リヤンイヴェールは、7月2日(土)函館5R 2歳新馬(芝1800m)に横山和生騎手で出走します。
- 23.06.28 横山和 函館芝稍 半哩 55.6-40.6-11.5(7) 馬ナリ余力
ライフセービング(新馬)馬ナリの外0.1秒先着
- 23.06.23 横山和 函館W良 5F 69.4-53.9-40.0-12.4(5) 馬ナリ余力
マンスール(三未勝)馬ナリの内1.0秒追走同入
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リヤンイヴェールのデビュー戦出走が確定しました。レースは当初の予定通り、日曜函館の芝1800m戦。鞍上にはタイトルホルダーでお馴染みの、そして追い切りで感触を確かめてくれた横山和生騎手でデビュー勝ちにチャレンジします。
21日に函館競馬場に入ったあとは、21、23日に横山和騎手を背に追い切りを消化、美浦での調整に続いてとても順調に過ごしてきました。栗田先生が「全体の感触としては良好」と仰るように、時計的には楽な手応えで水準以上のものが出ていますし、5頭立てと落ち着いたレースになりましたので、初戦からでも好勝負を期待したいところです。
本馬に出資をした時点では、正直、ここまでの早期デビューは想定していませんでしたし、今でも本質的には晩成タイプじゃないかな?と考えています。それでも、あまり実戦を使い急がない栗田先生が、比較的早い段階で早期デビューを意識しただけの能力、素質はあるのでしょうし、着順はさて置きその一端を見せて欲しいと思います。
この時期の新馬戦はどの馬も半信半疑で結果が読みにくいものですが、佐藤助手の「初戦から動けそう、調教での良さを実戦でも出せれば…」とのコメントを信じて応援します!
**2023/7/2函館5R 2歳新馬(芝1800m)出走馬**
メリタテスは、7月2日函館3R 3歳未勝利(芝1200m)に古川奈穂騎手で出走します。
- 23.06.28 古川奈 函館W重 半哩 55.1-40.7-13.2(5) 馬ナリ余力
- 23.06.14 助 手 栗東坂良 1回 55.6-40.4-25.0-12.5 一杯に追う
◇岡助手のコメント 「先週土曜日にトレセンを出発しての函館競馬場入り。到着直後はテンションが高めで飼葉喰いもひと息でしたが、今は落ち着いており、28日に古川奈穂騎手を背にウッドで馬なりをサーッと。体力が落ちている感じはありません。前走でスピードがあるところを見せてくれましたし、今回は2戦目で距離も短縮。4kg減の斤量も味方につけて前進といきたいところです」
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メリタテスの出走が確定しました。レースは先週「北海道シリーズに参戦することも検討」と予告があった通り、栗東から函館に移動をしての芝1200m戦、鞍上には4kg減の古川奈穂騎手を配してのチャレンジになりました。
経験馬相手のデビュー戦だった前走では、確かにゲートセンスやスピード対応に良いところがありましたが、直線に入って早々に力を使い果たして結果は13着。。中1週で挑む今回は、距離短縮や減量騎手の起用など、陣営が新しい手立てを考えてくれただけに、勝ち上がりに向けての試金石と言って良い一戦になるでしょう。
となると、今回は良い枠を引いてすんなり先行したいところ…。1200mだとテンから飛ばす馬もいますので、きっと簡単に位置は取れないでしょうが、最近の古川奈穂騎手は『先行してこそ減量が活きる』と考えているようですし、以前に比べるとレース慣れをしてだいぶ上手になった印象もあります。(多少、上から目線になってしまってスミマセンm(_ _)m)
一度実戦を使った上積み、滞在競馬の恩恵にも期待をしつつ、是非とも大きな前進、次につながるパフォーマンスを見せて欲しいと思います!(ホントに切羽詰まってますから(^^;))
**2023/7/2函館3R 3歳未勝利(芝1200m)出走馬**
【2023/6/18阪神2R 3歳未勝利(芝1400m)でのメリタテス:公式HPより】
チャンピオンヒルズ在厩のテラステラは、おもにウッドチップ坂路でハロン17~20秒ペースのキャンター1本を消化。週2回の速めを乗り込まれています。
◇小泉厩舎長のコメント 「もうショックウェーブの力を借りずに済んでいますし、28日朝は半マイル56秒台で登坂。楽に動けていましたので問題はないでしょう。調教師によれば、『検疫が取れるようであれば、24日(土)あたりに帰厩させる予定』とのことでした」
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先週の近況で、予定を前倒しして7月中京開催を目標にするかも…との話がありました。
ちなみに『検疫が取れるようであれば、24日(土)あたりに帰厩させる予定』について、24日(土)は一週間前の土曜日です。おそらく単なる勘違いでしょうが、日付を勘違いしたのが矢作先生なのか小泉厩舎長なのかクラブの方なのかは定かではありません。そして、私もケアレスミスはよくやるので、何となく親近感を抱いてしまいました(^^ゞ
そんな話はさて置いて、もしも1日に帰厩できれば第一候補は7/16中京の中京スポニチ賞(芝1400m)、検疫の関係でズレ込むようなら7/23中京の有松特別(芝1600m)へ、という感じになりそうですね。
しばらくはヒリヒリする3歳未勝利戦が続きますが、テラステラには同期代表として格好の良いところを見せて欲しいです。いや、本人(馬)には関係ない話ですが、テラステラの好走が良い流れをつくって…みたいな展開が希望です!
