とりあえず一口馬主の楽しいこと

気合の出資馬応援と飲み食い! たま~に趣味の話題など。。(^^ゞ

パンサラッサ:2023サウジカップ 1000万ドルの逃走劇!!

[弥生賞(G2)]ファウストラーゼン、モズアスコット産駒重賞初制覇!

2025-03-09 16:49:10 | JRA G1・重賞戦線

【弥生賞ディープインパクト記念】ファウストラーゼンがまくり決めて押し切る!モズアスコット産駒初の重賞制覇:サンスポZBAT!
第62回弥生賞ディープインパクト記念(G2、3歳オープン、芝2000m)は、杉原誠人騎手の7番人気ファウストラーゼン(牡、栗東・西村真幸厩舎)がレース序盤は後方2番手追走も向こう正面でまくりを決めて先頭に立つと、直線に入っても後続の追撃を許さず押し切った。モズアスコット産駒は初のJRA重賞制覇。タイムは2分1秒3(稍重)。
クビ差の2着にはヴィンセンシオ(2番人気)、さらにクビ差遅れた3着にアロヒアリイ(5番人気)が入り、上位3頭が皐月賞(4月20日、中山競馬場、G1、芝2000m)の優先出走権を獲得した。なお、1番人気のミュージアムマイルはスタート決めて中団追走も直線であともうひと伸び足らず4着に敗れた。
ファウストラーゼンは、父モズアスコット、母ペイシャフェリス、母の父スペシャルウィークという血統。北海道新ひだか町・友田牧場の生産馬。通算成績は4戦2勝。重賞は初勝利。西村真幸調教師、杉原誠人騎手ともに弥生賞ディープインパクト記念は初勝利。
◆杉原誠人騎手(1着 ファウストラーゼン)「作戦としては前回がうまくいったので、今回も同じようにいければと思っていました。2コーナーに入ったところで(ペースが)遅かったので、僕の馬はここにいても仕方ないと思い、積極的にいきました。この馬を信じて、最後まで持ちこたえてくれるだろうと思いながら追っていました。心肺能力が高い馬だと思っていて、瞬発力勝負になるのは分が悪いと分かっていたので、そうならないように心掛けました。本当に頑張り屋さんで、長くいい脚を使ってくれますし、中山の舞台も合っていると思います。とにかく無事にいってほしいです」

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いやぁ、かなり個性的で面白い馬が出てきましたねぇ…

勝ったファウストラーゼンと杉原騎手は、前走ホープフルS3着時からのコンビ。その前走でうまくハマった『向こう正面でのマクリ』をもう一度カマして勝ってしまうのですから、これは単なるフロックとは言えなくなりました。

もちろん、前半のペースもありますし、毎度同じ戦法が通用するとは限りませんが、「僕の馬はここにいても仕方ない」「瞬発力勝負になるのは分が悪い」など、馬の個性を掴んだ上での開き直りはやっぱり怖いと思います。

ちなみにファウストラーゼンはモズアスコット産駒で母父はサンデー系スペシャルウィーク。母系にはSadler's Wellsがいてアスゴッドと似たところがあるんですよね。アスゴッドも切れ味勝負は向かないタイプですし、あとは直線でのしぶとさ、粘りが似てくれたら…みたいな話はさて置いて、モズアスコットも重賞馬が出せて本当に良かったです。

ちなみに1番人気、朝日杯FS2着のミュージアムマイルは最後に追い込んできたものの、稍重でレースの上りが37.2秒という消耗戦にやられました。それを考えると、ホープフルSでのクロワデュノールの強さがさらに際立つ気がするものの、果たして本番ではどうなるのか?? なかなか興味深い皐月賞になりそうです。

 

**2025/3/9中山11R 弥生賞(G3/芝2000m)・稍重**

報知杯弥生賞ディープインパクト記念【2025年3月9日】:競馬ラボ

 

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[フィリーズレビュー(G2)]ショウナンザナドゥ重賞初制覇!

