割られ、火炎瓶?」

28日午前9時頃、山口県下関市、安倍晋三衆議院議員の後援会事務所の窓ガラスが割られ、事務所の屋内外に、火炎瓶のようなものが1本ずつ、計2本置かれているのを、出勤してきた職員が発見し、110番通報。
17日未明には、安倍議員の自宅車庫の車2台が、火炎瓶のようなもので焼かれており・・・』と続いています。
この他にもですね、総理に関連する建物に、火炎瓶が投げられる事件が何件も起こった。
これについて、4名が逮捕され、裁判が終わり、判決へ、という話なんですけれども、資料の4の1、この時の判決書、それが裁判があって、判決が出ましたと。
この時の判決書は、裁判所のホームページでもご覧頂けます。

資料の4の2、火炎瓶事件で逮捕された方々の判決文。

「被告人Aは、指定暴力団D組長、同Bは、同Aと親交を結ぶ者。
同Cは、上記D組副組長であるが、被告人3名は、EおよびFと共謀のうえ、同Bが怨みを抱いていた衆議院議員Gの後援会事務所、あるいはG方に火炎瓶を投げ入れて、これらに放火しようと企て・・・」
とあります。
つまり、指定暴力団D組長のAさん、この方のお友達、Bさんが、衆議院議員Gさんに怨みを持った。
衆議院議員Gさんって、総理のことなんですね。

資料の4の3、再び判決文

「被告人BがG議員に対し、怨恨を持つに至った経緯
被告人Bは、G議員の地元秘書で、かねてから交際していたWに対し、平成11年に行われた下関市長選挙で、自派と対立するX候補を、当選させないように活動して貢献した、と主張。
金員の支払を要求し、300万円の提供を受けた」

というような内容が書かれているんですね。

続いて、資料の4の4。
『被告人Bは下関市長選で、X候補をG議員側から頼まれて、当選させないよう活動したのに、G議員の秘書に嵌められて、警察に逮捕された。
「決まっていた仕事も流れてしまった。その点の補償もさせる、許せん」
などと恨み言を言っていた』

これ、ご紹介したのは、私が作文したわけではなく、判決書なんですね、判決文。
最高裁に持ってきて頂きました。
これ、読んで、シンプルに、一番の問題何なのかなって考えると、暴力団とつながりのある人物に対して、選挙妨害の仕事を依頼したのが、G議員側っていう話なんですよ。

「廉潔性」、カジノ管理委員会に求められる、「廉潔性」。
これ、辞書で引くと、心が清く、私欲な無く、行いが正しいという意味。
そことは懸け離れた感覚。
選挙妨害を発注するような人間が、廉潔性を求められる管理委員会の任命者で、クリーンなカジノを目指すなど、言ってる意味分からないんですけどって話なんですね。
これらが事実ならば、まぁ、事実ならばというよりも、もう、これ、既に判決書に書かれている話ですから、
これ、「カジノ自体を止めるか、総理が辞めるか」、まずこれ、どっちか決めて頂かなければ、話、前に進まないと思うんですけれども、総理、いかがでしょうか?

(柘植芳文 参議院 内閣委員長「はい、安倍 内閣総理大臣」)

これ、あの、今、委員が、例として挙げられた件でございますけれども、いずれにせよ、この件はですね、有罪判決が下っているわけでありまして、被疑者は処罰されたものでありまして、私どもは、これ被害者でございます。
そして、資料の4を読んでおられましたが、
それは、この有罪判決が下った人物、この下った人物は恐喝をしですね、これは、私どもだけではなくて、えー、あの、様々な、そういう、えー、過去も指摘されているわけでございますが、
その人物がですね、こう言っていたということを紹介をして頂いたんだろうと、えー、思うわけでございまして、
私は、一切こういう恐喝には屈しなかった中において、先方がですね、えー、私が寝ている、車庫というご指摘がございましたが、私の家自体、私も妻も寝ていた家屋にですね、火炎瓶を投げ入れたわけでございまして、投げ入れさせたわけでありまして、
暴力団に依頼をして、そういう行為をさせたわけでありまして、えー、そういう、向こう側からのですね、いわば、恐喝ゆすりには私は一切屈しなかったから、このようなことが何回か起こったわけでございますが、
幸いですね、えー、この、首謀者も、えー、捕まり、えー、これは、判決が下り、処罰がなされたと、いうことだろうと、思うわけでございまして、
これは、むしろ、私が関わりがあるということでは全くなくてですね、私は一切の関わりを断ってきた中において、発生した事件であるわけでございます。
そして、既に、判決が下り、本人は処罰されているということでございます。

