ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

無駄な抵抗?

2018年08月19日 | ひとりごと
毎晩寝る前に、水に溶かして飲んでいるマグネシウムとカルシウムの白い粉。


20日分ともなると結構な量だ。

これをスーツケースの中に入れて、空港のセキュリティを無事通過できるかしらん…。
それでなくても、なぜか再検査される回数が多いのだ、わたしは…。

いやあ、かなり誤解を招きそう…なので、容器に写真を貼っつけた。


余計に怪しまれたりして…いや、縁起の悪いことは考えないようにしよう。

というわけで、記事は当分書けなくなると思います。
みなさん、十分に気をつけて、暑い夏を乗り切ってください。
わたしもどこかで、あっぢぃ〜!!と滝汗かいてへたばっていると思います。

ごきげんよう。

辺野古新基地建設を止め、日米地位協定の改定の実現に一歩でも近づける沖縄知事選にしよう!

2018年08月19日 | 日本とわたし


R.I.P for Mr.OnagaTakeshi






翁長さんが県民大会で被るつもりだった帽子の色は、辺野古ブルーと呼ばれる大浦湾の海の色でした。
最後の最後まで、辺野古基地の工事を止めようと、文字通り命を削った翁長さん。

その彼が、自分の意志を受け継いで欲しい人がいると、二人の名前を録音していました。

政府はもう政府ではなく、国を支える県や人を蹂躙するばかりか、棄てることも平気な暴力団と成り果ててしまいました。

沖縄を直視しましょう。
沖縄を他人事にするのはやめましょう。
沖縄はあなたが暮らす県と同じ、日本の県の一つです。
あなたが暮らす県の海に、大量の土砂やコンクリートが流されたらどうしますか?
あなたが暮らす県の山が、米軍の訓練に使われたり、樹木が次々に伐採されたらどう思いますか?
あなたが暮らす県の空に、けたたましい音を響かせて、いつ何時故障するかもわからない、巨大で重たい部品が落ちてくるかもわからない軍機が、始終飛び回ったらどう感じますか?

工事をやめるつもりなど全くない政府に、どう立ち向かっていったらいいか。
もう本当に退っ引きならないところに来ています。

まずこの選挙に勝ち、沖縄の想いだけではどうにもならない、そして本当は日本全体で求めるべき地位協定の見直しと改定への実現に、一歩でも近づく。
下記の記事のような全国知事会の動きを、全国市町村議会に広げるには、そこに暮らす人たちの行動が必要です。

この選挙、絶対に負けられない。

全国知事会
日米地位協定の抜本改定を求める「提言」を全会一致で採択/沖縄

【毎日新聞】2018年7月28日
https://mainichi.jp/articles/20180728/rky/00m/010/001000c

全国知事会が、日米地位協定の抜本改定を求める「提言」を、全会一致で採択した。

提言は、翁長雄志知事の要望を受けて、全国知事会が約2年前に設置した、「全国知事会米軍基地負担に関する研究会」の調査結果の“集大成”と言える。
これまで、米軍基地を抱える15都道府県でつくる「渉外知事会」が、日米地位協定の改定を日米両政府に要請してはきたが、
全国知事会には、基地のない自治体も多数含まれており、地位協定問題を巡る議論を、全国に広げる契機となりそうだ。

「提言」は、日米安保体制については、「領土・領海を守る」と共通理解を示した。
一方で、基地を実際に抱える自治体には、騒音や事件・事故、環境汚染といった、日常生活面の負担を与えている側面も指摘した。

地位協定問題は、全国的には「政府間の問題」として処理され、保革を超えて抜本改定を求める沖縄側の訴えは、ほとんど反映されてこなかった。
特に、基地を抱えていない自治体は、「国防問題は国の専権事項」と、距離を置く傾向が強い。
その中で、全国知事会が、住民生活や自治の観点から、地位協定の「抜本改定」にまで踏み込んで、今回の提言をしたことは異例だ。


全国知事会の研究会は、提言をまとめるに当たり、地位協定改定の必要性を否定する外務省を含め、広く聞き取りをした上で、今回の結論を出した。
日米地位協定について、沖縄側が指摘してきた「不公平性」「不平等性」に関する認識が、一定程度理解を得たと言える。

知事会議では、渉外知事会の黒岩祐治会長(神奈川県知事)も挙手し、全国知事会として、基地のない自治体も一緒に、地位協定の改定を求めることの意義を強調した。
一方、全国知事会として採択した「提言」を、どう国政の場に反映させていけるか、今後の具体的な動きが鍵となりそうだ。 (島袋良太)


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<沖縄知事選>玉城氏か呉屋氏か 生前指名2人から擁立へ
【毎日新聞】2018年8月19日
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180819-00000058-mai-pol
 
◇県政与党などの「調整会議」が会合開き、方針決める

沖縄県の翁長雄志(おなが・たけし)知事の死去に伴う、9月30日投開票の知事選で、翁長氏を支えてきた県政与党や団体でつくる「調整会議」が19日、
那覇市で会合を開き、翁長氏が生前、自らの後継の知事候補として名前を挙げていた2氏のいずれかを、擁立する方針を決めた。

2氏は、自由党幹事長の玉城(たまき)デニー衆院議員(58)=沖縄3区=と、保守系の経済人で県内小売り・建設大手「金秀(かねひで)」グループ会長の呉屋(ごや)守将氏(69)。
翁長氏が、自らの後継として、2人の名前を挙げ、録音していた。

調整会議は会合後、呉屋氏に出馬の意向を確認。
呉屋氏は、
「私は経済人なので、知事候補を後ろで支える」と重ねて出馬を固辞したという。

一方、玉城氏は取材に、
「(翁長氏の)言葉を受け止め、後援会幹部や小沢一郎自由党代表と相談して判断したい」と話した。


調整会議議長の照屋大河県議は会合後、
「翁長氏が残した言葉は重い。必ず受諾していただけるよう、決意を持って臨む」と語った。

調整会議は17日、後継候補の選考を本格的に開始。
社民や共産などの政党や会派、団体から、謝花喜一郎副知事(61)や呉屋氏らの名前が挙がったが、
その日の夜になって、翁長氏の「遺言」があることが判明。
それまでの選考作業を中断して、2氏のいずれかの擁立を目指すことを決めた。

 
◇安里氏が出馬取りやめ、保守系候補は佐喜真氏に一本化

一方、知事選に立候補を表明していた元日本青年会議所会頭、安里繁信(あさと・しげのぶ)氏(48)が19日、出馬を取りやめると発表した。
同じ保守系で、前宜野湾市長の佐喜真淳(さきま・あつし)氏(54)が、自民県連からの出馬要請を受けて出馬表明しており、保守系候補は佐喜真氏に一本化された。

