実に久しぶりに笹塚の『なかみや』さんを覗いてみました。いや、まだまだ自粛ムードが残る中、普通の居酒屋さんはどんな感じなのかなぁと思いまして(^^ゞ
ただ、思ったほど以前と変わったところもなく、ごく普通に営業している感じでした。まあ、もともと小さなお店ですし、特に混み合うようなこともなく、大勢のグループで来ているお客さんもいませんでしたから、これならわりと静かにチョイ飲み食事が楽しめるという印象でした。
この日は後輩と二人、比較的早い時間にちょこっと顔を出したわけですが、とにかく金宮ボトルとホッピーを頼んで落ち着きます。
後輩も外で飲むのは久しぶりだったので、オーソドックスにお刺身系から攻めることに。
綺麗な真鯛と、
新鮮な鯵、いずれもとても美味しかったです。やはり、こうやって外で一杯飲みながら食べるお刺身は格別です。家飲みも悪くないですが、たまには外に出なきゃ!と思いました(^^)
そして、なかみやさん自慢の焼きトンさんからは、テッポウのタレ焼き、
ここからは塩焼きでコブクロ、
網レバー(レバーの網脂包み焼き)、
そしてカシラの三種です。
お刺身で思ったぐらいですから、焼きトンなんぞを食べたら「たまには外に出なきゃ!」の気持ちが強くなるのは当然です。だって、焼き鳥ならまだしも、焼きトンを家で食べるなんてあり得ないですからね。
しかも、相変わらずなかみやさんの焼きトンはかなりオイシイ!
ネタが新鮮なのは当然として、サイズが大き過ぎず小さ過ぎずなので『四本食べたらお腹一杯』みたいなことがありませんし、何より塩梅や焼き加減がとてもイイ感じ。。今まで何となく居酒屋さんから足が遠のいていましたが、実に久しぶりに焼きトンを食べて、一気に昔に戻れたような気がします。
ここで、早くも生牡蠣があるのを見つけてしまい…。(まあ、もうすぐ10月ですからね(^^))
きめが細かくて濃厚、ミルクというより生クリームのような牡蠣でした!
こちらはミンク鯨の刺身。
臭みが全くなくて柔らかく、お肉と魚の中間のような旨味が楽しめます。
久々の居酒屋飲みで完全に調子にのった我々は、そんな中でも大声での会話にならないよう細心の注意を払いつつ、鮭の塩焼きと、
アジフライという、おかず系の王道メニューを頼んでいました。
そして絶対に白いご飯が欲しくなる、ツブの綺麗な辛子明太子!
最後のシメが白いご飯でなく芋焼酎・小松帯刀なところがアレですが、ホッピーは飲み切ってしまっていたし、何となくもう一杯ビシッと飲んでから帰りたかったんですよね(^^ゞ
チョコっと覗きに行ったつもりでしたが、楽しさのあまり普通に飲んでしまいました(^^;)
最近は家飲みに慣れて、『わざわざ外に飲みに行かなくても大丈夫な人』になったつもりでいましたが、人間というヤツは半年やそこらで簡単に変わるものではないんですね、当たり前ですけど(^^ゞ
それからなかみやさん。アクリル板のような派手な感染防止策は見当たりませんでしたが、客どうしが適度に間隔をあけて座るように配慮をして頂き、特に不安なく楽しい時間を過ごせました。逆に、できるだけマスクをしているとか大声で話さないとか、客側が気を付けることも大事な気がしました。
そうですねぇ、まだ以前のような頻度には戻らないでしょうが、時々は外で飲んでストレス発散、気分転換、リフレッシュ。。大事なんじゃないかと思います(^^)
焼きトンのなかみや
渋谷区笹塚1-57-10 笹塚駅前ビル
03-3379-6610
9月末が申し込み期限の七夕賞優勝記念品について、クラブから改めてアナウンスがありました。
【9/28更新】クレッシェンドラヴ 七夕賞(G3)優勝記念品有償申込のご案内
クレッシェンドラヴ号、七夕賞(GⅢ)の優勝を記念いたしまして、オリジナルの額入りゼッケンコースター、ぬいぐるみを有償で販売、ならびにクオカードを追加販売いたします。
◆申込期間 2020年9月10日(木)~2020年9月30日(水)
※「額入りゼッケンコースター」、「ぬいぐるみ」、「クオカード」につきましては、既に50件以上の申込をいただいておりますので、制作が決定しております。
※「ぬいぐるみ」につきましては、既に100件以上の申込をいただいておりますので、単価5,500円(税・送料込)での販売となります。
※「額入りゼッケンコースター」につきましては、既に100件以上の申込をいただいておりますので、単価3,850円(税・送料込)での販売となります。
2週間前の時点で50個以上の申し込みがあり、すでに製作されることは決定していましたが、それが100個以上になって少し料金が安くなりました。私はどちらにしても買うつもりでしたが、もしも、『安くなるなら買おうかな?』と思っている方がいれば、申込期限が明日までなのでお忘れなきよう!