(山本太郎 参議院議員「(挙手をして)委員長」)

(柘植芳文 参議院 内閣委員長「はい、山本太郎君」)

はい、判決が下り、処罰が下された。
我らは被害者であると、確かにそういう判決です。
あの、その方向性で裁判につながっていった話だと思うんですけれども、私が話しているのは、その前の話なんです。
自分達が応援している陣営、これを有利になるために、相手陣営に対して選挙妨害をするように発注をしたと、
その発注したことに対する見返りが少ないじゃないか、約束が違うじゃないかということで、おそらくこの方、犯行に及ばれている、犯行に及んだ、というような流れになっているんですね。
だから、私達は被害者である、という以前の問題で、暴力団員とつながりのあるような人間に対して、民主主義の根底を引っくり返すような選挙妨害、これを発注するということに対して、大問題であると、
当然じゃないですか、これ、当たり前ですよ。

そのような仕事、いわば汚れ仕事を堂々と発注できるような人間が、この国の総理であり、
そして、この、バクチを解禁するということにおいて、それをしっかりと、暴力団員と関わらないようにするねっていうことの監視役、
その総元締めであるカジノ監視委員会を任命する立場にあるなんて、笑い話でしかないですよ。
現実なんですから、悲劇でしかないですね。


過去の新聞記事、地方版に至るまで、数ヶ月かかって調べました。
この記事に対して、これまで総理や総理の事務所は、ほとんどはっきりとした声明を出していない。
「捜査中につき、コメントを控える」
「公判中につき、コメントを控える」
「コメントなし』
判決後も、有耶無耶にやってしまっている。

今、どちらかというと、初めて、総理側からの、しっかりとしたご本人からのご答弁を、お聞かせ頂いたと思うんですね。
まぁ、暴力団員とつながる、つながりがある人物に選挙妨害を依頼したのが、総理なのか、安倍晋三事務所だったのか、それ自体を否定するのか、これに関しては、今日は一度、横に置かして頂こうかなと思います。

なぜならば、緊急性の高い案件、災害対応について、総理にお願いしたいからです。
まぁ、もし、災害対応について、快いお答えが頂けなければ、もう一度、この話に戻ってもいいんですけれども、話を進めたいと思います。


以上、転載おわり

ここから以降は、災害対応について詳しい要請や指摘が続きます。

できたら時間を見つけて、ぜひこの記事も読んでください。

12日内閣委員会で山本太郎がぶつけた、極めて真っ当な正論について
【HARBOR BUSINESS Online】2018年7月13日
https://hbol.jp/170476

その中でも出色なのは、山本太郎参議院議員が昨日(2018年7月12日)行った、参議院内閣委員会での質疑だろう。

この質疑の中で、山本太郎議員は、今回の政府対応と、東日本大震災の際の政府対応の違いを、「過去の災害対応と百八十度違う振る舞い」と指弾し、
しかも水害報道の陰に隠れて、カジノ法案や水道民営化関連法案等、国民生活に深い関わりを持つ法案を、強行に審議・採決しようとする、政府の姿勢を批判する。