安里氏は19日、東京都内で、自民党の二階俊博幹事長らと面談。
安里氏によると、二階氏から、「沖縄のために、党のために、一本化に協力してほしい」という要請があり、出馬を取りやめる意向を伝えた。
今後は、佐喜真氏の支援に回る。
【遠藤孝康、山下俊輔】



「米国の声」は日本メディアが作った神話 猿田弁護士が指摘
【沖縄タイムス+プラス】2018年8月19日
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/300650

シンクタンクの新外交イニシアティブ(ND)の猿田佐世代表(国際弁護士)は18日、JCJ賞贈賞式に先立ち、「日本メディアと国際報道」と題して記念講演した。

辺野古への基地建設や、原発再稼働などを求める「米国の声」は、日本側のロビー活動や資金提供が介在して影響を及ぼし、「知日派」の意見としてワシントンから日本に届いていると述べた。

猿田氏は、「ワシントンに住んでいると実際は違う」と指摘。
「知日派」で名高いアーミテージ元国務副長官が、普天間飛行場返還を巡り、
「沖縄であれだけ反対しているのだから、辺野古以外のプランB(代替案)があった方がいい」と語っていても、メディアで伝えられないとし、「米国とは誰なのか疑問が湧く」という。

日米外交に影響を与える知日派は5~30人で、日本政府から、米シンクタンクへの資金提供や、知日派のいる大学への寄付があるとし、「2016年は少なくとも29億円に上る」と説明。

「シンクタンクによるワシントンでの会議を、日本の資金で開き、聴衆の多くは日本人。
それを聞いた日本メディアが記事を書き、『米国の情報』として広まる。
メディアの作り出した神話だ」
と指摘した。


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辺野古断層 極めて危険 沖縄県が判断
新基地建設は論外
防衛局に「撤回」聴聞通知

【しんぶん赤旗電子版】2018年8月19日
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik18/2018-08-19/2018081901_01_1.html

記事中の写真:




安倍君、現役の総裁なら総裁らしく、コソコソ逃げずに、対立候補の石破君と公開討論をしなさい!

2018年08月19日 | 日本とわたし


ガチで討論もできないような人間が、総裁選で圧勝すると確信してて、勝ったあかつきには憲法をいじると言いふらしている。



ほんでもって、恥ずかしげも無く、廃品回収内閣をぶち上げるつもりでいるらしい。



もうマジで消えて欲しい、政治の世界から。

「君はハンドルじゃなくて、指揮棒持つと性格が変わるんだね♪」

2018年08月18日 | 音楽とわたし
以前教えていた生徒のお隣の住人、スティーブン・コルベアが司会をしているレイトショーの会場。


近くでチケット売り屋さんがいて、どう?って聞かれて、ぐらりと気持ちが揺れたけど、いや、今日はそれどころではない。


明後日の朝に出発だというのに、全く荷造りもせず、ひたすら練習していたフランスオペラのラクメ。


曲は『花のデュエット』。
ジャスミンの花の香り、小鳥のさえずり、清らかな川の流れ…。
速度と拍子がクルクル変わり、ソプラノとメゾソプラノの気持ちによってまた変わりして、指揮をするにはなかなかに難しい曲だ。

その曲の指揮オーディションを受けた。
ほぼ暗譜していたし、自分のイメージを強く持っていたので、前回よりもドキドキしなかった。

全体を通しでやって、その後歌手の二人と細かい部分のチェックをして、部分練習をした。
拍やテンポが変わる部分は、とにかくわたしについてきて欲しいと、今回は遠慮なくきっぱりと言った。

「いやあ、まうみはハンドルを持つと性格が変わるんじゃなくて、指揮棒を持つと変わるんだね」

10年以上も一緒にACMAに関わってきたアルベルトが、何やら感慨深げに言う。
確かに、ピアノを教えていたり、合唱の指揮をしていたりするときと、ACMAの役員会議や月例コンサートに顔出ししているときのわたしはかなり違う。
後の方はどちらかというと無口で、笑みを絶やさず、あまり自分を表に出さないから、わたしのことをシャイだと思い込んでる人も少なくない。
そんなわたしが、いきなりシリアスな顔して、「Hey, you guys! Watch me! Follow me!」なんて大声で言うもんだから、目を丸くしてる人もいた。

「Maumi, Great job!」やった!

本格的な合わせ練習は10月から。
そして本番は来年の11月。
オーケストラだけのプログラムなので、舞台は中サイズのザンケルホールになる。
ちなみに、モーツァルトのピアノコンチェルトとブラームスのシンフォニーは、クラリネットで参加する。

それにしても、小学校の低学年の頃(半世紀以上…うわっ!恐ろしいほど前のことだ…)から夢見ていた指揮を、カーネギーのザンケルでできるだなんて…。
ほんとに夢みたいだ。
履歴も経験も無い、けれどもできると思うのでやらせて欲しいと言う者には、チャレンジする機会を与えてくれる実力主義の文化だからこそのことだと思う。

嬉しいなあ…ありがたいなあ。


昨日、歩美ちゃんが収穫しておいてくれたカボチャとキュウリ。


旅行に出る前に、留守番をしてくれる男たちのために、浅漬けを作っておこう。

そりゃそうと、今日ちらっとこちらの週間予報を見てみたら…最高気温、最低気温ともになんとも気持ちの良さそうな日になるみたい。
なのにわたしときたら、飛んで火に入る夏のぶーちゃん…。
暑さで脂肪が溶けてくれるだろうか…。

貴方の更なる3年の任期に耐えうる気力と体力が、私たちにはありません。 ゴルフ三昧人生を歩んで下さい!

2018年08月17日 | 日本とわたし
いやあ、さらに3年もの任期に耐えられた日にゃ〜こっちの気力と体力が持ちませぬ。
今回の総裁選でいさぎよく負けてお休みください。




自分の頭で考え、言葉にして伝えることができない人が、総裁だの総理だのにしがみついている。
これが今の日本の政治です。
本当に悲惨なのに、批評や調査をするべき機関を抑え込み、脇をしっかり固めているので、今ものうのうとはだかの王様です。










まさかまた後3年も、公開討論会どころか、普通の答弁もできないようなトホホな政治家の、こんな意味不明な戯言に付き合わされる国会…。
それだけはもう勘弁してほしいと、心の底から願っているのは、野党議員のみなさんでしょうね。
当たり前の、普通のことを話しているだけの石破さんの言葉が、あり得ないほどに耳に心地よかったりしますから。

例に挙げるには多すぎる、意味不明の安倍総理の答弁ですが、これを色分けして可視化してくださった方がいらっしゃいます。

安倍総理の答弁を可視化する。
質問に答えるのに何分かかる?

