portirlandより転載します。
(重要)
大飯原発再稼動問題。野田政権、藤村官房長官が関西広域連合が容認したと、捻じ曲げて発表した可能性が浮上。
朝日新聞・橋本番のつぶやき。
大飯原発再稼動する動きが慌しくなってきました。
21時のNHKのニュースで、野田首相が自らの判断で、再稼動を決めるとしました。
その一連のプロセスの中で、野田政権が関西広域連合が容認したと、捻じ曲げて発表した可能性が浮上しました。
朝日新聞・橋本番のつぶやきにそれが書かれています。
そもそも、報道発表が怪しいのですが、それについては下記リンクを参照。
スピン(?)と思われる運び方に疑問が浮かびます。
▲大飯原発再稼動協議について、共同通信の速報報道3つを並べてみた。
あらかじめ決められた政治日程で根回ししていた事が、よく分かる。
ならべるとよく分かりますね。
最初から根回しされていたのでしょう。
そのまんまコピペです。
◇2012/05/30 18:34 【共同通信】
再稼働に理解得られつつあると官房長官
大飯原発3,4号機の再稼働について、関西広域連合の理解を得られつつある、と藤村官房長官。
◇2012/05/30 18:40 【共同通信】
大飯原発再稼働、首相と3閣僚が協議へ
大飯原発の再稼働をめぐる、野田首相と関係3閣僚による協議を、午後7時50分から首相官邸で開催。
◇2012/05/30 19:02 【共同通信】
関西連合、大飯再稼働を事実上容認
大飯原発の再稼働について「政府が出した判断は受け止める」、と関西広域連合長の井戸兵庫県知事。
◇現在 追記)広域連合の声明が前提なら予定あけとかないとできないですよね。
午後7時50分から~ 首相官邸で協議中。
追記
▲大飯再稼働:野田首相「私の責任で」…来月初めにも決定毎日新聞 2012年05月30日 22時06分(最終更新 05月30日 22時31分)
朝日新聞・橋下番 (@asahi_hb) によるツィート
2012/05/30 19:55:01
政権側の説明と一連の議論を踏まえ、関西広域連合は夕方、「原発再稼動に関する声明」を出しました。
声明全文をツイートします。
「関西地域は、40年以上にわたって、若狭湾に立地する原子力発電所から、安定的な電力を受け続け、産業の振興と、住民生活の向上が図られてきた」
2012/05/30 19:55:27
「また、その安全確保のため、立地県である福井県が独自に、特別な安全管理組織と専門委員会を設置し、常時厳しい監視体制がとられてきた。
関西の現在の発展は、こうした取組がなければありえなかった、といっても過言ではない」
2012/05/30 19:56:40
「そのようななか、関西電力大飯原子力発電所第3号機・第4号機が定期検査を終え、再稼働の時期を迎えているが、
関西広域連合は、東京電力福島第一原子力発電所の事故を踏まえ、
安全性が確認できなければ、再稼働すべきではないとの立場から、政府に対し、三度にわたる申し入れを行い」
2012/05/30 19:57:23
「これに基づいて、5月19日と、本日の広域連合委員会において説明を受けた。
『
原子力発電所の再起動にあたっての、安全性に関する判断基準』は、原子力規制庁等の規制機関が発足していない中での、暫定的な判断基準であることから、政府の安全判断についても、暫定的なものである』
2012/05/30 19:57:43
「
従って、大飯原発の再稼働については、政府の暫定的な安全判断であることを前提に、限定的なものとして適切な判断をされるよう強く求める」
2012/05/30 20:07:21
声明文は、関西広域連合が、再稼動を事実上容認したとも受け止められます。
広域連合の記者会見で質問しました。
記者:「声明は、限定的なものとして政府が再稼働するなら、連合として容認するというようにも読める」
2012/05/30 20:10:35
井戸兵庫県知事:「容認かどうかは、政府の判断が下されないと、我々としては評価できない。
政府のきちっとした判断を求め、統一的な判断をとりまとめた」
記者:「この文章を政府が見て、ある程度関西の理解が得られたと言うかもしれない。
慎重な意見の知事もいるが、再稼働に一定の理解をしたと?」
2012/05/30 20:11:52
井戸氏:「再稼働に向けて、この案が、私たちの限定的な適切な判断をされるべきだ、という意見を述べたということであって、
再稼働の適否について、述べたわけではありません」
しかし、政権は結局、この声明をもって、「関西の理解」という形で解釈しています。
http://twittaku.info/view.php?id=207791433464283136
2012/05/30 20:16:39
本日夕の藤村官房長官会見。
「(細野原発相が関西に対し)政府として考え方を、十分に説明できたと考えています」
記者:「『十分に説明できた』ということで、関西広域連合の理解は、得られつつあるということか」
藤村氏:「そういう受け止めをしています」
野田政権は現在、原発の関係閣僚会合を開催中。
http://twittaku.info/view.php?id=207792634314498048
追記 記者の質問がないです
▲大飯再稼働:野田首相「私の責任で」…来月初めにも決定 毎日新聞 2012年05月30日 22時06分
関西電力大飯原発3,4号機が定期検査を終え、再稼働の時期を迎えているが、関西広域連合は、東京電力福島第1原発事故を踏まえ、
安全性が確認できなければ、再稼働すべきではないとの立場から、政府に対し三度にわたる申し入れを行い、
これに基づいて、5月19日と、本日の広域連合委員会において、説明を受けた。
(政府の)「原子力発電所の再起動にあたっての、安全性に関する判断基準」は、
原子力規制庁等の、規制機関が発足していない中での、暫定的な判断基準であることから、政府の安全判断についても、暫定的なものである。
大飯原発の再稼働については、政府の暫定的な安全判断であることを前提に、限定的なものとして、適切な判断をされるよう強く求める。
細野大臣 再稼動への理解再び求める 青山氏解説 投稿者 PMG5 2012年5月30日
スーパーニュースアンカーより。
ここに直接貼ることができなくて残念ですが、ぜひぜひ、このビデオは観てください!!