話は変わって新規募集馬の残口状況ですが、レフィナーダ'19とウインアルエット'20はそれぞれ『満口直前』、『募集中』で変化なし。少しずつ売れてはいるのでしょうが、まだ残口表示レベルに到達していません。
もう一頭の『現在出資可能馬』サティアナ'19については、9/18午前10時に残256口だったのが、9/29午前10時に残155口と10日間で100口ほど売れたことになりますね。もしも今後も同じペースで売れるとあと半月ぐらいで満口になる計算ですが、果たしてどうなるでしょうか。
こうなると追加募集があるのかどうかも微妙に絡んできそうですが、そのあたりは今週末のメルマガ(?)で何らかの情報発信があるかも…。あるいは来週になりますかねぇ。σ(゚、。)?
またまた話は変わって2歳種牡馬ランキングチェック!です。
**種牡馬ランキング(JRA/2歳/総合/9月27日まで)**(馬名赤字は新種牡馬)
先週はモーリスが2勝を積み上げて、2位ドゥラメンテとの差を5千万以上に広げました。
ここまで結果が出ているのに『モーリス産駒は走らない』的な意見が多いのは不思議ですが、何ですかね、ノーザンファーム期待の良血馬が走らないと印象点が低くなるって事なのかもしれません。例えばでいうと、27日の中京芝2000m新馬戦でシーザリオ×モーリスのルペルカーリアが負けたりすると…。でも、そのレースを勝ったのはモーリス産駒のノースブリッジでしたし、別にモーリスが悪いワケではないと思うんですよね(^^;)
ちなみにシーザリオとステラリードは血統的に相似なので、ルペルカーリアはカイザーノヴァと非常によく似た血統構成になっています。良い馬なのできっとそのうち走ってくると思います。
いずれにしても、2歳種牡馬リーディングの行方は今後の重賞の結果次第ということです。現時点での5千万円は決して微差ではないですが、主要な2歳G2/G1はこれからなので、上位5頭ぐらいには充分チャンスがあるでしょう。(キズナに関してはバスラットレオンの離脱が痛いかも??(^^ゞ)
ヴィジャーヤは27日に吉澤ステーブルを出発。28日、茨城県の吉澤ステーブルEASTに到着しています。
◇本田広報担当のコメント 「『様子を見ながらそろそろ動かしていきましょうか』と調教師。長距離輸送になりますので、まずはEASTでワンクッションを挟み、それから栗東近郊(吉澤ステーブルWEST)に向かうことになりました」
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9/19の記事『【ヴィジャーヤ】そろそろ栗東に移動があってもおかしくない!?』で、「今月末か、遅くとも10月初めには栗東に移動して11月デビューを目標に…」と書きましたが、どうやら私の希望的観測から大きく外れていないスケジュールで進んでくれそうです。
ちなみに輸送に関しては、吉澤ステーブルEASTでワンクッションを挟むなど、私が思う以上に慎重に考えて頂いているようです。まあ、EASTはもともと浦河本場とWESTの中継地としての役割がある分場ですから、こういう形で活用するのが当たり前なのでしょうけれど(^^ゞ