【読む国会ー国会・政治をわかりやすく解説するメディア】2017年6月9日
https://www.yomu-kokkai.com/entry/abe-imai-kake

弁内容のカラーリング

安倍総理の答弁内容について

野次への反応(赤)
野党や民主党政権への批判(青)
自画自賛(緑)
質問への回答(太字)

と言う形で色付けする。


今井雅人議員 
総理、戦略特区の案件ですよね。
国家戦略特区の諮問会議の議長は、安倍総理です。
安倍総理が、この疑惑を払拭するために、全部調べろと一言言っていただければ、事の真相は明らかになります。
ぜひ、文科省にもう一度、これを調べろと、総理のご決断で調査をしていただきたい。

安倍総理の答弁

安倍晋三総理 
まず、今井議員の前提が間違っているんですよ。
この問題の本質はですね、岩盤規制をいかにして穴を開けていくか、ということですよ。

皆さん、野次はですね、私ども誠意を持って、宮崎さんも野次はやめてください。
西村さんも野次をやめていただきますか?
国民の皆さん、こうやってね、私が答弁しようとすると、野次で妨害するんですよ。
それはぜひ、ぜひやめていただきたい。
時間がないんですから、もう野次るのはやめましょうよ、お互いに。

そこでですね、お答えをしますが、まず岩盤規制をですね、突破していくというのはね、いかに困難な課題であるかというのは、みなさんもよくご承知のとおりなんだろうと思いますよ。
これはですね、安倍政権がいきなり取り上げた問題ではないんですよ。

第一次…今「出た」とおっしゃった(今井議員の発言)けど、これ言われるのはよっぽど嫌なんだろうと思うんですが、
安倍政権の時にはですね、安倍政権の時にはですね、この申請は、いわば受け付けてもいないんですよ。

福田政権のときにですね、この課題をいわば受け取った、これ、構造改革特区のときですね。
しかし、対応不可で来たものですね、民主党政権になって、鳩山政権のときに、対応するということを決めたわけであります。

更に、22年までに結論を出す、ということだったわけであります。
それをですね、安倍政権の時にですね、国家戦略特区と言う形で対応する、ということを決めたわけであります。

宮崎さん笑われましたがね、私が今、誠意を持って答弁しているわけですから、今私は、ファクトを申し上げているわけであります。

その中においてですね、まさにこの仕組みというのは、国家戦略諮問会議でしっかりと、きっちりと議論をすることになっているんですよ。

そこでですね、このように恣意的なものがはいっているということに対して、民間委員の皆さんは、大変怒っているわけですよ。
正々堂々たる一点の曇もない議論をしてきたのに、言わば、総理の議論で決められたのごとく言われるのは、憤懣やるかたない、明確に、こう委員の皆さんがおっしゃっているわけであります。

この議事録も公開をされていますから、そこをしっかりと、そこをちゃんと読んでからご質問いただきたい、と思う次第であります。

ここでですね、私の意向というのは入りようがない、というわけであります。
そこで決まったもの、加計学園ありきで安倍政権がやった、ということをおっしゃったわけですが、
言わば加計学園ということを前提に、民主党政権は、課題として検討するということに、加計学園ということが書いてありますよ、皆さん。
文章の中に書いてあるんですよ、今治というところとともに。

安倍政権になってから、それありきではなくて、愛媛県・今治市という二つに変えたわけでありまして、今治市も公募に変えた、という経緯があるわけです。

そうしたものを一切お触れにならずに、延々とこういう議論をされるのは、極めて私は不適切ではないか。
それは皆さん、普通一般には、印象操作というわけであります。

それと、文部科学省がどう対応しているかということについては、文部科学大臣が答弁したとおりでございます。

(ここまで約3分半)


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いやあ、3分半も赤や青や緑のことをグダグダと言い続け(しかも非常にわかりにくい日本語で)、最後の1行だけが答って…。
なんでこんなひどい答弁を許すんですかね?
理解し難い答弁はカウントしない、という決まりを作らなければならないほど、国会は崩れてしまいました。
こんな国会許さないぞ!と、市民のわたしたちの方から叱責しなければならないと思うのですが。

まだあります。

いつも国会の答弁内容をツイートで紹介してくださっているbuuさん
この方をフォローすると、世にも悲惨な安倍晋三答弁が読めますよ。

buuさん曰く、「まー、どっちにしても、聞いたことに何も答えないのが総理副総理」
トップの二人ともがこんなでは、そりゃ政治もどんどん劣ってくるはずです。

時は、加計疑惑に関する集中答弁が行われた、予算委員会での一コマ。

加計孝太郎氏から首相への、飲食やゴルフなどの供与があったのではないかという疑惑を、無会派・江田憲司議員が追及し、問うたところ、こんな答えが返ってきました。

いいですか、読む覚悟はできましたか?
ものすごく難解な、読むに耐えないものですから。
読んでも読んでもちんぷんかんぷん、まるで迷路に紛れ込んだような不安に包まれます。
でも、理解できないのは読み手、あるいは聞き手のせいではありません。
これはもう、日本語とはいえない代物です。
学校に行き直して、国語を一から学ばせないといけないレベルです。

あのー、まるで犯罪者扱いされていることは、極めて、極めてこれは、えー、失礼な話ではないかと思いますよ。
これ、自白しろとかですね、それは犯罪者扱いではないんでしょうか。
つまり、対価性の認識と言うことをおっしゃった、わけでございますが、まさにずーっと、いわば、たとえば大蔵省の人はですね、えー、MOF担から御馳走されるわけでありますから、
直接付き合ってる相手から、御馳走されれば、当然これは、対価性の認識っていうのは、起こるんだろうと、こう思うわけでございますが、
中略
ないんです、ずーっと御馳走してもらい続けていたんだろうと。
え、こう思いますよ。
で、一方、私の場合は、こちら側もですね、相当、あ、あ、あの、いわば、何回も、こちら側も、ですね、御馳走していることも、ある、わけで、あります。
これ、40年間、中でもやってみなければいけないような話でありますが、
しかし、ゴルフ等においてはですね、これ、たか、あの、割と、高価な、これ、あの、お、えー、費用がかかります、から、それはこちら側で、こちら側で全てもっている、と言うこと、でございます。
え、焼肉、焼肉屋等で、エーの場合はですね、これもう、こちらが払ってる場合もありますし、それ、それがですね、私はその、いわば、えー、贈収賄に、なるとは、とても、考えられない、わけで、ございまして。
その、えー、こちら側もですね、十分費用を出している、ところで、ございますし、
またですね、先ほど申し上げましたように、秘書官、等の支払いについては、ま、あの、えー、大体、大体の場合は、こちら側が行っている。
それと、たとえばですね、向こう側が開いている、この、桜を見る会、沢山ですね、この、この相当の人数、4~50人か100人か分かりませんが、
そういう所に来て、いわば花を添えてもらいたいと言う事が果たして、これ、向こう側に御馳走してもらう事になるのかどうかと言う、
実際にですね、その食事の費用は払ったとしても、私はまさに、その後も、ま、家でもう一回食べるってことも、な、な、え、
結果として、みんなと、皆さんに、お話をしなければならないわけでありますから、と言うこと、で、えーございまして、
今の、えー、江田委員の推論には、私は、納得できないと言うことでございます。