2025-03-09 06:15:43 | JRA G1・重賞戦線

【フィリーズレビュー】ショウナンザナドゥが鮮やかに差し切り重賞初制覇! 池添謙一騎手「ようやくですね」:サンスポZBAT!
3月8日の阪神11Rで行われたフィリーズレビュー(G2、3歳オープン、牝馬、芝1400m)は、池添謙一騎手の3番人気ショウナンザナドゥ(栗東・松下武士厩舎)が中団後方から鮮やかに差し切り重賞初制覇。前走のクイーンC9着から見事な巻き返しを見せて、桜花賞に名乗りを上げた。タイムは1分20秒7(良)。
3/4馬身差の2着には北村友一騎手のチェルビアット(14番人気)、さらにアタマ差の3着に川田将雅騎手のボンヌソワレ(7番人気)が続き、3連単は54万3240円の波乱決着。上位3頭は桜花賞(4月13日、阪神、G1)の優先出走権を獲得した。
ショウナンザナドゥは、父キズナ、母は米G1デビュターントSを制覇したミスエーニョ、母の父Pulpitという血統。2022年セレクトセール当歳市場で1億8500万円(税抜き)で落札された。安平町・ノーザンファームの生産馬。通算成績は6戦2勝。重賞は初制覇。フィリーズレビューは松下武士調教師は2017年カラクレナイに次いで2勝目、池添謙一騎手は2008年マイネレーツェル、22年サブライムアンセムに次いで3勝目。
◆池添謙一騎手(1着 ショウナンザナドゥ)「ようやくですね。走りのフォームや身のこなしから、僕が今まで乗せてもらった一流馬と通ずるものがあったので、楽しみにしていたのですが、なかなか重賞戦線で結果を出すことができなくて…。しっかり勝ち切ることができて、ホッとしています。厩舎サイドが体を増やすことを心掛けて調整してくれたので、プラス10キロで臨めたのは大きかったと思います。道中の雰囲気は良かったですし、直線に向いて動かしていくときにはいい反応をしてくれて、まとめていけるんじゃないかと思いました。本当に期待している馬なので、欲を言えば、体がもっと増えてくれればG1を狙えるんじゃないかなと思います」
◆松下武士調教師(同)「巻き返せてよかったです。できるだけ馬体重はプラスで出たいと思っていて、しっかり結果も出たので良かったです。いい調整をして本番に向かいたいです」

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故あってリアルタイム観戦ができなかったフィリーズレビューは阪神JF・4着のショウナンザナドゥが差し切りましたが、2着に14番人気のチェルビアットが後方待機から突っ込み、3着に7番人気のボンヌソワレが粘って3連単は54万円馬券。混戦ムードの中、1000m通過56.9秒とハイペースになったことも相まって波乱の決着になりました。

ショウナンザナドゥの勝利については、結果的には格上レースでの上位入線を含む豊富な経験、地力がモノを言った格好ですが、阪神JFでは1000m通過58.5秒の流れを先行して4着に粘り、今回はハイペースのレースを控えて後方一気を決めたわけで、この自在性は本番でもなかなか無視できない武器になりそうです。

母父Pulpit、母母父Hennessy、母母母父Saratoga Sixと母系はゴリゴリの米国ダートスピード血統なので、桜花賞・オークスとはイメージがちょっと違う気がするものの、今が旬のキズナ産駒ということは、Storm Cat、Damascusとの呼応によるスピード強化に加え、クラシックを戦う底力をあわせ持っている可能性もありますしね。

ちなみに岩田康誠騎手鞍上の1番人気、ルージュラナキラはハイペースを嫌って中団に控え、インを突いての差し切りを狙ったものの前が壁になって10着大敗。あの形で前が壁になってはどうにもならなかったと思いますが、おそらく実力の半分も出せていないでしょうし、本番出走が叶うかどうかという意味で非常に残念な敗戦になってしまいました。

でも、アドマイヤマーズ産駒のルージュラナキラは、血統的には本番でも通用しそうな本格派ですし、(今回は岩田パパさんのイン突きが不発だったものの)いずれ上のクラスでの活躍が期待できる器でしょう。(岩田さんのイン差しで函館2歳S(ステラリード)を勝てた私としては、あの作戦自体を云々する気はありません(^^ゞ)

 

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[チューリップ賞(G2)]クリノメイしぶとく残す!