とにかく、このところずっと状態の良さが強調されていたヴィジャーヤですから、残り半分の移動も無難にクリアしてもらい、良い体調を維持したままでの栗東入りを果たして欲しいと思います。このあとトレセン入厩に向けた最終チェック、入厩後にはゲート試験とイベントが待っていますが、年内デビューのためにはあまり悠長に構えてはいられませんからね。
当歳の秋に桑田牧場で出会ってから約2年。長かったような短かったような…。いよいよ本当の戦いが近づいてきたと思うと、何となく緊張感に包まれたりします(^^)
*茨城県分場 吉澤ステーブルEAST(見学に行ったのは何年前だったかなぁ…)
【吉澤ステーブル在厩時のヴィジャーヤ:公式HP(2020/9/11更新分)より】
【桑田牧場在厩時のヴィジャーヤ:公式HP(2018/10/19更新分)より】
昨日は神戸新聞杯にパンサラッサ、オールカマーにクレッシェンドラヴが出走しました。結果は12着と4着で、事前の期待の高さからすれば残念でしたが、2頭とも強い相手に頑張って立ち向かってくれました。それぞれの陣営も前向きに次をめざしてくれるようなので、まずはレース後の無事を祈りたいと思います。
今週末からは10月競馬になります。世間様的にはこれから年末まで、13週連続でG1レースがあるという本格的な秋競馬の開幕となりますが、私の出資馬ではリナーシェが10/3中京1R(ダ1400m)に出走を予定しています。馬体重に気を遣いながらの調整ですが、キンカメ産駒のダート替わりでもありますし、勝ち上がりにメドの立つレースになって欲しいと思います。
来週は再び3頭出し、グランソヴァール、カナロアガール、ドゥオーモが出走を予定しています。ドゥオーモはG2京都大賞典に挑戦することになっていますから、前走からの巻き返しを狙うグランソヴァール、1勝クラス卒業をめざすカナロアガールの2頭で勢いをつけたいところです。今週の一週前追い切りで3頭がどんな動きを見せるのか、注目したいと思います。
さらに気になることと言えば、球節の関係でサウジアラビアRCを回避することになったバスラットレオンのその後、今後の見通しでしょうか。一応、年明けまで待つつもりにはなっていますが、症状がどうなのか、回復までにどの程度の時間が必要なのか…。脚元の関係だけに、少しでも続報が聞けるとありがたいです。
デビューをめざす2歳馬では、ラヴィマイウェイが今週にもゲート試験を受けるかもしれません。先週の坂路で『終いバテ』の走りを見せたゴッドシエルは、日曜日には普通に坂路を上がったようなので、何とか持ち直してデビュー戦にたどり着いて欲しいと思います。
今年の競馬もあと13週を残すのみになりました。ここまでは全体的に好調な一年だったと思いますが、ラストがグデグデになると印象が良くありません。そういうことのないように、どの馬も気合を入れ直してラストスパートに向かって欲しいと思います!