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この人は今、ゴルフ遊びをしています。
ゴルフをしてはいけないと言うのではありません。
けれども、今もなお、被災した方々が困っている、被災した町が大変な思いをしている最中なんです。
そんなことはもう終わったとばかりに、地方議員を官邸に呼び込み、飲食させたり見学をさせたりして機嫌を取り、自分に票を入れろと圧力をかけることに専念しているこの人は、
一体自分が今、国民のために何を考え、何をしなければならないか、まるで理解していないことが、この言動からもはっきりと見て取れます。





日本会議の後ろ盾があるとはいえ、堂々たるはだかの王様っぷりです。

あすかちゃん、応援するぞ!

2018年08月16日 | 友達とわたし
先月の11日、東京在住の友人が呟いたツイートに世耕経産相が批判ツイートをし、大きな騒ぎになりました。

その頃は、西日本に甚大な被害が出ていたにもかかわらず、総裁選の票稼ぎの方を優先し、党をあげての酒盛りをしていた自民党と安倍首相に、非難の目が注がれていました。



友人がツイートした内容は、倉敷で被害に遭い、避難所に避難されている友人さんからの話でした。

「倉敷の友達が言ってた。
『急に、避難所に自衛隊が来て、お風呂が設置された。
クーラーがついた。
ここは比較的被害が少ない地域なのに、なぜ優先的に?
警備体制がやたらと凄くて、今日から学校も再開なのに何があるのかと思ったら、安倍首相が来るんだって。
あれ、アピールのために慌てて準備したんだよ」と」


そしてすぐ後に、なぜか世耕弘成経産相が、こんなツイートを流しました。

「こんな時に無責任な情報を流さないでいただきたい。
現場で懸命に突貫工事でエアコン設置をしてくれているメーカー、電気工事会社、電力会社社員など関係者に申し訳ない思いです」


友人のツイートにはとんでもない数の誹謗中傷ツイートが為され、ネット上に個人情報を晒され、娘さんの身の安全を心配しなければならないような緊迫した状況になりました。

現役の大臣が、一市民のツイートを批判する。
それも、実際に避難している人が、周りの状況などから判断した上で考えたことを話しているのに、それを無責任な情報と断言し、責めたのです。
これは大臣規範にそぐわないものです。
自身が持つ影響力を利用して、一般市民の声を閉ざし、ウヨウヨとわいてくるネットリンチを扇動する行為に他なりません。


安倍首相が、被災地や被災者にどれほど無関心であり、ただただ総裁選に勝つことだけに執着しているかは、5分でも調べてみればわかることです。
そのあまりにもあからさまな自己保身の姿を、テレビや新聞はほとんど伝えないので、最近ではますますやりたい放題になっています。

今もまだ片付かず、状況も厳しいままの被災地に向かうどころか、さっさと夏休みを取り、ゴルフ三昧。
票取り宴会や食事会のためなら、どこへでも足を運ぶのに、被災地にちょっと行っただけで体が故障する。
被災地に行ったら行ったで、自分はすごい!をアピールすることばかりに邁進し、避難所はこんなことに。








そして先日、ツイートをした友人の、いつもすぐ近くにいるもう一人の友人が、Facebookにこんなことを書いていました。

『8月5日、「倉敷の友達」は、私の顔を見るなり号泣した。
僕はその刹那…、苦しい辛い想いをしたことを理解した。
いろいろなお話を聞いた。

まだ2000人も避難者がいるのに、自衛隊は、特設のお風呂を「任務終了」として撤収した。
市は、慌ててシャワーを付けてくれたそうだが、お風呂とは違うからね。と言ってた。

「エアコン」はやはり、彼の人が来たところとそうでないところでは、対応の速度が違う。
いくら頼んでも、「対応している」としか言わなかった「エアコン設置」が、内閣府から一本の電話があり、慌てて取り付けられ、
自衛隊が来て、誰にも何の相談もなく、件の学校の校庭にお風呂を付けて、警備を強化した。


事実は変えられない。

後々、誰が嘘を言ってるのか分かるときが来る。
それも近い将来。
「エアコンデマババア」などとバッシングした連中。
デマがどちらか、すぐに分かるよ」



友人は今度、三鷹市の市議選に出馬します。
愛にあふれ、間違ったことは間違っている、嫌なことは嫌と、はっきりと言葉にできる勇気と、弱い立場の人たちを守り命を大切にしようという信念を持つ彼女を、心から信頼し、尊敬しています。

励ます会、行くからね〜!

「HANEDAに化けたNARITA」もしくは、「すっかりBOKETA?」

2018年08月16日 | ひとりごと
「アッと驚く為五郎ぅ〜♪♪」

って、これ読んでメロディが思い浮かぶ人は何人いるだろう…ふふふ。

『巨泉×前武ゲバゲバ90分!』っていうテレビ番組の中で、クレージーキャッツのハナ肇さんがやってたギャグ。
いや、巨泉、前岳、ゲバゲバ90分、クレージーキャッツ、ハナ肇…全部聞いたこともないっていう人も少なくなかったりして…。

今日はこの「アッと驚くタメゴロゥ〜♪♪」を口ずさみながらうなだれることがあった。

「出発前に、フライトスケジュールをプリントアウトして渡しといて」
と、夫に言われ、ホイホイと作業し、ハイヨッと手渡しして数分後、
「ちょっとちょっと、日本の空港、羽田じゃなくて成田になってるけど?」