Peace Yoga @ Strawberry Fields

2018年07月15日 | 日本とわたし
サッカーのW杯決勝戦、フランスとクロアチアの試合を観い観い、Peace Yoga @ Starauberry Fields に参加するための準備をしていたら、
「ちょっと天気が心配なんだけど…」というメッセージが入ってきた。
確かに心配だ。
昨日の夜中から、予報通りに雷雨がやってきて、それからずっと雨が降りっ放しで、時には大雨になって起こされたほどだったし、空はどんよりと曇っている。
ストロベリーフィールズはセントラルパークの西側の端っこにあって、だからもちろん野外。
始まりは1時半だから、最悪それまで降っても、1時以降に雨が上がってくれたらできる。

どうする?
念のために時間ずらす?
中止して延期する?
他の場所に変える?

グループチャットにどんどん入ってくるメッセージを横目に、サッカーを観たり準備したりしていると、やっぱりやろう!という知らせが入った。

よし、じゃあ電車をやめてバスで行こう。
いつも遅れてきたり、時間前なのに行ってしまってたりするバスだけど、なんとかなるだろう。

ペンステーションに着いたのが1時半。
そこから地下鉄に乗って、72ストリート駅に着いた。


ダコタハウスが建つ72ストリートのセントラルパークへの入り口をちょっと進むと、そこにストロベリーフィールズがある。


ここではいつも必ず、誰かが、ギター片手にビートルズの曲を歌ってる。

『IMAGINE』と記された丸い記念モニュメントの周りには、記念写真を撮ったり、ただ佇んでいる人たちでにぎわっている。



始まってるよ〜!













冨美子さんとわたしは、チラシ配りと署名集めを担当した。
通りかかる人たちに署名をお願いしてもなかなかうまくいかないので、記念モニュメントをぐるりと囲むベンチに座っている人たちの方に移動してお願いすることにした。
拙い英語で必死に説明する。

沖縄の美しい海を壊し、陸を壊し、環境を壊し、人権を壊す、米軍の辺野古新基地建設。
「美ら海を壊すな!」「戦争につながる基地を造るな!」と、声を枯らし必死に訴えても、その声を聞く耳も心も無い人間ども。
その人たちに声を届けたいので、署名に協力してください。

うんうんと話を聞いて、よしわかったと署名してくれた人。
話はちゃんと聞いてくれるけど、署名する気持ちにはならないと言って断った人。
最初から全部断った人。
「話はよくわからないけど、でも署名するよ」と言ってくれた人。
「沖縄のことを知ってるから」と、署名してくれた人。
「政府の人間だから、署名するわけにはいかない」と断りながら、「それでもお願いしたい」と言うと、「大丈夫かなあ…」と首を傾げながら署名してくれた人。
「わたしたちを守ってくれる米軍を支持してるから」と言って断った人。
「これはつまり、トランプに抗議するってことだな」と言って署名してくれた人。
「あのね、君たちはいいことしてるよ。でもね、そんなことしたって世の中は全然変わらないんだ。もう絶望してるから署名はしない」と言った、ビートルズの歌を弾き語りしてた人。
チリから観光に来た複数の家族やカップルには、冨美子さんがスペイン語で説明してくれた。

そんなこんなで、署名用紙3枚半がぎっしり埋まった。
見ず知らずの人に声をかけるのが大の苦手のわたしは、湿気も加わって汗だくになったけど、たくさん署名してもらえてすごく嬉しかった。


日米地位協定という、多分世界中で最も特殊で不公平な協定によって、日本が主権を奪われ保護国扱いをされていることを、言葉たくみに誤魔化し、国民の覚醒を妨げてきた自民党政権。
どんなに訴えても、どんなに抗議しても、どんなに反対しても、全部無視してやりたい放題できるのは、米軍だけでなく日本政府も、その片棒を担いでいるから。
それも、自ら好んでやってるみたいに。

沖縄の問題は沖縄だけの問題じゃないんだよ。
沖縄の問題は日本全体の問題なんだよ。
そのことに気づいた人たちは、一所懸命伝えようとしている。
どこに暮らしていようと、そのことに気づいたら、黙っているわけにはいかない。

