JRA初の女性調教師、栗東に厩舎開業へ…「競馬界を志す女性の相談にも乗りたい」
日本中央競馬会(JRA)の女性調教師が来年3月、初めて 厩舎(きゅうしゃ) を開業する。16日に前川恭子調教師(47)が来春の新規開業者(9人)として発表された。滋賀県栗東市のトレーニングセンターに厩舎を構える予定で、「女性でもできる仕事だと知ってもらいたい」と意気込む。
千葉県出身で、実家近くの牧場で馬に興味を持ち、11歳で乗馬を始めた。大学では馬術部に所属し、卒業後は北海道での牧場勤務を経て、2003年にJRAの厩務員になると、04年に夫と同じ調教助手になった。
厩舎で働いていく中で次第に、「もっと多くの馬に関わり、自分なりに考えたことを馬のためにしたい」という思いが募り、育児が落ち着いたタイミングで調教師試験に挑んだ。昨年、5度目の受験で約15倍の難関を突破し、女性で初の合格者となった。
調教師は馬主から預かった馬を管理し、スタッフとともにレースへ出走させる。今年は他厩舎などで学ぶ技術調教師として最多勝5度の矢作芳人調教師(63)に師事し、経験を積んできた。
遠征で海外へ行くと、厩舎などで多くの女性が働いており、スタッフの男女比率は、ほぼ半々だったという。JRAでは11月20日時点で、女性は騎手が138人のうち6人、調教師は191中1人、厩舎スタッフは2310人のうち35人。地方競馬全国協会によると、地方には現在、女性調教師が7人いるものの、「日本はまだ女性が活躍する場が少ない。競馬界を志す女性の相談にも乗りたい」と自身の厩舎に女性調教助手1人を入れる予定だ。
開業に向け、「誰もが働きやすい厩舎をつくり、G1など大きなレースに勝って、長く愛される馬を育てたい」と準備を進める。
JRAでは初めて女性で厩舎を開業することが決まった前川調教師 © 読売新聞
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矢作厩舎にたくさんお世話になっている関係で、前川さんが矢作先生のもとで技術調教師をしておられたことは承知していましたが、いよいよ来年3月に開業なんですね。おめでとうございます!
と、私に言われてもアレでしょうけれど(^^ゞ、(古川奈穂騎手を育てていることも含めて)矢作先生は女性が好き…じゃなくて、競馬界で活躍する女性を増やしたい… 日本競馬界にも海外並みに女性がいて当然とお考えなのがよく分かります。(そういえば、以前、二ノ宮先生も同じようなことを仰っていましたし、私もその通りだと思っています(^^))
ちなみに広尾TC会員の立場で現実的なことを考えると、これは『新たな転厩先(候補)が増えた』と理解して良いのかも。。いや、一流厩舎からの転厩には都落ちみたいなマイナスイメ―ジもありますが、私は『矢作厩舎からの転厩先はとても良い厩舎』という感想を持っていまして、美浦の鈴木慎太郎厩舎(転厩馬じゃないですけれどマードラド)や栗東の荒川義之厩舎(マジックブルー)など、今も安心してお世話になることができています。
ましてや前川恭子厩舎は新規開業になりますし、矢作先生も陰ひなたからバックアップをされるはず。そしておそらくは、今まで矢作厩舎と良好な関係を保ってきた広尾レースもある程度の協力を惜しまないハズですよね。
ということで、来年3月の募集されるであろう『周年記念募集馬』の中に、管理予定・新規開業厩舎という馬がいたら、それはおそらく前川恭子厩舎所属ではないかと…。あ、その前に、矢作厩舎の馬は来年1、2月頃までに良いパフォーマンスを見せておかないと、『3月からは前川さんのところで頑張って組』に編入されてしまうかもしれません。(特にジーベック頑張れ!(^^;))
みたいな与太話はさて置きまして、個人的に新規開業厩舎は嫌いではないものの、結局のところ調教師も実力が全て、結果を出さないとやっていけない厳しい世界ですからね。前川新調教師には是非とも頑張って頂いて、既存厩舎からの転厩云々に関係なく、前川厩舎の馬は買い!と言われるようになって欲しいと思いますm(_ _)m
先週は土曜日にジーベックが7着、日曜はアスゴッドが2着という成績でした。
ジーベックは着順こそ良くなかったですが、1400mのペースに戸惑いながらも最後まで頑張って走り切ることはできましたので、この流れを切らずに続戦すれば、いずれ本来のパフォーマンスを取り戻してくれるのではと思います。
アスゴッドについては、これはもう次走確勝でお願いしたい… と言いますか、普通にやれば次かその次では勝てるでしょう。レース後のコメントで『連闘か中一で続戦』とありましたし、落ち着いて初勝利の時を待ちたいと思います。
そして今週は、まずはテラステラのジングルベル賞で勝負です。(同日中山のオルフェーヴルCにも登録されていますが、多分、ジングルベル賞が本線のはず!?)