えぇっ?!
いや、そんなはずないって!!
だって、今回チケット探してたとき、ずっとニューアークから羽田の往復しか見てなかったし、
そやし、1ヶ月半粘っても見つからんと、とうとう観念して旅行会社に電話したときも、成田やなんて名前、一言も言わんかったし。
そやから、「ニューアークから羽田のユナイテッド直行便ありますよ」って言われて、「うわぁ〜そんな便利なんができたんですか!」って感激して、「ぜひお願いします」って頼んだ、つもりやったんやけど…。
あの会話中、担当者が間違って空港名を言ったのか、それともわたしの耳がふさがってたのか…。
去年は、天候不良で乗り継ぎの飛行機に乗れず、泊まりのホテルや次の便の予約とかでクタクタになったし、旅の始まりがぐちゃぐちゃになったので、もう絶対に直行便!と決めていた。
ほんでもって空港は羽田。
そう心に強く決めていたわたしは、送られてきたEチケットを確認してたのに、成田という名前が全く目に入っていなかった。

だから、最初の晩だけちょっとだけ贅沢して、空港付近の普通のホテルを予約した。
もちろん空港は羽田。
夫に言われて初めて、チケットに書かれている到着場所が成田だとわかり、慌てて羽田のホテルをキャンセルした。
ふぅ…。
キャンセル料を取られない期限ギリギリだった。

今回は友だちに面倒をかけない旅をしよう!などと意気込んで、生まれて初めてのカプセルホテル連泊にチャレンジするはずだったのに、
もうどこもかしこも満室で予約ができず、21日の夕食を一緒に食べようと約束してた友人宅に、急きょ転がりこませてもらうことになった。
ごめんなさぁ〜い!

いやもう、危ない危ない。
これだけで済めばいいんだけど…済むかなあ…。

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本日の収穫。


今年は、植えた覚えのないカボチャやククッツアが畑の主になっていて、ナスやシシトウ、キャベツやトマトが、でっかい葉っぱの下で細々と生きている。
紫豆は去年の種を植えたのだけど、絶賛成長中で、わたしの旅行中に男衆がちゃんと収穫しなかったら、とんでもないことになりそう…。

四苦八苦の末、やっと見つけた竹のフェンスを買い、余分な長さを切って作った猫よけフェンス。


これで、わたしの寝室が大好きな猫たちの侵入を防ぎつつ、リビングのエアコンの冷たい空気を流し入れられるようになった。
ありがたや〜。

明日で仕事はひとまず終わり。
明後日はまた、指揮のオーディションがある。
前の曲よりかなり振りにくい、テンポや拍がコロコロ変わる、そして二人の歌手の歌い方にも左右される、ちょいと難儀な曲だ。
練習すればするほどこんがらがってきて、まだ自分の考えや気持ちを整理できないでいる。
う〜ん、どうしよう…。

作曲もあまり進んでいない。
旅行中に思い浮かんだらと、一応五線譜は持っていくつもり。

極暑の日本、飛んで火に入る夏のブ〜ちゃんで〜す!
東京に1週間、三重県に2週間、あちらこちらに出没しま〜す!

故翁長知事「ウチナーンチュが心を一つにして戦うときには、お前が想像するよりもはるかに大きな力になる」

2018年08月15日 | 日本とわたし
【8/15 翁長知事を追悼し、その遺志を継ぐNY有志の集まり】に参加しました。













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NYで辺野古移設反対デモ
在米邦人、翁長氏遺志継ぐ

【共同通信】2018年8月15日
https://this.kiji.is/402618368564610145/amp?c=234163939095676408&__twitter_impression=true

【ニューヨーク共同】
米ニューヨークの日本総領事館前で15日、在留邦人ら約10人が、
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設を阻止しようと、安倍政権と相対してきた翁長雄志知事を追悼し、移設に反対するデモを行った。

ニューヨーク在住の文筆業八巻由利子さん(61)=東京都出身=は、
「翁長氏は保守派だったのに、移設反対の意思が強かった。
最期まで闘った遺志を継ぎ、米国に暮らす日本人として頑張りたい」と語った。

米在住の長島志津子さん=青森県十和田市出身=は、辺野古埋め立て承認の撤回をアピールする、横断幕を手に参加した。


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8月8日のお昼にまず、翁長知事の辞職ニュースが流れ、同日夜になって唐突に、死去されたというニュースが流れました。
厳しい闘病を続けておられることを知ってはいても、あの力強い承認撤回宣言を聞く限り、まさかこんなにも急に亡くなられるとは思っていなかったので、しばらく心も体も静止してしまいました。


戦後73年目となる、沖縄慰霊の日には、こんな平和宣言を為されていました。



「平和宣言」沖縄全戦没者追悼式典 2018年6月23日


戦後73年 沖縄慰霊の日

知事の平和宣言 全文

新基地造らせぬ決意、みじんも揺らがない

二十数万人余の尊い命を奪い去った地上戦が繰り広げられてから、73年目となる6月23日を迎えました。
私たちは、この悲惨な体験から、戦争の愚かさ、命の尊さという教訓を学び、平和を希求する「沖縄のこころ」を大事に今日を生きています。
戦後、焼け野が原となった沖縄で、私たちは、この「沖縄のこころ」とよりどころとして、復興と発展の道を力強く歩んできました。

しかしながら、戦後、実に73年を経た現在においても、日本の国土面積の約0.6%にすぎないこの沖縄に、米軍専用施設面積の約70.3%が存在し続けており、
県民は、広大な米軍基地から派生する事件・事故、騒音をはじめとする環境問題などに苦しみ、悩まされ続けています。


昨今、東アジアをめぐる安全保障環境は、大きく変化しており、先日の、米朝首脳会談においても、朝鮮半島の非核化への取り組みや、平和体制の構築について共同声明が発表されるなど、緊張緩和に向けた動きが始まっています。

平和を求める大きな流れの中にあっても、20年以上も前に合意した辺野古への移設が、普天間飛行場問題の唯一の解決策と言えるのでしょうか。
日米両政府は、現行計画を見直すべきではないでしょうか。
民意を顧みず工事が進められている辺野古新基地建設については、沖縄の基地負担軽減に逆行しているばかりではなく、
アジアの緊張緩和の流れにも逆行していると言わざるを得ず、全く容認できるものではありません。

「辺野古に新基地を造らせない」という私の決意は、県民とともにあり、これからもみじんも揺らぐことはありません。

これまで、歴代の沖縄県知事が何度も訴えてきた通り、沖縄の米軍基地問題は、日本全体の安全保障の問題であり、国民全体で負担すべきものであります。
国民の皆さまには、沖縄の基地の現状や日本安全保障体制の在り方について、真摯に考えていただきたいと願っています。