2025-03-02 16:40:58 | JRA G1・重賞戦線

【チューリップ賞】9番人気クリノメイが激戦を制して初タイトル獲得:サンスポZBAT!
桜花賞トライアル・第32回チューリップ賞(3歳オープン、G2、牝馬限定、馬齢、芝・外1600m)は、酒井学騎手との新コンビで挑んだ9番人気クリノメイ(栗東・須貝尚介厩舎)が好位からしぶとく抜け出すと、ゴール前の激戦を制して初重賞タイトルを獲得した。タイムは1分34秒0(良)。
武豊騎手との新コンビを結成したウォーターガーベラ(7番人気)が中団から内を突いてハナ差2着に入り、1番人気に支持されたビップデイジーは2番手から押し切りを狙ったもののさらに1/2馬身差の3着惜敗。上位3頭は桜花賞(4月13日、阪神、G1、芝・外1600m)の優先出走権を獲得した。
クリノメイは、父オルフェーヴル、母クリノエリザベス、母の父プリサイスエンドという血統。北海道日高町・木村牧場の生産馬。通算成績は4戦3勝。管理する須貝尚介調教師、騎乗した酒井学騎手ともにチューリップ賞初制覇となった。

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以前は桜花賞の行方を占う最重要ステップレースだったチューリップ賞ですが、このところは有力馬がステップを使わず直行するケースが多く、『チューリップ賞勝ち馬=桜花賞1番人気』という構図は崩れつつあります。

とは言え、本番と同じ舞台で争われるG2戦に勝ちがあるのは当然で、実績最上位馬のビップデイジー(阪神JF2着、1番人気)に一泡吹かせ、桜花賞出走権を獲得した上位2頭、クリノメイとウォーターガーベラはよく頑張ったと思います。

勝ったクリノメイはオルフェーヴル産駒で母父プリサイスエンド、Haloクロス持ちでムラッ気がありそうな血統ですが、今日は先行して後続勢の追撃を凌ぎ切る堂々たる勝利。阪神JFでは14着に大敗しましたが、底力、しぶとさが活きる今日のような形になれば今後も活躍が望めそうです。タイプ的には人気薄で買いたい気もしますが、果たして本番ではどうなりますか。

ウォーターガーベラは経済コースをピッタリ回って内からスルスルと伸びてきました。河内厩舎+武豊騎手鞍上で注目されていましたが、戦術的には本当に上手くハマっただけに、あと一歩のハナ差が口惜しいレースになりました。まあ、考えてみれば本馬は牡馬混合のシンザン記念でも3着に来ていますから、もともと力がないわけではないですしね。

1番人気のビップデイジーは3着惜敗になったものの、桜花賞に向けたステップとしては合格点の内容だったと思います。アルマベローチェとの比較に加え、今回、勝ち切れなかったことで人気は落ちるかもしれませんが、自在性があって大崩れをしないですし、当然、調子を上げてくるであろう本番では怖い一頭になるでしょう。

 

**2025/3/2阪神11R チューリップ賞(G2/芝1600m)・良**

チューリップ賞(桜花賞トライアル)【2025年3月2日阪神11R】:競馬ラボ

 

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[フェブラリーS(G1)]コスタノヴァ、根岸Sからの連勝で戴冠!

2025-02-23 17:21:15 | JRA G1・重賞戦線

【フェブラリーS】コスタノヴァがG1初挑戦で新ダートマイル王の座に就く! キング騎手は女性騎手初JRA平地G1制覇の快挙:サンスポZBAT!
第42回フェブラリーステークス(4歳以上オープン、G1、ダート1600m)は、レイチェル・キング騎手の2番人気コスタノヴァ(牡5歳、美浦・木村哲也厩舎)が好位から堂々と抜け出す王道の競馬で優勝。G1初挑戦で新ダートマイル王の座に就いた。今回の勝利で東京ダートは6戦負けなし。R・キング騎手は女性騎手初のJRA平地G1制覇の快挙を達成した。タイムは1分35秒5(良)。
3/4馬身差の2着には最内を突いて伸びたサンライズジパング(5番人気)、さらに1馬身1/4差遅れた3着に1番人気のミッキーファイトが入った。
フェブラリーSを勝ったコスタノヴァは、父ロードカナロア、母カラフルブラッサム、母の父ハーツクライという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬。通算成績は10戦7勝(うち地方1戦0勝)。重賞は今年の根岸S(G3)に次いで2勝目。木村哲也調教師、R・キング騎手ともにフェブラリーSは初勝利。
◆R・キング騎手(1着 コスタノヴァ)「JRAのG1を勝てて非常にうれしいです。この馬に乗るのは初めてで、厩舎スタッフや乗っていた騎手に話を聞いたり、VTRを見たりしてのぞみましたが、結果的に非常に乗りやすい馬でした。上のクラスでステップアップできる馬です。ファンの皆さんにいただいた力で勝つことができました」