テラステラは今度のレースが2024年11走目と本当によく頑張ってくれました。だからというわけではないですが、何とか1年を締めくくる勝利を期待したいですし、そのチャンスはかなり大きいと言えるはず。。ちなみにジングルベル賞には昨年も出走して4着でしたが、来年はもっと上のクラスのレースに出たいものです(^^ゞ
アスゴッドとジーベックの年内もう一走が今週かどうかはまだ何とも言えません。
ただ、番組をざっと見たところ、アスゴッドは12/28京都の1レース(ダ1400m)、ジーベックも同じく12/28京都の8レース(ダ1800m)が有力かな?という気がしますので、おそらく今週はテラステラでジングルベル!!だけかなと思います。
ということで、ここまで来たらもう贅沢は言いません。勝つときは黙っていても勝つでしょうし、どの馬もそれだけの力はあるはずなので、年内あと3戦はあまり結果に拘らず、落ち着いて応援したいと思いますm(_ _)m
**出資馬の状況**
**2024年総合成績**
阪神JFが終わりましたので、JRA2歳種牡馬ランキングのチェックです。
**種牡馬ランキング(JRA/2歳/総合/12月8日終了時点)**(馬名赤字は新種牡馬)
JBISサーチ(JBIS-Search):国内最大級の競馬情報データベース
京都で行われた阪神JFはハービンジャー産駒のアルマヴェローチェが勝利、サトノダイヤモンド産駒のビップデイジーが2着、シスキン産駒のテリオスララが3着という結果に終わりました。
1番人気だったキズナ産駒のブラウンラチェットは16着、同じく2番人気だったショウナンザナドゥは4着と期待に応えられませんでしたが、そもそもランキング2位につけているエピファネイアはこのレースに産駒を送り込んでいませんでしたし、今週末の朝日杯FSを待たずにキズナのリーディング獲得が確実な情勢になりつつあります。
ちなみに朝日杯FSで注目はアルテヴェローチェ、タイセイクラリティというサウジアラビアRCの1、2着馬を送り込むランキング3位のモーリスですが、仮にモーリス産駒がここでワンツーを決めたとしても、今年のキズナ産駒は層が厚いですからね。最後の2歳G1、ホープフルSには(エリキングは回避ですが)マジックサンズが出てくるでしょうし、さすがに現状の1億5千万円差を逆転するのは難しいでしょう。
新種牡馬では4位のナダルが相変わらず好調です。
前回チェックをした11/10終了時点でナダル産駒は出走17頭で20勝を挙げていましたが、その後の一ヶ月でその数字が26頭、29勝になるという、ある意味、驚異的な快進撃を見せています。(5位サートゥルナーリアは20頭・20勝が22頭・23勝に、6位アドマイヤマーズは15頭・16勝が16頭・19勝ですから…)
まあ、ダート戦が増えればナダルの勝ち星も自然に増えると想定してはいましたが、一ヶ月で9勝も上積みがあるのはスバラシイですし、ここにきてデビューする産駒が増えているのも注目すべきポイントでしょう。
ということで話をキズナに戻しますと、前回チェック時には決まっていなかった2025年の種付料が2000万円(2024年は1200万円)と発表されています。個人的には1500万円は超えるだろうと予想していたものの、一気にキタサンブラック、イクイノックスと同じ最高額まで上げてくるとは、社台SSさんも抜け目がないというか何というか…。