東アジアでの対話の進展の一方で、依然として世界では、地域紛争やテロなどにより、人権侵害、難民、飢餓、貧困などの、多くの問題が山積しています。
世界中の人々が、民族や宗教、そして価値観の違いを乗り越えて、強い意志で平和を求め、協力して取り組んでいかなければなりません。

かつて沖縄は「万国津梁」の精神の下、アジアの国々との交易や交流を通し、平和的共存共栄の時代を歩んできた歴史があります。
そして、現在の沖縄は、アジアのダイナミズムを取り込むことによって、再び、アジアの国々をつなぐことができる素地ができており、
日本とアジアの懸け橋としての役割を担うことが期待されています。

その期待に応えられるよう、私たち沖縄県民は、アジア地域の発展と平和の実現に向け、沖縄が誇るソフトパワーなどの強みを発揮していくとともに、
沖縄戦の悲惨な実相や教訓を、正しく次世代に伝えていくことで、一層、国際社会に貢献する役割を果たしていかなければなりません。

本日、慰霊の日に当たり、犠牲になられた全てのみ霊に、心からの哀悼の誠をささげるとともに、恒久平和を希求する「沖縄のこころ」を世界に伝え、未来を担う子や孫が、心穏やかに笑顔で暮らせる「平和で誇りある豊かな沖縄」を築くため、全力で取り組んでいく決意を、ここに宣言します。

平成30年6月23日
沖縄県知事 翁長雄志



そして7月27日、県庁で臨時会見を開いた翁長知事は、米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設について、前知事の埋め立て承認を撤回することを表明しました。

翁長知事が辺野古承認の撤回を表明



この会見に臨む直前に、エレベーターホールでしばらく動けなくなったという話を聞きました。
本当に辛い状況の中での会見だったのだと思います。

同月13日に、沖縄県が、辺野古埋め立て区域の希少サンゴの移植を認めたことを知った市民団体幹部が県庁に押しかけ、県担当者を約5時間、問い詰めたといいます。
サンゴ移植はとどのつまり、辺野古移設を認めるということではないか。
その怒りは5時間に渡り、県担当者にぶつけられました。
そして数日後の17日には、同じ市民団体による、知事室があるフロアでの座り込みが行われ、埋め立て承認の即時撤回を求めたのです。

移設反対派の「期待」を、これ以上裏切ることはできない。
そう思われたのだと思います。
もちろん、沖縄に新基地を造らせない」というのは、上記の平和宣言の中でもおっしゃっておられたように、翁長知事自身の信念でもあります。
けれども、一向に具体的な動きが出てこず、そのことを懸念する県民の方も少なくはなかったでしょう。

翁長さんは文字通り命をかけて、この撤回表明を行いました。
そしてその後、わずか12日後の夕方に亡くなられたのです。
わたしには、病死というより殉職であると思えました。


翁長さんの死去に伴い、沖縄知事選挙が前倒しになりました。
9月13日告示・30日投開票です。

昨日14日、佐喜真宜野湾市長が、宜野湾市長を辞任し、沖縄県知事選に出馬することを正式に表明しました。
野党の候補者調整は今もまだ混沌としているようです。
いまのところ、呉屋かねひで会長、城間那覇市長、翁長雄治(故翁長知事次男)市議、糸数参議院議員、伊波参議院議員、稲嶺前名護市長などが有力視されているという状況です。

そこでこれは、単なるわたし個人の望みなんですが、現在那覇市議を務めておられる、息子の翁長雄治さんに立候補していただきたいのです。
31歳と年若く、周囲の方々は「まだ今ではない」という意見が多いと聞いてはいるのですが…。

先日の県民大会の際に、翁長知事の最後の言葉を伝えておられた雄治さんの声を聞きながら、ああ、翁長さんは息子さんに継いでもらいたいのではないかと、強く感じたのです。


翁長知事が息子に遺した言葉

県民のみなさま、そして多くの国民のみなさまに、父の体のことで多大なご心配をおかけしました。

みなさまのご期待に添えるように、最後まで頑張りましたが…残念な結果となりました。
申し訳ございませんでした。

最後の最後まで、どうやったら、この辺野古新基地を止められるのか、一生懸命、病室のベットの上でも、資料を読みながら、頑張っておりました。

登壇させていただいていいのか、お願いしていいのか、寸前まで悩みましたが、おそらくこれが最後の機会になるのではないかと思い、上がらせていただきました。

今日は、父が生前よく話していたこと、私に話していたこと、みなさまの前で話していたことを、改めてお話させていただきたいと思います。

沖縄に、辺野古に、新基地をつくる。
どれほどの大義名分があるのでしょうか。
そういう説明が、しっかりとなされて来たのでしょうか。


全国が受け入れないから、沖縄に置いておけばいい、いま我々が納得できない、そういうものを、将来の子どもたちに残してしまうのでしょうか。

県民のみなさま、今一度、しっかり、我々の思いを形にいたしましょう。

父は生前、
「沖縄は試練の連続だ。
しかし、一度も、ウチナーンチュとしての誇りを捨てることなく、戦い続けて来た。
ウチナーンチュが心を一つにして戦うときには、お前が想像するよりも、はるかに大きな力になる』

と、なんどもなんども、言われてきました。

現に、今回の県民投票の署名活動も、必要署名数の約4倍以上にもなる、10万票を集めることができたのは、県民の大きな決意だと思います。

日本全国のみなさま。
多くの国民が必要であると考える、日米安保、米軍基地。

この国土の0.6%にすぎない沖縄に、70%の基地があるのは、いくらなんでも過重すぎやしませんか。

全国的な議論のテーマにあげていただいて、この問題は、沖縄の問題ではなくて、日本国の問題、課題であると認識をして、議論をしていただきたい。

国の専権事項だからといって、いま責任を持っている我々が、次の世代に、何もせずに指をくわえてみているわけにはいきません。

オール沖縄という、この大きな政治的潮流は、政治家のためにあるためではなく、政争の具にするためでもありません。

オール沖縄は、我々ウチナーンチュの強い決議、覚悟です。
その民意に我々、政治家が、突き動かされているんです。

最後まで、みなさま諦めずに、頑張って、見届けることはできませんでしたが、
父に、翁長雄志に、辺野古新基地が止められたという報告ができるように、みなさま、がんばりましょう。

嘘八百を並べ立て、公開討論には及び腰。暴力団に対立候補の誹謗中傷をさせ、友には大盤振る舞いな安倍総理

2018年08月14日 | 日本とわたし
総裁選の投開票日は9月20日。
自民党はかつての自民党ではなくなりました。
極右思想に心酔していたり、人権に対する認識がものすごく乏しい議員が増え、一強の首相に物言うこともできず、逆らえば冷遇されるからとヨイショの毎日。
もう政治家というよりチンピラの集まりのような感じです。

そもそも安倍さんは、どのツラ下げて首相を続けようと思えるのでしょうか?