【2023/5/27京都11R 葵ステークス(G3/芝1200m)でのテラステラ:公式HPより】
チャンピオンヒルズ在厩のバスラットレオンは、おもに周回コースで軽いキャンター2000m、ウッドチップ坂路でハロン16~18秒ペースのキャンター1本で調整されています。
◇小泉厩舎長のコメント 「油断するとガーッとモタれて走りがちな面がありますので、この夏休み期間を利用して、坂路で我慢できる練習を重ねておきたいですね。日が昇る前にコース入りしていることもあって、どんどん暑さ負けが進むような気配までは見て取れません」
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バスラットレオンは秋まで休養が既定路線になりましたが、ただ単に休むのではなく、「坂路で我慢できるように」など、テーマを持ってトレーニングを続けていければさらなる進歩も期待できますからね。
先週の近況で「あまり夏場に強い方ではないのかも」という話があり、これから本格化する暑さにどの程度耐えられるかは気になりますが、バスラットレオンには私が考える以上にタフなところがありますので、イザとなれば、周囲の心配をよそにそれなりに乗り越えてくれる気もします。(楽観的すぎますかね(^^;))
ちなみに昨今は、(特に栗東滞在馬については)どの馬にとっても暑さ対策が重要なポイントになっていますが、今年はまさかの冷夏でした…みたいなことってないんですかね。。日照時間が極端に落ちると、それはそれで困ってしまうとはいえ、毎年のように猛暑日、酷暑日が連発されるとそれだけでうんざりしてしまうんですよねぇ┐(´~`)┌ ヤレヤレ
【2023/5/31浦和 さきたま杯(Jpn2/ダ1400m)でのバスラットレオン:公式HPより】
チャンピオンヒルズ在厩のパンサラッサは、引き続き、ウォーキングマシン60分で管理されています。
◇小泉厩舎長のコメント 「水冷、アイシング、レーザー照射を継続。乗っている馬に比べると休んでいる馬のほうが暑さの影響を受けにくいですからね。体調そのものに問題はありません。朝一番のマシン運動に向かう際だけパンサラッサらしさを見せますが、治療時や洗い場などでは大人しくしてくれています」
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繋靭帯炎の症状、暑さに対する耐性など、今のところ大きな問題は出ていないようです。
「朝一番のマシン運動に向かう際だけパンサラッサらしさを見せますが、治療時や洗い場などでは大人しくしてくれています」とのコメントだけを見るとそれほど感じませんが、きっと実際の現場では様々気を遣うことも多いでしょう。
いずれにしても、今後については夏が終わる頃にどの程度回復し、どんな状況になっているかがポイントになりそうです。引き続きご苦労は多いと思いますが、くれぐれもよろしくお願いしたいと思いますm(_ _)m
【2023/2/25 サウジカップ(G1/ダ1800m)でのパンサラッサ:公式HPより】
チャンピオンヒルズ在厩のトリフィスは、引き続き、ウォーキングマシン60分のみで様子を見ています。
◇小泉厩舎長のコメント 「まだ若干爪を気にする仕草を見せますが、この中間にエクイロックスという接着装蹄にかえてもらったことも良かったのでしょう。少しずつ楽になっているです。この分であれば時間の経過とともに症状は落ち着いてくるはず。少しでも早く乗れるようケアを続けていきます」
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先週報告のあった挫跖については「少しずつ楽になっている様子」とのこと。この時期ですから頓挫が長引くことは絶対に避けたいものの、蹄のトラブルには慎重に対処せざるを得ませんし、できるだけ早い回復を祈るのみです。
しかし、様々なケアの結果、比較的早めに症状が落ち着いたとしても、すぐに入厩するわけではありませんからねぇ。。全てが短期間でうまくいっても、デビュー戦が未勝利戦勝ち上がりのラストチャンス…となる可能性もありそうです。(或いは、デビュー戦で権利を獲って連闘でラストチャンスに挑む!とか…)
まあ、ここまで来たらいわゆる『まな板の上のコイ』ですからね。あまりジタバタしても仕方がありませんので、(どんなに追い込まれようとも)必ずデビュー戦の応援ができると信じて見守りますm(_ _)m
◇小泉厩舎長のコメント 「朝一番でも気温が22~23℃ほどありますが、今のところ、例年ほどバテ感が顕著に現れるようなことはありません。去勢の効果が明らかになるのはもう少し先なのかもしれませんが、毎年同じような状況に陥るまいと色々な観点から手を講じているのも後押しになっているのではないでしょうか」
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去勢効果かどうかは別にしまして、「例年ほどバテ感が顕著でない」のは何よりです。