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サウジカップでのフォーエバーヤング、ロマンチックウォリアーの死闘との比較はできませんが、1~5番人気馬が上位を独占したフェブラリーSもなかなかの好レースだったと思います。(多少、小粒感があるのは致し方なし…)

勝ったコスタノヴァは好位4~5番手から直線で早めに抜け出し、しっかり後続を抑える正攻法で勝ち切りましたし、根岸Sの快勝がホンモノであることはもちろん、東京コース巧者ぶりを如何なく発揮してくれたと思います。

そして、何と言ってもレイチェル・キング騎手…。今回の勝利は『女性騎手初のJRA平地G1制覇』だそうですが、R.キング騎手をいわゆる『女性騎手』というカテゴリーに分類していいのか?という気すらしてきます。堂々としているしソツがないし、追って馬を持ってくることもできるし、日本の女性ジョッキーたちにもさらに頑張って欲しいなと思いますm(_ _)m

最後になりますが、広尾TCから果敢に挑戦したアンモシエラも頑張りました。

さすがに逃げのカタチは作れませんでしたが、スタートから果敢に出していって4角まではコスタノヴァと同じ位置。直線で最下位まで沈んでしまったのは残念ですが、強いメンバー相手に堂々と勝負をしたのは良かったと思います。

そうですねぇ、この際、ジーベックでもブルータスでもアスゴッドでも良いので、フェブラリーSを意識できるくらいのパフォーマンスを見せてくれないかなぁ… いや、それはさすがに目標高過るぎなぁ…(^^ゞ

 

**2025/2/23東京11R フェブラリーステークス(G1/ダ1600m)・良**

フェブラリーステークス【2025年2月23日東京11R】:競馬ラボ

 

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[サウジカップ(G1)]フォーエバーヤング、ロマンチックウォリアーを差し返す!

2025-02-23 13:54:33 | JRA G1・重賞戦線

 

【サウジカップ】やった! フォーエバーヤングがロマンチックウォリアーを破って優勝!:サンスポZBAT!
世界最高賞金のサウジカップ(G1、ダート1800m、1着賞金1000万米ドル)が22日(日本時間23日未明)、サウジアラビア・キングアブドゥルアジーズ競馬場で行われ、坂井瑠星騎乗のフォーエバーヤング(栗・矢作、牡4)が香港の英雄ロマンチックウォリアーとのマッチレースをクビ差で制し、見事に優勝を飾った。勝ちタイム1分49秒09(良)。矢作芳人調教師は2023年パンサラッサに次ぐサウジC2勝目となった。日本馬の海外G1制覇は、23年ドバイワールドC(ウシュバテソーロ)以来。
同じく日本から挑んだ菅原明良騎乗のウシュバテソーロ(美・高木、牡8)は3着、川田将雅騎乗のウィルソンテソーロ(美・高木、牡6)は4着、三浦皇成騎乗のラムジェット(栗・佐々木、牡4)は6着だった。
◆坂井騎手(1着 フォーエバーヤング)「信じられない気持ちです。もちろん、(ロマンチックウォリアーを)かわせると思って乗っていました。この馬を信用していますし、誇りに思います。とても素晴らしかったです」
◆矢作調教師「信じられない強さです。ロマンチックウォリアーも素晴らしかったのですが、差すと信じていました。(先に前に出られても)まだチャンスはあると思っていました。彼は旅が好きなので、それがよかったです。私も旅が大好きです」

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残り400mからのフォーエバーヤングとロマンチックウォリアーの激闘、凄かったですねぇ…

一度交わされながら最後に捻じ伏せた相手、ロマンチックウォリアーは言わずと知れた香港の英雄、世界の賞金王ですからね。3着のウシュバテソーロだって23年のドバイワールドカップを勝った馬なのに、それを10馬身以上千切ったのですから、フォーエバーヤングとロマンチックウォリアーの叩き合いが異常な高レベルで行われたことは明らかです。