チンピラと言えば、思い出しました。
当時衆議院議員だった安倍さんが、暴力団の人間を使い、清和会系候補を当選に導いた話。

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今から20年ほど前の1999年4月のことですが、衆議院議員だった安倍さんの事務所が、安倍家とつながりの深い清和会系候補を当選させるため、暴力団『工藤会』とつながりの深い人物を使い、対立候補の誹謗中傷をさせて落選に追い込みました。
でも、成功した暁には500万円払う、という約束になっていたのに300万円しか払わず、そのまま放置していたところ、
2000年の6月に、後援会事務所と、安倍議員の自宅車庫の車2台が、火炎瓶のようなもので焼かれた、という事件が起こりました。

わたしはこの事件のことは全く知らずにいたのですが、今年になってツイッターでちらほら目にするようになり、けれども読み流していたのですが、
先月の7月17日に、参議院の内閣委員会における『カジノ法案』の審議の場で、山本太郎参議院議員が、安倍首相に対し、直接この放火未遂事件について問い質したのです。

この事件を国会の場で取り上げた人は、1999年から今までの間誰もおらず、今回の山本議員が初めてです。

その質疑の内容を文字起こししてくださった方がいらっしゃいます。
転載自由とおっしゃってくださっているので、遠慮なくここに転載させていただきます。

山本太郎vs安倍晋三:カジノ [危ない下関市長選・話を含む] 7/17 参院・内閣委


山本太郎 参議院議員、「安倍晋三自宅放火未遂事件」について安倍首相に質問
【note・野良放送】2018年7月17日
https://note.mu/nora_journal/n/nf7d836189788

■ 2018年7月17日(火) 参議院 内閣委員会 山本太郎 参議院議員の質疑

(柘植芳文 参議院 内閣委員長「次に、山本太郎君」)

(山本太郎 参議院議員「(挙手をして)委員長」)

(柘植芳文 参議院 内閣委員長「はい、山本太郎君」)


自由党 共同代表、山本太郎です。
社民との会派「希望の会」を代表し、お訊き致します。

カジノへの懸念の1つ、これがマネーロンダリングだったりとか、暴力団の資金源になる可能性、こういうことが言われると思います。
資料の1と2、これまでの国会における、カジノへの暴力団排除に万全を尽くす、との総理のご発言を集めました。
その監視強化を司るカジノ管理委員会についても、言及されています。
これは、総理のご発言では、えーとですね、何ですかね、あの、総理のご発言にもある通り、

本法案の法文上にも、カジノ事業を行うIR事業者、主要株主、契約先、従業員、施設の供用事業者、カジノ関連機器の製造・輸入・販売・修理業者、カジノ施設への入場者、滞在者に至るまで、暴力団を排除することが定められているんですけれども、
ひとつ懸念があるんです。

ここは、総理にですね、短くお答え頂けると助かるんですが、暴力団そのものではなく、暴力団とつながりがある、そのような人もしっかりとチェックして、もしもまずい場合は、しっかりと取り締まって頂けるということで宜しいんでしょうか、総理。

(安倍晋三 内閣総理大臣と石井啓一 国土交通大臣が、顔を見合わせて相談、後ろから官僚が文書を持ってきてレクチャー)

(柘植芳文 参議院 内閣委員長「はい、安倍 内閣総理大臣」)


この、犯罪の発生の予防その他、カジノ施設等における秩序の維持を図る観点から、カジノ施設の利用が不適切であると認められるものについて、カジノ施設の利用の禁止制限の措置を講ずることを義務付けることとしておりますので、そういう対象となるものであれば、それは禁止することができるということでございます。

(山本太郎 参議院議員「(挙手をして)委員長」)

(柘植芳文 参議院 内閣委員長「はい、山本太郎君」)


すみません、あの、これ前に振ってなかったので、ちょっと、あの、戸惑わせちゃったところもあるのかなと思うんですけれども、
まぁ、あの、暴力団関係者のみじゃなく、そことつながりがあって、何かその裏に何かあったりとかする場合にも、しっかりと対処して頂けるというような、法文上は、そのような取り決めになっているとは思うんですが、
カジノ管理委員会を任命するのは、総理大臣です。
その任命者である総理ご自身にも、「廉潔性」、求められると思います。
カジノ管理委員会のメンバーにも廉潔性が求められるように、その任命者である総理大臣にも、廉潔性が求められるのではないかと思うんですけれども、
総理ご自身は、暴力団、またはそれら勢力とつながりがある人物とのお付き合い、もしくは関係、仕事を発注などしたことはありますか?

(柘植芳文 参議院 内閣委員長「はい、安倍 内閣総理大臣」)

それは、全くございません。

(山本太郎 参議院議員「(挙手をして)委員長」)

(柘植芳文 参議院 内閣委員長「はい、山本太郎」)


今、巷で少し話題になっていることについて、調べてみたんですけれども、
1999年4月18日告示、4月25日投開票、総理のお膝元、山口県で行われた下関市長選挙、この選挙が終わった後、総理の身の回りで、様々な物騒な事件が起こったといいます。

資料の3、2000年6月28日、毎日新聞 西部夕刊、赤いライン部分を読みます。

『「安倍晋三 衆議院議員、今度は事務所被害。窓割られ、火炎瓶?」

28日午前9時頃、山口県下関市、安倍晋三衆議院議員の後援会事務所の窓ガラスが割られ、事務所の屋内外に、火炎瓶のようなものが1本ずつ、計2本置かれているのを、出勤してきた職員が発見し、110番通報
17日未明には、安倍議員の自宅車庫の車2台が、火炎瓶のようなもので焼かれており・・・』
と続いています。
この他にもですね、総理に関連する建物に、火炎瓶が投げられる事件が何件も起こった
これについて、4名が逮捕され、裁判が終わり、判決へ、という話なんですけれども、資料の4の1、この時の判決書、それが裁判があって、判決が出ましたと。
この時の判決書は、裁判所のホームページでもご覧頂けます。

資料の4の2、火炎瓶事件で逮捕された方々の判決文。

「被告人Aは、指定暴力団D組長、同Bは、同Aと親交を結ぶ者。
同Cは、上記D組副組長であるが、被告人3名は、EおよびFと共謀のうえ、同Bが怨みを抱いていた衆議院議員Gの、後援会事務所あるいはG方に、火炎瓶を投げ入れて、これらに放火しようと企て・・・」