まあ、去勢については単なる夏バテ抑止ではなく、もっと広範囲に良い影響があって欲しいですから(^^ゞ
ということで、これから徐々に出てくる猛暑日と、それに対する手立てについては引き続き考えて頂くしかありません。そして最終的には秋にプライムラインが活躍し、成果を結果で証明して欲しい…。何となくではありますが、厩舎、チャンピオンヒルズの皆さんのご努力は、きっと良い結果に結びつくだろう…という気がしています。
【2023/4/15阪神 天満橋ステークス(3勝C/ダ1400m)でのプライムライン:公式HPより】
シュウジデイファーム在厩のボンドオブラヴは、まずはウォーキングマシン運動のみで楽をさせています。
◇鈴木慎調教師のコメント 「前走は1コーナーで砂を被ってびっくりしていましたし、待避所で一頭にしないといけないなど、まだまだ若さがありますからね。うちの厩舎にきてから色々と詰め込んでしまいましたので、この夏はゆっくり休養させてあげたいと思います。秋以降は距離や別コース、芝なども念頭に入れて柔軟に考えていきたいと思っていますが、この前のレースぶりであれば、とりあえずダートの上のクラスに入ってもやれそうな気がします」
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鈴木慎先生が「まだまだ若さがある」と仰るように、レース中はもちろん、レース前後の様子なども本当に子どもっぽいみたいですね。逆に言えば、よくこの状況で勝ち上がった、いや、勝たせてくれたものだと思います(^^;)
それでも一つ勝ってしまえばコチラのもの。この夏に存分に存分に成長を促して頂き、秋には少しだけ(?)大人になったボンドオブラヴの快進撃を見たいです。(もしかしたら、それは来年かもしれませんけれど…)
その上で、「秋以降は距離や別コース、芝なども念頭に入れて柔軟に考えていきたい」というのはとてもありがたいです。東京ダート2100mはあくまで勝ち上がるための最短コース、現時点で最も可能性が高い条件だったと思いますが、ボンドオブラヴには違った路線の可能性が秘められている気もしますからね。
いずれにしても、まずはゆっくり休んで頂いて…。イザとなったら東京ダート2100mという切り札もありますので、当面は次走のことなど忘れてノンビリしてもらいましょう!
【2023/6/18東京3R 3歳未勝利(ダ2100m)でのボンドオブラヴ:公式HPより】
吉澤ステーブル在厩のカグヤは、おもにBTCのダートコースや芝直線コース、坂路でハロン17~20秒ペースのキャンターを消化しています。
◇本田広報担当のコメント 「27日、坂路で現状を確認する意味で15-15に近い時計で乗ってみましたが、騎乗者によれば、『背腰の疲労度、硬さが気になる』とのこと。よくケアしながら調教メニューを設定していきたいと思います。行きたがるようなところがありますので、あたりのやわらかい騎乗者を乗せて、うまく折り合いをつけるように努めています」
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先週の近況では「大きなダメージは見られない」とのことでしたが、15-15の試験走では『背腰の疲労度、硬さが気になる』状態だったようで、すぐにバリバリ乗り込んでいけるわけではなさそうです。疲労回復を意識しつつの調教は大変でしょうが、カグヤにとってはラストチャンスに向けての準備ですから、そこを何とかくれぐれも…です。
今のところは週ごとの状況を見守るのみですが、必ずチャンスはあると信じて待ちたいと思いますm(_ _)m
【2023/6/10函館2R 3歳未勝利(牝/ダ1700m)でのカグヤ:公式HPより】
三重ホーストレーニングセンター在厩のキングエルメスは、ウォーキングマシン60分による管理が続けられています。
◇伊藤場長のコメント 「27日に蹄鉄を打ち替えました。前肢だけシルバークィーンという蹄鉄に取り替えましたので、返しが楽になる分、患部にかかる負担も軽減できるのではないでしょうか。腫れや熱感、シコリについても、ほとんど分からないところまでスッキリし始めています」
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私は蹄鉄について詳しくないので、シルバークィーンなる蹄鉄がどんなものだか分かりません。形状や厚さに工夫があるのか、はたまた材質から違っているのか…。まあ、想像だけでは何とも言えませんので、結果的に「返しが楽になる分、患部にかかる負担も軽減できる」のであればOKと思っておくしかないですね(^^ゞ
それはさて置き、「腫れや熱感、シコリについてもほとんど分からない」ところまで回復してくれたのは朗報です。この調子で大人しく過ごしていけば、秋を迎える頃には年内復帰のメドが立っているかもしれません(^^)