その意味では、ロマンチックウォリアーの強さも半端ないわけですが、どうでしょう、早めに動いて外からマクリに行ったことが、結果的にフォーエバーヤングの差し返しをくらう原因になってしまったかも…。まあ、フォーエバーヤングさえいなければ大楽勝だったわけですし、単純にあの仕掛けが間違いとは言えないですが、あえてJ.マクドナルドさんの誤算を指摘するなら、海外経験豊富な坂井瑠星騎手、矢作芳人厩舎の勝負強さは常識外れ…という事実を見逃したことかもしれません。

それにしても凄いよなぁ…

矢作厩舎の皆さん、坂井瑠星騎手、おめでとうございます!!

ということでサウジカップ、もう一度勝ってみたいなぁ(^^ゞ

 

**2025/2/22サウジ サウジカップ(G1/ダ1800m)・良**

レース結果:2025年サウジカップ:JRA

 

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[共同通信杯(G3)]マスカレードボール再び世代トップの争いへ!

2025-02-16 17:11:28 | JRA G1・重賞戦線

【共同通信杯】マスカレードボールが好位抜け出しV!ホープフルS11着から巻き返し初の重賞タイトル獲得:サンスポZBAT!
第59回共同通信杯(3歳オープン、G3、芝1800m)は、坂井瑠星騎手の1番人気マスカレードボール(牡、美浦・手塚貴久厩舎)が前2頭を見る絶好の位置でレースを進めると、直線でグングンと加速。最後は最内を抜け出したカラマティアノス(6番人気)を競り落とし、1馬身差をつけてゴール。ホープフルS11着から巻き返し、初の重賞タイトルを獲得した。タイムは1分46秒0(良)。
2着からさらに2馬身差遅れた3着に大外を伸びたリトルジャイアンツ(4番人気)が入り、武豊騎手&福永祐一調教師のネブラディスク(5番人気)は4着、逃げた2番人気のレッドキングリーは直線失速し8着に敗れた。
共同通信杯を勝ったマスカレードボールは、父ドゥラメンテ、母マスクオフ、母の父ディープインパクトという血統。北海道千歳市・社台ファームの生産馬。通算成績は4戦3勝。重賞は初勝利。手塚貴久調教師、坂井瑠星騎手ともに共同通信杯は初勝利。
◆坂井瑠星騎手(1着 マスカレードボール)「まず課題だったテンションをうまくクリアできました。調教でこの馬の能力を出せれば重賞を勝てる馬だと思ったので、無事に勝ててよかったです。返し馬でもレースでも改めていい馬だなと感じました。直線で余裕がありすぎてブレーキをかける場面もありましたが、内が来てからもう一度頑張ってくれて、それだけ余裕のある勝ち方でした。幼いところがかなりあるので、最後まで真面目に走ってくれれば、もっと楽に勝てるんですけど…。そこは課題ですが、それでも勝ち切ってくれたのはよかったと思います。東京コースは強いですし、持っているものは間違いなくG1級だと思うので、能力を出せれば、また頑張ってくれると思います」

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勝ったマスカレードボールは2戦2勝で挑んだ前走、ホープフルSではクロワデュノールから1.4秒差の11着と大敗しましたが、今日は好位2、3番手でピッタリ折り合い上り33.7秒の脚を使い、後続を完封して見せました。

坂井騎手のコメントを見ると、まだ安定して実力を出し切れないところがあるようですが、その分、まだ伸びしろがたくさんあるわけですし、この重賞勝ちで再びクロワデュノールらに挑戦する権利を得たと言って良いでしょう。

しかし、坂井騎手は戸崎騎手からの乗り替わりできっちり結果を出せて良かったですね。2着に突っ込んできたカラマティアノスに戸崎騎手が乗っていたのは不思議な巡り合わせとして、こういうレースで結果を出していけばオーナー筋からの信頼度がさらに上がっていくはず。。段々と遠い存在になってしまうのは寂しいですが、引き続き応援したいと思いますm(_ _)m

 

**2025/2/16東京11R 共同通信杯(G3/芝1800m)・良**

共同通信杯(トキノミノル記念)【2025年2月16日東京11R】:競馬ラボ

 