だからわたしたちはこれからも、ずっと声を出し、行動していく。
恐い顔をするんじゃなくて、楽しみながら、何やってんの?と人が思わず近寄って来てくれるような、そんな活動をやって行く。




わたしたちが伝えたいことはいっぱいあるけれど、今日はこの二つ。

沖縄県知事・翁長雄志さん、
辺野古埋め立て承認の撤回をしてください。

福岡県知事・小川洋さん、長崎県知事 中村法道(ほうどう)さん、熊本県知事・蒲島(かばしま)郁夫さん、鹿児島県知事・三田園訓(さとし)さん、山口県知事・村岡嗣政(つぐまさ)さん、
辺野古基地建設のための土砂の搬出を許可しないでください。

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電車の駅から家までの道で咲いてた花。




また新しい一週間が始まる。

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ジャーナリストのひでこさんが、フェイスブックにすてきな記事を載っけてくれました。
撮ることができなかった楽しい写真もいっぱい。

以下↓に転載します。

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明子さんが言い出しっぺ。
セントラルパークのストロベリーフィールズでのPeace Yoga for Okinawa。

が、皆が集合時間に向けて家を出発しようとする頃に、クイーンズでは雷がなりまくり、マンハッタンも超怪しげな空模様。
おまけにワールドカップの決勝戦、見終わらないとヨガできないよ~という声も聞こえ、明子さんの心には、ど、ど、どうしようと千々、思いが駆け巡った。

が、そこは天も沖縄の味方。
予定通りに行ってみれば、雨あがりの暑すぎもせぬ心地よい日曜の午後。
ストロベリーフィールズ付近は、行き交う人々でにぎわった。

明子さん、あゆみさん、ゆかさん、わかこさんが、辺野古・高江のサインを掲げて「流し目ヨガ」に励む中、チラシと署名集めのプロ、文子さんと真海さんが大奮闘。

署名は、2種類。

ひとつは、
「原爆の日」に、広島到着をめざして、現在、九州でピースウォークを行っている、沖縄在住の日本山妙法寺の鴨下上人が、
6県の県知事宛に提出している、各県からの辺野古埋め立て用土砂搬出を不許可にするよう求める、要望書への支援署名。

もうひとつは、
「辺野古の海を守りたい在米市民」自らが発起人となる、翁長知事宛ての支援署名で、
「辺野古大浦湾の埋め立て土砂投入の前に、埋め立て許可を撤回される方向で進んでおられると知り、長い間待ち望んでいたニュースに私どもも大喜びしています」という文面が含まれている。

私は最後までいられず、途中で脱けてしまったのだけれど、その頃、あたりに姿が見えなくなっていた文子・真海コンビは、どこかであたりの人々を説き伏せ、ヨガが終わるまでの短時間に用紙3枚半もの署名を集めたという。
文子さんのスペイン語が、ものを言ったのだとか。
すごい!

署名は、まもなく日本に向けて出発する明子さんが、沖縄に届けます。







































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明子さんの要望文と、鴨下上人の要請文は以下↓の通りです。




平成30年7月 日

長崎県  中村法道 知事殿
熊本県  蒲島郁夫 知事殿
鹿児島県 三反園訓 知事殿
福岡県  小川洋 知事殿
山口県  村岡嗣政 知事殿
香川県  浜田恵造 知事殿 

辺野古埋め立て用の土砂搬出を不許可にする事を求める要望書

日本のアジア太平洋戦争敗戦後、沖縄は米軍の統治下となりました。
1972 年に日本復帰となりましたが、県民の想いに反し、米軍基地は残り、現在でも私の住む宜野座村は、約50%が米軍に奪われたままで、空も海も至る所を、いまだに占領されています。