**出資馬の状況**
**2020年総合成績**
オールカマーで4着となったクレッシェンドラヴの関係者コメントです。
◇内田騎手のコメント 「ペースが遅くなりそうなのは織り込み済みでしたので、いつもとは違ってポジションを取りに行きました。ただ、この馬も終い伸びているとはいえ、あそこまでスローの切れ味勝負になってしまうとさすがに分が悪くなってしまいます。収穫のあるレースにはなりましたが、満足いく結果を出せなかったことは悔しく思います」
◇林調教師のコメント 「もう少しレースが流れていれば、結果も変わったのかもしれませんが、さすがに厳しい展開になってしまいました。それでもジョッキーが前目にポジションを取って行くいい競馬であったと思いますし、こういうレース運びができたのは収穫。力負けではありませんし、次につながる競馬にはなりました」
◆クラブのコメント 「パドックでもデキの良さを窺わせる好気配。今回はある程度スタートから出して行き、3番手からの競馬を試みましたが、道中のペースが落ち着きすぎてしまい、最後は牝馬勢の切れ味に屈する形となりました。なお、このあとは、「トレセンでレース後の様子をしっかりと確認させてください」と調教師。その上で次走を相談していく予定になっています」
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要するに、バテてはいないけれど切れ味勝負が合わなかったということですかね。。微妙な勝負のアヤと言ってしまえばそれまでですが、自分でレースを作るタイプの馬ではないので、結果的に思い通りにいかないこともあるのでしょう。それでも馬の仕上りは良く見えましたし、内田騎手も工夫をして乗ってくれただけに、残念な気持ちはぬぐえないです。
ただ、それが正しいとかそういうことではなく、陣営が「力負けではない、次への収穫があった」と前向きな姿勢を崩していないのは悪くないと思います。それはクレッシェンドラヴに関わっている皆さんが、『口惜しい思い』を共有しているからこそでしょうし、それがあってこそ次の巻き返しに繋がるのですから…。
ひとまずはレース後の状態確認になるようですが、おそらく(どのレースになるかは別にして)続戦を基本に検討されることになるのでしょう。次走で再び強いクレッシェンドラヴが見られることを期待します!
神戸新聞杯で12着となったパンサラッサの関係者コメントです。
◇坂井騎手のコメント 「最内枠の馬が2番手に控えてくれましたし、ペース自体は指示通りに行けたのですが、今日はずっと外へ外へと力んでいて、脚を溜めることができませんでした」
◇矢作調教師のコメント 「先行馬には厳しい向かい風、それに初めての左回りで終始外に張ってしまい、まったく脚が溜まりませんでした。馬は間違いなく良くなってきていますので、もっと良いパフォーマンスができるはず。改めて巻き返していきたいと思います」
◆クラブのコメント 「テンの争いが落ち着くまでに少々時間を要したことですし、本馬自身が外に張りながら段々と消耗していく格好に。最後の直線ではお釣りがなくなり、さすがに辛抱しきれませんでした。なお、このあとは、「全てはレースの上がりを確認してからになりますが、特に問題がないようであれば、このまま厩舎に置いて続戦を考えていく」(調教師)予定になっています」
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なるほど、言われてみればパンサラッサは左回りが初めてでしたね。どちらかというと、最初から何でもできるタイプに見えていただけに、回りの話はあまり気にしていませんでした。道中、「左回りで終始外に張ってしまった」のだとしたら、本来のパフォーマンスでなかったことも何となく理解できますね。
それに、矢作先生が『この馬はもっとやれるはず、このまま厩舎において続戦を』と仰っているのは有難いですし、何としても巻き返しを成功させて欲しいです。
今日は一線級の分厚い壁に跳ね返されてしまいましたが、パンサラッサはまだまだこれからの馬ですし、負けを引き摺らない気持ちの強さも持っていますからね。これからも様々な試練があるでしょうが、真の本格化に向けて前進していってもらいましょう。
産経賞オールカマーに出走したクレッシェンドラヴは4着でした。