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[京都記念(G2)]ヨーホーレイクG2・3勝目! チェルヴィニアは9着

2025-02-16 16:50:56 | JRA G1・重賞戦線

【京都記念】ヨーホーレイクが鋭く抜け出し快勝!チェルヴィニアは見せ場なく9着に敗れる:サンスポZBAT!
第118回京都記念(4歳以上オープン、G2、芝・外2200m)は、岩田望来騎手の5番人気ヨーホーレイク(牡7歳、栗東・友道康夫厩舎)が中団追走から直線で馬群を割って抜け出し快勝。3度目の重賞制覇を果たした。タイムは2分15秒7(良)。
好位からしぶとく伸びたリビアングラス(6番人気)が3/4馬身差の2着。さらにクビ差の3着にはマコトヴェリーキー(7番人気)が入り、断然人気に支持された2冠牝馬チェルヴィニアは中団を追走したものの見せ場なく9着に敗れた。
ヨーホーレイクは、父ディープインパクト、母クロウキャニオン、母の父フレンチデピュティという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬通算成績は12戦5勝。重賞は22年日経新春杯(G2)、24年鳴尾記念(G2)に次いで3勝目。管理する友道康夫調教師は23年ドウデュースに次いで京都記念2勝目、騎乗した岩田望来騎手は初制覇となった。

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今年の京都記念を勝ったのはディープインパクト産駒の7歳馬ヨーホーレイクでした。1000m通過が62.9秒とかかる中、好位追走から良い脚を長く使うスタイルで、古豪健在、G2大将らしい強い競馬を見せてくれたと思います。

ちなみにスローペースを演出し、あわやの逃げで意地を見せた(4着)バビットはパンサラッサと同世代のライバル。昨年の京都記念でも3着に粘っていたように、きっとこの舞台は合うんですね。。今年は8歳になっていますが、歳を重ねても自分のスタイルに持ち込むとしぶといですし、まだまだ頑張って欲しいと思います。

それにしても、単勝1.8倍に推されたチェルヴィニアはどうしましたかね…。

オークス、秋華賞を勝って臨んだ前走のJCではドウデュースから0.4秒差4着と頑張りましたし、ここが休み明けの一戦とは言え、中団追走から4角で5番手まで上がっていながら直線では全くでしたから。。実力がある馬なので、次は状態を上げてくるでしょうが、期待を裏切る『らしくないパフォーマンス』だったのは確かです。

そうですねぇ、やはり、自分の出資馬に古馬中距離路線で頑張る馬がいると盛り上がりが違いますよね。海外で突き抜けてしまったパンサラッサは別格としても、クレッシェンドラヴのような馬にまた出てきて欲しいなぁ(^^ゞ

 

**2025/2/16京都11R 京都記念(G2/芝2200m)・稍重**

京都記念【2025年2月16日京都11R】:競馬ラボ

 

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[クイーンC(G3)】エンブロイダリー完勝! 桜花賞戦線に名乗り

2025-02-16 12:11:13 | JRA G1・重賞戦線

【クイーンC】エンブロイダリー圧巻レースレコードV 15年連続JRA重賞勝利のルメール騎手「上のレベルに行ける」:サンスポZBAT!
クイーンカップ(2025年2月15日 15:45、G3、東京11R、芝・左1600m)
クリストフ・ルメール(45)=栗・フリー=騎乗で3番人気のエンブロイダリーが2番手追走から抜け出し、2馬身半差をつけて重賞初制覇を飾った。勝ちタイム1分32秒2(良)はレースレコード。3冠牝馬リバティアイランドの半妹で、1番人気に推されたマディソンガールは6着に敗れた。
3歳牝馬戦線に、まだスター候補が隠れていた。エンブロイダリーが後続を寄せ付けない強さで重賞初制覇。2016年メジャーエンブレムの記録を0秒3更新するレースレコードで駆け抜けた。
「ずっといいペースを維持できますね。体もパンプアップして、スタートも上手になった。上のレベルに行けます」
15年連続でのJRA重賞制覇を飾ったルメール騎手が笑顔でパートナーをたたえる。前半3ハロン34秒2の速めの流れでも2番手で余裕の手応え。追いすがるマピュースを、ラスト1ハロンから逆に引き離してみせた。
「2歳の頃から完成度が高いと思っていましたが、高いレベルで安定してきました」と成長を実感する森一調教師は、重賞初挑戦だった昨年12月のカペラS(ガビーズシスター)から出走機会2連勝。1984年以降のJRA調教師では初の快挙を達成した。
次走は明言されなかったが、春の大舞台が視野に入ってくるはず。才能豊かなアドマイヤマーズ産駒の登場で、クラシック戦線がさらに面白くなってきた。(板津雄志)
■エンブロイダリー 父アドマイヤマーズ、母ロッテンマイヤー、母の父クロフネ。鹿毛の牝3歳。美浦・森一誠厩舎所属。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬。戦績5戦3勝。重賞は初勝利。クイーンCはクリストフ・ルメール騎手が06年コイウタ、16年メジャーエンブレム、17年アドマイヤミヤビに次いで4勝目、森一誠調教師は初勝利。