とあります。

つまり、指定暴力団D組長のAさん、この方のお友達Bさんが、衆議院議員Gさんに怨みを持った。
衆議院議員Gさんって、総理のことなんですね。

資料の4の3、再び判決文。

被告人BがG議員に対し、怨恨を持つに至った経緯
被告人Bは、G議員の地元秘書で、かねてから交際していたWに対し、平成11年に行われた下関市長選挙で、自派と対立するX候補を当選させないように活動して、貢献したと主張。
金員の支払を要求し、300万円の提供を受けた」

というような内容が書かれているんですね。

続いて、資料の4の4。
「被告人Bは、下関市長選で、X候補をG議員側から頼まれて、当選させないよう活動したのに、G議員の秘書に嵌められて、警察に逮捕された。
『決まっていた仕事も流れてしまった。その点の補償もさせる、許せん』
などと恨み言を言っていた」


これ、ご紹介したのは、私が作文したわけではなく、判決書なんですね、判決文。
最高裁に持ってきて頂きました。
これ、読んで、シンプルに、一番の問題何なのかなって考えると、暴力団とつながりのある人物に対して、選挙妨害の仕事を依頼したのがG議員側っていう話なんですよ。

「廉潔性」、カジノ管理委員会に求められる「廉潔性」。
これ、辞書で引くと、心が清く、私欲が無く、行いが正しいという意味。
そことは懸け離れた感覚。
選挙妨害を発注するような人間が、廉潔性を求められる管理委員会の任命者で、クリーンなカジノを目指すなど、言ってる意味分からないんですけどって話なんですね。
これらが事実ならば、まぁ、事実ならばというよりも、もうこれ、既に判決書に書かれている話ですから、
これ、「カジノ自体を止めるか、総理が辞めるか」、まず、これ、どっちか決めて頂かなければ、話、前に進まないと思うんですけれども、総理、いかがでしょうか?

(柘植芳文 参議院 内閣委員長「はい、安倍 内閣総理大臣」)

これ、あの、今、委員が、例として挙げられた件でございますけれども、いずれにせよ、この件はですね、有罪判決が下っているわけでありまして、被疑者は処罰されたものでありまして、私どもは、これ被害者でございます
そして、資料の4を読んでおられましたが、
それは、この有罪判決が下った人物、この下った人物は、恐喝をしですね、これは、私どもだけではなくて、えー、あの、様々な、そういう、えー、過去も指摘されているわけでございますが、
その人物がですね、こう言っていたということを紹介をして頂いたんだろうと、えー、思うわけでございまして、
私は、一切、こういう恐喝には屈しなかった中において、先方がですね、えー、私が寝ている、車庫というご指摘がございましたが、私の家自体、私も妻も寝ていた家屋にですね、火炎瓶を投げ入れたわけでございまして、投げ入れさせたわけでありまして、
暴力団に依頼をして、そういう行為をさせたわけでありまして、えー、そういう、向こう側からのですね、いわば、恐喝ゆすりには私は一切屈しなかったから、このようなことが何回か起こったわけでございますが、
幸いですね、えー、この、首謀者も、えー、捕まり、えー、これは、判決が下り、処罰がなされたと、いうことだろうと、思うわけでございまして、
これは、むしろ、私が関わりがあるということでは全くなくてですね、私は一切の関わりを断ってきた中において、発生した事件であるわけでございます。
そして、既に、判決が下り、本人は処罰されているということでございます。

(山本太郎 参議院議員「(挙手をして)委員長」)

(柘植芳文 参議院 内閣委員長「はい、山本太郎君」)


はい、判決が下り、処罰が下された、我らは被害者であると、確かにそういう判決です。
あの、その方向性で、裁判につながっていった話だと思うんですけれども、私が話しているのは、その前の話なんです。
自分たちが応援している陣営、これを有利になるために、相手陣営に対して選挙妨害をするように発注をしたと。
その発注したことに対する見返りが、少ないじゃないか、約束が違うじゃないかということで、おそらくこの方、犯行に及ばれている、犯行に及んだ、というような流れになっているんですね。

だから、私たちは被害者である、という以前の問題で、暴力団員とつながりのあるような人間に対して、民主主義の根底を引っくり返すような選挙妨害、これを発注するということに対して、大問題であると。
当然じゃないですか、これ、当たり前ですよ。
そのような仕事、いわば汚れ仕事を堂々と発注できるような人間が、この国の総理であり
そして、この、バクチを解禁するということにおいて、それをしっかりと、暴力団員と関わらないようにするねっていうことの監視役、
その総元締めであるカジノ監視委員会を、任命する立場にあるなんて、笑い話でしかない
ですよ。
現実なんですから、悲劇でしかないですね。

過去の新聞記事、地方版に至るまで、数ヶ月かかって調べました。
この記事に対して、これまで、総理や総理の事務所は、ほとんどはっきりとした声明を出していない
「捜査中につき、コメントを控える」
「公判中につき、コメントを控える」
「コメントなし」
判決後も、有耶無耶にやってしまっている。

今、どちらかというと、初めて、総理側からの、しっかりとしたご本人からのご答弁を、お聞かせ頂いたと思うんですね。
まぁ、暴力団員とつながる、つながりがある人物に、選挙妨害を依頼したのが総理なのか、安倍晋三事務所だったのか、それ自体を否定するのか、これに関しては、今日は一度、横に置かして頂こうかなと思います。
なぜならば、緊急性の高い案件、災害対応について、総理にお願いしたいからです。
まぁ、もし、災害対応について、快いお答えが頂けなければ、もう一度、この話に戻ってもいいんですけれども、話を進めたいと思います。


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この事件の犯人の暴力団組長は、懲役20年の刑を受け服役中。
そして襲撃を依頼した不動産ブローカーは、13年の刑で服役をし、今年の2月に満期を迎え出所しました。
この人物に接触し、取材をしたのが『アクセス ジャーナル』の山岡さんで、彼はこの件について連載を続けていますが、
先日、不可解な転落事故により、大きな怪我を負いました。

この件については、国内のマスコミはだんまりを決め込んでいるようです。

けれども、一国の総理ともあろう人の過去に、このようなきな臭い事件に関与した事実があること自体が、あまりにもおかしい。
相手候補の落選を企て、それを暴力団関係者に依頼し、中途半端に報酬を払う。
そして恨みを買い、事務所や自宅に火炎瓶を投げ込まれる。

こんな事件が起こっていたのに、有耶無耶にされたまま20年近くもの歳月が過ぎたのです。
報道に声かけして、きちんと伝えてもらいましょう。