ただし、中期的に見ればかつてのサンデーサイレンスやディープインパクト時代のように、『やる前からリーディング争い決まってますけど何か?』みたいな情勢ではなくなっていて。。つまり、このランキング、特に上位の並び順が来年どうなるのかなどは、新たな種牡馬の台頭も含めて予断を許さないと考えています。
そう言えば2027年にはパンサラッサ産駒がデビューをするのですが…。正直、パンサラッサ産駒は頭数少なめな上に晩成に寄っている気がしますので、まあ、2歳リーディング争いはあまり気にしない感じになりますかね(^^ゞ
今週末は矢作厩舎の2頭、アスゴッドとジーベックが出走を予定しています。
どちらも実力的には勝つ可能性があると思いますし、厩舎陣営も当然そのつもりで準備をしているはずですから、うまくいけば一気に2勝、最低でもひとつは勝ちたいところです。
『あえて』で言えば、一応、ソエの心配がなくなったアスゴッドには負ける理由がありませんので、ここできっちり未勝利を脱出して欲しいです。一方のジーベックには、直近3戦の精神面が原因とされる不可解な負け方、それによる嫌なムードを払拭して欲しいところながら、果たして最後まで真面目に走ってくれるかどうかが『やや心配』です。
ただし宇治田原優駿から過去一調子が良いとの報告があったこと、マンネリを避けるために距離を1400mに短縮するなど作戦を練っていることを考えれば、ジーベックにも『アッサリ勝つ』チャンスはあるだろうと思います。
ちなみに、来週はテラステラがジングルベル賞出走を予定していますが、アスゴッド、ジーベックがもしも今週勝てなかったときは、連闘策も含めて年内もう一走となる可能性がありそうです。つまり、ジングルベル賞が『今年の出資馬ラストラン』とは言いきれない情勢ですから、最後までしっかり足搔いて…勝利をめざして応援します!
その他の馬たちは、おそらくは外厩、育成場で年を越すことになりそうです。
その中にはブルータスのような『次走確勝級』の馬もいますので、年が明けたら早々に始動ができるように、年末年始の休み中もしっかりトレーニングを積み、態勢を整えておいて欲しいと思います。
(スタッフさんたちは大変だと思いますが、くれぐれもよろしくお願い致しますm(_ _)m)
それにしても、気づけば2024年もあと僅か。。何だかんだで今年も健康に過ごせたことに感謝をしつつ、例年通りの年越し準備を始めたいと思います。(別に大したことはしないのですが(^^ゞ)
**出資馬の状況**
昨日12/1、京都の最終レースに登場したテラステラは3着でした。
スローペースを中団やや前目で折り合って追走、4角手前から脚を伸ばしたものの、ゴール前で脚色が一緒になって僅かに及ばずの3着…。この内容については前向きと後ろ向き両方の評価があるようですが、一晩寝てから冷静に考えてみると、少なくとも前途を悲観するようなレースではなかったよなと。。
そりゃあ、あの展開で差し切れていたら素晴らしいですが、一応、テラステラなりの脚を使ってくれてはいますし、その意味ではレースぶりがとても安定してきたのは確かでしょう。一方、荒木助手や北村友騎手のコメントには、テラステラにはもうワンパンチあってしかるべき、つまりは昨日のレースだって差し切れたはず…という口惜しさを感じました。
実際どうなのかは残念ながら私にはわかりませんが、まあ、陣営が口惜しいと感じていて、できれば年内もう一丁と仰っているのですから、恐らく次こそマジで勝ちに行くつもりでしょう。いや、今までだって勝つ気満々だったとは思うのですが、荒木助手の「ビシッと言い聞かせる」なんて初めてですし、私としても次は『内容より結果』で応援したいと思います!