日米安全保障条約は、日本全体の条約でありながら、沖縄県が、あまりにも大きな負担を負わされているのが現状です。

辺野古新基地をめぐる問題では、沖縄県民を対象にした世論調査で、一貫として、70%~80%が基地建設に反対しています。
辺野古新基地建設が争点の選挙で、反対の結果が出ても、国は方針を変えず、沖縄県民は他に手段がなく、仕方なく、キャンプ・シュワブのゲート前や海上で、この四年間、連日座り込みを続けて来ています。

辺野古埋め立ての土砂は、8割が県外から運ばれる計画です。
沖縄の困難な現状に、心を寄せて下さる日本国民の皆様、今、皆さんの地元で、沖縄の為に出来ることがあります。
是非力を貸して下さい。

国防は国の専管事項という言葉は、先の大戦での日本の敗戦からの過ちを、学んでいない言葉であります。
政府によって、二度と戦争のあわれな時代が来ることのないよう、憲法に謳われているように、日本国民一人一人の不断の努力と行動が、求められている時代だと思います。

みなさまの県の歴史においても、中央と地方の関係の中で、翻弄されてきた事と思います。

今の日本政府の、沖縄に対する様な強権的政治を許してしまえば、みなさまの県を含めた地方にとって、ひいては日本全体にとって、良くない結果となって現れてきてしまうでしょう。

土砂搬出の許可、不許可は、その法令に従って決定されるものである、というのは常識でありますが、
過去に、法令に従い続け、抗することなく突き進んでしまった経験を持つこの国の体質を考えたとき、
この様な一つ一つの決定が、再び戦争という過ちへ向かわないかと、私達は強く危惧致します。

また、沖縄県では、土砂条例が制定され、特定外来生物の流入を規制する条例が出来ています。

知事のみなさまにおかれましては、沖縄県からの要請があった場合、真摯な協議をして下さり、県の特定外来生物の搬出規制条約の制定をして
くださるよう、要望致します。

沖縄-広島 Peace Walk 代表・鴨下祐一

夏の花と青空を見上げながら

2018年07月13日 | ひとりごと
年々開花が遅くなっているムクゲの花が、数日前からやっと咲き始めた。




何年もの間、全く花を咲かせなかった紫陽花が、今年は今になって可愛い姿を見せてくれている。








ちびっこだけど、毎年律儀に咲いてくれる桔梗。


畑で元気に次々と咲く花。






フェンスも重たかろう…。


トマトも鈴生り。


ブラックラズベリー。




今年のキャベツはちゃんと巻いてくれるだろうか。


葉っぱもの畑の自由さといったら…。


ナスビさんも元気。


紫豆がジャックと豆の木みたいになってきた。





気温は30℃近いけど、空気が乾燥しているので風が涼しい。

そんなことを考えると、今苦しい状況に居る人たちのことが頭に浮かび、申し訳ない気持ちになる。
1日でも、半日でも早く、段ボールベッドや空調、トイレやお風呂の十分な設置を、小規模の避難所に至るまで、しっかりと行ってほしい。

一度だけ、大雪の日に、早くから警告が出されていたにもかかわらず高速道路に乗り入れ、そこで約1日閉じ込められたことがある。
一家4人で、車のラジオを聴きながら、待っても待ってもやって来ない救助を待ちながら一晩過ごした。
ラジオで次々と流される状況の中に、わたしたちが閉じ込められている高速道路がいつまで経っても放送されなかったことから、無視されているんだとわかり、絶望的な気持ちになった。
ほんの1日の、それも直ちに命に関わるような状況ではなかったけれど、あの時の怒り、焦りは、今でも忘れられない。

国民の命と安全を考えるのが国家。
国民が危険に陥れば、すべての手段と方法を動員して救出するのが国家。

きれい事を言うなと言う人がいるかもしれないけど、それができない、しないなら、国家なんてクソ食らえだと思う。

きれいな花を見ながら、からりと晴れた青空を見上げながら、考えたこと。