原発再稼動へと突き進む野田政権。
周辺自治体の理解が得られなくても、原発を動かすつもりのようだ。
細野原発事故担当大臣が、今日開かれた関西広域連合の会合に出席し、大飯原発の安全基準について再び説明を行い、改めて再稼動への理解を求めた。
一方、原子力規制庁設置法案が、審議入りした。
政府・民主党は7月1日の発足を目指している。
政府は近く、再稼動について、最終判断をする予定だ。
原子力の専門家でもあるコメンテーターの青山繁晴氏が、細野大臣・政府の説明に、辛らつな解説をしています。
冒頭つぶやきの前。上記動画の内容で触れられている会合について説明。
朝日新聞・橋下番 (@asahi_hb)
2012/05/30 18:35:17
昨日から、ツイートが途絶えがちで恐縮です。
橋下番はいま、鳥取県伯耆町に来ています。
関西広域連合の首長会合が、本日午前より、断続的に開かれました。
すでに夕刊、テレビニュースでも報道されていますが、
細野原発相、斎藤官房副長官が会合に出席し、大飯原発の再稼動について、再度理解を求めました。
2012/05/30 19:37:04
細野原発相は、今回新たに、大飯が原子力規制庁の設置前に、再稼動されることを踏まえて、「特別な監視態勢」をとると表明。
細野氏:「政府としては、福井県の要請を受け止め、規制機関の発足まで安全性の確保に万全を期し、責任持って対応するようにする」
2012/05/30 19:37:25
細野氏の続き。
「国、事業者、プラントメーカーからなる、特別な監視態勢を現地に設ける。
経産省の副大臣、政務官を、責任者として、大飯3,4号機の運転状況を常時監視させる。
保安院の職員を常駐させ、検査院を増員する。
中央制御室を24時間監視体制にする。
情報共有の仕組みを、根本的に強化する」
2012/05/30 19:43:03
細野氏は、いったん大飯を再稼動させても、原子力規制庁発足後に、新たな安全基準が設けられれば、
さかのぼって大飯に反映させ、新基準を満たしていない場合は、大飯の再停止もあると表明。
「再稼働後の安全基準に基づいて、大飯を改めて審査する。大飯を含め全発電所で、バックフィット制度の対象になる」
2012/05/30 19:48:01
知事らと、政権側の質疑。
松井大阪府知事:「安全対策が万全ではないけど、稼働させると受け止めてよいか」
斎藤官房副長官:「おおむね、松井知事さんの受け止めで結構だ」
山田氏:「暫定というのは、基準だけか。規制庁はまだできていない。緊急時の専門家の観点が抜け落ちている。態勢も暫定のものでは」
2012/05/30 19:50:33
細野氏:「暫定は制度、基準だけでなく、態勢ではという話だが、暫定で動かすため特別な態勢、従来にないくらい強化している。
従来にない態勢だ。
原子力安全委については、助言組織としての機能をしっかり残す」
2012/05/30 19:52:47
橋下氏:「今回の政府の安全判断は、暫定的なものだと認めたということか」
細野氏:「安全(対策)に終わりはない。
常に高みを目指していくプロセスにおいて、現段階の判断について、市長が暫定的な安全と解釈されるなら、それは結構です」
去年まで無能の極みやった原子力安全保安院やら、原発ムラとずぶずぶの経産省の副大臣やら政務官やら、
そんなもんを大飯に常駐させて、いったいなんの意味あんのん?
この一年で、例えめちゃくちゃガリ勉したとしても、そんなんやっぱり素人やん。
現場でずっと仕事してきた人とちゃうやん。
経験も無いやん。
重大事故の経験も無いやん。
どうせまた、頭ん中真っ白になって、ボーッと立ち尽くしてるか、ウロウロ慌てるか、頭抱えてしゃがみこんでるか、
普通の時でも居るだけで迷惑やのに、いったい何の役に立つと思てんのん?
それがあんたらの言う、安全対策の高みを目指していくプロセスなわけ?
原発は、暫定でも想定でも手に負えんバケモンやねん。
それをどうしても認めとうないあんたらは、ただの阿呆。
原発は臨時でもなんでも、もう動かしたらあかん。
動かさへんかったら困るのは、それで破綻してしまう電力会社と、それにへばりついてる小判ザメ官僚。
会社やねんから、破綻したら社員と社員の家族、それから原発にしがみついてた町や村の住民も大変な思いする。
けど、それを天秤にかけてもなお、絶対に原発は廃炉にせなあかん。
これはもう、どないしても動かし難い真実。
しかも、廃炉の運命は、どの原発にも、どの原発立地地域にも、必ずやってくるとわかってた真実。
それが、ちょっと数年早よなるだけのこと。
腹括り!