ということで、年内の出走予定は『テラステラのもう一丁』以外では、どうやらジーベックとアスゴッドの矢作厩舎勢2頭がトレセンに戻っているようなので、この両馬については来週以降に出走してくる可能性が高そうです。(年内に出走させる意思がなければ、わざわざこの時期にトレセンに戻したりしないでしょう、多分…)
このあたり、一口馬主出資者にはとてもありがたいと言いますか、迷った時には一歩踏み込む矢作厩舎の特長が良く表れていると思いますし、ジーベックもアスゴッドも勝つ力が充分にある馬ですから、テラステラとあわせて『年内あと3勝』を目標に日々を過ごしていくつもりです。(そんなに簡単に勝てるハズがない…とか考えないのがイイところ(^^ゞ)
その他先週のトピックとしては、私の出資馬ラインアップにBelcaara’24が加わりまして、現当歳世代の出資馬がFlightline産駒とSea The Stars産駒のマル外牡馬2頭という、ある種の異常事態が発生しています。
いや、自分で出資をしておいて言うのもなんですが、こんな状況は1年前には想像すらしていなかったわけでありまして、良くも悪くも(?)私を退屈させない広尾TCってさすがだなぁと、妙な感心をしている今日この頃です(^^;)
**出資馬の状況**
**2024年総合成績**
先日、社台スタリオンステーション繋養種牡馬の2025年種付料がが発表されました。
**社台スタリオンステーション繋養種牡馬・2025年種付料**(『B』はBookfullの略)
ザッと見ただけでも栄枯盛衰、悲喜こもごも…。
種牡馬の世界も結果が全てなところがありますし、なかなか簡単ではないですよね。
目立つところで言えば、まずはキズナが1200万円から2000万円にジャンプアップ、キタサンブラック、イクイノックスと並んで最も種付け料が高い種牡馬になりました。キズナはこのところ産駒が2歳戦からバンバン走っていますし、安定感がある上に重賞、G1でも通用する馬が増えていますから、おそらく2000万円でも人気が落ちることはないでしょう。
それにしても、キタサンブラック、イクイノックスはすでにBookfullという人気ぶりですし、まだ産駒がデビューしていないのにドンドン種付料が上がっているコントレイルもBookfull。社台SSさんのウハウハ状態は当分続きそうっすね(^^;)
それから、今年産駒がデビューをした種牡馬の中で、ナダルが300万円から1000万円に、アドマイヤマーズが250万円から500万円へとジャンプアップを果たしています。両馬ともに2歳戦での産駒の活躍は素晴らしく、昨年のスワーヴリチャードを髣髴させるものがありますが、中でもナダルは(1500万円から1200万円になった)エピファネイアに迫る勢い!
ナダルの本領発揮はダート戦ですから、これから(中央地方問わず)産駒がダート重賞に本格参戦するようになれば、さらにその価値が高まる可能性がありますし、アドマイヤマーズも決して繁殖牝馬に恵まれたいたわけではないのに…ですから、この2頭の産駒には今後も注目していきたいです。(広尾TCでは募集されないかもですけれど…)
逆に、少し寂しい感じがするのは700万円、500万円、そして250万円と毎年お安くなっていくレイデオロ。。まあ、レイデオロ産駒を複数抱えている出資者としては、牡馬にも牝馬にももっと頑張って欲しいのですが、現状、あまり結果が出ていないので致し方ないのかなと…。逆に言えば、レイデオロを助ける意味でもマードラドやステラリード’23の奮起に期待します!
ちなみに昨年のリストに載っていて今年名前がないのはサトノダイヤモンド、リアルスティール、ミッキーアイルといった馬たちです。スタリオンステーション的には同じような血統の馬をたくさん抱えているわけにもいきませんから、単純に産駒の活躍だけでの判断ではないでしょうが、やはり、厳しい世界であることは確かです。
その意味では、来年、日本でも南半球でも産駒が誕生するパンサラッサには頑張って欲しいなぁ…。
いや、頑張るのは産駒たちの方ですが、特に私が出資をしていたレトロクラシックやゴッドフロアーから生まれる予定の産駒には、パンサラッサの種付料が爆上がりするぐらいの活躍を期待しています!(気が早いですけど(^^ゞ)
参考:2024年・JRA2歳戦における社台SS繋養主要種牡馬のAEI(2024/11/24時点)
キズナ:2.47、キタサンブラック:2.05、スワーヴリチャード:0.75、エピファネイア:1.50、ナダル:1.71、サートゥルナーリア:1.48、ロードカナロア:1.56、モーリス:1.73、アドマイヤマーズ:1.77 … レイデオロ:0.99、サトノダイヤモンド:1.01、リアルスティール:0.77、ミッキーアイル:1.10
広尾TC・募集馬見学会報告(8)さすがですねぇ…:とりあえず一口馬主の楽しいこと
先週はマードラドが出走を回避したため… と言いますか、マードラドは鈴木慎先生に「今の本馬のメンタルでは(レースを)走れない」と言わせてしまいましたからね。ひとつの目安として復帰は来年2月頃とのことなので、このまとまった休みの間に少しでも成長し、調教、レースに落ち着いて臨めるようになって欲しいと思います。
そして今週は、最後の希望であるテラステラが12/1京都の最終レースに登場します。
テラステラは23日に坂路で53.2秒を乗られるなど調整は順調のようですし、陣営からは前々走、前走より状態が上向きとの話も出ていますので、『何とかここを勝ち切って年末までにもう一丁』ぐらいの気合いで臨みたいです。
と言いますか、何しろトレセン在厩馬はテラステラのみ。。もしかすると、12月頭のレースが今年最後の出資馬出走になるかもしれず、それを考えると尚更応援に力を入れざるを得ないっす(^^:)
あとはそうですねぇ…
先週の近況ではジーベックがすごく良くなっているとの話があったものの、彼の課題はあくまで『気持ち』ですからね。厩舎サイドがどう判断するかによりますが、年内出走はどうもアテにし難い感じです。エスペシャリー、ブルータス、アスゴッドあたりの復帰は来年になりそうですし、やはり、テラステラが今年最後の希望!ですm(_ _)m
話は変わりますが、23日にはバスラットレオンのトルコでの種牡馬入りが発表されました。
正直、産駒の活躍が国内で見られそうにないのは残念ですが、望まれての種牡馬入りはとても幸せなこと。まずは無事にトルコ入りを果たしてもらい、充実した第二の馬生をスタートさせて欲しいです!