【レース内容】互角のスタートから押して先行、3~4番手の内ラチ沿いで1コーナーへ。その後も折り合って良い走りをしていましたが、向こう正面中ほどで、1000通過64.3秒の流れを嫌ってカレンブーケドールが外から一気に進出、そこからは出入りの激しいレースになりました。それでもうまくインを立ち回り、直線入り口で前を射程圏に入れる絶好のカタチに持ち込みましたが…。直線でも精一杯に前を追いましたが、坂を登って余力がなくなり0.3秒差、4着での入線となりました。
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これは口惜しいけどなぁ…
今日はもうひと踏ん張りできなかったっすねぇ(/へ\*)
うーむ。。途中から難しいレースになったとは言え、内田騎手が周囲の状況を確認しながらうまく立ち回ってくれたのですが…。あえて言えば、スタート後に頑張って前に行かざるを得なかったのが、多少心配された1番枠ゆえではあったでしょうけれど。
まあ、考えてみれば2200mも走って0.3秒の差ですし、直接のライバルと意識をしていたミッキースワローには先着しているわけで、今日の上位勢はその日の展開やレースの駆け引きで着順が変わる力関係だったという事なのでしょう。本当は、地力で勝ち切るようなレースを期待していたのですが、さすがにG1好走馬がいるG2戦は楽ではありませんね。
それでもクレッシェンドラヴは頑張ったと思いますし、内容はそれほど悪いものではありません。現状、間隔をあけて大事に使われていますから、次のレースでパフォーマンスが上がる余力もあるでしょう。まずは関係者のコメントを待ってからになりますが、これからも元気に走って長く楽しませて欲しいと思いますm(_ _)m
**2020/9/27 中山11R 産経賞オールカマー(G2/芝2200m)・稍重**
神戸新聞杯に出走したパンサラッサは12着でした。
【レース内容】互角のスタートから徐々に進出し1コーナー手前でハナを確保、狙い通りの逃げる展開に持ち込みました。それほど楽なペースではないものの、何とか平均ペースに持ち込んで後半戦へ。ところが3コーナーを過ぎ、4コーナー手前あたりから鞍上坂井騎手の手が動き始め、直線に入った時にはもう余力がありませんでした。直線中ほどでコントレイルに交わされるとあとはずるずると後退、結局12着での入線となりました。
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残念ですが、仕方がありません(^^;)
馬体重がプラス16kgと分かった時、成長分か太め残りか?と思いましたが、パドックで見た馬体はそれほど太くは感じられず、3ヶ月の休養による成長分だと前向きにとらえていました。もともと春の実績馬たちに挑戦するには成長が必須と考えていましたし、これは最初の条件をクリアしたと喜んでいたのですが…。
敗因をすぐに決めるのは難しいでしょうが、現時点の感想としては、休み明けでもうひと追い欲しかった分と距離、このふたつが大きいのではと感じています。少なくとも望んでいた逃げのカタチを作ったわけですし、そこから先は馬の力と状態ですからね。
まずは関係者のコメント待ち。。今日は残念な結果でしたが、堂々と自分の競馬をしたのは立派でしたし、この経験は必ず次のレースに生きてくると思います。まあ、距離はマイルから2000mまでなんじゃないですかねぇ…。(素人考えで申し訳ないですが(^^ゞ)
あと、コントレイルさんは強過ぎですね(^^;)
**2020/9/27 中京11R 神戸新聞杯(G2/芝2200m)・良**
広尾TC公式・コラム 『祝クレッシェンドラヴ2度目の重賞勝利!内田博幸騎手インタビュー』
――七夕賞で重賞2勝目。あらためて前走を振り返っていかがでしたか?
七夕賞は馬場が悪かったけど、体も血統的にも重い馬場を走れるタイプでしっかりと対応してくれました。馬場が悪いときに体が減っていると厳しいところがありますが、厩舎がしっかりとつくってきてくれていましたから、体が減りすぎずレースに臨むことができました。
――3歳のころから成長を感じる部分はありますか?
福島記念で重賞を初めて勝って今回は2勝目。福島記念の時はハンデが55㌔でしたが、今回はハンデ戦でも、斤量をしっかり背負って勝てましたし、今後も楽しみですよ。馬群をうまくさばいて競馬できたところも成長の1つですね。
――最初はどういう印象を持っていましたか?