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昨日、飲み会の前に見たクーンカップはエンブロイダリーの完勝でした。

1番人気に推されたキズナ産駒のマディソンガールは、(やや出負け気味だったことを差し引いても)全くイイところを見せられずに6着…。1戦1勝でリバティアイランドの妹となれば、ある程度以上の人気になるのは致し方ないでしょうが、こういう『経験の浅い無敗の人気馬』ってのは、正直、馬券的には買いにくいはずなんですけどね(^^ゞ

また、アルテミスS・3着、阪神JF・4着で2番人気に推されたショウナンザナドゥも9着に敗退。この時期の3歳牝馬は一戦ごとにパフォーマンスが変わるところがあり、結果、横の比較が難しくなりますが、それだけに1分32秒2で2着に2馬身半差をつけたエンブロイダリーのパフォーマンスは強烈な印象を残しました。

そうですねぇ、同じマイル戦でも東京と阪神では違ったレースになりますし、桜花賞で昨日と同じカタチが作れるとは限りませんが、もしもスンナリ先行できるようならエンブロイダリーもなかなか面白い存在かなと…。

うーむ。。今年の桜花賞は『出てくれば面白い』馬が多く、意外に混戦になるかもしれないなぁ(^^;)

 

**2025/2/15東京11R クイーンカップ(G3/芝1600m)・良**

デイリー杯クイーンC【2025年2月15日東京11R】:競馬ラボ

 

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[エルフィンS(L)]経験豊富ヴーレヴー、2勝馬の意地!

2025-02-10 16:15:37 | JRA G1・重賞戦線

【エルフィンS】ヴーレヴーが2番手から押し切り3勝目!:サンスポZBAT!
2月10日京都10R エルフィンステークス(リステッド、3歳オープン、牝馬、芝・外1600m)は、浜中俊騎手の4番人気ヴーレヴー(栗東・武幸四郎厩舎)が2番手から押し切り3勝目。1番人気のダノンフェアレディはスタート後に外によれる若さを見せて後方2番手追走から、直線で脚を伸ばしたが5着までだった。タイムは1分35秒3(良)。
3/4馬身差の2着には3番手追走のグローリーリンク(2番人気)、さらに3馬身半差遅れた3着に逃げたラージギャラリー(5番人気)が入り、前残りの決着となった。
ヴーレヴーは、父サトノクラウン、母アルギュロス、母の父マンハッタンカフェという血統。戦績は6戦3勝。

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今年のエルフィンステークスを勝ったのは、出走9頭中唯一の2勝馬ヴーレヴーでした。

ヴーレヴーは昨年の6月函館で勝ち上がり、前々走、10月京都のりんどう賞で2勝目、前走ではファンタジーS(G3/芝1400m)に挑戦してダンツエランから0.1秒差の4着でしたから、結果的には実績上位馬の順当勝ちだったかもしれません。

ただ、この時期の牝馬路線の人気はどうしても『数を使っている2勝馬より無敗の1勝馬』という傾向が強く、このレースでも1、2番人気はダノンフェアレディ、グローリーリンクという1戦1勝のキズナ産駒でした。

このあたりの比較は常に難しい話になりますが、オイシイ馬券を取るという観点で言えば一般的な傾向の逆、つまり、経験の浅い無敗の人気馬より経験豊富な馬を狙う…という作戦もアリなんじゃないかと思います。。まあ、結局のところ無敗馬がすごく強かった!みたいなケースもあるので狙ってやるのは難しいんですけれど(^^;)