**出資馬の状況**
先週は土曜にブルータスとコンタンゴ、昨日はマジックブルーと合計3頭が出走しました。
ブルータスは注文通りに先行し、最後までしっかり走り切って福島ダート1700mで1分46秒1の好時計を叩き出しましたが、勝ち馬にさらに0.1秒上回る快走劇を見せられて惜しい2着。3着以下を8馬身千切っていることからも、上位2頭が抜けた力を示した一戦になりました。このあとはいったんリフレッシュ放牧になりますが、一戦ごとに馬がしっかりしてきた印象ですし、勝ち上がりは時間の問題と言って良さそうです。
同日の京都芝1400mでデビューをしたコンタンゴは、まだ馬が幼く競馬を全く分かっていなかったとのこと。直線に入って早々に競馬をやめているので着順(13着)は参考外とも言えますが、元々の期待が大きい馬だけに、ここからどうやって立て直す(鍛え直す?)のか、(いったん放牧かどうかも含めて)今後の動向が気になります。
日曜京都のダート1800m戦に出走したマジックブルーは、想定よりも位置取りが悪くなり、3~4角で前が壁になって早めスパートが不発に。それでも直線で猛然と追い込んで5着まできていますので、このクラス卒業は展開、相手関係ひとつでしょう。このあとはいったんリフレッシュ放牧になりますが、課題のゲートも含めて着実に競馬が上手になっているのは良いと思います。
今週の出走予定はと言いますと、一応、マードラドが23又は24日の東京ダート1600m戦を視野に入れているものの、状態面がどうなのかに加え、そもそも出走枠に入れるのかどうかも微妙な情勢のようです。ただ、マードラドについては初戦がああいう内容でしたし、競馬を勉強するチャンスがあれば積極的にチャレンジしたいところ。まだ勝ち負けを期待するのは酷かもしれませんが、出走が叶えば初戦からの変わり身を期待したいです。
11月の出走予定は一応そこまでで、次は12月(早っ!)頭のテラステラになりそうです。
ちなみに11月は10走して2着が4回と、勝てそうで勝てないレースが多かったわけですが、この重苦しいムードをどの馬が払拭してくれるのか、ソエ気味のアスゴッドに加えてブルータス、マジックブルーも放牧になってしまいましたので、結局、テラステラの頑張りに期待するしかないかもです。。いやぁ、そういう予定じゃなかったんですけどねぇ(^^:)
まあ、こういう厳しい流れの時にはあまりジタバタしても仕方がありません。もしも今年、このまま勝てなくてもその分は来年取り戻せるわけですし、そう考えれば、今の負けはむしろ貯金に近いですからね。(本当か?(°◇°;) )
**出資馬の状況**
**2024年総合成績**
昨日は一気に4頭の出資馬が出走して2着2回、6、7着がそれぞれ一回という成績でした。
着順の数字だけを見るとそれほど悪くない成績に思えますが、正直なところ最低一つ、うまくいけば二つか三つは(?)勝てる可能性があっただけに、(2着が2回あるとは言え)とても残念で口惜しい結果だったと思っています。
ただ、初ダートの未勝利戦でハイペースを先行、粘って2着になったアスゴッド、ドンカスターカップで上り最速をマークし2着に追い込んできたテラステラは続戦をしてくれそうですし、想定外の逃げで6着に終わったエスペシャリーも年内もう1走はイケるでしょう。この3頭は次走でもそれぞれ勝つチャンスがありますから、是非とも今年中に勝ち星を積み上げて欲しいです。
問題はデビュー戦に挑んだマードラドで、こちらは返し馬で暴走しそうになるわ入線後に止まろうとしないわで、内田騎手の身が心配になるほどの傍若無人ぶり。一応、レースを無難に終えてくれたからいいようなものの、頭を上げたフォームで全然前に進んでいかない雰囲気でしたし、だいぶ今後のことが心配な状況です。
それでも鈴木慎先生と内田騎手は初戦を終えたこと、多少なりとも直線でやる気を見せたことを前向きに評価してくれたという…。本当にありがたい話ですし、馬体自体は立派でパワフルな印象でしたから、なんとか日々の練習と気持ちの面での成長により、少しでも常識を身につけて次走(ダート?)に向かって欲しいですm(_ _)m
そして今週はと言いますと、出走を予定しているのはブルータスとマジックブルー!