僕が初めて乗ったのは、3歳でまだ二ノ宮厩舎の時でしたが、未勝利戦を勝ったときに将来的には重賞に行けるんじゃないかという雰囲気を感じていました。「おっ」と思うところがありましたよね。走っている力強さから「この馬いいな」と思っていました。跳びが大きいわりには、すっと推進する…もっと推進力が出れば、重賞にいけるなという感触がありました。厩舎が変わって、林厩舎になってからも林先生に「大事にしていたら重賞行ける、楽しみのある馬ですよ」と言っていたんですよ。
――重賞にいけると思っていた馬が実際に重賞をとりましたね。
実際に重賞を勝って、自分の見る目は間違ってなかったなと思いましたね。函館を使ったり、少し休ませて中山に行ったり、ぽんぽんと勝ったわけではないけれど、確実に力は付けていました。気性面で難しいところがあるから厩舎もうまく持っていくのが難しいと思うけど、しっかりとこなしてくれています。
勝とうが負けようが納得するレースができていますよね。オーナーサイドも、スタッフも自分もみんなが大事に使っていこうという共通認識があるので、短いスパンでは使っていないんですよね。だからこそ、この馬の成長とうまくはまって重賞を勝てたんだと思います。1頭に対して、1つのチームでしたし、チームでどう持っていくか考えながら育てていってうまくいきましたよね。能力があってもうまく力を出せない馬が多くいる中で、しっかり結果を出してくれました。馬が1番偉いし、手をかけている人たちもすごい。みんながいい状態で持っていきたいと思っている中の戦いですからね。厳しい中で結果を出してくれました。
――今後へ向けて
これからは斤量を背負ってのレースになってきます。いいレースをして、もう1歩上のステップへ行ければと思っています。
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つい見過ごしがちな広尾TCのコラムですが、今回は産経賞オールカマーに挑むクレッシェンドラヴについて、内田騎手がいろいろと語ってくれています。こういう記事を読むと、やはり、チームクレッシェンドラヴにおいて、内田騎手がかけがえのない仕事をしてくれたのだと再確認ができますね。
ジョッキーはレースで結果を出すのが全て、ランキング上位騎手から順番に乗せろという考え方もありますが、実際には馬ごとに個性があって、そう簡単に替えが利かない存在になっている場合もありますから。。クレッシェンドラヴと内田騎手の関係は、まさにそういうパートナーなのだと思います。
林先生や厩舎スタッフの方々、テンコートレセンの皆さん、そして内田騎手。全ての力を一つにすることで、強い相手に堂々と立ち向かえる立場になったクレッシェンドラヴ。今日のレースだけでなく、これからもこのチームでさらなる高みをめざして欲しいです(^^)
【2019/11/10 福島記念(G3)でのクレッシェンドラヴと内田騎手:公式HPより】
**2020/9/27 中山11R 産経賞オールカマー(G2/芝2200m) 15:45発走**
◎ クレッシェンドラヴ
○ ミッキースワロー
▲ ステイフーリッシュ
△ カレンブーケドール
△ ジェネラーレウーノ
クレッシェンドラヴは1枠1番からになりました。最内枠はあまり想定していませんでしたが、まあ、9頭立ての競馬なので一番後ろに下がっても9番手ですからね。どうせならパンサラッサと枠を交換したいとも思いましたが、それほど気にする必要はないのでしょう。
ただ、今回のメンバーには積極的にペースを上げて引っ張っていくタイプが入っていません。おそらく前半はゆったり流れていくと思いますので、ジェネラーレウーノ、カレンブーケドール、ステイフーリッシュの後ろ4~5番手、ミッキースワローより前で流れに乗りたいです。そのカタチさえ出来てしまえば、仕掛けどころは内田騎手が適切に判断してくれるでしょう。
フィエールマンが回避をしたこともあり、クレッシェンドラヴは3番人気での出走になりそうです。クレッシェンドラヴより上位の人気はカレンブーケドールとミッキースワローですが、カレンブーケドールは7ヶ月半の休み明け、ミッキースワローは5ヶ月の休み明けに加え、互いの力関係は嫌というほどわかっていますからね。
もちろん簡単に勝てるG2戦などないわけですが、それでも今回は大きなチャンス、堂々と勝ちにいくべきレースではと。。林先生も内田騎手も、『さらに先』を見据えて気合が入っているでしょうから、是非ともそれが結果に繋がって欲しいです!
ZBAT!競馬 『【産経賞オールカマー】内田の手綱でクレッシェンドラヴ』
デイリー 『【オールカマー】剛腕・内田博、クレッシェンドラヴと出陣 自身2週連続重賞Vへ』