馬券の話はさて置いて、1番人気に推されたダノンフェアレディはスタート後に大きく外によれる不利。その後も力を出せなかった印象で、経験の浅さがもろに出てしまったように思います。結果が出てから言うのも何ですが、気性面で少し難しいところがあるのかもしれません。(素質は高いと思いますし、まだまだこれからでしょう)

桜花賞に向けてという意味では、これはどうなんでしょうねぇ…

ヴーレヴーの血統を見ると父サトノクラウンで母父がマンハッタンカフェ、母系はSilver Hawk、Niniski、Tylantですから、ズバッと桜花賞を勝つイメージではないものの、グダグダの混戦になった時しぶとく3着に…みたいなことはあり得るかもです(^^ゞ

 

**2025/2/10京都10R エルフィンステークス(L/芝1600m)・良**

エルフィンステークス【2025年2月10日京都10R】:競馬ラボ

 

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[きさらぎ賞(G3)]サトノシャイニング豪快な初重賞勝ち!

2025-02-09 16:46:54 | JRA G1・重賞戦線

【きさらぎ賞】サトノシャイニングが大外一閃!初タイトル獲得で堂々クラシックの舞台へ:サンスポZBAT!
第65回きさらぎ賞(3歳オープン、G3、馬齢、芝・外1800m)は、西村淳也騎手との新コンビで挑んだサトノシャイニング(牡、栗東・杉山晴紀厩舎)が道中は中団で脚をためて勝負どころの3、4コーナーで進出すると、直線で大外から抜け出して圧勝。デビュー2連勝を狙った前走の東京スポーツ杯2歳Sではのちの最優秀2歳牡馬・クロワデュノールの2着に敗れたが、2度目の重賞挑戦で順当に初タイトルを獲得し、クラシック戦線に向けて一歩前進した。タイムは1分47秒0(稍重)。
3馬身差の2着は好位から懸命に脚を伸ばしたリンクスティップ(3番人気)、さらにクビ差の3着には中団から追い上げたランスオブカオス(4番人気)が入った。人気の一角に支持されていたショウヘイ(2番人気)は、好位から伸び切れず4着に敗れた。
サトノシャイニングは、父キズナ、母スウィーティーガール、母の父Star Dabblerという血統。北海道日高町・下河辺牧場の生産馬。通算成績は3戦2勝。管理する杉山晴紀調教師、騎乗した西村淳也騎手ともに、きさらぎ賞は初勝利となった。

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いやぁ、やっぱりサトノシャイニングも強いですねぇ…。3ヶ月前の前走、東スポ杯では後にホープフルSを勝つクロワデュノールに0.1秒負けていますが、あの時は逃げて目標にされるカタチでしたから、中団から外を回して豪快に差し切った今日の内容は、『勝負付けはまだ済んでいない』というアピールになったと思います。

スローだった東スポ杯と違って前が流れたこと(1000m通過58.7秒)を差し引いても、朝日杯FS3着のランスオブカオスなどがいるメンバーの中、直線だけで5頭を交わし、さらに3馬身千切っての完勝劇はさすがと言って良いでしょう。

逆に、1勝馬ながら2番人気に推されたショウヘイにとっては、少しほろ苦い現実を見せられた感じでしょうか。もちろん素質がある馬なので、今後の巻き返しは充分考えられますが、直線で全く伸びる素振りがなかったところを見ると、現時点では同世代の一線級とは明らかに差がある印象です。(当たり前と言ってしまえばそうですけれど)

しかし、本当に最近のキズナ産駒は走りますねぇ…。

種付料がグングンと上がったあとの産駒が結果を出す。言い方を変えれば、繁殖牝馬の質が上がればこれぐらいは普通にやれる種牡馬だ…ということかもしれませんが、ダービー馬の血が父系で受け継がれていくのはイイことですし、父キズナの種牡馬が活躍する日がくるのもそう遠くないかもしれません。(バスラットレオンもトルコで頑張って!)

 

**2025/2/9京都11R きさらぎ賞(G3/芝1800m)・稍重**

きさらぎ賞【2025年2月9日京都11R】:競馬ラボ

 

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