両馬ともに馬の状態優先なので、もしかしたら出走をパスする可能性も残っていますが、もしも出走確定となれば、2頭ともに勝利のチャンスが充分で…。何だか毎週、同じようなことを言っている気がしないでもないですが、実際、ブルータスもマジックブルーも前走で好内容の2着でしたから、そりゃあ、藁にも縋る思いで期待しちゃうのも仕方がないでしょう。
バスラットレオンとキングエルメスが引退し、次のスター候補が一頭でも二頭でも出てきて欲しい気持ちもありますし、そもそも2024年の通算勝利が三つではちょっと格好がつかないので。。
まあ、あまり結果に拘り過ぎるのも良くないですが、冷静に考えても『そろそろ順番』のタイミングですし、今週はさすがに勝利の美酒が味わえるものと、だいぶ楽観的に考えておこうと思います!(^^)
**出資馬の状況**
**2024年総合成績**
3連休最終日の今日はJRA開催はないものの、佐賀でJBCが行われます。
そして、JBCスプリント(Jpn/ダ1400m)には、これがラストランとなるバスラットレオンが古川奈穂騎手を背に出走、波乱万丈だった4年間の競争生活に終止符を打つことになっています。
思い返すとバスラットレオンには実に様々な経験をさせてもらいました。そんなアレコレを振り返るのはまた別に機会にと思いますが、とにかく今日は某師匠の教えに従い、ぬいぐるみと共に正座をして応援したいと思いますm(_ _)m
一昨日、昨日の中央競馬んみはブルータス、ジーベック、テラステラの3頭が出走、それぞれ2、8、9着に終わり、またしても6月(メリタテス)以来の久々の勝利には届きませんでした。
内容についてはいろいろあるものの、中でも一番心配なのは、ここ3戦の負け方が非常に悪く、競馬で走ることに嫌気がさしているのかも…と言われてしまったジーベックでしょう。走る才能があってまだ成長途上、これから本格的に強くなっていくはずだった馬だけに、何とか復活のキッカケを掴んでで欲しいと祈るのみです。
今週末の出走予定はと言いますと、状況次第でドンカスターCへの連闘があるかもしれないテラステラ、好調教を連発して注目度が上がってきたエスペシャリー、前走で後方待機からの競馬を見せるなど新境地を拓きつつあるマジックブルー、ゼロか100かの性格と言われる危険な素質馬マードラドと、実に個性的な4頭がスタンバイをしています。
このところ勝利から遠ざかっている立場としては、もうどの馬でもイイから勝って欲しいと願う一方で、目先の勝ち負けにこだわらず、しっかりした競馬をして自分のカタチを作り上げて欲しいという気持ちもありまして…。特にデビュー戦を迎えるマードラド、初のマイル戦に挑むエスペシャリーはまだ2歳ですし、やはり、先々につながるレースになって欲しいと思いますm(_ _)m
それから、11/2に申込み解禁となった秋の追加募集馬については、私が出資申込みをしたWildwood’s Beauty’24が『残291口』になっているようです。他の募集馬たちは『募集中』のままなので、今のところ人気がWildwood’s Beauty’24に集中しているカタチになりますが、まあ、募集開始直後の売れ行きとしては『概ね予想通り』といった印象です。
現役馬の活躍次第で気分が上がれば、まだまだ出資余力はありますので、クラブのためにも現役馬たちに頑張って欲しいところです!(本当にそうかどうかは自分でもよく分からない(^^:))
**出資馬の状況**
**2024年総合成績**